ぼっち・ざ・りある   作:ライム酒

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ぼっち・ざ・らじお?

 

「…ご『後藤さん、こんにちは。僕はぼっち・ざ・ろっく!とラジオで後藤さんのことを知りましたが、』とぉ、『トークや様子がとても面白くて、なんで今までこの人を知らなかったんだと、とてもとても後悔しています。』…『ラジオでの後藤さんが暴走するぼっちタイムが大好きです。むしろこれが』ほ、『本編だと思っているので、これからも後藤さんのラジオを聴きたいです。』こ『これからも応援しています』……」

「…さ、最後まで読めたので、す、ステッカーフォーユー!」

「お、おめでとうございます!あ、あとありがとうございます…」

「わ、私が暴走する時間、ぼっちタイムって言うんですね。うへへへ」

「…ぼっちタイム。ぼっちタイムかあ……」

「あっ、今回、私ひとりで、あ、私後藤ひとりって言うんですけど、…そんなのはどうでもいいですよね。えへへ。…あの、私ひとりでこのラジオま、回していくそうです」

「そ、その、適当に企画だしちゃったらにじかちゃんに採用されちゃいまして、…ああ、あの時のわたしのばかばかばかぁ…」

「…それで、絶対私ひとりでうまくいかないので、とりあえず、たくさんお手紙読みます、ね」

「つ、続いてのお便り、『後藤さんこんにちは。毎週、アニメとラジオをとても楽しく見させていただいております。』し、『しかし、これからアニメとは全く関係ない質問をさせていただきます。』」

「…えっ、こ、答えられるかな…わ、『私は学生なのですが、友人が横浜市内の学校に進学したいそうなのです。そこで、』よ『横浜出身の後藤さんにお聞きしたいのですが、神奈川、特に横浜市内で暮らすのに、便利オア不便なことを教えてもらえませんか。』…『やはり、地元の人の声が一番信頼できるので、よろしくお願いします』……」

「えっ、じ、地元、ですか…。わ、私、近くの公園と、小学校と中学校、…あ、あと近所のコンビニぐらいしか、知らないです…ご、ごめんなさい」

「……えっと、あっ、坂!坂が多いです!じ、自転車だとすこし大変かもしれません。……あと、…何々区って案内に書かれてることがあるんですけど、そ、それがどこかよくわからなくて困ることがあります」

「…と、とりあえず迷ったら東京に行けば、いいと思います……」

「こ、これぐらいで大丈夫でしょうか……」

「じゃ、じゃあぼっち・ざ・らじお!は、始まります!」

「あ、改めまして、み、みなさーん!お、おはこんばんにちは!結束バンドの、ぎ、ギター後藤ひとりでーす!う、ウェーイ!……」

「ここ、今回は私のくそな企画が通ってしまい、ひとりでラジオをやることになってしまいました!ぱ、ぱちぱちぱち!」

「これが『ざ・ぼっち・らじお』です!うへへへ……はい」

「もう、帰りたい……ど、どうしよう、今回だけ再生回数2桁とかだったら……あ、私がいっぱい再生すればいいのか。うへへへ」

「……そ、それとですね、にじかちゃんが今回の企画のお助け措置として、ラッキーボタンっていう、謎の赤ボタンを2つ置いてくれました。ど、どうしてものときに押していいよ、って言ってたので、…もう1つ押しちゃいますね。…ぽ、ぽちっとなぁー」

『うぇー、……あっ、もう始まってる?ごめんごめん。シックハック、ベースの、廣井きくりどぇーす!ぼっちちゃーん、げんきー!?』うぇっ!?

『あー、ぼっち・ざ・らじおのリスナーは私のこと知らない人もいるだろうけど、ごめんねー!いやー、妹ちゃん、あっ結束バンドのドラムの虹夏ちゃんのことね。虹夏ちゃんから急に頼まれちゃってさー。その時3軒目で、あれ4軒目だっけ?…まあどっちでもいいや。もう飲んじゃっててさー、全然覚えてないんだけど……あれ?ごめん、なんの話だっけ?』……。

『あっ、そうだった。…ぼっちちゃん、今回ひとりでラジオするんだって?…ひとりちゃんがひとりぼっちでぼっちざラジオ…。あっははははははは』……。

『……ああ、お腹いたい。えーと、……君ひとりでラジオやるって聞いてね、やっぱぼっちちゃんすごいねー。…うん、不安もあるだろうけど、きっと大丈夫だよ。君なら。楽しんでね、聞いてるから。……うーん、以上!きくりお姉さんでしたー!ばいばーい!…あっ、ぼっちちゃーん、また今度一緒に飲もうねー!』

「……。きくりさん、ありがとうございます…それと私まだ飲めませんので……」

「あっ、きくりさんのこと知らないリスナーさんに、えっと、説明しますと、…彼女はSICKHACKのベースボーカルをやってるすごい人で、この前全国ツアーで広島に行ってたそうなんですけど。…そこで少し問題になって、次の都市に間に合わなくって、ちょっとありまして……あの、でもすごい人です、いろんな意味で…み、皆さんも気が向いたらぜひ、聞いてみてください」

「…にじかちゃん、ありがとう」

「じゃあ、と、ということで、ですね。今回、私の手元には皆さんからの5話の感想が届いていますので、…あの、えっと、み、皆さん、5話覚えていますか?す、すごかったんですけどね。読んでいきたいと思います…」

「『後藤さん、結束バンドの』み、…『みなさん、こんにちは』……」

「こ、こんにちはー!ドラムのにじかだよー!こんにちは、べ、ベースの山田です。……こ!ん!に!ち!はー!…げほん、ギターボーカルのキタちゃんでーす!」

「………はい、こんにちは、ぼっちです」

「『5話放送後から配信された、ギターと孤独と蒼い惑星ですが、すでに何度も何度もリピートして聞いています。そこで気づいたのですが、結束バンドの楽曲は全てリードギターがイヤホンの右側からだけ聞こえてくるような気がするんです。ベースやドラム、なんならサイドギターも両方から聞こえてくるのに、リードギターだけが右側からだけな気がするんです』……」

「『にもかかわらず、5話の』ぼ、『ぼっちちゃん覚醒時だけリードギターが両方のイヤホンから聞こえてくるんです』…こ、『これは意図した仕掛けなのでしょうか?もし意図しているのであれば本当に制作スタッフの方々の愛が凄まじいと思います。少し気になったのでメールさせていただきました。変なところ突っついてすみません。それでは、』し『失礼しました』……」

「す、ステッカーフォーユー!」

「……き、気づいてくれた人がいるんですね……えと、はい、その通りです」

「……わ、私はリードギターで、結束バンドの、えっと、皆さんから見て右側、に立っていることが多いので、リードギターが右側からだけ聞こえてくるように、あの…わざと、あえてそうしているって、す、スタッフさんが言ってました」

「あっ、ちなみに、他の楽器も、ドラムのにじかちゃんが真ん中、ベースのリョウさんが左側、ボーカルのきたさんも真ん中から聞こえてくるようになってるみたいなので、もし皆さんよければ、ヘッドホンとかで聞いてみてください」

「…あっ、うまく回せた気がする。うへへへ…」

「つ、続きまして、『アニメ5話見ました。オーディションでの演奏シーンが』ぬ『ぬるぬる動き、』き、『喜多ちゃんの突然なイケボに驚かされました』」

「す、すごいですよね。きたちゃんのね、か、かっこいい、ギターと孤独と蒼い惑星のかっこよさが際立っているので」

「あっ、配信ももうスタートされてるので、あの、よかったらたくさん聴いていただけると嬉しいです」

「ほんとに5話いいので、5話に限らずなんですけど。…あっ、私一番好きなところがにじかちゃんの、あ、あの私に『ぼっちちゃんにはまだ内緒だよ』っていうところの、振り返りのぬるぬる感が、と」

「あ、あとにじかちゃんの首を振るあの動きがアニメで、その、あの…すごくアニメなんです」

「……なので、6話もあって、7話も…楽しみにしていただければ、と、……思います」

「えっと、他にもたくさんお便りいただいているんですけど、紹介できなくて、ご、ごめんなさい」

「こ、これからもたくさんのお便りお待ちしていますので、えっと、ぼっち、ハイフン、ラジオ、あっとまーく、温泉、どっと、えーじーまで、お、お願いします……」

「あっ、ということで、エンディングのお時間にしたいと思います」

「ら、ラジオはこれにて終了です。あぁーおわったぁ。よ、よかったぁ……」

「お届けしたのは、結束バンドギター、後藤ひとり、でしたー」

「せ、せんきゅー」

 

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