はじめまして翁月と申します。
m(_ _)m執筆自体初めての山の翁大好きマンです。
予め申しておきます。当方の作品で登場する山の翁や暗殺教団はあくまで型月作品内に登場するものを参考に使用しており、
作者は、現実のとある宗教の某山の老人とは一切乖離して考えておりますのでご了承ください。
それでも気分を害される方がいらっしやったら申し訳ございません
とある砂漠の只中、砂塵飛び交う山々の奥に彼らは今も尚隠れ潜んでいた………。
その昔彼らの所属する団体は敵勢力の行軍により壊滅し、その歴史に終わりを迎えたと多くの歴史書には語られている。
だが事実は違う…
彼らは今も尚先祖の無念を胸に秘め、薄暗い洞窟の中、心もとない蝋燭の灯火と僅かな水、僅かな食料と薬を糧に、教えを貫き、神を尊び、回帰の時を待ちわびでいた。
そしてときは訪れる、無念の年から数百年、ついに信託が下る…
信者A「おおっおおぉぉっ!! 遂に、遂にこの時がぁっ!!」
信者B「長き我らの無念が今ここに報われるっ!」
信者C「信託には!?お告げにはなんと記されておるのだ!?」
その様は恐慌、または阿鼻叫喚の様相を呈していて、彼らを表す言葉は狂信者が最もふさわしいであろう……。
信者A『「 遠き彼方、極東の只中に“寵愛の瞳”が生れ出づる…
彼の者資格を得し、晩鐘の御使いは彼の者を永久見届けん… 」』
信者C「おおっそれはそれはっ
迎えに行かねば……かの地へ、極東へお迎えに上がらねば……っ」
彼ら教団は長いときを指導者が不在の中過ごしてきた、すでに教団の教えは誤解釈され、形骸化し、堕ち、廃れてしまっている。
混沌、そこにかつての秩序はとうになく半ば暴徒と化している
そんな中でも縋れるものはその教え以外になく、その教えのままに生き、死に、殺してきた彼らはすでに教徒として、その前に人として壊れていたのかもしれない、
そんなかな降って湧いた信託、指導者の再誕に彼らは狂うほどに歓喜せざるを得なかった……。
信者B「未だ幼き愛しき長よ……」
信者C「正しき我等の指導者……」
信者A「聡明なる死の裁定者……」
全信者『 “山の翁よ”っ!! 』
場所は変わってここは日本のとある産婦人科、ここにいま2つの小さな命が生まれた。
『オギャアアアアアアッ!!オギャアアアアアアアアアッ!!』
看護師「………!!っおめでとうございます!元気な男の子と女の子ですよ!!」
遠藤 嗣実「おお~っ良かった良かったあぁ~(ノД`)シクシク
よく頑張ってくれたっありがとう遥っ!!」
遠藤 遥 「…………///( ´∀`)」
日本の都心のただな中で遠藤家は祝福に満ちていた、男は感涙し
女は出産直後のそれも双子という難産だったためか肩で息をし、愛する夫の言葉に答えることはできない、しかし上気したその表情は確かな喜びを湛えていた、
まさに今ここからしあわせなひと時が始まるそんな空気に意外な横やりが入る…
看護師「ですか……女の子の方に少々問題がありまして…。」
嗣美 「えっ?どっどういうことですか!?」
予想外の言葉に嗣美が看護師に詰め寄る……
看護師「おっ落ち着いてくださいお父さんっ!こちらでも精密検査をしてからになりますので待合室にて少々お待ち下さいw(°o°’)w」
看護師はひとまず嗣美を落ち着かせ夫婦に見えないように赤ん坊たちを別室へと運ぶ、
嗣美は待合室で気が気でない状態にいた、当然である、今しがた生まれたばかりの我が子の片割れに何かしら問題が発生したのだ、普通の親であれば不安にかられることだろう、
刻々とときは過ぎる、長くあまりにも長いこの待ち時間が途方も無い地獄に感じ始めた頃、
看護師「遠藤さーんっどうぞーっ」
間の抜けた指名がかかる不安の中待たされた分看護師に理不尽な憤りを覚えるがそんなことは些末なこと、急いで診察室へと向かう
医師「遠藤さんまずはご安心ください、娘さんの健康状態はなんの異常も見受けられませんでした、至って健康な元気な女の子です」
嗣美「ほっ本当ですか!よっ良かったぁ~」
自分の娘は健康だと告げられ安堵したのもつかの間
医師「ですが問題はそこではありません」
医師はそう告げると側にいた看護師に目配せをする、それに了承した看護師は奥の部屋から毛布にくるまれた赤ん坊を連れてくる
医師「遠藤さん、まずは落ち着いてご確認ください、その子が娘さんです」
そう告げられ毛布にくるまれた我が子を確認する、が
その赤ん坊を見た瞬間嗣美は絶句する
なぜならば、その赤ん坊の肌の色は日本人の黄色肌のそれではなく中東洋あたりの方々に見られる少し肌身がかった土気色であった。
更にその赤ん坊特有の産毛のような頭髪はまるで夜空の星々を散りばめたような煌めくような紫紺の色をしていた。
故に信じられなかった今ここにいる赤ん坊が自分の娘であると
まさか……
嫌な妄想が脳裏によぎろうとしたとき医師から待ったがかかる
医師「まず奥様の名誉のために言わせていただきますがその子は間違いなくあなた方ご夫婦のお子様ですっ!
先程長く待たせていただいた理由は勝手ながらDNA鑑定をさせていただきました。………
100%あなた達の子よ」
嗣美「いくら身内だからって義姉さんそれは…(-_-;)」
医師「あらっ妹の潔白を証明するために全力を尽くしたまでよ、後で資料も渡すわ、それとここでは“ 先生” よ!」
嗣美「自分から崩しておきながら……」
そうここは妻の遥の姉、翔愛が勤務している産婦人科で姉妹だからと融通してもらったのだ……今更ながらいいのだろうか?
翔愛「コホンッ…さて話を戻しまずかおそらく隔世遺伝によるものと思いますもっと詳しいことを調べるには時間も設備も足りませんのでまたおいおい診ていきますね」
どうやら押し切るようだ
嗣美「でも、少なくとも俺も遥も更にはじいさんもばあさんも純粋な日本人だ、世代を遡れば中東洋の人種がいたとしてもそんなことがあり得るのか?」
翔愛「偏にあり得ないと断ずることはできません、それに…」
“問題はそこではないでしょ?”
嗣美「えっ………」
翔愛「だってその子は遥のお腹から生まれてDNAも貴方と一致してる、医学で、いえ理論で証明できることは全てし終えた。
なら最後は “あなたがその子を自分の娘として見れるかよ” 」
義姉は問うている理屈ではなく心で自分はこの子をどう思っているのかと、あぁそうだ突然のことで大事なことを失念していた
嗣美「決まっている例えこの子が何者であれこの子は俺の、
いいや“俺たち”の娘だ!」
翔愛「そう、なら良かったわ…コホンっえーっでは病院側としてもできる限りサポートいたします。当然ですが奥さんもお子様もしばらく入院していただきますので、また後日お伺いください。」
話はひとまず終ったと言わんばかりに帰りを促す翔愛、ホントに身内とはいえ病院職員としてその態度はいかがなものか、そんな中嗣美はふと思い出したように翔愛に聞く
嗣美「あっもう一人弟の方は特に異常は診られなかったんだよな?」
翔愛「……えっ?」 嗣美「え?」
沈黙が病室を支配する………
翔愛「あっあ〜ぁ弟っ!そう弟…………《忘れてたわ》」
嗣美「え~~(´ー`)」
思えばこれが彼の、後の遠藤浩介の伝説の始まりだったのかもしれない………かも?
ちなみに彼も無事(?)健康体で生まれた
時は流れること6年、とある保育園の門前、ここに二人の幼い姉弟がいた……
姉「アハハッコウちゃんったらまたかくれんぼで誰にも見つけられないまま遊び時間終わっちゃったの?
だから言ってるのに〜気配を消すだけじゃなくて表に出すように努力しないとって〜(⌒▽⌒)」
弟「うっうぅ〜(泣)しっ仕方ないだろっボクはおねえちゃんみたいに器用じゃないんだもん!!
気配がなさすぎるのもおかしいけど…気配を思いのままに出したり引っ込めたりってっもうそれどうやってるんだよぉ〜!!щ(゜ロ゜щ)」
姉「アハハハ(≧▽≦)」
遥「霞〜迎えに来たわよ~浩介は?まだ園内にいるのかしら?」
浩介「隣りにいるよっチキショオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」
そう言うと母の迎えの車に乗り込む双子の姉弟彼等は双子と言うにはあまりにも乖離している、一応二卵性双生児ではあるのだがそれを加味してもあまりにも似ていない。
まずは、双子の姉の “遠藤霞” 元気で活発で社交的な女の子である、しかし異質なのはその容姿であり幼いながらも可愛らしい顔つきではあるがその肌は日本人の黄色肌とは違い、中東洋に見られる肌身がかった土気色をしており、その髪は美しい夜空の星々をそのまま流し込んだような紫紺の色をしている。
病院側の見解は隔世遺伝または先祖返りのようなものだと結論を出した。両親とも家計に中東洋の人種の記録がなかったことから記録も残らないはるか昔からの先祖返りというかなりの異例であり、その日本人離れした容姿から将来的に周りからハブられるのではないかと危惧していた両親であったが、幸いなことに今現在通う保育園では本人の社交性とその容姿の物珍しさも相まって一定の人気を博している。
両親としてもこのまま小、中、高と順調にいってもらいたいものである。
そしてこんな姉の後ろからカルガモのヒナが如くついてくるのは双子の弟 “遠藤浩介” 姉と違い一般的な容姿をしていて、少し長めの前髪はその両目を隠し、少し色白な肌はその希薄な雰囲気に拍車をかけている。そのあまりに薄すぎる気配は街行く人、保育園の職員や友人たち、更には彼の両親に至るまで彼の存在を一発で認識することは不可能である。
更には少し気分が凹むことでその存在感を多少なりとも増すというなんとも生きにくい業を背負う哀しき少年である……。
しかし何事にも例外は存在する……
霞「プププッこのままだとコウちゃん自動ドアやはたまた体重計にすら認識して貰えなくなるんじゃない?(⌒▽⌒)」
浩介「そっそんな哀しいことあって貯まるかぁー!!……ないよね?」
霞「なんで自分で不安になるのよ…」
遥「それにしても不思議ね、霞はすぐに浩介の居場所がわかるんだもの、私達ですらこうして喋ってもらわなきゃしっかり車に乗せられたか心配になるわぁ〜」
浩介「あんたそれでも親かぁ~!!。゚(゚´Д`゚)゚。」
そう親すらも見失う浩介の存在を姉である霞は一瞬で見つけることができるのだ。
浩介「うっうぅ〜もうボクはおねえちゃんがいないと生きていけないよぉ〜!お願いおねえちゃん!どこにも行かないでくれぇ〜!!。゚(゚´Д`゚)゚。」
霞「えぇ〜っ何よそれ〜それじゃあ私一生お嫁さんになれないじゃない(●`ε´●)プンプン」
遥「あらあら〜それじゃあ霞のお婿さんになる人の最大の敵はパパじゃなくて浩介になるのかしら?」
霞「もうっそんなこと言ってたら今日はイッシヨに寝てあげないからねっ!」
浩介「ごっごめんなさーい!!」
この通り察しのいい人ならわかると思うが、このような環境下の中優一己を認識してくれるのが実の姉ときたら、シスコンになるなという方が酷な話である……。
霞「そうだなぁ~っそれじゃあ私とかくれんぼ勝負して勝てたら許してあーげるっ(^_-)-☆」
浩介「え”っ………!?」
先程の1件を経ていれば、この勝負は浩介が有利だと考えるものもいるだろう、しかし事は“遠藤霞”この少女において彼女の異常性はその容姿だけに留まらない、
浩介「むっむっ無理に決まってるだろぉ〜!!だっておねえちゃんっボク並に気配を消せるだけでなく、気配を出したり消したりして誤魔化すなんて、まるで忍者みたいなことしてくるんだもんっ!!
おねえちゃんにかくれんぼで勝てるわけがないじゃないかぁ〜。゚(゚´Д`゚)゚。!!」
霞「えへへ〜そんな褒めても許してあげないんだからっ(^_-)-☆」
浩介「「褒めてないよぉっっっ!!」」
微笑ましい?喧騒も程々に、しばらく車を走らせていると無事我が家へとたどり着いた三人は、そそくさと家に入り各々のやることを終え、ゆったりと我が家の大黒柱の帰りを待つ。
そうしてしばらくしていると、
嗣美「ただいま〜」
三人「「「 “おかえりなさーい” 」」」
嗣美「皆いるなぁ〜?浩介はぁ~……………………よしっいるな!」
浩介「いま絶対見失ってたーっ( TДT)!!」
嗣美「悪い悪い……(^_^;)
あっそうだっ明後日仕事が休みになったんだその次の日からは連休だろ?皆で旅行に行かないか?」
霞「旅行!?っ行く行くっ絶対行きたーい!!」
遥「あらあらいいわねぇ~」
嗣美「なっ?だから浩介、機嫌を直してくれないか?」
浩介「…………まぁいいよぉ~しょうがないっ」
嗣美「ありがとおぉ〜浩介ぇ〜っ!!よしっお前の好きなところに連れて行ってやるぞっ!」
浩介「ほっほんとっ!じっじゃあねぇ~……………」
いつもと変わらない何気ない一時にほんのささやかなトラブルと今日のような楽しいスパイスはあるものの何事もなく日常は周っていく……。こんな日々がいつまでも続いていくとここにいる誰もがそう思い明後日のイベントに話しの花を咲かせていた。
だがそんな願いも虚しく、彼らを取り巻く運命はそんな平穏を許さない、ここで交わされた家族旅行の約束は、果たされることはなかったのだから……………
翌日の夜〜
遠藤家一同は本日もいつもの日常を終え各々の時間を過ごしていた大人たちは温かいお茶を片手に明日の旅行の打ち合わせをし、子どもたちは旅行の荷物まとめ、学校の遠足前夜よろしく眠れないからと談笑をする、このまま次の日までゆっくりとこの時間が流れると誰もが思っていた……
が突如家の中のすべての明かりが暗転するーーーーーっ
霞「えっナニナニ?停電っ!?(⌒▽⌒)」
浩介「なんでそこはかとなく楽しそうなんだよ……」
嗣美「落ち着けお前たちっ多分ブレーカーが落ちたんだろう、今からつけてくるから二人は大人しくしてなさいっ」
二人「「 はーいっ! 」」 霞「ちぇっつまらないの〜」
遥「こらっ」
このような緊急事態でも慌てることなく余裕があるのは彼ら家族がどれほど穏やかに生きてこれたかが伺える、当然だ、そもそもの話ここは日本、銃弾飛び交う紛争地帯ではないのだからこのような状況でも穏やかでいられるのは寧ろ美徳と言える。
だからこれから起こることは誰の責任でもない
嗣美「ぐわぁっ!!」 遥「きゃぁっ!!」
嗣美と遥の二人は己の身に何が起きたのか一瞬分からなかっただが暫くして思考が晴れ自分の状況を理解する。自分たちは今何者かに組み伏せられているのだ、頭の側頭部を大きな手のひらで押さえつけられ、背中から馬乗りにされている状態だ、首筋にあてがわれた細く冷たい感触に二人は生唾を飲む。次の瞬間ーーー
???「何もするなっ動かず、振り向かず、ただこちらの要求にのみ応答せよっ」
突然の出来事に追い着けない二人に畳み掛けるようにその声は続ける
???「貴様らの娘を我々に引き渡せっさすれば同じ血族の由見、命までは奪わんーーーが、否と言うのであれば貴様らの首は断たれ命運はここに尽きることになろうな……」
恐ろしいほどに冷たく、少しの嘲りを混じえた乾いた声に、情けないが大の大人が泣きそうになっていた………。
だが、今の言葉は気が流すことはできない、ましてや了承などするものかと!、
嗣美「ふ……ふっ」
???「むっ?なんだ?言いたいことがあるならはっきり…… 」
嗣美 遥「「ふざけるな(いで)っ!!」」
震える声で、それでも彼らは叫ぶ、あの日、自分たちの元へ無事元気な姿で生まれてきてくれた、この世の何よりの宝物たち、多少の問題やしがらみはあったけれど、それでもこの子達は、自分たちが命をかけ守り育てると誓ったのだ、それをどこの誰かもわからない訳のわからん輩に自分の命可愛さにくれてやる義理は毛頭ないっ!
嗣実はなんとか抵抗しようと身をよじる、だが哀しいかな、いっかいの事務職員にすぎない嗣美では、戦闘のプロであろう襲撃者の手は揺るがない。
???「……そうか」
ただ一言そう告げると襲撃者たちは二人を抑える更に手に力を込め首筋にあてがった短刀を食い込ませる、二人の首筋に赤い雫がたれた次の瞬間ーーーっ
パッと部屋の証明がついた
今まで暗闇だったことからその場にいる全員が一瞬怯む、それにより二人の襲撃者の姿が顕になる、全身黒一色に統治つしたまるで忍者を彷彿とさせるが、二人の姿は忍者のように均等のとれたものではなく方や端がボロボロに擦り切れた大きな外套を羽織り方や所々肌が見えた軽装でその肌は暗い土気色をしている、しかしそんな彼らにも一つだけ共通しているものがあるソレが顔をお会い隠すなんの装飾もされていない真っ白な仮面である
首筋にあてがわれている短刀は闇をも飲み込みそうな漆黒の色をしていたーーーー。しかし嗣美と遥の二人はそんなこと気にも止めず驚愕の表情である一点を見つめていた。
霞「 やめて!!」
そこにはことの中心になっている愛娘、霞がいたのだ。おそらく証明をつけたのも彼女だろう、その手には武器のつもりが園児用の丸みを帯びたハサミが握られていた。そしてそのまま霞は続ける……。
霞「わっ私がそっちに行ったらパパもママもけがさせないですか!?」
とんでもないことを告げたこの子は両親を救うために自らの身を捧げたのだ、齢10にも満たない幼子が、だ。もちろん両親は考え直すように説得しようと叫ぶが
???A「おっおぉ〜おおおおおおおおおおおおおお。゚(゚´Д`゚)゚。」
???B「おぉ “瞳の愛子” よっようやくようやく相まみえること叶いましたっ素晴らじい素晴らじいいいいいーー!!(ノД`)シクシク」
なんの感情も感じさせなかった襲撃者の狂ったような歓喜の泣き声にかき消された、先程の冷めた感情はどこへやら、刻々と変わる状況についていけない嗣美と遥を他所に話はどんどん進む、
???B「えぇ~、えぇ~もちろん!!貴方様が望むならこの者たちの命運の終わりはここではないということっ」
???A「さぁさぁ参られよ、我らが里に参られよぉ~っ!」
あの恐ろしい襲撃者達はどうゆうわけか娘に頭を垂れている。わけも分からずその状況を見ていたがふと我に返る。このままでは娘が連れて行かれてしまうっ!拘束が解かれた今ならっそう考えがよぎった瞬間ーーー嗣美と遥の意識は闇へと落ちた…………。
「ーーーっーーーーっ!ー」
「パーーっーマーーっ!!」
「パパーっママーーっ!!」
凄まじい悲鳴のような叫び声にたまらず目を冷ます二人窓を見ると外はもう明るくなっていた、朦朧とした意識は昨日の出来事を思い出してすぐに覚醒し悟る、あぁ娘は連れさらわれたのだと
そして今も自分たちに泣きつく息子の無事を素直に喜ぶ、その目は一晩中泣いていたのだろう、随分と泣き腫らし自分達を呼ぶ声は少し掠れていた……
遥「浩介っ!あぁ良かったあなただけでも無事で…」
浩介「う“っう”え”っぐうぅ〜ママ~〜っ!!」
泣きながら抱き合う妻と息子を見ながら昨日の首の傷をさすり嗣美は考えを巡らせていた。昨日の夜からこれだけ時間が経っているんだ、奴らの目的が何であれすでに遠くへ最悪、国外逃げている可能性が高い、今から捜索してもすぐに見つかることはないだろう…
不甲斐ない……あのとき絶対に守っていくと誓ったのにあろうことが逆に助けられてしまった。己の不甲斐なさに泣きそうになる
だが、“それは諦める理由にならないっ!!”
霞 ❨❨わっ私がそっちに行ったらパパもママも怪我させないですか?❩❩
あんな怯えながら確かな勇気を持ってそう発した娘に報いなかればならないっ!何より父親として一刻も早く助け出さなければならないっ!!
警察、探偵、はたまた裏社会のヤクザ?どんな手段を使おうと娘を助けるためにリスクも金も惜しむつもりはない!!
今日のやることは多い予定していた旅行は当然キャンセルした
次旅行に行くときは家族全員そろってからだ!!
〜霞side
あのあと私は様々な乗り物に揺らされながら彼らの言う“里”に連れてこられていた。全く楽しくはないけれど当初の予定よりも遠くに旅行に来たようだなと思ったのは笑えない皮肉である。
そこで私は彼らのすべてと私を連れてきた目的を知ることになる、彼らはとある宗教から派生した暗殺教団であり、その開祖は“暗殺”という概念を生み出した歴史的に重要な人物であり、その教団ははるか昔に滅んだこと、滅んだと言っても一部はこうしてここに生き残って教団を存続させていた。
そしてある日信託っていうのが伝えられて日本に生まれる始祖の血を受け継ぐ者が、教団の新たな指導者、“山の翁”になるということらしい、
その血を受け継いでいたのが日本では遠藤家ともう一つあるらしい、
わたしたちは、教団の壊滅後散り散りとなったものの一部が日本で子を成した、その子孫だそうだ。
その中で資格を得たのは私だったと言うことである。私が日本人離れした容姿をしているのはこれが理由だ。
私はすべての話を聞き終えたとき…………
戦慄し、理解してしまった。いかに自分が愚かで早まった行動をしてしまったのか……、
この人たちは私に人殺し集団のリーダーになれと言っているのだ。
幼いながらも、人を殺すということはどういうことかなんとなく、絶対に許されない、やってはいけないことだと理解していた。
当然である、人が死んでしまうのは仕方がない、だがそれを誰かの手によって下してはならないのだ。
しかし物語の中で色んな理由で誰かを殺す人はいる“ただ憎いから”“悪者だから”“大切な人を奪われたから”こういった理由であるのなら共感はできないがまだ理解はできただろう。だが、彼らは天からの教えとやらを理由に誰かの命を奪うというのだ…………っ!!私にはそれが理解できなかった。
当然私は 嫌だっ! と答えた。それで許されるなんて甘いことは無いというのに……
まず彼らが私にしたことは、いうなれば洗礼だ、私は無理やり目隠しをさせられナイフを片手に持たされこう言われた
「貴方の目の前には理性なき飢えた獣がいるあなたが殺さなければあなたが食い殺されてしまう。我々が導きますのでどうぞおやりなさい」
とただでさえ周りが見えず混乱していた私は言われるがままにナイフを突き出したすると聞こえたのは、
「ギヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアっ!!!!」
獣のうめき声なのではなく、私と同じくらいの少女の悲鳴だった…………
わけが分からなかった………えっ?私が刺したのは獣ではなかったのか?、そう混乱しているうちに少女は私の目の前で程なく息絶えた、痛みと憎悪の火が燃える瞳を私に向けたまま……
「「イ”ヤ”ア”アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッ!!!!!!!」」
なっなんで!?えっ?なんでこんなことになったのっ!?
私が考えなしだったからっ!?
私が言うこと聞かなかったから!?
わからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからないわからない!!!???
わっ私がっ!私がっ?私がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ!!!!
もっと他にやりようはあったのか?、こうするしかなかったのか?そんなこと今更考えたところであとの祭りである。
そこからは早かった、罪悪感と絶望に打ち呑めされた私に彼らは現実から逃げるすべを教えてきた、
それは “快楽” 薬、タバコ、性交渉、ありとあらゆる快楽を彼らに与えられるままに私は溺れていった、
もっと、もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっとっ!!!
あの顔を忘れられるほどの何もかもがどうでもよくなるほどの快楽をっ!!その思いのままに私は快楽を貪り、深い深い底まで取り返しの付かないほどに深く堕ちていった。快楽の為ならどんなこともできた、できてしまっていたほどに…………。
そうしてときは過ぎること10年……私にはいくつかの変化が起きていた、
まず1つに、私は名前を捨てさせられ代々“山の翁”が酬名する
“ ハサン・サッバーハ ”
を名乗らされている。
2つ目に、これまで数々の修羅場、地獄のような戦闘訓練、中には幼い身空には処理しきれない過剰な快楽による臨死体験が重なり “直死の魔眼” という異能が発動した。
これは、視界に入れたすべての存在、生物、非生物、物体、非物体問わず終わりあるものの終末の未来、即ち“死”を“線と点”で知覚し干渉するという異能である、
物体に写る“線”をなぞると致命傷や重症を与え“点”を突けば即死させることができるという代物だ。しかしこれを十全に扱うには眼だけではなく、死を理解する脳が必要となる。私は死を知覚できてもそれを理解することができないため本来私の脳では俗に言うオーバーヒートを起こしてしまいデメリットしかない。が、それを可能にしているのが “
私が教団の連中に『瞳の愛子』と呼ばれるのはこれが理由だ。
3つ目に、これは生まれ持った特性であるが翁の寵愛を受けて生まれた私は天性の肉体を保有している。簡単に言えば生まれつき異常なほど体が頑丈なのだ、故にいくら薬を吸入しようが、いくら男性と体を重ねようが、私の体は壊れることも腐ることもない、これを踏まえ私は肉体改造をも施された、当然であるがこのような洞窟にまともな医療機器が備わっているわけもなく、麻酔無しで腹を裂かれ、戦闘に不要な内蔵を切除されている。
こうして私は10年でものの見事に完璧な暗殺者として作り変えられ“ 第二十代目山の翁 『
しかしいくら無敵の力と肉体を得ても、私の精神は休まらない、
たくさんの薬に縋ろうと、多くの男性に温もりを求めても私の心は満たされない。
これまでこの手に掛けてきた罪なき人々はある日千を超えてから数えるのをやめた……。そうして冷めていく自分の精神性にも嫌気が差す、体は万全でも心はすでにボロボロで限界だった。
特にやることがないので、私は長に与えられた(洞窟基準であるが)それなりに豪華で広い一室で煙管を吹かせてに部屋を照らす蝋燭の火を眺めながら黄昏れている……
そんなときふとこんなことを思っていた
〜そういえば今年からコウちゃんは高校生かな〜
10年前のあの日運命を分かたれた己の半身、最愛の弟のことを
私が今でもギリギリの瀬戸際を生きていられるのはあの子の存在があるからだ、自分がこうして汚れることで彼のように助かる命があるのかもしれない。自己犠牲ってやつだ、私は教団の教えなぞどうでもよく、自分の為すことには何かしらの意味があるのだとなんの確証もない願いに縋っていた……
そう……割り切っているつもりだった………だが今回はつい口をついて呟いていた…
ハサン「いいなぁ~」
望んだところでどうにもならないそれに思いを馳せた瞬間……
とてつもないプレッシャーがその場を飲み込んだ
ハサン「ーーーーっ!?」
何事かと思い臨戦態勢であたりを見回したーー先に……………
死が、立っていた……。
2m以上ある体躯に端が擦り切れた闇色の漆黒の外套を羽織り、その隙間から覗かせる刺々しくも生めかしい漆黒の鎧は所々に骸骨の意匠がなされ、その顔には全身が黒いからこそ目立つ白い髑髏の仮面を覗かせ、その眼窩には青白い炎が揺蕩う、頭の左右から伸びる大きな角は雄牛や地獄の鬼を連想させる、その手に持っているのは鎌ではなく、地面に突き立てられたなんの装飾もされていない無骨な剣であるが死神とはこういう姿をしているのだろうとそんなことを思った……。
その立ち姿は一言で表すなら骸骨の騎士、禍々しく黒いオーラを漂わせているもののその姿はどこか神聖な雰囲気すら漂わせている。
私はこの存在を知っている、我らが教団の開祖にして始祖
“初代:山の翁ハサン・サッバーハ”様
である、
この御方のその姿を見たものはいない、なぜならばこの方を見た者は皆この方の顔を見た最期に死んでいるからだ、
この御方は一人の個人という存在を辞め教会の腐敗と堕落を監視する機構、現象へとその身を昇華させ、曰く歴代の翁の方々はその任を終えるかまたは堕落の断罪の元その首を初代様に断ち切られてきたのだ、
即ちこの御方は最初にして最後のハサン、ハサンを殺すハサンであると、
この御方が確かな実体をもってここに現れたのは言うまでもない、私が堕落したからだ、私は望んでしまった、コウちゃんと弟とともに平穏な日常を送ることを、我ら教団は教えの元とは言えその行いは人道から外れるもの、決して外道に堕ちぬよう己を律しなければならないっその集団のトップともなればなおのことである。それを理解したとき私は恐怖……でわなく安堵していた。
〜あぁ〜ようやく終われるのだと〜
どうせ望んだところで叶わぬ願い、私はすでに日常へは帰れないコウちゃんの隣にいてはいけない人間だ、短すぎる人生、もちろんやり残した、いいやっ、やりたいことは数え切れないほどある、しかしそれを差し引いてもこの地獄のような人生が終わるのならばと私は初代様に頭を垂れる、首を切りやすいように早く殺してくれと急かすように、しかし…………
『 “ 汝にはこれより遠き極東の地にて三つ年の平穏の時を享受する猶予を与えん ” 』
「っ!?」
予想外の返しに驚愕する私に初代様は続ける…
『 “ 汝に堕落の兆しあり、本来であればここでその首断つつもりであったのだが……
汝のそれはあくまで兆し、故に汝の求むる平穏を生き後に再度神判を下すっ! ”』
『 “ 見事沙汰を終えたならば汝の命脈は未だ続く…が汝が堕落したのであればその時こそわが断罪の刃はソナタの首を断つことだろう…………! ” 』
つまりはこういうことである。私は3年間日本で平穏を生き惑わされないのであれば無罪、惑わされたなら有罪即刻首チョンパということである。考えにふけっていると尚初代様は続ける、
『 “ すでに学び舎への手続きも我の方で済ませてある諸々の書類もまとめてな、即刻ここを立つ40秒で支度せよっ!! ” 』
「えっ!?あっちょ待っ………っ!!」
突然の状況変化と情報量に頭が追いつかないっていうか学び舎?
学校のこと?えっ何私学校行くの!?諸々の手続きって何!?ただでさえ古臭い喋り方で話の内容咀嚼するのにワンクッション挟むんだからもうちょっと丁寧にゆっくり説明してほしいっ!!ていうかあと最後の何故あなたがそのネタを言ってるんですか!!
心のなかで不敬な愚痴を挟むも急いで準備に取り掛かる、しかしすでにすべてを諦めてしまっている自分としては今死ぬか三年後に死ぬかの違いでしかない、実質病院で余命3年と告げられたようなものである、だからせめてこの3年間は精一杯有意義に生きようと心に決め10年ぶりに日本に帰国するのであった……。
数日後〜
「あのっ今更なのですが、何故初代様も一緒に来ているのですか?」
とある平日の朝初代様より与えられたマンションの一室、
私は姿見鏡の前で学生服を着た己の姿を確認しながら同居人の老人に呼びかける
初代様「ソナタの言う通り今更であり、愚問である、汝にまつわる書類、この住処に至るまで我の方ですべて用意したのだ。」
「諸々の説明は勿論のこと汝を裁定する役目もある、故に我は汝の側に控えておる、それにゆめ忘れるな、大衆の前では我は汝の祖父としてふるまう、汝もそのつもりでいよ “ハンナ” よ」
ハンナ「畏まりました “お祖父様” 」
今わたしたちは少し変わった宗教に入っているだけの日本のごくごく普通なおじいちゃんと孫を装っている。ゆえに私達の姿も本来のものではない
私は様々な人体改造の末肌の色を変色させるという能力を身に着けた、故に今の私は従来の肌身を帯びた土気色ではなく日本人の黄色肌を少し薄めたいわゆる色白な肌になっている。しかしこの能力は行使するたびに肌に激痛が走るためその度に切り替えるのはとても億劫である、よって3年間はこのままであろう。髪色は単純に黒く染めている。顔つきは元々純粋な日本人だったため変える必要はなくどこからどう見ても日本のJKである。
一方初代さまはっ……………
一体どうやっているのか己の体に青白い炎を爆ぜさせ一瞬で変身することができる。その体躯は2mから180cmまで縮み(これでも十分大柄ではあるが)日本人にしては少し焦げた肌色に瞳は青白くその眼差しの鋭さは猛禽類のようである、
そして、一年の364日は休日の某翁もかくやと言う見事な顎髭を蓄え、頭髪は短めだが襟足はそれなりに長く、頭髪、髭ともに鋼のような灰色をしている、体格は老人にしてはとても逞しく緩やかな和装の上からでもわかるほどガッチリしている………正直この人はホントに擬態するつもりがあるのかと疑うほど目立つ姿だ。下手をすればどこぞのヤクザの組長と言っても通じそうな容姿をしている……。
これから学校生活を送るにあたり初代様は私の戸籍、個人情報、過去の経歴などというパーソナルデータを事前に設定していたこれからの私の名前は “言峰 ハンナ” 中学3年の後半から近日に至るまで事後により入院していたため世間で言うところの夏休みという期間の直前まで入学が遅れたという、その事故により両親は亡くなり今は祖父と二人暮らしをしている。病院への根回し( 洗脳 )も滞りなく、学校への入試試験に至っては地獄の鍛錬と座学を成した私からすれば児戯に等しく難なく合格した。
本日は遂にその登校日であるため制服の着心地を確認していた着慣れない服とこれから起こるであろう未知の体験に内心期待を膨らませていたが初代様の中言によりその感情は霧散した…
初代様「『 “ これより始まるは裁定の試練、これからの汝のお行いが汝の命運を左右するものと心得よ ” 』」
ハンナ「……っ!……もちろん承知の上でございます。」
初代様「……………」
私は初代様に一礼し学生カバンを持ち学校へ向かう、己の中で答えは決まっているとはいえ先程はつい気圧された、私は気を引き締めて歩き出すこうしてる間にも初代様は肩口から私を
《キーンコーンカーンコーン》
ここはとある高校、その朝礼の鐘がなり先程までガヤガヤと騒いでいた生徒たちは各々の席に座る。が、その忙しなさは一向に消える気配はない、無理もないだろう高校一年の夏休み前という変わって時期ではあるが色々な事情で入学が遅れていた生徒がこのクラスの仲間になるのだ、前々から聞かされていた生徒たちは期待に胸を躍らせていた、それが女子と聞いたら男どもの期待は女子のそれとは一線を画していた……
教師「はいっ席に着いてるなぁーお前らっ!待ち遠しいだろうが少し落ち着けよぉ~」
教師はそんな生徒たちの気持ちを知ってか少しいたずらだぽく言う、その後いつものごとく連絡事項や学期末テストなどの話をして生徒たちを焦らす……そして遂に
教師「それじゃあお待ちかねのぉ〜っ転入生を紹介する!!」
生徒達「「「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオっ!!\(^o^)/」」」
天之河「みんなっ!落ち着くんだそんな様子だと転入生の子も入りづらくなるだろうっ!」
白崎「まぁ気持ちはわかるけどねぇ~(⌒▽⌒)」
八重樫「全っくあんたたちは〜(´Д`)ハァ…」
生徒たちが騒ぐ中一人の男子生徒がそれを諫める、彼のことは後ほど説明するとしよう。
しばらくしてようやく静まり返る室内に一人の生徒が入室するその生徒の登場に先程静まったばかりの紳士諸君は再び騒ぎ始める
一言で言えばとてつもない美少女だった。その容姿はこのクラスが誇る学年2代女神に迫るほどに、艶のある漆黒の髪は肩口までに切りそろえられたセミロングに前髪は眉根で切りそろえられ、右耳に髪を一房掛け特殊だ意匠がなされヘアピンで留めている。
眉の下にある目はどこか怪しげであるものの優しさをたたえて見開かれている。鼻は小さくも確かな線が通っていて口元はぷるんとした唇を緩やかに曲げ優しげな微笑みを見せている
全体の表情は美人というよりかは可愛らしさが残りしかしその笑みにはどこか包み込まれるような包容力が宿っている。
そして何より見張るのは顔の下に佇む見事な双丘、この大きさは
かの2代女神を抑えこのクラスではトップレベルであろう。そしてその肌は顔や指先、太ももに至るまで色白である。
突如このクラスに現れた3人目の女神はきれいな姿勢を屈さず一礼しながら告げるーーーー
ハンナ「はじめましてっ皆さん。本日からこのクラスの末席に加わる “ 言峰ハンナ ” と申しm………っ!!」
しかしその言葉は最後まで紡がれることなく突如止まった、何事かと思い彼女の視線の先に目を走らせるもその先には
教師「…?どうした?言峰具合でも悪いか?」
ハンナ「…っ!い、いいえちょっと立ち眩みしただけです。すいません」
教師「おいおい大丈夫か?退院したばかりだからあまり無理はするなよもし体調が悪化するなら保健室に行くようにっ!
白崎っ!その時は頼めるか?」
白崎「はっハイ!わかりました!」
そうして当時保健委員だった白崎に確認を取り、ハンナを席へと案内する。ほんの僅かなハプニングもそこそこに無事クラスの新たな仲間は迎えられたと誰もが思っていた。しかしクラスメイトは知る由もない。この場で一方的ではあるが一つの再会がなされたことを、
先程のハンナの凝視した先そこにはハンナ…いいやあえてこう呼ぼう “遠藤霞” の半身、双子の弟、“遠藤浩介”が座っていた。
この場でその事実に気づいたのは遠藤霞本人と彼女の肩口から彼女を見守る山の翁のみだった………。
いやぁ~二部7章サイコーでしたね(⌒▽⌒)b
ただぁ〜個人的には、じぃじの登場もっと欲しかったところです!!
まぁ新規キャラがじぃじについて言及してくれてたのが嬉しかったですね!!
一年前の彼らですがどうせ幼馴染なので同じクラスにしたけど是非もないよね(^_-)-☆
あとすいませんm(_ _)m
遠藤君の両親の名前いくら調べても出てきませんでしたのでこちらで命名させていただきました。
もし知っている方がいたらご指摘お願いしますっ!!
ちなみに嗣美さんは綺麗な切嗣をイメージしました。
他二人はテキトーに(≧∇≦)b