最初に出会ったスター団のしたっぱがネモによく効く向上心の塊でものすごいアホだった 作:うみじゃけ
●アカデミー エントランスルーム
ブライアからテラパゴスについて聞いたところで3人の生徒が姿を現します。
メガネ男子
「ブライア先生! 用意できました!」
ブライア
「おや、林間学校の参加者は5人と聞いていたが……」
???
「うおお遅れまスター!」
少し遅れてしたっぱ!が張り詰めた顔でこちらに走ってきます。
したっぱ!
「すいません! ちょっとジニア先生に頼み事されてて……!」
ブライア
「いや、構わないよ。そして君がジニアくんが言っていた愉快な優等生くんだね。困ったときは君に頼ればいいとお墨付きをもらってるよ」
したっぱ!
「そう言ってもらえて光栄でスター! 何せ俺はこのアカデミーで一番の……」
したっぱ!がそう言いかけて「!」と反応して主人公の方に振り向いて笑顔になります。
したっぱ!
「おおっ、(主人公)も林間学校に選ばれてたのか! 早速だがバトル……と行きたいとこだが、あんまし時間無さそうなんでな。諸々は後でスター!」
ちびっこ生徒
「あー! したっぱ先輩も林間学校に!」
したっぱ!
「おうポダン*1、モトトカゲの改造で世話になったな! そんでナモ*2はもう数学は大丈夫かあ~?*3 そうだプペー*4、その後どうなったんだよ~*5」
ブライア
「初対面だと聞いていたが、どうやら君は顔が広いらしい……さて、全員そろったことだ。それでは皆! キタカミの里へ出発だ!」
主人公が笑顔になっている横でしたっぱ!が迫真のスター団ポーズを披露します。
●キタカミの里
バス停に到着するとしたっぱ!が田園風景を物珍し気に眺めています。
ちびっこ生徒
「あのう先生……ちょっと気分が悪くて……」
ブライア
「それは大変だ。乗り物酔いだろうね。しばらく田園を見ながら皆でひと休みとしよう!」
したっぱ!
「そんなら俺がスイリョクタウンにある公民館に伝えときまスター! 薬とかもあるかもだからなーっ!」
したっぱ!がスイリョクタウンに向けて駆けていきますが、ブライアが「…」と思案します。
ブライア
「すまないが(主人公)くん。彼の後を追ってくれないか? 道中で彼のことはなんとなく理解できたが……なにぶん好奇心から寄り道しそうで心配なのでな」
主人公が頷いてから制限はあるもののキタカミの里を散策できます。しかし体調不良者がいるためさっさと向かいましょう。あなたは何時間ふらついていましたか?
●スイリョクタウン
スイリョクタウンに到着すると、公民館の前で原作以上に不機嫌なゼイユと姉を説得している様子のスグリがいます。
スグリが主人公の姿を認めて駆け寄ってきて、ある程度原作と同様のセリフが綴られますが、その最中にしたっぱ!について言及されます。
ゼイユ
「残念だけどよそ者はスイリョクタウンに入れてあげないの。そう、よそ者は入れてあげない……なのに! さっきのフザけた恰好のあいつは何!? あたしが声をかけたってのに『ダチがピンチなんでな! 話は後にしてくれな!』……とかなんとか言って無視したのよ!?」
ゼイユが両手を握りしめて怒りで震えてますが、スグリはしたっぱ!を思い出して頷いています。
スグリ
「ねーちゃんにビビらないなんて、わや凄い人だったべ」
ゼイユ
「スグうるさい。こうなりゃ別のよそ者、つまりあんたをバトルで倒してストレス発散しないと気が済まないわ。文句ならおんなじ制服のあのアホに言うのね」
スグリ
「ね、ねーちゃん、戦いたいだけ、いじわる……」
ゼイユ
「うるさいわねスグ、関節キメられたい? 弟は無視していいから」
スグリ
「うぅぅ……」
ゼイユ
「それじゃ位置に着きなさい……たっぷり遊んであげる」
バトルは原作と同様に勝敗に関係なく行われますが、その後に管理人がゼイユたちを叱って追っ払ったところで彼女について説明してもらえます。
管理人
「そうだ。バス停に体調が悪い生徒がいると伝わっています。あんたさんは先にそこの公民館で待っててください」
画角が変わったところでしたっぱ!が主人公の元に歩いてきており、管理人がバス停に向かってから話しかけてきます。
したっぱ!
「あれ(主人公)? バス停で待ってるんじゃなかったのか?」
心配で……
どちらを選んでも同様の返事になります。
したっぱ!
「そうか! そいつはありがとうな! だが諸々の説明は済ませておいたぜ。細かな気配りができてこその人気者、スクールカースト爆上げの秘訣でスター! (主人公)は休んでていいぜ。様子は俺が見てきてやる……」
そう言いながらしたっぱ!がバス停に向かいますが、「!」と反応して主人公に振り向きます。
したっぱ!
「そうだ! ジニア先生から(主人公)への贈り物を預かってな……ポケモンのタマゴだぜーっ!」
したっぱ!からジニアから受け取るはずのナエトル、ヒコザル、ポッチャマがランダムに孵るタマゴを受け取れます。つまりこの世界線ではジニアはキタカミに訪れていませんので悪しからず。
したっぱ!
「実は俺も貰っててな。『成績優秀な君にもプレゼントですよお』らしいぜ! うっひょー! 幸先良いぜーっ! こうなりゃさっき会ったブルーベリー学園の2人組にカチコんでくるか! お疲れ様でスター!」
したっぱ!はバス停ではなくゼイユたちが去っていった方向に走っていきます。
夕飯後まで現れませんが、公民館のフリースペースの前に陣取っています。
したっぱ!
「であいがしらにゼイユって奴に挑んだが、めちゃくちゃ強くて負けちまったぜーっ!? ここで勝てば他校の生徒にも人気間違いなしでスター! ……って思ってたけど、さすがバトルに特化したブルーベリー学園だな。故にこそっ! 俺がゼイユに勝ったことが向こうに知れ渡れば一目置かれるはず……うっひょー! このキタカミでもっとレベルアップしてやりまスター!」
●オリエンテーリング
したっぱ!はメガネ男子の左隣に立って話を聞いています。ブライアが『ほかの学校の生徒とペアを……』と語った際にしたっぱ!が不敵な笑みで腕を組んで、ゼイユがそれに少しだけムッとして見せますが再び笑顔を取り繕います。
したっぱ!
「俺は誰とでもいいぜ? 誰が相手だろうが最速でクリアしてやるからなっ!」
その後のスグリ戦ではしたっぱ!はユニオンサークルの前あたりで2人を応援しています。
スグリとペアを組む事が決まると、したっぱ!とゼイユが話しています。
ゼイユ
「いきなり挑んできたりして気に食わないけど、あんた面白そうだから組んであげる」
したっぱ!
「おう頼んだぜ! 色々教えてくれなゼイユ! そんでもっかいバトルしようぜーっ!!」
ゼイユ
「はいはい。オリエンテーリングが終わったらね」
したっぱ!
「おっし、そうとくりゃ俺のモトトカゲの脚でぶっ飛ばしていきまスター!」
ゼイユ
「……つまんなそうだけどあっちのメガネと組んだ方が良かったかも」
ゼイユと組むはずだったメガネ男子はブライアと話をしています。
ブライア
「申し訳ないが君のペアは私だ。生徒たちと交流した方がいいんだろうが……私もせっかくだからオリエンテーリングを楽しみたいのでな。よろしく頼むよ」
メガネ男子
「は、はいっ……よろしくお願いします……!」
したっぱ!が次に出てくるイベントは少し先になるのでオリエンテーリングの方は各々で捕捉しておいてください。
1話3000字を目指して原作とアホを絡ませていきます。
伝言係くんは諸々の役目をアホに明け渡してブライア先生とテラスタルの調査でもしてもらうことにしました。3人組にする案もありましたが、少年期にはちゃめちゃ美人と2人で交流させた方が良さそうなので……後は頼んだ同人作家。