Kamen Rider DEBRACER ~the lost of beginning story~ 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
翔「ところで作者、お前サイトの方は」
シオン「こっちにしか頭が回らない。内容とかは頭の中にぶちこんでるけど」
翔「早くあっちで昭和リイマジ以下略終わらせないと、俺たちサイトの方で出れないぞ?」
シオン「分かってるよ。もうすぐ誕生日だから、その日に3本ぐらい小説投稿する気だよ。ただ、あっちの方文字数分からないからキツくて」
出逢い
某世界の山岳付近。
そこにひとつの建物がそびえそびえ建っていた。
その建物は大きく、入り口らしきところには鷲のマークがあり、それ以外にも建物のそこらじゅうに鷲のマークが付いていた。
―――その建物の名前は【大ショッカー】。
昔から存在すると言われる悪の組織【ショッカー】が異世界を渡る術を手に入れ、異世界からいくつもの組織や【怪人】と呼ばれるものを集め、世界征服を企む巨大組織のひとつだ。
ここはその大ショッカーの組織の支部のひとつで、人目につかないところに、ひっそりとそびえ建っていた。
そんな大ショッカーの支部の入り口に、一人の女性と、骨のような白いラインの黒ずくめが話していた。
「―――つまり貴様は、このだイーッショッカーに入りに来たということだな?」
「だからそう言ってるじゃないですか!信用してないんですか!?」
「いや、すまなイーッ。このあイーッだレジェンドライーッダーが潜入してイーッたから、簡単には通せなイーッんだ」
黒ずくめ―――大ショッカー戦闘員の一人は、そう言って女性を通そうとしない。
女性はそれを聞くと、大ショッカー戦闘員の胸ぐらを掴んで揺さぶった。
「だったら機械探知機とか設置すればいいでしょ!そういうのしないから潜入されるんじゃないの!?どうなの!ねぇ!?」
「わかっ、分かった!分かったからおちつイーッて!?」
その言葉を聞くと、女性は大ショッカー戦闘員を離す。
そして女性を誘導するように、大ショッカー戦闘員は、別の戦闘員に頼む。
それを引き受けた戦闘員は、「こっちにこイーッ」と言うと、建物の中に入る。
女性は「所々イーイー煩いなぁ」と呟くと、そのまま建物に入っていった。
~~~
「アポロガイスト様にご用があります!はイーッてもよろしイーッですか!!」
(人の名前呼ぶときはイーッって言わないんだ………)
「構わん。入りたまえ」
とある部屋で、アポロガイストと呼ばれた男が、部屋に入るように仕向ける。
女性は恐る恐る「失礼しまーす………」と言いながら、部屋に入る。
部屋の中はとてもきれいで、壁の回りには重火器やら銃器が大量に飾られていた。
そして部屋の奥にある椅子に、白いタキシードのような服を着た男が座っている。
「アポロガイスト様、この女がだイーッショッカーに入りたイーッと申しております」
「そうか。分かった。貴様はもう下がってもよいのだ」
「イーッ!!」
大ショッカー戦闘員は返事をすると、部屋を退出する。
そしてアポロガイストが女性の方を見ると、立ち上がって女性に近づいていく。
「………それで君がその、我々大ショッカーに入りたいと言うものか?」
「あ、はい!私、『星野零』と言います!」
「そうか。では星野君、そこに座りたまえ」
アポロガイストが椅子を取りだし、座るように言う。
女性―――星野零は軽くお辞儀をすると、椅子にゆっくりと座る。
そしてアポロガイストも、零の目の前に座ると、両肘を足につけて訊ねてきた。
「それで君はまず、どうやってこの場所を知ったのか、説明してくれ」
「偶然インターネットに、大ショッカーの事について知り、調べると人員を募集していたので、それを便りにして来ました。確か『集え!世界を支配したい者たちよ!!我ら大ショッカーと共に世界を支配しようではないか!!』でしたっけ?」
「ほう、確かにそれは数週間前に私が作らせたサイトだな。よくそれを見つけたな?」
「偶然ですよ」
零は照れくさそうに語る。
アポロガイストは軽く笑むと、別の事を訊ねていた。
「では君は、この大ショッカーが何をするところかは、知っているのだね?」
「………はい」
「知っててなお、我々と共に行くと言うのかね?」
「はい。それぐらいの覚悟は出来てます」
零はアポロガイストにそう告げる。
それを聞いたアポロガイストは、次の瞬間笑い出していた。
「Σ何がおかしいんですか!?」
「いや、すまないのだ。まさか君のような若い女性が、大ショッカーに入ろうというのがな」
「悪いんですか!?」
「いやいや、そうではないのだ。ただ、自主志願で、しかも女性というケースは君が初めてだからな。気に入った、君も大ショッカーの一員に入れよう」
アポロガイストはそう言うと、椅子から立ち上がり、自身の机から一枚の紙を取り出すと、零に渡していた。
「これは………?」
「大ショッカーの内容だ。それを見てどのような活動をしているか、目を通してくれ」
アポロガイストの言葉に零は頷くと、黙々と資料を読み続ける。
すると、気になる事を思い、零はアポロガイストに訊ねていた。
「あの………」
「む?どうしたのだ?」
「ここって確か、【大ショッカー人間部隊】っていうのが……あるんです……よね?」
その言葉を聞いたアポロガイストは、目を見開く。
零は不味いこと訊ねちゃったかなと、冷や汗をかくが、アポロガイストは困った表情をしていた。
「あの女学者め………」
「あのー?」
「お前はそっちの方にいきたいのか?」
「は、はい。そうですけど………」
駄目ですか、と零はボソリと声を漏らすが、アポロガイストは少し悩むと、渋々書類を出していた。
「貴様がそれにするならよいのだ」
「ほ、本当ですか!?」
「あぁ。ただし、先に言っておこう」
「?」
「―――あそこは部屋が限られている上に、全ての部屋が埋まっている。唯一空いている部屋は、一人だけそこにいるやつと過ごせるかだな………。それができなければ、君の身体は『改造人間』になると思っておくことなのだ」
その言葉を聞くと零は、ゴクリと唾を飲み込む。
そして書類を受けとると、書類に書いてある場所に行くため、アポロガイストにお辞儀をしながら部屋を出ていった。
零が部屋を出ると、アポロガイストはため息をついていた。
「ぐぬぬ………まさか【大ショッカー人間部隊】の存在を公開しているとは……あの女め………。だが、まぁいいのだ。どのみち『奴』がいる部屋しか入れるところがないのだからな………」
アポロガイストはそう呟くと、自信の愛用する【アポロマグナム】を取り出すと、手入れを始めていた。
~~~
「確かここであっているはず………」
零はアポロガイストに渡された資料を片手に、建物内をさ迷っていた。
資料についていた地図を便りに、目的の場所探をしながら、資料を読んでいく。
「えーっと、『大ショッカー人間部隊。その名の通り、改造人間および、怪人にならずに組織された、例外的な部隊。それ故に、機械的なものが含まれる改造人間や怪人よりも、より自然と行動できる為、潜入に適している。また、多少の武器がなくても、様々な事に関与する為、生身の戦闘力を強化する訓練も行われる』………か。確かに、高度な金属探知機とかを誤魔化せる保証はないからねぇ………」
零は呟くと、目の前の通路の風景が変わる。
それはなんだか他のところよりは薄汚れた感じで、どことなく扉もボロボロの感じに見えた。
「うわー………やっぱり人間に対しての扱いとかが酷いんだろうなぁ………あ、ここだ」
零は渡された書類に挟まっていた、部屋の番号が書いてある紙を取り出すと、あっているか確認する。
確認を終えると、そのまま部屋のドアノブに手を掛けようとするが、ふとある事を思い出した。
(そういえば、ここって人がいるんだよね?どんな人だろう………)
零は一瞬、男だったらどうしようと躊躇するが、顔を大きく横に振ると、ドアノブに手を掛ける。
そしてドアノブを捻り、ゆっくりとドアを引く。
そしてドアが開いた瞬間、物凄い腐臭が部屋から漂い出した。
あまりにものの臭いに、零は鼻をつまむ。
部屋の中は暗いが、うっすらと部屋の中が見えてくる。
部屋の中はゴミや埃だけならまだしも、どことなく生臭い臭いが混じっている。
(何なのよ、この臭い………。それになんだか)
血生臭い。
そう思ったときだった。
「―――え」
一瞬、銃声のような音が聞こえたと思ったら、零の髪の毛を【何か】が掠る。
そしてその【何か】が、後ろの壁にぶつかる音がすると、零は我に返り、後ろの方を向く。
すると後ろの壁の下の床に、銃弾が転がっていた。
「!」
それに気付いた零は、すぐに部屋の方を向く。
そして持ってきていた腕時計のライトを点けると、部屋を照らしていた。
するとそこには、奥のベッドで拳銃を片手で構え、零を狙っている男がいた。
身体はボロボロで、身なりも酷いが、その男の持つ赤い目が、零の方をじっと見ていた。
「―――誰だ。お前」
男は口を開くと、零の方を未だに睨み続ける。
それを見た零は慌てて自己紹介をする。
「あわわわわ!待ってくだい!私、今日からこの部屋で一緒に過ごすことになった、星野零という者です!!アポロガイスト様にこの部屋しか空きがないと言われたので、一緒に過ごせと言われて!!(うわー!男の人だったぁぁぁ!!?これ大丈夫なの!?ねぇ!?)」
零は心の中で不安を残しつつ、この部屋に来た理由を語る。
それを聞いた男は暫く零を見つめるが、やがて銃口を下ろす。
それを見た零はほっとするが、その次の瞬間
「あっそ。悪いけど、俺は別にルームメイトみたいなのは欲しくないから、悪いけどアポロガイストのやつに別の部屋に無理矢理入れろって言ってくれ」
男は一瞬で零の前に近づいており、更に喉に銃口を突き立てていた。
零は慌てて後ろに下がって部屋を出ると、男はそのままドアを閉める。
そして鍵を掛けると、そのまま男はベッドに潜ってい
くような音をたてていた。
それを見た零は、軽く震えながら、部屋の方を見ていた。
これが星野零と、男―――登竜翔の出逢いであり、始まりの起源である。
シオン「さて、今回の話はいかがでしたか?」
翔「俺たちがまさかの大ショッカーの元兵士だと思わなかったやつ、俺のライダーがディケイドをモチーフにしている時点で気づけ」
零「いや、無理ですから」
シオン「今更だけど、大ショッカーの説明って、あれでよかったかな?」
翔「心底どうでもいいな」
零「ですね」
シオン「おいおい」
翔「というか零のやつ、あの時揉めてたのか。あの戦闘員と」
零「えぇ。入りたいって言っても色々と止められてから」
シオン「因みに戦闘員の喋り方がカオスと思った人、気にするな!!」
翔「前回の最後に俺に近づいてきたやつは、分かっていたと思うが、アポロガイストあん畜生なのだ星人だ」
零「なんですかそのあだ名」
シオン「ここで補足として、これはまだDCD版結城丈二が大ショッカーに処刑されてない時期の話で進んでするから、一応士との認識もあるよ。世界の融合のせいで色々とめんどくさいことなる前提だけど」
翔「ディケイドの物語がリセットしたりするという利点をいかした話だな」
シオン「なお、まだ昭和リイマジの時点では、士は翔たちの存在を思い出していません」
零「私が大ショッカーに入った理由も後々明かされるので、もう少し待ってくださいね」
翔「と言うか、なのだ星人の奴、そんなサイト作っていたのか。無駄にタイトル長いし」
シオン「気にするな!」
シオン「ここに来て【大ショッカー人間部隊】というものを作った理由は、改造人間や怪人の一部が潜入するよりも、元々生身である人間が潜入した方が自然的な活動ができるんじゃね?と思ったからです」
翔「まぁ実際、普通に崖から飛び降りて普通に戻ってきたら、勘が鋭いやつに疑われバカがいたからな」
零(それ、私たちも言えないことじゃ………)
零「そして私とリーダーの始めての出逢い、正直最悪でした」
シオン「いきなり撃たれたりしたからね」
零「それだけじゃないですよ!部屋の汚さ!あれを掃除したりするの大変でしたから!!後、次回の話ですが、あの時リーダーのせいで改造人間か怪人にされるところでしたからね!?」
翔「元々俺みたいに、戦闘センス高かった上に、訓練で鬼みたいな強さになったやつが何を」
翔「」←脳天にナイフ+弾丸の後
零「さて、次回はそんな私がどうやって部屋には入れたか、その話で進める予定ですので、次回もお楽しみに!」
シオン(翔………お前、バカだろ………)