「というか俺の人生イカれてんなぁ」
『設定上の古龍に何回もあってんのは流石に笑えるなwww』
森の中を刀禍と俺は話しながら歩いていた。
『そういや、刀禍の持っている武器の多さはなんなんだ?あと記憶が正しけりゃ狩り場に持っていっていい武器は一つだけだとは思うが…』
「これは俺が最後に出会った古龍と関係してるんだよ。なんか史上初のモンスターだから持っていけって」
『なんだったんだ?』
「たぶん「キャー!」だな」
そんな話をしていると誰かの叫び声が聞こえてきた。
俺は走ってその方向に向かう。森から抜けた先には、マスターハンドが手を握っていた。
『離しやがれ!!』
俺は走ってきた勢いをそのままにタックルをかまし、捕らえられていた奴を救出する。
「さっさと死んでくれ」
後ろからそんな声が聞こえたと思うと、刀禍が蒼い炎を手に持ちながらつっこんできた。刀禍はそのままそれをマスターハンドに取りつけ、手をまわす。不思議なことに、
「チェックメイト」
その言葉が俺の耳に届いた頃には、マスターハンドは爆発していた。どうやら手に持っていたのは爆弾だったようだ。
『終わりか?』
「やったんじゃね?」
そのままマスターハンドは消え去ったが、それにつられていくつかのマスターハンドがぞろぞろとでてきた。
「チッ、厄介な奴らが…おい、さっさとそいつ連れて逃げろ。邪魔だ」
『お前はどうする気だよ!!』
「そりゃ
『刀禍を置いていけるかよ!』
「うるっせぇ。そこの土管から逃げろ。後で追う。どーせ此処がスマブラならマリオと同じ方式のはずだ。なんせスマブラはクロスオーバーの宝庫なんだからな!」
『……後でな!!』
そういいながら俺は目の前にある土管に捕らえられていた奴(おそらくは女)を抱え込むと、そのまま俺は土管の中に体をねじこむ。すぐになんとも言えない感触がし、どこかに連れてかれた。
土管の中は、冷たく、硬かった。
刀禍side
あぁ、また、この状況、
「一応オマエラ?に聞いとく。俺を逃がしてくれるか?あぁ、これに答えなくても構わねぇ。どうせ返答は…」
喋っている最中、俺を掴もうとしてくる敵を全て薙ぐ。なるほど、俺を確保するまで止まらないと。なら上等。
「
俺は抜刀した操虫棍で空中に飛び跳ね、穿ち突きを放つ。さらにそのまま反転し、後ろからのこぶしを棍で弾く。痺れて硬直しているマスターハンドに急襲突きを使い、地面にマスターハンドを固定する。段々と黒いシミがマスターハンドから出てきており、周りを染めていた。
そして着地してきたところにレーザーが飛ぶ。ギリギリのところで避け、その勢いのまま大剣を地面に擦りつけながら走って切り上げを出してきたマスターハンドに当てる。怯んだので、叩き斬る。
「うらぁ!」
そのまま強溜め切りをぶち当てる。そしてさらにそのまま大剣を押し込む。
切り終わって一息つく暇もなく、今度は爆弾が落ちてくる。冷静に全て撃ち抜き、マスターハンドがそれによって起きた爆発で力を失い落下する。落ちてきそうな場所にチャアクの剣をぶち当てる。ちょうど当たり、剣に瓶が蓄積する。斧に補充しつつ、後ろから突進してくる手を切り払う。避ける暇もなく、そのまま手は地を這いつくばる。俺はその隙を逃さず、さらに瓶を蓄積させ、盾強化する。そのまま変形斬りをし、斧で開放斬りをする。やっぱしこいつが一番継戦能力に長けてるんだよな…
開放斬りループを終えた後、周囲には無事なマスターハンドはいなかった。もはや虫の息程もないぐらい満身創痍なマスターハンド達に言い放つ。
「一応冥土の土産に教えてやるよ。俺は『厄災』の戦士……極めて殺す、刀禍」
そういいながら全部の手の急所に弾丸を撃ち放った。予想通り、全てのマスターハンドは消え去った。
「さて、こっからどうすっかな…」
俺はそう一人ごちる。ドンキーのところに行ってもいいのだが、あまり集中したくない。なぜならキーラは、かなり狡猾かつ慎重な奴だ。基本的には自身を守る為に部下を動かす気がする。だからもしドンキーの方とこちら側に結界を貼られて、こちら側に部下を置かれたら打つすべがなくなるんだよな。
ふふっ、そうだよ。バラバラに動いて。
正直各個撃破される可能性は大きいが、詰むよりかマシだからな。おそらくカービィはいるはずだから、そっちに合流しようか…
いや、駄目だな。そもそもドンキーが生き残ったことによってカービィが光に呑み込まれた可能性もある。
そう考えると無闇に動いて、合流するようなことは危険だ。しかしながら、動かないほうがもっと危険だ。キースは間違いなく潰しにくる。それも俺が抵抗できない睡眠中に。だったら、一度どこか安全な場所に行ったほうが良いな。
私のところに来て?あっちの、街にいるからさ。
ちょうどよく、目の前に廃墟っぽい街があるんだしな。そう思い、俺はそちらに歩を進めることにした。っと、その前に手紙を書いて、ドンキー達が入った土管に持っていたナイフと共に送り付けておく。そしてその後、近くにあった木を倒して塞いでおく。そうしてから俺は目的地にいった。
途中崖から森が見えたが、禍々しいので、いかない。
俺は走ってその場所にたどり着いた。
目の前の街は、人の気配がないようなぐらいひっそりとしていた。念のため俺は呼びかけてみる。
「お~い!誰かいるか?」
「はーい!
いや誰かいたのかよ!!その声は俺が元いた世界で聞いていた声にとても似ていた。もしかしたら俺の知っている人かもしれん。とはいえ、すぐいかなければもし大変な状況だったらやばい。俺は慌てず、しかし小走りになってその方向に向かった。