IS ―Another Trial―   作:斎藤 一樹

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2019/02/10 スペース表示のミスを修正
2019/07/11 脱字1ヶ所修正


30.単眼の巨人(キュクロプス)

 

 スモークとは異なり、砂埃は晴れるのが早い。故に行動は迅速に行わなければならなかった。

 

 急降下の最中に雪片の場所を確認しておいたので、雪片の回収はスムーズに出来た。だが、無茶な逆噴射はスラスターに多少なりとも負荷がかかったらしい。空間投影式ディスプレイにオーバーヒートを告げるウィンドウがポップし、アラートが鳴る。

 

 幸いにもそこまで酷い症状ではなかったので、緊急用

冷却材のカートリッジを1つ消費してオーバーヒートを解消する。

 

 この程度でオーバーヒートが起こるってのもおかしな話だとは思うが、どこか内部の設定をミスってるのかもしれない。この試合中は持ってくれると良いのだが。

 

「さーて、と。第2ラウンド開始と行こうか」

 

 両手で握り直した雪片を構え直し、砂埃から飛び出す用意をしていると、またアラートが鳴った。

 

 相手のラファールに搭載されているであろう火器は、セオリー通りなら全て実体弾の筈。事前に調べた彼女の戦闘スタイルも複数種類の実弾火器を使い分けて中距離を維持するものだった。

 

 俺の調べた情報がブラフで、今までの戦闘で光学装備を使って来なかったのがラファールには本来装備されていないビームランチャーを切り札とするため……というのも思い付かないではないが、その可能性は低いだろう。何せ光学兵器は実体兵器よりも容量を食う。様々な火器を使い分けるというティナのスタイルには合わない。

 

 そしてビームランチャーの拡散ビームによる面制圧攻撃を初めとした高火力のビーム攻撃が来ないならゴリ押せる。

 

「仕掛けるッ!」

 

 飛び出した直後、俺の左右を弾体が通過し、後方で爆発した。……バズーカか!?

 

 今まで煙幕代わりに隠れていた砂埃がバズーカの爆風で吹き散らされ、ティナと視線が重なる。彼女の右肩には案の定大型のバズーカが担がれていて、その砲口は当然ながら俺を狙っていた。

 

 地を這うように低空飛行でティナへと迫る。バズーカが発射される。加速して避ける。後方に着弾、後ろから来る爆発の衝撃はPICで誤魔化す。再びバズーカが発射される。弾道予測線の先は……俺の前方!

 

「……っらァ!」

 

 無理矢理に右へとロールして白式の軌道を変え、直撃を避ける。しかし爆発の衝撃からは逃れきれず、無理な回避と合わせて大きく姿勢を崩してしまった。

 

 そしてもちろんティナはそんな隙を見逃すような相手ではない。

 

「貰ったよ!」

 

 弾道予測線が示すのは直撃コース。バズーカから2発連射された弾体が俺へと迫る。

 

 こうなりゃ一か八かだ、ぶっつけ本番だがアレをやる!

 

「ところが……」

 

 まず雪片を軽く地面に突き立ててそれを支えに、ISのパワーアシスト機能を使い逆立ちするように身体を上下逆さに持ち上げる。そしてそのままPICを使って機体を上昇させつつ雪片を引き抜きながら、更に半回転分前転して上下を戻す。

 

 無茶苦茶なマニューバの結果、バズーカから放たれた弾は俺の足元をギリギリで通過していった。

 

 あっぶねぇ。

 

 元はと言えば弾とよくやってるアクションゲームのキャラクターの動きを参考に、真似出来ないか……あわよくば戦闘に活かせないものかと以前から考えていた動きの1つであり、考えてはいたもののアクロバティック過ぎて酔いそうなので実行を断念していたものでもある。

 

 いざやってみたら酔う以上にPICのマニュアル制御が思いの外に面倒臭かったが。

 

 そしてこの動きには派生技がある。それが、

 

「ぎっちょんっと!」

 

 上昇してからの浴びせ斬り。

 

「Damn!」

 

 俺の振り下ろした雪片を、ティナもブレードを呼び出して受け止める。

 

 だったら、

 

「崩させてもらう!」

 

 背部のウイングスラスターを点火、鍔迫り合いの形で拮抗している状況を崩しにかかる。

 

「やらせないよ……ッ!」

 

 右手に持ったままだったバズーカを投げ捨て、左手一本で保持していたブレードを両手で構え直すティナ。そのままこちらへと力を込めて押し込もうとしてくる。

 

 かかった。

 

「崩すと言った!」

 

 PICを使い、上から雪片で叩き斬るように力を加えていた状態から白式を少し後方へと動かしつつ、雪片も斜め後ろへと角度を変えてティナの力を後ろへと流す。

 

「おっと……!?」

 

 ティナはブレードを突き出す形で、空中でつんのめるように姿勢を崩した。

 

 ボディががら空きだぜ、ってな!

 

「獲った!」

 

 伸びきった腕の下に潜り込むように懐に飛び込み、その胴に零落白夜を展開した雪片を押し付けるようにして斬る。

 

「……ッまだだよ!」

 

 シールドエネルギーをごりごりと削るこちらの攻撃に対して、密着状態のティナが取った手は膝蹴りだった。

 

 こちらの首を狙う軌道でブレードを引き戻しつつ、回し蹴りの要領で膝を入れてくる。ブレードを振るってくる腕をこちらの左腕で押さえつつ、振るわれた左膝をこちらも右の膝をかち当てて受け止め、その勢いのまま後退して距離をとる。

 

 今の零落白夜の押し付けでかなり削れたはずなんだが。ティナはと言えば未だ不適な笑みを浮かべたままだ。ポーカーフェイスか、一発逆転の策でもあるのか。警戒するに越したことはないが、慎重になり過ぎてもこっちがジリ貧で負けるだけだ。

 

 距離を取ってからすぐに消したとは言え、先程の零落白夜で削れたのはこちらのシールドエネルギーも同じだ。元よりこの機体は短期決戦型。今回はスラスター等のエネルギー配分を調整したものの、長期戦向きでないことに変わりはない。

 

 じり、と構えたままお互い動かない。

 

 なら、そろそろカードを切ろう。

 

 切り札(ジョーカー)は持っていれば安心なお守りでは無い。切れる時に切らなければ意味が無いのだ。

 

 憧れたあの姿は、繰り返し飽きることなく見返したあの姿は、例え瞼を閉じようとも鮮明に思い浮かぶ程に焼き付いている。

 

 後は、それをなぞれば良い。

 

 行くぜ、千冬姉直伝!

 

「はぁッ!」

 

 瞬時加速(イグニッション・ブースト)!!

 

 背部のウイングスラスターが生み出した爆発的な加速により一瞬で距離を詰め、そのまま横をすれ違い様に零落白夜で撫で斬る。

 

「Oops! まだそんな隠し玉があったのね……でも!」

 

 斬り抜けてからPICで機体を急停止させて反転し、向き直る。今度は斜め下から斬り上げを放とうとするが、ティナが振り向き様にサブマシンガンを向けてきたので、慌てて雪片の軌道を変更させて射線を遮る。

 

 あの振り向き様の一瞬で、危うく綺麗なヘッドショットを決められるところだった。

 

 そして、危なかった……等と気を抜いてしまったのが運の尽きか。

 

 俺の視線を彼女の身体で遮るようにしてティナが左手で隠し持っていたのは、小振りなグレネードランチャーだった。

 

 そしてその砲口は今、俺へと向けられていて。

 

「……冗談だろ?」

 

 スローに感じる時間の中。

 

 つうと一筋、頬に嫌な汗が伝う。

 

 直後、俺は腹に衝撃を受けて吹き飛ばされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで終わり……って感じじゃなさそうね」

 

 ゆらりと銃口から白煙を立ち上らせるグレネードランチャーをゆっくりと下ろし、ティナは呟く。

 

 先程のグレネードランチャーの一撃は会心の一撃と言って差し支えの無いものであった、とティナ自身は感じている。しかし同時に、これで勝負が着くとは思えないとも感じていた。その証拠に未だ試合終了を告げるブザーは鳴っていない。

 

 左右のマニュピレーターに保持していたサブマシンガンとグレネードランチャーを量子空間に格納し、代わりに先程使用したライフル……51口径アサルトライフル〈レッドパレット〉を両手で構える。

 

 彼……織斑一夏はトリッキーな動きも織り混ぜながらこちらの攻撃を避け続け、あまつさえ隙を見つけては攻撃を仕掛けてくる。

 

 アレでISを起動させてから未だ半年も経っていないというのが恐ろしい。

 

 悪い冗談よね、と呟いきつつ構えたライフルの照準を織斑一夏に合わせる。そのままトリガーにかけた指に力を込め、

 

 熱源反応。

 

「ッ!?」

 

 それは半ば本能で身体が勝手に動いた結果だった。

 

 上空から高エネルギーの熱源反応が出現し、それを知らせるアラートが鳴り響くのとほぼ同時。ティナは全力で、自らの駆るラファールに後方へと跳ばせた。

 

 直後、アリーナの中心部に光の柱が突き立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目の前に光が降り注いだのは、吹き飛ばされた俺にティナがライフルの銃口を合わせた直後だった。瞬時加速(イグニッション・ブースト)で回避した後に再度間合いを詰めて反撃、と頭の中で算段を立てたところでふと視界の上端辺りに光が見え。

 

 直感に従って右斜め前に加速させる予定だったのを急遽変更し、アリーナ外壁に大体沿うように多少歪な螺旋状を描きながら白式を上昇させる。

 

 数秒の後に光が消えた頃には、アリーナ中央部の地面はガラス状になるまで赤熱化されていた。

 

 上空には右腕と一体化した巨大な砲口を此方に向け、単眼を怪しく光らせる……多少アンバランスながらも人型をした機体がこちらを睥睨していた。

 

 ……野郎、アリーナのシールドバリア抜きやがったな。何処のどいつか知らないが……いや、十中八九は刀奈姉が言っていた亡国機業(ファントム・タスク)と見て良いだろう。兎も角、あの火力は不味い。

 

「ティナ、無事かい? 怪我とか無い?」

 

 螺旋移動から直線移動へと切り替え、ティナの近くへと機体を寄せながら訊いておく。

 

「こっちは平気だよ。それよりアイツ……」

 

 上空の所属不明機(アンノウン)から視線を外さず警戒したまま、ティナが答える。

 

「ま、どう見ても楽しくお茶しに来た様には見えないよな……知り合い?」

 

「生憎と眼が1個しかない知り合いには心当たりがないかな」

 

 軽口を叩きながら、武器を構え直す。

 

『織斑、そちらはどうなってる!?』

 

 管制室から千冬姉の慌てた声が通信に乗って飛んで来た。

 

「正体不明の……どうも全身装甲(フルスキン)タイプと思われる機体がこっちに砲口向けてきてます。そちらでも確認してると思いますが、先ほど放たれたビーム火力はアリーナのシールドバリアを貫通して余りある程のようです。大至急で観客席の生徒達の避難を」

 

 なるべく落ち着いて要点を伝える。しかし、

 

『こちらで色々試しているが、アリーナのセキュリティにハッキングをかけられている。各部のドアが閉鎖されている為、現状では生徒の避難が行えない』

 

 マジかよ。

 

 千冬姉から返ってきた通信に思わず舌打ちが出そうになる。アリーナと観客席との間にはシールドバリアに加えて緊急用のシャッターが降りているが、あのビームの前ではどれほどの効果があるか定かではない。

 

 上空では件の所属不明機(アンノウン)が右腕をゆっくりと振り上げていた。前腕から砲身と一体化した右腕には砲身下部に沿うように大型のプレートが垂直に備え付けられており、先程の大出力のビームと合わせて考えれば放熱板を兼ねたヒートブレードの役割を担っているであろう事は想像に難くなかった。

 

「ッ散開!」

 

「Roger!」

 

 それぞれ左右に別れて回避運動を取ったところで、俺達の間を単眼の機体がブレードを振り下ろしつつ急降下していった。

 

 そしてズドンと大きな音を立てて2本の脚で着地した所属不明機(アンノウン)は、直立したままこちらをその眼でじっと観察している。

 

 何だ?

 

 何を狙っている?

 

 何が目的だ?

 

 素早く思考を走らせる。

 

 いや、目的を探る以前に問題がある。

 

 あの機体をアリーナ内へと降下させてしまった。アリーナにハッキングが行われて避難の目処が立たない以上、迂闊に動けばあの大出力ビームの流れ弾で観客席に被害が出る。

 

 仕掛けるなら上空から、となるか。

 

 コア・ネットワーク経由での通信で刀奈姉に連絡を取り、こちらに所属不明機が一機出現した旨を伝える。向こうも事態は把握していたようで、しかし別動隊等への警戒の為に校舎からは離れられないらしかった。生徒会室では虚さんがハッキングに対処しているらしいので、そちらの護衛としての役割もあるのだろう。

 

 それでも、アリーナ(こっち)の増援については別口でアテはある。

 

「と言うわけだ。援護よろしく」

 

『はいはい、任せなさいな。ピットに向かえば良いわね?』

 

「ああ。頼むぜ、幸運の女神サマ(ラッキーチャンス)

 

 おどけて言うと、通信の向こう側で呆れたように鈴はため息をついた。

 

「んじゃあ取り敢えず、まずは様子見ってことで1つ」

 

 援護頼むぜ、と傍らのティナに言い残して所属不明機に向かい急降下。エネルギー節約の為にビームを消した雪片を実体剣として振り下ろす。残りエネルギーは、これから未知の相手とやり合うには些か心許なかった。

 

 所属不明機はブレードを構えて応戦するのではないかと予想していたのだが、予想に反して今まで使用していなかった左腕部を重々しく持ち上げ、これまた前腕と一体化したガトリングガンをこちらへと向けた。

 

 また厄介なもん持ってんなお前は! 連射系実弾武装とか苦手なんだよ白式(こっち)は!

 

「こっちも忘れないでよね!」

 

 上空からティナのライフルによる牽制射撃が飛んでくる。そのお陰でガトリングガンの銃口が俺からティナの方へと向き直る。その隙を逃さず、素早く背後へと回り込んで雪片を振るうが。

 

 ぐりん、と腰が回り右腕部のブレード部分で雪片を受け止められてしまった。なんだこの可動。中にいるのが誰かは知らないが腰を痛めるぞ……。

 

 余計なお世話かもしれないけどさ。

 

「サンキューティナ、そのまま牽制頼む!」

 

 Wilco.と返答が来たのでそのまま近距離に張り付いて様々な角度から攻撃を試みる。その内数度、胴体部や脚部に浅くとは言え攻撃を当てる事が出来た。

 

 出来たのだが。

 

 当たってしまったのだ。装甲に、零落白夜を使ったわけでもない攻撃が。

 

「こいつ、まさか……?」

 

 全身装甲(フルスキン)の硬さに頼った、シールドバリアが無い特殊な機体?

 

 いや、多分そうじゃない。

 

 シールドバリアを無くすメリットは無い筈だ。

 

 ならば。

 

 シールドバリアを持たない機体なのではなく、シールドバリアを展開出来ない機体なのではないか?

 

 そこまで思考を進めたところで、鈴から通信が入った。

 

『ピットに着いたわ。でも降りてるシャッターはまだしも、シールドバリアは突破出来ないわよ?』

 

「零落白夜でシールドバリアを斬り裂く! ティナ、暫くロック引けるか?」

 

「オッケー、任せて!」

 

 答えると同時にティナは高度を下げつつ、今まで牽制としての至近弾に留めていた射撃を直接当て始めた。今の内だ。

 

 所属不明機(アンノウン)から離れて距離を取ると一瞬だけガトリングガンがこちらを向きかけたが、ティナの射撃によってロックが外れた。

 

 その隙に俺はピットの入り口まで戻り、零落白夜を起動させてシールドバリア目掛けて振るい、穴を開けた。

 

「お迎えに上がりましたお嬢様、ってな」

 

「お互いそんなガラじゃないでしょ、良いから行くわよ」

 

「仰せのままに」

 

「そのネタ気に入ってるの?」

 

 気の抜けたやり取りをしながら左右に別れ、俺は零落白夜を消した雪片で、鈴は両手に携えた2振りの巨大な青竜刀で同時に左右の斜め後方から攻撃を仕掛ける。

 

 しかし。

 

「避けて、2人とも!」

 

 ティナの声を聴いて反射的に背面のウイングバインダーを動かし、白式を急上昇させる。

 

 直後、振り向き様に放たれた拡散された(・・・・・)ビームが脚部に当たり、白式のシールドエネルギーがごりっと減った。

 

 拡散されてこの威力かよ!?

 

 収束された照射ビームがアリーナのシールドバリアを貫通したのも然もありなん、といったところである。

 

「一夏、大丈夫!?」

 

「まだ生きてるよ、そっちは?」

 

「こっちは当たってないわよ」

 

 鈴は上手いこと避けられたのか。

 

「……で、こいつどうするの?」

 

 鈴の問いに、俺とティナは顔を見合わせた。

 

 

 

 

 




 大変お待たせしました……いや本当マジでお待たせしました。ISAT第30話、お届け致します。

 季節は夏が過ぎ去り秋を越えて冬に入り、年も変わって何と約8ヶ月ぶりの更新となりますが私はまだ生きています。

 そんなこんなで5000文字を越えても今一つキリが悪いまま7000文字近くまで延びたので、一旦更新です。クラス対抗戦編は次回で戦闘終了、次々回で戦後処理とかになるんじゃないかなと思います。多少巻いても全然戦闘シーン短くならないんでそこに関してはもう諦めました。

 あとは何ヵ月も前に第1話を改稿・追加修正したものに変更しました。本筋に影響は無い範囲のものですが、興味を持っていただけたならご一読下さい。

 ISと言えばアプリ版も終わりましたね……。暫くログインしてなかったらサービス終わっててびっくりです。アプリで追加されたキャラクターは記憶を頼りに書くことになるかそもそも本作には出てこないか、果たして。「そもそも原作再構成モノなんだから多少性格が違ったところで」と言う気もしますが、そこを考え出すと「そもそもそのキャラクターを出す必要はあるのか」という話にもなるので悩ましいところです。

 詰まるところ何も考えてません。



 ・オーバーヒート

 いつもの出力のつもりでスラスターを噴かし過ぎた一夏くんのミス。試合後に戦闘データを見たのほほんさんに「自分でスラスター噴射量の数値指示しておいて忘れてたんだー?」とからかわれ、恥ずかしい思いをしたそうな。慣らし運転とか大事だと思うんです。



 ・隠し持っていたグレネードランチャー

 本来はライフルに取り付けるための小型のもの。元々は今回の試合でティナが使用したアサルトライフル〈レッドパレット〉のアクセサリーパーツで、小型のグリップとトリガーが付いているため手持ち使用も可能となっている。装弾数は一発。白式との戦闘で接近戦をする事になるであろうと想定したティナにより、今回はライフルに取り付けず近距離での切り札として使用された。



 ・幸運の女神と書いてラッキーチャンスと読むやつ

 有沢まみず作品全般好きなんですよね。ネタ元は残念ながら打ち切りになってしまったらしいのが悲しいところ。



 ・所属不明機(アンノウン)

 IS原作再構成の煽りを受けてリストラ食らったゴーレムくんの代役。チャームポイントは不気味に光る頭部の単眼(モノアイカメラ)。何でカメラのレンズが光ってるんだよ、とジオン系とかのモノアイ機を見ながらたまに思うが格好良さの前には些細な問題なので。些細な問題なので!(強調)




 それではまた次回でお会いしましょう。第2話の修正版は近日中に、次話は春頃に投稿出来れば良いなぁと思います。

 


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