灯火の双星   作:白井あおい

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無論!ドンキーコング書きたい!!でも無理…くそ傭兵だったりで色々書かなきゃいけんのよ。


悪夢は再来にして

俺はとりあえずニュータウンを駆け回り、声の主を探した。その最中だった。

 

光がさらに輝きだし、弾けた。それしか言えないほどに閃光が目を焼いた。どう考えてもあの光球の仕業だ。

さて、となると五つの光…これ多分重要な奴だな。ゲーム風に解釈するなら…中ボスか。問題は強化されてるのかどうか…いや、絶対強化だな。おそらくモンハン界ならメインの空の王者だろうし、その場合は糞ゲー化待ったなし。問題は何処に出現するかだ。ゲームならどこかに出現するかぐらいなら決まってるだろうが…でもバラバラに散らさないといけない。ならもっと厄介な奴らを出してくるはずだ。う〜ん………わからん。

とりあえずやるか。

 

とりあえず、さっきの声の主の位置にたどり着いた。

 

「鬼が出るか蛇が出るか…」

 

「出るのは忍者で御座る」

 

そう言いながら苦無が放たれる。しっかり痺れ薬を塗ってるあたりそこらへんは大丈夫だな。

 

「とりあえず風月はもう少し苦無を回避しにくいよう散らすことを意識した方がいいな。それと痺れ薬はあと2グラム少なくしないと後遺症が残る。拷問するのが今回は目的ではないんだろうから注意すること」

 

…とりあえず家の家政婦がここにいることにつっこみたい。冷静にこうやって殺し方を指導してる俺も俺だがな。

 

「!?…なんだ、刀禍殿で御座ったか。拙者がこのように攫ったのは…」

 

そのまますーっと出てきたのはやはり家の家政婦、風月。白い艶やかな髪、それと謎に露出が多い忍び装束。間違いない。

 

「違う。俺も巻き込まれた側。俺をなんだと思ってんだ」

 

「完璧なハンター殿」

 

「黙れ暗殺狙いの家政婦」

 

「今更で御座るが…なぜ拙者をこのまま雇ってるのか不思議で御座るよ…」

 

「しょうがない。お前このまま雇用してないと野垂れ死ぬだろ」

 

「と、刀禍殿〜…」

 

泣きつかれた。おいなんで苦無そのまま持ってんだよこいつ。そのまま殺す気か?

 

「とりあえず暗器をしまえ?あと感謝してるなら暗殺しようとするな」

 

「不可抗力で御座るよ。どっちみち拙者は殺しにかからなきゃいけない所存故」

 

「ここで殺し合うよりかはあっちにいるクソガキ殺したほうが建設的だな。ついてこい」

 

俺は声のもとに行く前にちらりと見たクソガキのもとに行くことを提案する。氷山のクソガキ…氷?

今のところ情報は無いしな。使えるものは最大限使おう。

 

「拙者に拒否権を」

 

「ボーナス増やしてやるよ」

「お供するで御座る!」

 

この惰性婦、今度から基本給減らしてやろうかね?

 


 

「なぁ、刀禍殿。拙者寒いのは苦手なのでござるが」

 

「いや、知らねぇよ。ホットドリンク飲め」

 

「クーラードリンクしかないで御座る!」

 

「なんでだよ!そんぐらい持って来いや…ほい」

 

そもそもドリンクを持ってんのがおかしいから文句は無いがな。

 

「…いいのでござるか?」

 

「バルク装備としては問題ねぇよ」

 

そもそも論今から殺し合いをするよりかは説得の聞く相手の可能性を考えないといけない。地獄の登山なら…な?

 

普通、氷山には氷柱が下から昇りあがることはない。となると…

 

「刀禍殿、できれば遮蔽物として残して欲しいので御座るが…」

 

「うーん…風月、今から抱えて登山するぞ」

「は?…って…!!!」

 

俺は風月をお手玉しながら氷山の人がいるところまで上がった。

 

「よう、クソガキ。どんな御用でそこにつったってん…ってなに攻撃してんだよ。俺は紙よりも脆い耐久だぞ」

 

俺はお手玉をやめ、打ってきた波動を叩き斬る。陰陽玉…てことは中国系統の敵か。

 

「…うるさい。ノルカ…ノルカ…どこ?」

 

…ノルカ?誰だそれ。わかんないし殺すか。

 

「さようならっと」

 

俺は虫を操り、脳天ごとぶち抜いた。

あーあ、血が出ないなら仙人に近い厄災あたりかな?考えられんのは張角とかのあたりだが…でも描写に氷は関係してなかったよな…

となると何処かのゲームからか。ノルカがこいつの双子…みたいなんかね。

 

「じゃあ消えるか」

 

「お待ち下され刀禍殿。この面妖仙人、死んでおりませぬ」

 

「東方の布都と同じ感じか…てなると」

 

「いえ此奴、おそらく他の仙人への縛り付けで御座る。おそらくノルカとかいう仙人に縛り付けてるので御座ります」

 

「ノルカ…ノルカノルカノルカノルカノルカノルカノルカノルカ!」

 

「うるせえ」

 

俺はヘッドショットを決める。不格好なダンスを踊ったクソガキを尻目に、どうするかを思案する。

 

「さて、どうする?風月」

 

「むむむ…あの下の原生林の先の銀色のでかい場所に行きたいで御座るな」

 

「近場?遠場?」

 

「遠場で御座る。あの〜…そろそろやめてあげたらどうで御座るか…」

 

「知らん。ノルカを見つけるのがめんどいから殺し続けてた」

 

「了解で御座る。撤退はどのように?」

 

「麓まで行ったら狼煙。問題ないなら青、あるなら赤。危険と判断したら都度ルートを変えろ。基本変えるときは紫」

 

「御意」

 

そういうと雪景色の舞う中、風月は一瞬で駆けていった。頼むからなぜ撒菱を撒き散らすな。俺を殺す気か。

 

「ノルカ…ノルカノルカノルカノルカノルカノルカノルカノルカノルカ…ノルカノルカノルカ……ノルカ…」

 

「いい加減ブラコン野郎は卒業したらどうだい?」

 

別にバルクで貫いてもいいんだけどな。それで追尾されたら元も子もないし何より…

 

 

 

もうそろそろ動けなくできる。

 

「ノルカ…?」

 

急にクソガキの動きが止まる。まぁ、当然か。

矢に鎖、それを周囲に射って拘束したからな。さて、最後に閃光使って消すか。

 

 

「バルス!」

 

弓を背中に横かつぎ状態にし、飛行状態にする。

青い煙が見えたのを確認し、俺はそこに向かって落ちるのだった。

だからなんで撒菱あるの?




風月解説!
風月
御座る+拙者+くノ一の筆者の性癖っぽそうな組み合わせ。白髮の家政婦の時点で色々やばいけど、もっとやばいのはこいつ暗殺者。あとついでに人殺そうとしてる。ヤバい。
これ以上は明かせない…
あと今回のクソガキヒント
クソガキ 陰陽玉 氷 氷柱 仙人 ノルカ 双子 三国志
一体何処の妖怪三国志から来たんだ…
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