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ーー拝啓、私の救世主様
君だけが、私を終わらせてくれる。
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「ということで、天国で天使ちゃん達の説教を受けて特級呪詛師の傑くんが戻ってきました! 今硝子に見てもらってるから、よろしくね!」
「全然意味がわからねーんだが?」
ブチ切れる真希に漫画本が献上される。
「つまり、エンデヴァーとホークスが格好良かったいうことや」
「全然意味がわからねーんだが?」
誇らしげにサイン色紙を掲げる直哉にブチ切れる真希だが、話はそこで済んだとばかりに直哉は五条悟を向いた。
「せやけど、上への報告はどうするんや?」
「今後どうなるかはわからないけれど、実際に傑がきたわけだし、もちろん上にはちゃんと報告を……」
そこで、伊地知が走り込んできた。
「大変です、五条さん!!」
渋谷事変の始まりである。
「傑、手を貸して」
「うん。私も早く終わらせて欲しいしね」
「……夏油先生のヒーロー?」
「そうだよ」
夏油にくっついていた小さな子供が、シャツを握りしめ、五条を見上げる。
「夏油先生を終わらせるの」
「そうだよ」
男の子は、ボロボロと涙を流す。
「私もお仕事手伝う。だから、夏油先生の事、優しく殺してあげて」
「うん、期待してる。見飛」
見飛は目視した相手にマーカーをつけ、その人の所に転移する事ができる。
そのつけられるマーカーの数、およそ5名。これからもっと育つ。
とても使い勝手のいい個性である。
故に狙われていた。
時間を決めて、その時に五条の所に夏油を送り込む手筈となった。
転移である。
見飛をしっかりと抱えて飛んだ先は呪霊達のど真ん中だった。
どんなタイミングか、しかも獄門疆の真ん前に転移してしまう。
「傑!?」
傑を蹴り上げる勢いで自分も避ける。二人は難を逃れた。
「!!? くっ 誰だお前!?」
「ええ、君が誰なんだよ」
「傑、生き別れの双子の弟とかいた?」
「いない……と思うよ? まあいいや。特級呪霊捕獲するね」
せっせと呪霊玉にして飲み込む夏油。
それを防ごうとする偽夏油だが、五条が夏油を守る。
「悟。食べ終わったよ。呪力と術式が同じだから、呪霊の支配権を奪われる可能性がある。呪霊は出せないかな。ただ、取り込んではらの中に閉まっているのは干渉できないみたい。敵は減らせるよ。あと、宿儺の指落ちてた」
「それで十分助かるよ。やって」
「うん。と言うわけで、見飛。君は一旦戻ってくれるかな。1時間後に合流しよ「「夏油様ー!!」」」
美々子と菜々子が縋り付いて泣く。
「美々子、奈々子?」
「夏油様。私にはわかる。夏油様、本物。夏油様、夏油様、夏油様!」
「夏油様ーっ」
感動の再会の間に、メロンパンは逃げてしまった。
「まいったな。あいつはここで捕まえておかないと」
「僕、追えるよ」
こうして、渋谷事変は閉廷されたのである。解散ッ!!
なお、事情は何もわからぬままとする。
甘いマシュマロ、感想、ここ好き、お気に入りありがとうございます。
補足です。
五条悟は学校名を使ってジュジュ世界のヒロアカ原作者様にファンレターを送ってます。
その事により、実在のそういう校名があると原作者様に認知され、作中漫画で夏油が通う学校の名前は観測とは別の名前に変更されました。