最初に出会ったスター団のしたっぱがネモによく効く向上心の塊でものすごいアホだった 作:うみじゃけ
冒険の始まりとともにモトトカゲをぶっ飛ばしてセルクルタウンを目指すしたっぱ2人組だったが…………
「どこだココ~~~~ッ!!」
文字通りの崖っぷちに立ったイレギアが海へ向けて声の限りに叫んだ。
「ドコダココー!」
彼のヘルメットに留まったイキリンコもまた復唱する。
「……あたしたち、思いっきり出る門間違えたんじゃないですか? 本当だったらすぐにオリーブ畑があるはずなのに……というか灯台見えますよ」
アヤセの言う通り、初っ端からテーブルタウンの南門から出発してしまったことから意図していない場所にまで到達してしまったのだ。
「うわ……いつの間にか南エリアの端っこにまで来てた。まだそんなに時間経ってないのに……」
「へっへっへっ……!」
アヤセがスマホロトムの地図機能を見て驚いていると、耳ざとくイレギアが捉えて不敵な笑みを浮かべる。
「そらあもちろん、俺が選んだモトトカゲだからな! イキリンコだってヤングースだって俺がビビッと来たからこうして手持ちにいるのさ!」
「選んだってことは……みんな野生で捕まえたポケモンじゃないんですか?」
「そーよ。イキリンコはガキの頃、親父からの誕生日プレゼントとしてな。空飛ぶタクシーで働く予定だったうちの1匹をくれたんだけど……その中でミョーに気に入ったからさ、コイツにしてもらったんだ。そしたら親父か『そいつはこの中で一番速いぞ』ってさ~!」
「ハヤイゾー!」
イキリンコもイレギアの頭の上で誇らしげに翼を広げていた。
「ヤングースは学校の決まり事でポケモン1匹くれるだろ? そんときに選んだ。アヤセはシルシュルーだろ?」
「ええまあ……」
「そういや最初来た時はそりゃあもう凶暴だったなあ。ボールから出した先生を噛みつこうとしたり」
「なんでそんな凶暴な子を選ぼうと?」
「言ったろ? ビビッと来たって! そりゃ先生たちにもダチからもやめとけって言われたけど、何度か噛みつき合いとぶつかり合いのケンカしてるうちに友情が芽生えたぜ!」
「そんな古風な」
「モトトカゲもたっくさんいる中で心を通わせたモトトカゲを借りるって感じだったんだが……なんとっ、俺のモトトカゲはその中でもいっちばん優秀な個体だったらしいぜ! だから昼前にこんなとこにだって到着できちまうワケだ!!」
「思いっきり道間違えてますけどね」
「いやいやいやいや。正しい道を行くだけじゃ人生楽しめないぜ? こういう瞬間にこそ出会いってのはある! ……と思う!」
「……タクシー呼んどきますね」
「そんな早まるなって」
「こんな崖っぷちで出会いも何もないでしょ……」
「いやっ、もしかしたら崖下から何か出てく——」
潮風薫る崖の下を指差すイレギア……その下から怪しい影が彼に迫っており——!?
「るるるるるるゥぅぅぅぅぅぅ~~~~っっっ!!!??」
イレギアの顔面に生臭い何かが激突! 頭のイキリンコが驚いて離脱し、彼はそのまま地面にぶっ倒れ、タクシー会社に電話をかけようとしていたアヤセはさらに打ちあがった影を見上げる……
「コココ……」
赤いボディ、冠のような黄色いヒレと雄々しい金の髭。太陽を背に受ける流線型——
「コイキング……? ——うわっ」
訝しげに見つめていた一匹のさかなポケモンが彼女の足元にまで落下する。
(ビチ……ビチ……)
その後は草の上で弱々しく『はねる』を繰り返していた……アヤセがスマホロトムで図鑑を起動させる。
「うん……図鑑でもコイキングだけど、え、どっから?」
「ほらなっ! 崖下から現れたぜ新たな出会い!!」
「先輩ノーダメ!?」
「へっへっへっ……日々イキリンコとヤングースにどれだけ鍛えられてると思ってんだよ」
(あれって鍛えられてたんだ……)
イレギアの頭に再び留まったイキリンコがなぜか誇らしげに胸を張っている。
「崖下って……——あっ。下の海岸でコイキングの群れが跳ねてる……」
「そのうちの一匹がイキが良すぎてここまで跳ねちまったんだろうな」
「そんなことあります? それに……」
(ビチ……ビチ……)
コイキングの『はねる』。
(こっちもノーダメって感じ……コイキングの生命力すご……)
「よし! こいつを記念すべき初ゲットポケモンにしてやるぜ!!」
「は、はあ……」
理解の追いついていないアヤセを置いて、イレギアはモンスターボールを構える。
「こんなとこまで高く飛べるんだ、俺にとっても更なる飛躍! 命しぶとくスクールカーストも駆けあがってやるぜーっ!!」
「ココ……——」
跳ね続けるコイキングはぶつけられたモンスターボールに吸い込まれ、三度の赤い点滅……『カチッ』と音が鳴って捕獲を知らせる。
「よっしゃ、初めての野生ポケモンだぜ! へっへーん、どうよ! 回り道もいいもんだろ~!?」
拾い上げたコイキングのモンスターボールをアヤセに見せつけるも、彼女はなんだか思案顔であった。
「…………毎度気になるんですけど」
「ん? どーした? ……ははーん、今日の天気のことか。それならこの辺はずっと快晴だぜ!」
「それも気にはなりますけど——先輩って、なんでスクールカーストについて異様に拘ってるんですか?」
『最初にネモさんと出会ったときもそう言ってましたし』と付け加えると、イレギアは全く考えることもなく口を開いた。
「んなもん決まってんだろ? みんなにちやほやされたいからだよ」
(予想の10倍くだらない答えが来た……)
「人気者になってちやほやされる……それが俺の宝でもある! そしてポケモン勝負が強いってことはそれだけで人気者になれる! ネモだって生徒会長だろ? 信用も生まれる……つまりっ! 確固とした人生の勝利だ!!」
「ネモさんが人気者……」
その言葉に少しだけ引っ掛かるも、まあそうかと納得する。
「それじゃあスター団に入ったのって……」
「それはどっちかっていうと……1年前のことだが、生徒が集まってなんか面白そうなことやっててよー。『スター大作戦』? もうめちゃくちゃ楽しそうだからノリノリに参加してやろうって思ったのさ」
「徹頭徹尾初見なんですけど……なんです『スター大作戦』って」
「知らん」
「……他の先輩に聞こう」
「スター団の勧誘も元々は『スター大作戦』の仲間集めがきっかけらしくてな。今はなんかひとりぼっちのヤツらを適当に見繕って勧誘してるって感じだったな」
「なんて迷惑の押し売り……あたしは今ならありがたく思ってますけど」
「せっかくここまで来たんだ。後輩にぜひ見てほしい場所がある!」
「……今度は道間違えないでくださいよ」
「カ……キ……」
紫色に淡い点滅を繰り返す大きな円盤と、それをバッテンで縛る同じく大きな鎖。
岩肌に嵌められた異質なものの前に学生服の少女が1人、ポケモンに乗ったまま指で顎をさすっていた。
「なんだろ……この裏から声? が、聞こえる……? 気のせいかな……コライドンは聞こえる?」
彼女が質問を仰いだのはライドポケモン。モトトカゲ……ではない。
それよりも大型で赤く荒々しいフォルムをしており、頭部のウォーボンネットを思わせる羽根状のトサカが特徴的。そしてそこからは一対の一際長いハンドルの様な突起が生えているため、似た生態ではあるだろうがモトトカゲとは全くの別種だろう。
「アギャ……アギャ?」
「聞こえないか……うーんなんなんだろこれ」
「おおっ!? そいつに目をつけるとは中々いい目をしてやがる!」
ふと、空気をぶち壊すような明るい声が響き渡る。
「…………聞いたことのある声がする」
祠に向けた視線をおそるおそる後ろに向けると……やはり彼がいた。
「ようアオイ! さっそくだがバトルでスター! ネモに匹敵するお前を倒せば、俺の人気はコイキング登りでス……タ…………」
彼はゴーグルを付けたままモトトカゲから降りて、さっそくモンスターボールを構える……
「どうしたの?」
……しかし、彼は息を呑んで硬直する。
「アギャ?」
小首を傾げるアオイとコライドン、それに対してイレギアはゴーグルを外してコライドンをマジマジと見つめ……
「かっ…………けぇ〜〜〜〜!!」
「え?」
双眸を輝かせてそう叫んだ。
「なんだよこのポケモン!? どこで捕まえたんだよー!!」
「ええと海岸で……じゃなくてこの子はコライドンって言って、なんだろ……特別な、ポケモン……?」
詰め寄るイレギアに辟易しながら、アオイはなんとかして言葉を紡ぐ。
「アギャ? アギャギャ??」
「うおっとと……降りた方がいっか」
コライドンは自分を取り囲むイレギアに興味でもあるのか、子犬めいた視線で彼を追っている。
「あれ……図鑑に載ってない。新しいポケモンとかですかね……?」
「そんなこたあなんだっていいぜ!! ちっくしょーっ、珍しいポケモンは人気者になる要因の一つ! バトルで勝ったらそのコライドンとやらをもらいまスター!!」
改めてイレギアはアオイに向けてボールを向ける。
「渡すのは絶対やだ。でも……バトルなら受ける!」
アオイもまた大見得を切って、イレギアに向けてボールを構えた。
「それじゃあたしが審判で……っとと? 頭に……——」
「シンパン!」
とても誇らしげなイキリンコがゴーグルを外したアヤセのヘルメットの上に留まっていた。
「あー……頭に留まると首が疲れるからモトトカゲの方に留まってくれません?」
「…………(ばさっ)」
とても不服そうにモトトカゲのハンドルに移った。
イキリンコの体重は平均2.4kg。だいたいキャベツ2個分である。
「あっ、自己紹介まだだったっけ? ——ワタシはアオイ! 宝探しはとりあえず、パルデア中を旅していろんなポケモンに出会うこと!」
「立派な目標だな! 俺の宝は人気者になることだぜ! アオイはその足がかりになるんでスターっ!」
それはそれとしてイレギアが迫真のスター団ポーズを披露する!
「出てきてハネッコ!」
アオイから元気なハネッコが放たれ、ふわふわ浮かびながらゆっくり地面に降り立った。
「クワッス以外のポケモンだな……そんなら俺たちの新たな仲間を紹介しまスター! 出てこいコイキング!!」
対してイレギアが放ったのは草原の上でぴちぴち跳ねるコイキング。
(…………?)
「うわあ見るからに困惑してる。と、とにかく勝負かい——」
「アギャギャ?」
腕を振り上げたアヤセを不思議そうに見つめたコライドンが近づいていた。
「うわあ謎ポケモン……いやちょっ、なめ……! あばばばば————っ!」
「へっへっへっ……俺のコイキングを舐めてもらっちゃ困るぜ! 見せてやれコイキングゥ! 『はねる』!!」
「ココゴッ————!!」
イレギアの命令に呼応してコイキングが天高く飛び跳ねる!
「えっ……!」
『はねる』というわざはハネッコも覚えるため見たことがある——というかあまりの可愛さにシャッターを切ったほどだが——。コイキングのそれはアオイが絶句するほどの跳躍力。見上げた太陽の光が目に差さり、その姿を見失ってしまうほどだ。
「なんかまずそう……ハネッコ、『しびれごな』で警戒して!」
「ネ……!」
姿を見失ったハネッコが不安気な鳴き声を上げるもアオイの指示通り黄色い粉を周囲に散布する……それを見たイレギアは不敵な笑みを崩さない。
「へえ、差し詰め『こなバリア』ってとこか? だがっ、どこに落ちてくるか分かんねえだろ! 俺すらも予測不可能……故にこのコイキングはさいきょ——ぐへっ!!」
イレギアの真上に落ちてきた。
「…………えと」
(ビチ……ビチ……)
コイキングの『はねる』。
「ハネッコ、『タネマシンガン』」
容赦は無かった。
——そうして数分後。
「くっ、戻れイキリンコ……!」
「ちっしょーっ! また負けでスターっ!?」
「クァラァ!」
かくとうタイプに《テラスタル》したカラミンゴが、勝利の雄叫びをしたままアオイに戻される。
「お疲れ様カラミンゴ……やっぱりタイプ相性的にハネッコを交代しておいて正解だったな」
「ぐおー……つえー……だが! 今回の敗北は認めて、あのポケモンは見逃しといてやるぜ!」
「負けたって渡しません! ……あれ、コライドンは?」
「……こ、ここでぇ…………す……」
顔中をベトベトにされたアヤセが地面に転がったまま苦しげに唸っている。
「アギャア!」
「ギャッギャッ!」
一方、犯人であるコライドンはイレギアのモトトカゲと戯れていた。
「うわあごめんなさい! ちょっとコライドン!」
「アギャギャ?」
アオイが呼んだので、モトトカゲから離れて彼女の元に駆ける。
「むむむむむむ……!」
何も理解していなさそうなコライドンに、アオイは腰に手を当てて見るからに怒って迫ったため、流石のコライドンも驚いてたじろいだ。
「初対面の人にっ! そもそも初対面じゃなくてもっ、勝手に人の顔を舐めちゃダメだからねっ!!」
「アギャ…………」
アオイの心情を読み取ったのか、反省したようにコライドンは伏せてしまう。
「……うん、分かればよろしいっ」
アオイが落ち込んだコライドンを優しく笑いかけると、コライドンもそれを理解したのか起き上がって彼女の顔を舐める。
「アギャス!」
「うわぁ!? もう舐めないでったら……あははっ!」
笑顔のアオイの一方で——
「おいおいおいおい、大丈夫かー?」
「…………いったん、顔、洗いたいです……」
「しゃーねえ。タクシー呼ぶか。——そうだ。待ち時間にいいこと教えてやるぜアオイ!」
「ちょっと待ってねコライドンっ……ん、よし。それで……いいこと?」
柄にもなく真面目ムードのイレギアだったので、それを察したアオイはコライドンを静止させて聴くことにした。
「そうだぜ! 先輩として後輩を育てるのは当然のことだからな。とは言ってもこのことはいずれ授業で教わるだろうが……この祠にはなんでも、ものすごーくヤバめなポケモンが封じられてるんだとか」
「ポケモンが?」
「ああ。なんでも大昔に……——何があったかは授業を楽しみにしてろ〜? で、今でもその封印の力は保たれてるからこのままで大丈夫だが……悪ふざけでもこの封印に必要な杭だか楔だかは抜いたりするなよ?」
「先輩が率先してやらかしそう」
「しねえよ。俺は人気者になりたいんだ、目立ちたいだけじゃあねえ。……んまあとにかくだ。アヤセもアオイも、そういうのを見かけたら触れずに、見るだけに留めておくんだ。いいな!」
「はい!」「はーい」
アオイは元気よく、アヤセは間延びした返事をした。
「うんうんっ! ……っと、こんな風にバトルの後にはトレーナー同士の情報交換が大切だ。冒険中に出会ったトレーナーと戦った後は有力な情報が聞き出せるかもでスター!」
「確かに……(結構重要な情報かも)。そう言えばイレギアさんはどうしてこんなところに? ジムの方に行ってると思ったけど……」
「それはそうだがな。言ったろ、特訓だってな! ……別に迷ってここまで辿り着いたワケじゃねえぜ?」
(言わなきゃ良いのに……)
アヤセの心の中のツッコミに気づくことなくイレギアは先輩風を吹かせて語っていく。
「アオイは知らねえかもだがポケモンの進化にはめちゃくちゃ一緒に歩く必要のあるヤツもいるんだってよ。それを『レッツゴー』で試してたらここまで来たってワケだ!」
「……それ結局迷ってるって意味では? そもそも普通に迷っただけですし」
「うるせーアヤセ! ……おっと、タクシーが来ちまったな。そんじゃあここらでお疲れ様でスター! ——おーいこっちこっちー!」
イレギアが手早くスター団ポーズを済ませると、空に見えたタクシーに手を振って駆けていく。
「あーその、うん。お疲れ様でスター。コライドンちゃんもバイバイねー……」
「アギャ……」
「いやそのっ、別に怒ってるとかじゃないから……えと、元気出して。おやつあげるから」
そう言いながらアヤセは旅の途中で食べようとしていた携帯食を取り出した。いわゆるカロリーメイト(プレーン)で、もちろんポケモンも食べられる。
「アギャギャ!!」
アヤセの手から受け取った携帯食を一口で食べ、コライドンは満面の笑みを見せる。
「……コライドンのこと、ありがとう!」
「いやいやそこまでじゃ——」
「おーいアヤセー! そろそろ行くぞー!」
少し遠くに降りたタクシーの扉に手をかけながら、モトトカゲをボールに戻したイレギアが声を張り上げる。
「はーい! それじゃ改めて、お疲れ様でスター!」
彼女自身、憑き物が取れたのか、アヤセは元気にスター団ポーズを披露してタクシーへと駆けて行った。
「じゃあねー。…………うん。変な人だけど、悪い人じゃないみたい。進化のヒント(?)も教えてくれたし……これからも仲良くするために、あんまり迷惑かけないようにしようねっ」
「アギャス!」
「よしよーし! じゃあ私たちも、ジムに行こっか! 確かネモによれば……——」
「よーしようやく到着だー!」
「短いけど、長かったなぁ……」
一度テーブルシティに戻ったあと、今度はキチンと西門から出た2人は一直線にセルクルタウンへと辿り着いた。
日はまだ落ちていない。むしろ真昼間だ。
「マジで一直線に着くとは思わなかったぜ……まあとにかく! 今度こそジム戦に——」
「あー! イレギアじゃん!」
イレギアがジムへの一歩を踏み出そうとしたところで少し遠くからネモが彼を見つけて声をかけた。
「おおっと! こいつは飛んで火にいるウルガモスっ……予想外の大チャンスでスター!」
「それだと逆の意味になりません?」
意気込みに声を挟まれたイレギアは、しかし不快感など一切なくその方向へと振り返った。
「まさかこんなところで会えるなんて! 早速勝負しちゃう!?」
「もちろんだぜ! ジムに行こうかと思ったが、その前にアンタから蹴散らしてやる!!」
「望むところだー!」
(あっれ、あたし蚊帳の外……?)
「まあ、当然というか……」
「ちっくしょーっ! また負けたぜー!」
「やったー! うんうん! イレギアも強くなってて嬉しい! また戦ろうねー!」
「……あれ、ネモはジムテスト受けるんじゃないのか?」
悔しがっていたイレギアはそのまま去ろうとしたネモに疑問符を浮かべていたが、対する彼女はあっけらかんとしていた。
「わたし? もうチャンピオンだから受けないよ?」
「何ぃ!? ちょっと考えればそうだったぜちくしょーっ! すぐに追いついてやっからな!! お疲れ様でスター〜〜〜〜!!」
「ちょっと先輩っ、回復しないと〜!」
「待って、今いいきずぐすりをっ……——あちゃあ。ふふっ……また勝負しようね〜!」
ネモは2人を笑顔で見送った。イレギアは振り返らず手を振った。
ジム戦から長くなりそうなので一旦ここまで。
3匹目はコイキング。元スレでもほとんど採用されていたのと、出世魚と名高いため採用させていただきました。