……からまぁまぁ経ってますね。
そんなこんなで特別編です。
先にウィッチ ザ メディアから見ることをオススメします。
ウィッチ ザ メディアIF
―――好き、好き、大好き。
貴方のその笑顔が好き。
貴方のその仕草が好き。
貴方のその綺麗な髪が好き。
貴方の他人に対して熱心になれる所が好き。
貴方の、自分の命を投げ出しても私を助けてくれた所が大好き。
大好き、大好きなんだ。
―――けれど、貴方の傷つく姿は、私は見たくない。
それならどうする?
答えはもう、とっくに出ている。
「…あれ?何か身体が重…ッ!?」
腕に妙な違和感を感じた、ゆっくり、ゆっくりと顔を腕の方に向けると、手錠の様なモノが僕の腕に付けられていた。
「なっ何だコレ…!?てか、此処は一体…?」
昨日まで僕は確か病院にいた筈…、それなのにこの部屋は、薄暗く、それに何だが―――――。
「―――あら、起きたのね。歩君」
「…え?」
「ふふっごめんなさいね、少し手荒な方法を使わせてもらったわ」
「しっしほせ――――んみゅ!?」
―――目の前に突然現れだしたしほ先輩に驚くや否や、彼女が何故ここにいるのかを問いかけようとした瞬間、突然僕の口元に柔らかい感覚が押し寄せてきた。
「ん……ちゅ……」
―――これは、しほ先輩の口…?というか、僕は今しほ先輩にキスされてる……?
「ん……ぷはぁ…♪ふふっキスしちゃった…♪」
「しっしほ先輩何を…!?」
「……その先輩って言うのやめて?」
「え?」
「ちゃんと名前で呼んで?しほって、そうそう、敬語も禁止ね?」
これから先の事を考えて早い内から慣れておくべきだよ思うのよと、しほせ――――、……しほは微笑みながら言った。
…ここは、合わせる他ないだろう。
「……しっしほ、一体何をしてるんだ…?」
「……何って?決まってるじゃない」
……決まってる?一体どういう事なんだ…?というかさっきからしほの様子(この小説、地の文見てくるやつが多いからここでもしほ呼びでいかせてもらう)が変なんだが…?
普段の威厳が無いというか…、それに目が何だかドス黒い気がする。
―――何て考えていると、僕の視界が急に暗く……って、え?
「私達の将来の為の練習よ?愛し合う二人に敬語なんていらないでしょ?」
「愛し合う…!?」
「そう♪私ね、歩君……いや、歩があの時貴方が私の事を救ってくれた時に、決めたの。私が貴方を守ってみせるって」
「だからその時気付いたの、ここに―――私の家で一緒に暮らせば、貴方を外的脅威から守れるかもしれないって」
「ねぇ歩…?貴方も嫌でしょ?これから先、貴方は行く先々で私にしてくれた様に、命を投げ出しても助ける気でしょ?」
「私はそれを見たくないの、だからこうして、貴方を一生私の家に入れておけば、貴女が傷つくことはないと考えたの」
「は…?え…?はい…?」
のっ脳が理解を拒む……、一体どうしちゃったんだよ…?この間まではこんな人じゃなかった筈なのに、今はどうだ?キャラ崩壊もいいところだぞ…?
どうする…?いやどうにもならない気もするけれど、何とかここから逃げ出せないだろうか?しほはこの部屋から出る気は無さそうだし……理代やメル子達が助けに来てくれるのを祈るしかないのか?
もうそれしか僕が助かる方法は無いかもしれない。
「歩?」
メル子なら僕の今いる位置を探知してくれるかもしれないし、理代や枯羅統ならしほに見つからずに僕をここから脱出させてくれるかもしれない。
「歩―――」
よっよし、タイミングを見て直ぐヘルプって送ろう。僕には心強い味方がいるんだ!いる筈なんだ!理代最高!
「ねぇ―――」
――あれ?そういえばしほって元々は理代の事が好きなんじゃ……あれ?そうだっけ?
いやだとしたら、何で僕を監禁してるんだ?やるなら理代にやると思うけれども、何が原因で、僕を―――――。
「き い て る の ?」
「―――え?」
―――しまった、出るための方法を考えているばっかりでこっちの事を忘れてた。
……不味い、目に光がない。真っ暗だ。ハイライトオフだ。
「ひょっとしてここからでたいの?」
「え?あっえーと、その……」
「なんで?ここはあんぜんなんだよ?おそとはきけんしかないんだよ?なのにでたいの?」
「いやその……きゅっ急に理代達の事を思い出して恋しくなって少し考え込んだっていうか……」
「ほかの女の名前をださないで!!」
――突然の大声に、僕は黙ってしまった。普段の彼女からは考えられない程の大声。
その声に僕は、言葉を失ってしまった。
「ねぇあゆむ、おしえて?あゆむにとっていちばんだいじなのはだれ?わたしだよね?わたしいがいはどうでもいいよね?」
「いっいや―――僕は「そうだよね?」」
「そうだよね?あゆむにはわたしだけでいいよね?」
「わたしにあまえて、おぼれて、おちて、はまって、つかって、とけてえていたいよね?」
「わたしだけみているだけでいいよね?」
「―――ねぇ、あゆむ?」
「こたえて?」
―――僕は、しほの問いかけに。
―――なんて、選択肢風にやってはみたが、結局僕に正直に応えないなんて選択はできないし、もししたとしたらただじゃ済まないだろう。だから、選択肢は一つしかなかった。(どうせやりたかっただけなんだろう)
勿論、正直に応えた。というか、こう伝えないと僕は何をされるか分からない。
―――しほの方が、大事だと僕は伝えた。
そう伝えると、しほは大喜びし、はしゃぎ始めた。
嬉しい、そう言うと思ってたと何度も言いながら、僕の手を絡めていた。
この後にとくに語ることも無いため、そろそろ締めに移るとしよう。
結果的に言えば正直に応えたお陰で、家の中までなら自由に歩き回れるようにはなった。
まぁ自由とは言ったものの、いくつかの部屋には入っては駄目と言われた。
それからというもの、僕は毎日、しほにお世話されるのが日課となってしまった。
食事や睡眠、排泄……は流石に自分ですると説得した。他にも入浴や、……な事までされた。
僕はこれからの人生、ずっとしほに世話されるのだろうか。
……まぁ、いくら悩んでも、もうどうでもいいか。
何か変な薬を呑まされてから出る気も失せたし、携帯に至っては連絡先をしほ以外全消去されていた。
―――もう、諦めるか。
そんな訳で、もうこの物語はおしまいだ、この語りもいつしほに見つかるか分からないし、それに語ることもない。
あぁそうそう、最後に伝えておきたい事があった。
一度しほの目を盗んで、入れない部屋の一つに入ってみることにした。
僕が入るなと言われた部屋は、三つ。
『しほの部屋』、『玄関前の小部屋』、『二階の一番奥の部屋』の三つだ。
小部屋に関してはただの倉庫との事らしい。(ホントかどうかは知らない)
なので僕は二階の一番奥の部屋に入ることにした。
鍵はあっさりと取れた。
僕はゆっくりと周囲を警戒しながら、その扉を開けた。
その中には、
見知った桃色髪の少女が身体を拘束され「あゆむ?」
……えー、歩君が監禁されました。
BAD END2を回収しました。
しほ先輩は少し幼児退行しましたが歩君が幸せなら良いでしょう。
さて、初めてヤンデレIFをやってみましたが如何だったでしょうか?
もし機会があるなら他の四人のもやりたいですね!
……まぁ今年中にバディが終わらせるのが先ですが。
感想、評価待ってます!
一章最終話間近ですがここまでで歩君にどんな印象を感じました?
-
おー……ええやん
-
影薄過ぎない?
-
ロリコン
-
今からでも理代ちゃんに主役の座よこせ
-
ヤンデレに×××されろ