シャドウズルーラー~蘇りの石~   作:聖せろり

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ようやくアンケートクイズの答えが少し書けて勝手に満足しております。
明確にどれが正解とは言いませんが……。


13 最悪のプレゼント

総は、さくらの方に振り向こうと思ったのか、もぞもぞと体を動かしたが、結局振り向くことは無く体を動かすのも止めた。

総は膝の上にのせていた拳をギュッと握り、僅かばかり力を入れながらこう言った。

「俺はこのままでいい」

思ってもみなかった返答にさくらは動揺した。

「え、でも……」

「いいからほっとけよ! もう出て行けよ!」

初めて耳にする総の口から出た、はっきりとさくらを拒絶する言葉。

今まで態度やうやむやにした言葉しか言われなかったから、完全に0に近い可能性だとしても、さくらはまた元に戻れると希望を持ち続けていた。

そして、今それは0になった。

さくらは心の中で何かが音をたてて崩れていく気がした。

ドサドサッ!

さくらは突然の物音にハッと我に返った。

さくらの横にあった本棚から、漫画が2、3冊床に落ちたのだ。

総は振り向き椅子から立ち上がると、落ちている漫画を拾おうとした。

総は面倒くさそうに、はーと溜息をつく。

と突然、部屋の天井の照明がチカチカと消えたり点いたりした。

さくらも総も一斉に天井の照明を見上げる。

照明は点滅するのを止め、元通り点いたままになった。

「なんだよ……」

そう言った総は微かだが声が震えており、明らかに動じていた。

それはさくらも同様だった。いや、総以上に怯えていた。

恐怖のあまり、その場にしゃがみうずくまってしまったのだ。

総はそんなさくらを見て思わず駆け寄ろうとした。

が、数歩進んで思いとどまり、まだ拾っていない漫画を拾い直そうと引き返しかけた。

総は踏み出そうとした右足をぎゅっと捕む感触に気付いた。

さくらが、総の右足を掴んでいた。

すっかり笑顔を失い怯えた瞳で総を見つめるさくらに、総はたじろいだ。

総はさくらにゆっくりと手を差し伸べようとした。

だが、総はそんな想いを消し去るかのように首をブンブンと横に振ると、差し出した手をギュッと握りしめ引っ込めた。

その一連の動作を見たさくらの瞳から最後の光が消え、曇りきった。

バチバチバチ!

凄まじい轟音が聞こえたと同時に、部屋の照明は火花を散らし、先程を遥かに上回るスピードで点滅した。

細かい火花は下にいる総やさくらにめがけて降り注いだ。

総は咄嗟に、うずくまっているさくらの上に覆いかぶさる。

最後に一番大きいバチン! という音が聞こえると照明は消え、総の部屋にあった電化製品は、順に一度大きな火花をあげた。勿論、ゲーム機もだ。

しばらくしてから、ばたばたと階段を駆け上がってくる音が聞こえた。

「大きな音がしたけど何があったの⁉」

ドアを勢いよく開けて入ってきた母は、事態を飲み込めずにただただ突っ立っている事しか出来なかった。

最も神白 さくらという人物を表わしているのはどれ?

  • 何事にも立ち向かう勇気
  • 目的のためなら手段を選ばない
  • 聡明で頭の回転が速い
  • 誠実で忍耐強い
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