最初に出会ったスター団のしたっぱがネモによく効く向上心の塊でものすごいアホだった   作:うみじゃけ

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31、アカデミーにて

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●アカデミー エントランス

 

 

 

 スター団のイベントにも一部、言葉だけ登場します。

 

 

 

ビワ

「イレギア君にも協力してもらってたけど、ずっとって訳にもいかないから……」

 

ピーニャ

「そーそー。なんか別の勉強で忙しいみたいだからさ」

 

 

 

 

 

●アカデミー グラウンド

 

 

 

 スター団のイベントを回収した後*1にグラウンドに向かうと、そこの隅でしたっぱ!がしたっぱAと一緒にスター団の衣装のままで4匹のイキリンコと向き合っています。

 

 

 

したっぱA

「先輩、大丈夫なんですか?」

 

したっぱ!

「お、おう……なんとかな……心配ありがとなアヤセ……」

 

 

 

 ここでしたっぱAの名前がようやく明らかになります。

 

 

 

アヤセ

「そりゃあ心配だってしますよ。イキリンコについばまれてたんですから」

 

イキリンコ(青)

「ギィー! ギィー!」

 

イキリンコ(緑)

「キィーッ!」

 

したっぱ!

「あーあー、2匹ともケンカはその辺にしとけって!」

 

イキリンコ(黄)

「キーキーッ!」

 

したっぱ!

「うわっ! まだ襲ってきやがる!?」

 

イキリンコ(白)

「キァー」

 

アヤセ

「君は自由だねー。自由だから先輩の言うこと聞かずにつついてたんだろーけど」

 

したっぱ!

「とりあえず今日はここまで……お疲れ様でスター……ってことで戻れお前ら……」

 

 

 

 したっぱ!がぐったりしながらイキリンコたちをモンスターボールに戻していきますが、最後に緑フェザーのイキリンコが残されます。

 

 

 

したっぱ!

「お前も悪いな相棒。損な役回りさせちまって」

 

イキリンコ

「イイッテコトヨー……」

 

したっぱ!

「おう、ゆっくり休め」

 

 

 

 最後のイキリンコも戻った後にしたっぱ!が星型ゴーグルをくくりつけたヘルメットを外して力無く天を仰ぎます。

 

 

 

イレギア

「ふぃーっ! 疲れたぜ……まだ初歩の初歩にも立ってねえってのに……」

 

アヤセ

「イキリンコは翼の色で派閥があって、それぞれ争ってますからね。それを操ってこそのパルデアタクシー……道は遠そうですね」

 

イレギア

「ああ……なんか対策を取るとして、今日はダメそうだな」

 

アヤセ

「なんか意外ですね。先輩が挫折してるなんて」

 

イレギア

「挫折? するぜ? この前(主人公)に負けた時とかも」

 

アヤセ

「あれ、意外……てっきりひたすら悔しがったらそのままスッキリするもんかと」

 

イレギア

「そう見せた方が変な心配させないだろ? 勝ったら笑っちゃうほど嬉しいし、負けたら泣くほど悔しい……ただそんだけだ」

 

アヤセ

「ふーん……じゃあ聞きますけど、なんでそんなこう……前向きになれるんですか?」

 

イレギア

「そうだな……ネモの背中を追っかけて、一度だって勝てなくて、チャンピオンだって(主人公)に先越されて、何度だって現実を知ったさ」

 

 

 

 主人公が見つからないように木の陰に入ります。

 

 

 

イレギア

「でも、いっそなんて諦めることはできない……だってそうだろ? 俺は一番になりたくて挑んでるんだからな。だから挫折しても、挫折しても、目の前に一番が、ネモが、(主人公)がいるから! ただただ諦めきれないんだ! 名前の知らない有象無象で終わりたくないんだ! したっぱから始まろうがいつかはチャンピオン! そしてそれを超えて世界初の存在としてこの世に君臨したいんだ!」

 

 

 

 そこでイレギアが「!」と主人公の方を見て駆け出しますが、驚く主人公を超えてその先に声をかけていきます。

 

 

 

イレギア

「あっ、見つけたぜネモ!! 今日があったが百年目……今日こそ土をつけさせてやるぜーっ!」

 

 

 

 それを取り残されたアヤセが何歩か追いかけてから主人公の隣で止まります。

 

 

 

アヤセ

「……なんだ。先輩ってちゃんとカッコいいじゃん」

 

 

 

 そこでアヤセが主人公の方を向くと、「!」と反応して手を振ります。

 

 

 

アヤセ

「おひさー(主人公)。先輩との留学楽しかったー?」

 

 

 

→うん!    

楽しかった! 

 

 

 

 どちらを選んでも同様の返事になります。

 

 

 

アヤセ

「まー、先輩とならなんだって楽しくなりそうだけど……てかさっきの話聞いてた?」

 

 

 

 主人公が頷くと、アヤセが身をたじろぎます。

 

 

 

アヤセ

「うわ、先輩が知ったらハズりそう。内緒にしよーね。そだ……先輩が留学から帰ってからポケモンバトルについて教えてもらってたんだよね。すたーとれーにんぐせんたー……? スター団もそれになっちゃったから成り行きであたしも乗ることになったけど全然だったから先輩に色々鍛えてもらってさー」

 

 

 

 アヤセが顎に手をやって「…」と思案します。

 

 

 

アヤセ

「今なら(主人公)にだって勝てるかも……なーんて、あっちでもチャンピオンになった(主人公)に勝てるわけないよねー」

 

イレギア

「おいおい! そんなんやってみないと分かんねえだろ!?」

 

 

 

 イレギアの言葉に主人公とアヤセが「!」と反応してそちらを振り向いてみると、そこにはイレギアを始めとしてネモ、ペパーが揃っています。

 

 

 

ネモ

「あれあれ!? (主人公)も来てたんだ!」

 

ペパー

「(主人公)っ!? ちくしょう、助けてもらおうとしたってのに……」

 

 

 

 主人公がいることにネモは大喜びになり、ペパーは頭を抱えますが、アヤセはドン引きの様子です。

 

 

 

アヤセ

「うわー、聞かれちゃってるー……」

 

イレギア

「そういうわけでだ(主人公)! アヤセと……そして俺とのバトルも挑ませてもらいまスター!」

 

ネモ

「はいはーい! だったらマルチバトルがしたいでーす!」

 

 

 

 ネモがぴょんぴょん跳ねながら右手を掲げて提言しますが、そこでペパーが「!」と顔を明るくします。

 

 

 

ペパー

「それってたしか4人でやるヤツだろ? だったらオレは別にいらないんじゃ……」

 

ネモ

「それはダメ! 元はわたしがペパーとポケモン勝負したいって言ったんだもん!」

 

イレギア

「おうよ! 俺もペパーとはバトルしてえからな!」

 

ペパー

「……休憩用に飯作ってるんじゃダメか?」

 

イレギア ネモ

「ダメだぜ!」「ダメ!」

 

ペパー

「横暴ちゃんだぜ……」

 

アヤセ

「なーんかあの人も被害者っぽいね。でも……」

 

 

 

 ペパーがイレギアとネモとやいのやいの言ってる横でアヤセが主人公に向き直ります。

 

 

 

アヤセ

「こういうわちゃわちゃしたの、昔のあたしだったら似合わないって言って逃げてたけど、先輩に誘われて、スター団に入って……結構好きになれたかな」

 

イレギア

「おーい2人ともー! そろそろ始めまスター!」

 

アヤセ

「あーはいはい! そんなわけで、(主人公)にもありがとうってことでコレあげる!」

 

 

 

 アヤセからステラテラピース×50を受け取ります。

 

 

 

アヤセ

「先輩からもらったけど、あたしよか(主人公)の方が上手く使えるでしょ? それならさっさと行ってバトルしまスター!」

 

 

 

 アヤセがスター団ポーズを披露してからイレギアたちの方に行ったので、主人公もそれに続いたところで画面が暗転し、数秒後には自室で朝になっています。

 

 

 

 

 

→再びキタカミの里へ

*1
6、のしるしの木立ちでしたっぱAと会話してある場合のみ




今更ながらワタクシの描くアホのアホさ加減がなんかこう……薄い気がしてきました。DLC編で後輩である主人公のサポートする必要があったからアホを出しにくかった感はありますが……と、言うわけで同級生とも絡む番外編に向かいます。
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