ぼっち・ざ・りある   作:ライム酒

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おまけ

※5月29日修正追記
(時系列がおかしくても気にしないこと)


Dear Nijika

 

「ハッピバースデートゥーユー」

「えっ急になに?」

「ハッピバースデートゥーユー!」

「は、はーぴーばーずでー」

『ディアにじかー』

「ハーピーバーズデー」

『トゥーユー!おめでとー』

「もう、みんなありがとう」

「じゃあ、続いてはふつおたのコーナー」

「いや切り替え早いよ!」

「虹夏宛てのメールって聞いてる。いま読まないと」

「楽しみですね!」

「ほー、ぼっちちゃん宛てのが多いから珍しいね」

「うへへへ」

「今日はにじか先輩がこのラジオの主役ですから!」

「ぼっちどうぞ」

「は、はい。あ、英語のメール………」

「あっほんとだ。どうする?誰か英語読める?」

「うーん、にじか先輩が無理ならみんな無理ですよ」

「こういう時はグーグル先生に頼ろう」

「そうだねー。じゃあちょっとまってて」

「あっ、にじかちゃん。打ち込むの得意なんで私がやります」

「ほんと?じゃあ、ぼっちちゃんお願い」

「海外からのお便り楽しみですね!」

「リョウ、どこからのかわかったりしない?」

「名前はTC127ってある。シンガポールに住んでそう」

「シンガポール!マーライオンの国ですよね!」

「おっ、キタちゃん、行ったことあるの?」

「いえ、友達といつか行ってみたいねーって話をしたことがあって。そうだ!今度みんなで行きませんか?私とひとりちゃんの卒業旅行もかねて」

「シンガポールに?」

「え、いやだ」

「えー行きましょうよー!シンガポール!きっと楽しいですよ」

「さすがきたちゃん、海外旅行が軽いなー」

「あの、翻訳できたんです、けど……」

「ぼっち待ってた。早く読んで」

「えっ、でも」

「きたちゃんが暴走する前におねがーい」

「よ、読みますよ……

『にじかって誰?

 視覚障害者にとって、彼女はビジョンです。

 お腹がすいた人にとって、彼女はシェフです。

 のどが渇いた人にとって、彼女は水です。

 にじかが考えるなら、私は同意します。

 にじかがしゃべったら、聞いてる。

 ニジカに100万人のファンがいるとしたら、私もその1人です。

 ニジカに10人のファンがいるとしたら、私もその1人です。

 ニジカのファンが1人だけだとしたら、それは私です。

 ニジカにファンがいなくなったら、私は存在しません。

 全世界がニジカに反対するなら、私は全世界に反対します。

 ニジカを最後の一息まで愛します。』

です」

「ひ」

「え、こわ」

「ざ、斬新なファンレターですね」

「いやいやいや、きたちゃん。これはファンレターじゃないでしょ!」

「新手の犯行声明?」

「で、でも気持ちは詰まってると思います。自分は絶対的なにじかちゃんのファンだ、って」

「いやー限度があるでしょ」

「……確かに、よく読んでみたらかなり綺麗な文章な気がする」

「あっ、ほんとですね。英語の韻の取り方とかわからないですけど、かなり文章が洗練されてるような気がします」

「みんなどうしちゃったのっ!?」

「ぼっち、次これで歌詞作って」

「は、はい。かなりロックな歌詞ができそうな気がします」

「楽しみですね!」

「ロック免罪符すぎる!」

 

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