さらば宇宙戦艦ヤマト2203 ~愛の戦士たち~   作:往復ミサイル

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老兵、発つ

 

 非番の時間が訪れるや、身体中の血液が水銀に置き換えられたかのように、身体がどっと重くなるような錯覚を覚える。

 

 きっとそれが、心のスイッチが切り替わる瞬間なのだろう―――艦長として、艦隊司令としての自分と、北野誠也という素の自分が入れ替わる瞬間なのだろうと北野は考えている。

 

 艦長室の席に腰を下ろす前に、ミネラルウォーターのボトルを開けた。透明なコップに並々とそれを注ぐや、机の上にある写真立ての前にそっと水の入ったコップを置く。

 

 椅子に腰を下ろし、重々しい溜息をついた。

 

「……寂しいものだな」

 

 写真立てに収まっているのは、昔の自分たちの写真だ。

 

 士官学校時代の自分と速河、そして第十一番惑星で土方指令を庇い戦死した如月艦長の3人。

 

 破天荒で粗い性格だった速河と、冷静沈着でいつも理論武装を欠かさない合理性の塊の北野、そして何かと正反対であるが故に衝突しがちだった2人の仲を取り持つ如月の3人組は、なんだかんだで上手く行っていた。

 

 士官学校時代は、それはもう毎日の教練で血反吐を吐く思いをしたものだが、しかし同時に充実した時間だったと今でも思う。

 

 訓練用の魚雷艇を飛ばす実戦形式での演習の際、速河の操縦ミス(速河は『北野の判断ミス』と今でも主張している)でデブリに船体が接触し擱座、航行不能となってしまい、3人は連帯責任で”キリシマ艦内をパンツ一丁で5周”というとんでもない罰則を喰らう事となった。

 

 今となっては良い笑い話である。といっても、今でも飲み会の席で山南やエンケラドゥス守備隊の尾崎に当時の話を蒸し返され、顔から火を吹く思いを今でもしているのだが。

 

 そんな苦楽を共にした仲間だったからこそ、卒業しそれぞれの配属先へと向かうまでの結束は強かったし、地獄のガミラス戦役を3人とも生き延びたと知った時はこれ以上ないほど安堵した。

 

 今でも覚えている。半身を機械化した北野と、左足を失い精神を病んでしまった速河の現状を知った如月が、涙を流しながら悔やんでいた姿を。

 

 そんな優しかった彼も、もうこの世の人間ではなくなってしまった。

 

「如月……防大14期生も、とうとう俺と速河だけになっちまったよ」

 

 コーヒーを淹れ、マグカップを小さく掲げてから口へと運ぶ北野。口の中に広がる苦味がまるで今の胸中を映し出しているかのように思え、やがてそれは口では何とも表現しがたい、更なる重苦しい苦味へと変容していった。

 

 もう北野の同期は、これで速河だけになってしまった。

 

 多くがガミラス戦役で帰らぬ人となった。数少ない同期たちもガミラスとの死闘を生き延びたものの、戦後に待ち受けていた戦死した上官の穴埋めに伴う二段飛びの昇進という環境の激変に適応する事が出来なかった。

 

 北野にしてもそうだ。一介の、宇宙巡洋艦の戦術長でしかなかった北野が、リハビリを終えて軍に復帰すると同時に艦長兼艦隊司令という重役を与えられたのである。しかも割り当てられた艦は地球復興の象徴として建造・増産が進んでいるアンドロメダ級13番艦『アルタイル』……。

 

 速河もアマテラスを与えられ艦隊司令に、そして如月も護衛艦『はつづき』を与えられ土方指令の護衛の任務に就いた。

 

 彼ら防大14期生がそうであったように、他の同期たちも一気に艦長に昇進するか、艦隊を与えられた。

 

 そしてその重責に耐え兼ね、1人、また1人と軍を去っていった。

 

 最後に残った14期生は速河と北野、如月の3人だけ。

 

 そしてその中の1人が、つい最近星になった。

 

 軍を去った他の同期たちを恨むつもりは、ない。

 

 実際に自分も同じ立場になって分かった事だ―――艦長や艦隊司令という役職は、これ以上ないほど大きな責任を伴うものである、と。

 

 一介の乗組員であれば、その両肩の重荷に耐え兼ね膝をついたっていい。

 

 ―――ただし、艦長だけはダメだ。

 

 いかなる時も堂々と立ち振る舞い、軍人としてのあるべき姿を乗組員たちに示さなければならない。仲間の死、家族の死、絶望的な現実に心を折られ取り乱す事など、艦長には許されない。

 

 だからこうやって、非番になった時間に自分の感情と向き合うようにしているのだ。

 

 そうでなければ、北野もその重責に押し潰されてしまいそうだから。

 

 亡き戦友との思い出を思い出す度に、瞳にじわりと熱い雫が浮かぶ。

 

 「参ったな」と北野は小声で声を震わせた。これまでの人生、特に宇宙防衛大学時代に涙は枯れるほど流したつもりだったというのに、彼の涙腺は未だに本来の機能を残していたらしい。

 

 こういった感情は、非番の間に何とか処理しなければならない。

 

 艦橋に上がり艦長席に腰を降ろせば、全員が艦長の背中に注目する。

 

 本来の自分の感情と向き合う時間というのは、思いのほか短いものだ。

 

 そんな彼の思考を、唐突に響き渡った警報が遮る。

 

 半ば反射的に席を立ち、軍帽を頭にかぶって艦長室を後にした。片足をやや引きずるようにしながら駆け足で艦の基幹エレベーターへと身体を滑り込ませ、アルタイルの艦橋へと向かう。

 

 既に心のスイッチは切り替えた―――今の彼は先ほどまでの戦友の死に心を痛めていた北野誠也ではなく、宇宙戦艦アルタイル艦長としての北野誠也である。

 

 エレベーターを出て艦長席に向かうや「状況!」と鋭く声を飛ばす北野。

 

 それにいち早く、アルタイルのAIが応じた。

 

《第十一番惑星沖に無数のワープアウト反応。総数250を突破》

 

「艦種識別、ガトランティス!」

 

 250隻のガトランティス艦隊―――想定外の戦力に、北野の背筋に一瞬だけ冷たいものが走る。

 

 第十一番惑星が一番最初に攻撃を受けてからというもの、ガトランティスは執拗にこの星を狙っている。ここを占領し地球侵攻の橋頭保とする事が目的なのだろうが、しかしよくこれほどの数の戦力を短時間で揃えられるものである。

 

 太陽系外縁部での小競り合いでも、ガトランティスは相当な数の戦力を失っている。それを考慮してもこれなのだから、ガトランティスの全戦力は想定以上の規模と見積もって然るべきであろう。

 

 願わくば、地球という安全圏にいる軍の上層部がこの現実を正しく認識している事を祈るのみだ。

 

 ちらり、と視線を第十一番惑星へと向けた。

 

 既にガミラスの人工太陽は機能を完全に停止し沈黙しており、今となっては表面を僅かに翡翠色に燻らせた鋼鉄の塊に過ぎない。

 

 太陽としての機能を停止してしまった以上、第十一番惑星はもう人の住める星ではなくなった。徹底的に破壊された居住地と基地、それから岩と氷だけが支配するただの惑星である。

 

 きっと速河の事だから、『こんな岩と氷しかない惑星を守って何になる』と悪態をついている事だろう。同期の心情を遠く離れた暗黒の海原から見抜きつつ、しかし今ばかりは彼の意見に賛同したいという自分の心に北野自身も少し驚いていた。

 

 確かにそうだ。基地の機能も使い物にならず、人が住める環境でもない。氷と岩しかない星を命懸けで守って何になるというのか。

 

 感情的な部分がそう声高に叫ぶ一方で、しかし理性はしっかりとそれを否定していた。

 

 地球の領有権を示す事に意味がある―――ここで譲歩すれば敵は増長する。それどころか、ここを足掛かりに地球への攻勢を更に強めるだろう。だからここで敵を徹底的に叩き、地球侵攻の意思を挫く事に大きな意味がある。

 

 ここでの戦いの勝利は、明日の地球の安寧なのだから。

 

「全艦戦闘配置! 装甲の厚い戦艦を前に出せ! 水雷戦隊は後方に待機しつつ突撃のタイミングを待て。それから左右への索敵も怠るな!」

 

「了解!」

 

「地球司令部、及びその他の艦隊に緊急通信! 【第十一番惑星沖ニテ夥シイ数ノ敵艦見ユ、救援ヲ請ウ】とな」

 

 北野の指揮下には、合計で41隻の艦がある。

 

 旗艦アルタイルを筆頭に、アスカ級24隻を中核とした防御重視の艦隊―――しかし敵はその5倍にも達する大艦隊だ。そう簡単に北野艦隊が負ける事は無いだろうが、しかし如何せん戦力差があり過ぎる。

 

 友軍が到着するまで持ちこたえられるのか。

 

 そうでなければ、亡き戦友の後を追う事となるだろう。

 

「全艦、主砲照準を旗艦諸元に合わせ!」

 

「照準連動ヨシ!」

 

「撃てぇッ!!」

 

 40.6㎝3連装ショックカノン砲塔から、蒼い閃光が迸った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第十一番惑星沖に250隻からなる大艦隊が現れた、という知らせはすぐに地球の防衛軍司令部へと伝えられた。

 

 総勢250隻―――ヤマト艦隊が撃退した侵攻艦隊ですら100隻程度である。あの大敗北から僅か1ヵ月にも至らぬ短期間で倍以上の艦隊をかき集め、再侵略に乗り出すなど、いったいどれだけの防衛軍高官が見抜いていただろうか。

 

(予想外だな……これほど早く侵略に乗り出すとは)

 

 他の戦線から戦力を抽出してきたか……あるいは”これだけの数を建造し揃えたか”。

 

 いずれにせよ、第十一番惑星沖に布陣している北野艦隊では戦力不足である。100隻程度の艦隊が相手であれば波動砲の全力投入でその数的不利は覆せるが、連発できるものでもないし、そもそも北野艦隊は波動防壁弾と波動共鳴装置の集中投入による艦隊・拠点防衛に特化した艦隊だ。拡散波動砲が使用可能なドレッドノート級は僅か6隻しか含まれていない。

 

「ムキになって本気を出してきたか……とにかく北野が危ない」

 

 山南の執務室で振舞われた紅茶を片手に、安田が山南と全く同じ懸念を口にした。

 

「速河を出そう」

 

「アイツは今どこに」

 

「北海道の実家に」

 

「呼び戻せ。それと尾崎にも連絡を」

 

「待ってくれ山南。エンケラドゥス守備隊からも戦力を抽出するのか?」

 

「そうするしかあるまい」

 

 頭を掻き、山南は眉間に皺を寄せながら言った。

 

 現在、第十一番惑星の守りは北野艦隊と速河艦隊、この二個艦隊で賄っている。

 

 しかし今、速河艦隊は何度目かも分からぬガトランティス艦隊の侵攻を退けて地球へと帰還、艦隊は時間断層工廠で整備を受けている状態だ。すぐ出撃をかけるにしても、どうしても即応態勢にある艦隊と比較すると時間がかかってしまう。

 

 それと比べて土星の衛星エンケラドゥスを守る守備隊は、辛うじて定数一杯の三個艦隊でローテーションを組んでいる。熟練の尾崎指令を筆頭に、若手の”直江指令”と”新城指令”の3つの艦隊がそれぞれ配置、補給整備、即応体制の3つの状態をそれぞれローテーションしている状態だ。

 

 そして今、尾崎艦隊が即応態勢で待機中だ。

 

 土星沖、特に資源が豊富なエンケラドゥスは地球の要衝である。故にその守りは極めて手厚く、戦力にも余裕があるのだ。

 

「”アクエリアス”の尾崎指令に緊急出撃を命じる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 尾崎徹太郎という艦隊司令にとって、これほどまでに畑違いの人事は無いだろう。

 

 山南や安田の同期であり、内惑星戦争からガミラス戦役までを経験してきた、数少ないベテランの艦隊司令。攻め時と引き際を弁え、決して博打に打って出ず、敵の隙を見つけ出しそこを一気に突き崩す術に長けた尾崎は、宇宙防衛大学で教鞭を執った事もある(教え子の中には北野や速河、如月もいた)。

 

 曰く『攻勢の要は火力の一点集中による突破口形成、そしてその衝撃力を維持すること』。その教えは今日の速河が得意とする突撃戦術の基礎となっており、尾崎もまた砲術畑を歩んできた大砲屋である。

 

 それが、なぜ。

 

 軍から与えられた自分の艦、その第一艦橋に上がってくる度に、尾崎は”エンケラドゥス守備隊指令”という重役と共にこの艦をあてがった防衛軍司令部に愚痴をこぼしたくなる。

 

《出撃準備 イツデモ行ケマス》

 

 ぐるん、と頭だけをこちらに旋回させて報告するアナライザーに向かって頷くや、尾崎は小さくため息をついた。

 

 彼に与えられたのは、アンドロメダ級の派生艦『アクエリアス級戦艦』、その二番艦『アクエリアス』だった。

 

 本来は一番艦がアクエリアスであり、二番艦は『アリエス』の名で就役する予定だったが、急遽一番艦を探査船に設計変更、『ラボラトリー・アクエリアス』としてアケーリアス文明の調査に送り出したため名を二番艦が受け継いだ……という複雑な事情があるのだ。

 

 それだけならば、まだよい。

 

 そういう数奇な運命を辿った艦というのは決して珍しいものではない。

 

 問題は、なにゆえ砲術畑出身の尾崎をこの艦の艦長に据えたのか―――その一点に尽きる。

 

 アクエリアスはアンドロメダ級のような純然たる戦闘艦ではない。

 

 艦橋の中にいる人間のクルーは尾崎を含め僅か3名。艦長の尾崎と副長、それからAI管理責任者の3名だけであり、他のクルーの座席には装置と接続されたカラフルなアナライザーたちが収まるや、ピコピコと電子音を発しながら淡々と報告してくる。

 

 元々、アクエリアス級は無人艦隊を統括管理する【中枢コマンド艦】として建造された艦だ。

 

 中型無人艦隊コマンド艦『グラディエイター級』を中継し、1隻のグラディエイター級につき30隻の『エイジャックス級』小型無人戦闘艦を制御、それらを統括する最上位コマンド艦―――それがアクエリアス級である。

 

 慢性的な人材不足にあえぐ地球防衛軍が、人材不足解消のためにと形にした無人艦隊。その先駈けとなる代物だ。

 

 無人艦を戦わせるための制御艦という事もあり、乗員はアンドロメダ級以上に省人化が図られている。全長444m級の戦艦でありながら人間の乗員は僅か35名。火器の運用はAIが、ダメコンはアナライザーやドローンが行うという思い切った設計である。

 

 本来であれば、こういった特殊な艦は専門の教育を受けた者が艦長となるべきだ。

 

 しかし―――なぜそれが、砲術畑出身の尾崎に回ってきたのか。

 

 理由は単純明快、”彼以外に任せられる人材がいない”からである。

 

 『ベテランで経験を積んでいる尾崎指令ならば大丈夫』という司令部の本心が見え隠れする度に、尾崎指令の口からはいつも溜息がこぼれるのだ。

 

《司令部ヨリ出撃許可、司令部ヨリ出撃許可》

 

「了解、これより出撃する。大気圏離脱後、衛星軌道上で無人艦隊と合流。そのまま連動ワープで第十一番惑星を目指す」

 

《了解、了解》

 

 溜息をつき、頭を掻いた。

 

 無人艦隊、初の実戦である―――教科書にも載るであろう一戦だけに、失敗は許されない。

 

 老兵の眼光は、されどより一層鋭さを増していた。

 

 

 

 

 

 のちに『第十一番惑星沖海戦』と呼ばれる、土星沖海戦に次ぐ大規模海戦の幕が上がろうとしていた。

 

 

 





 アクエリアス級無人艦隊中枢コマンド艦

武装
・40.6㎝3連装ショックカノン砲塔×3
・艦首魚雷発射管×4(艦首)
・艦尾速射魚雷発射管×6(艦尾下部)
・重力子スプレッド×4
・対艦グレネード発射機×4(船体側面)
・4連装陽電子艦橋砲×1
・艦橋後部大型魚雷発射管×8(艦橋後部支柱部)
・拡散パルスレーザー砲×2(艦橋側面)
・隠匿式拡散パルスレーザー砲×16
・個艦防衛ドローンシステム×32
・連装波動砲

同型艦
 1番艦 ラボラトリー・アクエリアス
 2番艦 アクエリアス
 3番艦 アリエス(建造中)
 4番艦 アイギス(建造中)

 全長444mの戦闘艦。アンドロメダ級をベースにしつつ、無人艦隊の統合運用を主眼に置いた『中枢コマンド艦』として誕生した。慢性的な人材不足を解消すべく防衛軍は無人艦隊の実用化に向け日夜研究開発を続けており、これはそれに対する回答の1つとされている。
 無人艦隊中継コマンド艦『グラディエイター級』を中継、それぞれのグラディエイター級の指揮下に30隻の『エイジャックス級』無人小型戦闘艦を配置する事で、少人数のクルーのみで大艦隊を指揮する事を可能とする。アクエリアスはその中枢、最上位のコマンド艦である。
 無人艦隊制御機能は艦橋に集約されており、それに伴いアンドロメダ級の艦橋では設備が収まりきらない事から、当初【ヤマト級5番艦”銀河”】として建造を計画されていた艦の設計案を拝借、銀河のものとして計画されていた艦橋を搭載しシステムを組み込んだ。特徴的なグラスドーム部の内部では無数のアナライザーたちが並列稼働、大量の情報処理及び命令伝達を行っている。
 システムが極めて高価であるためにコストはアンドロメダ級の4.5倍と膨れ上がったが、防衛軍は艦隊の省人化を推し進めるための投資として4番艦までの建造を承認している。

 設計、建造を担当したハヤカワ・インダストリーによると『将来的にはより高性能な艦隊制御AI”デザリアム”の搭載を視野に入れている』との事。
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