最初に出会ったスター団のしたっぱがネモによく効く向上心の塊でものすごいアホだった 作:うみじゃけ
●アカデミー エントランスルーム
シアノとブルーベリー学園に向かうことになったところで、シアノが「!」と反応します。
シアノ
「あ、そうそう。実はもうひとりゼイユちゃんから推薦された子がいるんだった。確か、えーと……」
???
「この俺のことでスターっ!」
シアノが帽子を一回転させて悩んでいるとしたっぱ!の後ろ姿が現れ、主人公とシアノが「!」と彼の方を向いたところでこちらに駆け寄ってきます。
シアノ
「そのヘルメットにイカしたゴーグル……聞いた通りの格好だね! 昔のベルちゃんみたい! 理由とかは忘れたけど、ゼイユちゃんが君のことをしきりに伝えてきてねー。それだけ猛プッシュされるなんて、よほど腕のいいトレーナーだね! だから(主人公)ちゃんとセットで留学してもらうよー!」
したっぱ!
「あんまし事情は分かりませんけど、留学生になったらめちゃくちゃ目立てそうだから行きます! うっひょー! あっちにもスター団の存在を轟かせてやりまスター!」
したっぱ!がスター団ポーズを披露すると、シアノは彼を見て愉快そうに笑います。
シアノ
「面白いねキミ! 誘って大正解! オッケー! それじゃ改めてレッツゴー!」
シアノの先導に従って主人公としたっぱ!がアカデミーからブルーベリー学園へと向かいます。
●ブルーベリー学園
シアノ
「ジャーン! 到着ー! ようこそ僕のブルーベリー学園へ! 今見えてるのがエントランスで、学園のほとんどは海の中に沈んでるんだー。すごいでしょー!」
したっぱ!
「近未来って感じがしてカッケエでスター! ……ってあれ!? おいお前っ、久しぶりーっ!」
したっぱ!が主人公たちを置いて一足早くエントランスの方に駆け出していきます。
シアノ
「あらら、行っちゃった。僕らはゆっくり行こっか。えーと、それとねー……」
その後、タロが主人公へ説明の補足をしている間、その背景の奥の方にしたっぱ!らしき人がブルーベリー学園の生徒たちと話している姿が見られます。
タロとのバトルの最中もしたっぱ!は背景で生徒たちと応援しており、バトルが終わるとシアノと一緒にふたりの元に戻ってきます。
シアノ
「ふたりともお疲れさまー。いい勝負だったねー!」
したっぱ!
「お疲れ様でスターだぜ(主人公)! ホントは俺がタロちゃんさんとバトルして、勝利してスター団の存在をだいばくはつ級に示したかったんだが……ま、お前になら譲ってもいいだろう!」
タロ
「スター団……に、ついてはよくわかんないですけど、貴方がイレギアさんですよね。その格好といい、噂には聞いていますが、これからよろしくお願いします! バトルはそのうちお願いしますね?」
したっぱ!
「こちらこそよろしくお願いしまスター! タロちゃんさん!」
シアノ
「そういえば制服もあったんだった! 着て気分出しちゃいなよ!」
主人公がブルーベリー学園の制服に着替えると、したっぱ!もその横でスター団っぽい改造をした制服に着替えています。
タロ
「とってもお似合いですよ(主人公)さん! イレギアさんの着こなし方も似合ってますね!」
したっぱ!
「だろ!? これからブルーベリー学園にもスター団を作ってやるんだぜーっ!」
タロ
「あ! 学園に変な団体を作るの、よくないと思います!」
したっぱ!
「へ、変な……っ!?」
シアノ
「ふたりともキマってるねー! ついでにこれもあげちゃう」
タロのバッテンマークをもらったしたっぱ!が驚いてる裏でシアノからおしゃれカードあおを受け取り、それについての説明を受けます。
タロ
「それでは気分も新たにお次は学園の中に行ってみましょっか。学内の移動はあちらのゲートから行き先を選びます。ブルーベリー学園が世界に誇る、テラリウムドームをご紹介しますよ!」
テラリウムドームに入る前にしたっぱ!に話しかけると以下のセリフを回収できます。
したっぱ!
「ううむ、タロちゃんさんからスター団を変な団体と評されちまったぜ……だがっ、これからスター団の素晴らしさを広めてやるんだ!」
●テラリウムドーム
したっぱ!がタロと話しながら主人公の後を追ってテラリウムドームに足を踏み入れると、「!」と反応して身を引いて驚きます。
タロ
「こちらがブルーベリー学園が世界に誇る海中庭園……テラリウムドームです! 海の中なのに壁や天井をプロジェクターで映しているので、まるでお外みたいですよね!」
したっぱ!
「ほえーっ、スゲェな! 風の匂いも外と変わんねえ」
タロ
「ポケモンが過ごしやすい環境が人工的に作られているんです」
シアノ
「僕が設計したよー! すんごいお金かかったよねえー」
したっぱ!
「ホントこれ世界どころか宇宙にだって誇れますぜ!」
タロ
「ドーム内には環境エリアが4つほど内包されてまして……」
タロから4つのエリアについての説明が入り、したっぱ!はそれを黙って聞いています。
タロ
「気温や湿度などエリアごとにこまかく調整されてるので、エリアが違えば生息しているポケモンも全然変わりますよ!」
シアノ
「こだわったよねえー」
タロ
「(主人公)さんはどのエリアが気になっちゃいます?」
プレイヤーが各々の返答をした後にしたっぱ!がここぞとばかりに口を挟みます。
したっぱ!
「それよか知りたいだけど、なんだってパルデアでもないのに野生のポケモンがテラスタルしたり結晶ができてるんだ?」
タロ
「やっぱり気になっちゃいますよね。ではシアノ先生、ご説明をお願いします」
シアノ
「あれ? 知ってるでしょ? ……ってそういう段取りなんだね。その理由は……天井をご覧あれ!」
テラリウムドームの天井に液体を満たしている六角形を球体にした容器が吊るされています。
シアノ
「あれこそテラリウムドームを見守るテラリウムコア。あの中にはパルデアで取れたとある物質が溶け込んだ液体が入ってるんだよー。あそこからテラスタルのエネルギーを照射してるから、ドームのテラスタル要素が活発なんだ!」
タロ
「さすがー! すごーい! そうなんですね!」
したっぱ!
「知らなかった! せ、せ……セカイイチ!」
タロ
「それもありかもですが、センス良いー! です。そういえばテラリウムコアに入ってる物質って何なんです? 情報……公開されてませんよね?」
シアノ
「ふっふっふ、それはねー…………あれ? なんだっけ? ブライアちゃんにまかせっきりでちょっとわかんないや」
シアノの言葉にしたっぱ!が後ろでずっこけています。
タロ
「……だと思いました」
したっぱ!
「機会があったら聞いてみることにするぜ」
放送
〈ディン ドン ダン ドーン♪〉
ここで放送が鳴り響きます。
放送委員
「まもなくコーストエリアで実技授業が始まります。受講する生徒はコーストエリアまでお集まりください」
放送
〈ドン ダン ドン ディーン♪〉
タロ
「ちょうど授業が始まるみたいですね! せっかくなので(主人公)さん、イレギアさん、おふたりとも本校での初授業ご一緒しませんか?」
いいえ
○『はい』を選んだ場合
したっぱ!
「もちろん! お言葉に甘えさせていただくぜーっ!」
タロ
「うふふっ、勉強熱心でいいですね!」
○『いいえ』を選んだ場合
したっぱ!
「なんだよーっ! それじゃあせっかく留学した意味ないだろ?」
タロ
「その通りです! 一緒に勉強していきましょうね!」
以下は同様の返事になります。
タロ
「ドーム内のマップをスマホロトムに登録します」
タロのスマホロトムから主人公としたっぱ!へテラリウムドームのマップが送られてきます。
タロ
「テラリウムドームは自分で歩くのが楽しいし、案内するとかえって迷惑かなぁ……うん! というわけでコーストエリアの授業場所までは自分の足で行っちゃってください!」
タロの言葉に主人公としたっぱ!が笑顔を見合わせます。
シアノ
「僕がいなくても全然大丈夫そうだね」
タロ
「え?」
シアノ
「ふたりには寮の部屋も用意してるから、あとで行ってみてよ! あー、あと図鑑アプリ開いてごらん」
シアノのスマホロトムから主人公としたっぱ!へブルーベリー図鑑が送られてきます。
シアノ
「テラリウムドームのポケモン、じゃんじゃん捕まえちゃってよ! それじゃブルーベリー学園生活、思いっきり楽しんでってねー!」
シアノが有無を言わさずテラリウムドームから去ってしまいます。
タロ
「本当に行っちゃった……わたしがしっかりするので、心配しなくて大丈夫ですからね」
したっぱ!
「なるほどな。タロちゃんさんってば大変そうだな」
タロ
「あはは……授業に行きましょっか! コーストエリアで待ってますね!」
ドームの入り口を抜けたタロが手を振ってから走り去っていくのを見送ってから、したっぱ!が主人公に話しかけます。
したっぱ!
「……タロちゃんさんってさ、こっちに転校してたダチが言うにはブルベリーグ四天王で一番の人気者なんだってさ。つまりそんな人気者と仲良くなり……そしてっ、バトルで勝てば学園での人気は揺るがぬものになる! うっひょー! スター団ブルーベリー学園支部の設立でスターっ!」
したっぱ!がスター団ポーズを披露するとすぐさまタロを追いかけて一足早くコーストエリアに向かっていきます。
みんなからタロちゃんって言われてし、アホならそれに『さん』付けして呼んでそう