最初に出会ったスター団のしたっぱがネモによく効く向上心の塊でものすごいアホだった 作:うみじゃけ
●公民館
オリエンテーリングを終えての翌日、部屋から出てきた主人公にしたっぱ!が話しかけてきます。
したっぱ!
「おはようございまスター(主人公)! ゼイユが家で待ってるから早く来いってさ!」
それぞれの位置にいる生徒たちから以下のセリフを回収できます。
したっぱ!
「朝飯食ってけよ。腹減ってる時は元気になれないからな」
メガネ男子
「オリエンテーリングはもう終わった? ぼくはもう終わって、ブライア先生と……あははっ」
残りの2人は同文。
●ゼイユ・スグリ宅
家に到着するとしたっぱ!が後からついてきています。
ゼイユ
「(主人公)! おそーい! ……てかあんたも来たの?」
ゼイユが肩を竦めていると、主人公が背後にいるしたっぱ!に気づいて「!」と反応して振り向きます。
したっぱ!
「おう! だってオーガポンについてなんだろ? そりゃあ俺も行くに決まってまスター! ……あれ、スグリは?」
ゼイユ
「まだ寝てる。昨日夜遅くに帰ってきたと思ったら返事もしないでヘソ曲げてたの。疲れてそうだから寝かせといてる」
おじいさん
「夕飯も食べずに部屋にこもっておったな……」
ゼイユ
「ま! 思春期だし、そういうこともあるわよね」
おじいさん
「起きてきたらワシから説明しよう。さて……」
おじいさんが語り始めますが、主人公が心配そうな顔を、したっぱ!が少し不服そうに腕を組んで聞いています。
おじいさん
「オーガポンさまのお面を直そうとしたんだが……完全に修復するにはひとつ素材が足りなんだ」
ゼイユ
「じーちゃんが言うにはさ、てらす池に沈んでいるけっしょうのかけらが必要なんだって。お面、今のまま返しに行ってもいいけど、きれいにして返したらオーガポンもきっと喜ぶわよね!」
優しいね
どちらを選んでも同様の返事になります。
ゼイユ
「本当の話、聞いちゃったら……さ。オーガポンにいい思いしてほしいもん」
おじいさん
「その気持ちにきっとオーガポンさまも喜んでくださるはずだ」
ゼイユ
「でしょー!」
したっぱ!
「だな! うっひょー! オーガポンの喜ぶ顔が目に浮かぶぜーっ! 見たことないけど!」
ゼイユ
「てらす池は鬼が山の頂上にあるのよ。よそ者が入るのゲゲーって感じだけど……ま! あんたならいいわ。けっしょうのかけらを求めて山登りにレッツゴーよ!」
そうしてゼイユが期待に満ち溢れているしたっぱ!に目を合わせます。
ゼイユ
「……断ってもついてきそうだからあんたも許可してあげるわ」
したっぱ!
「マジで!? よっしゃー!」
したっぱ!が能天気に喜ぶ姿にゼイユが手で額を抑えて辟易しますが、画面が暗転すると2人は先に行ったのか姿を消します。
●てらす池
てらす池の沿岸部にゼイユとしたっぱ!、そしてスグリが立っています。誰かに話しかけるとイベントが進行します。
したっぱ!
「来たか(主人公)! ちょっと遅かったな……まっ、俺のモトトカゲが速すぎるだけだがな!」
ゼイユ
「……坂道とか曲がり道で落馬してほとんど自分の脚で走ってなかった?」
スグリ
「この人もライドポケモンもわやうるさかったけど乗り心地は意外とよかったべ……それと、えと……(主人公)、おはよ」
寝てたんじゃ?
どちらを選んでも同様の返事になります。
スグリ
「…………」
スグリが気まずそうに目を伏せますが、ゼイユが代わりに話してくれます。
ゼイユ
「別に置いてきてもよかったんだけどね。こいつがわざわざとんぼがえりして連れてきたのよ」
したっぱ!
「家出たところで良かったぜ! こういうワクワクイベントはどうせなら大勢でやった方がいいだろ!?」
スグリ
「そういうわけで……その……よろしく……」
ゼイユ
「ワクワクって……ここ、一応は神聖な場所なんだけど? (主人公)も見てみて」
ゼイユからてらす池について説明してもらえます。
ゼイユ
「お面を直すため! 水中に沈んでる結晶、ちょっとだけ採ってこないとね……というわけであんた、やったれ! 思いっきり池に飛び込むのよ!」
飛び込むの!?
どちらを選んでも同様の返事になります。
ゼイユ
「だってあたし泳げないし、服が濡れちゃうでしょ? (主人公)もスグもちっこいから不安だけど、こいつなら体力あるし余裕余裕~」
スグリ
「ねーちゃん、自分勝手すぎ……」
ゼイユが軽口にスグリが呆れていますが、当のしたっぱ!はスター団ポーズを披露するくらいには乗る気な様子です。
したっぱ!
「頼られちまったのならしょうがねえ……任せとけ! 見とけよお前たち! 俺の泳ぎはサメハダーですら……」
したっぱ!がてらす池に近づいたところで地響きが起こります。
ゼイユ
「えっ!? 地震……!?」
したっぱ!
「見ろよ! てらす池が……!」
てらす池から勢いよく主人公たちの元にミロカロスが現れ、着地点にいたしたっぱ!が吹き飛ばされてしまいます。
したっぱ!
「ほげーっ!!」
ミロカロス
「みろろろろろ!!」
誰もしたっぱ!について何も言わずそのままバトルが始まります。
ゼイユ
「あービックリした! ここ、さっきみたいなのたまに出てくんの。あんたって……味方だとたのもしいわね。それにスグ、結構強くなってんじゃん」
スグリ
「そ、そんなん言われても別に嬉しくないし……」
ゼイユ
「はーっ!? ねーちゃんが褒めてんだから素直に受け取っておきなさいよ!!」
スグリ
「うぅぅ……理不尽だべ……」
怒るゼイユ、たじろぐスグリを見て主人公が笑顔を作っていると、したっぱ!が何食わぬ顔で2人の後ろから現れます。
したっぱ!
「ふぃ~……驚いたぜ」
ゼイユ
「で、あんたは2人と違ってたよりないわね。あのくらい避けなさいよ」
したっぱ!
「無茶苦茶言いやがるぜ。それにしてもスゲェパワーだった! あのポケモンを捕まえてたとくりゃ、アカデミーで人気者間違いなしでスター!」
ゼイユ
「その向上心はどっから出てくるのよ……」
スグリ
「……あの人の破天荒っぷりになんか慣れちまって心配してなかったべ」
したっぱ!とゼイユがやいのやいの行ってる中、スグリに話しかけられた主人公は苦笑しますが、したっぱ!が「!」と反応して主人公に駆け寄ります。
したっぱ!
「そうだ(主人公)! あのポケモンにぶつかったと思ったらこんなもんがポケットに入ってたぜ!」
ゼイユ
「ねえ、それって……」
したっぱ!が主人公にけっしょうのかけらを手渡します。
したっぱ!
「ポケモンの身体にくっついてたんだろう。さすが俺、あの一瞬で目的のブツをゲットしてたとはな!」
ゼイユ
「なんだ、あんたもたよりになるとこあんじゃん」
したっぱ!
「わははははっ! もっと褒め称えていいんだぜ? なんせ俺はアカデミーだけでなく、このキタカミすらもスター団の植民地にしてやるんだからな!」
ゼイユ
「…………」
ゼイユとしたっぱ!が画面からいなくなると、画面外で締めあげる音とともに主人公とスグリが目を見開きます。
ゼイユ
「あんた調子に乗り過ぎなのよおおお!」
したっぱ!
「ぐえーっ!!」
そうして主人公とスグリは何事もなかったかのように会話し始めます。
スグリ
「わやじゃ、こんなラッキーあるんだべな」
ブライア
「池に沈む結晶……このエネルギーはやはり……」
ブライアがメガネ男子を連れて現れると、主人公とスグリが「!」と反応します。ゼイユはその隣でアーボックツイストを鬼の形相でしたっぱ!に仕掛けています。
スグリ
「先生!」
ブライア
「やあ4人とも、ペアではなく班を作って行動するようにしたのかな? ……それとゼイユくん、そろそろ離してあげたらどうだ?」
画角が変わるとゼイユが素知らぬ顔で主人公と一緒にブライアに話しかけますが、したっぱ!はぐったりしてスグリに見守られています。
ブライアがてらす池とテラスタルについて解説している間、メガネ男子はブライアから目を逸らしません。
ゼイユ
「それじゃああたしたち急いでるんで……」
スグリ
「…………待って、(主人公)」
したっぱ!
「どうしたスグリ。なんか(主人公)に渡すもんでもあったか?」
スグリ
「帰る前にともっこプラザに行きてえ。そこで用があっから」
ゼイユ
「はあ? オーガポンのお面直すのが先でしょ?」
スグリ
「おれもそうしたい……けど、その前にごめん。どうしてもやりたいことあっから……先に待ってる」
スグリがそう言い残して去っていきます。
ゼイユ
「なによスグのやつ。ま、ちょっとくらい寄り道してもオーガポン怒んないだろーけどさ」
したっぱ!
「俺たちも行くか。(主人公)も早く来いよ」
残された主人公ですが、ここでメガネ男子に話しかけると以下のセリフを回収できます。
メガネ男子
「(主人公)さん。きみは宝を見つけた? ぼくは見つけたよ。ぼくだけの宝物を……」
スグリの言う通りにともっこプラザに向かいましょう。
うーん、原作から大幅改変。まあアホがいる時点でとんでもねえ転換点だし問題ないか!
本当はスグリ戦&ともっこ復活まで済ませる予定だったんですが、想定以上にセリフが多くなったので分割しました。