魔法少女の相談役始めました   作:チョコーン

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ちょっと、短い繋ぎ回です。
若干ガバガバになってるかも知れないけど多目にみてくれ……。


幕間 六人

 最近になってとある夢を見る。

いつ頃からかと言うと、遊と三玖の一件が終わって直ぐの事だった。

病室の中、僕はベッドで寝そべっている。

その直ぐ側には、五人の少女がいた。

夢の中なのに意識があったからその時はロリフェスティバルだぜひゃっほう!と思ったが、時が経つに連れてそんな気もしなくなった。

ただそんな中一つ気になった事がある。

 

少女の内の一人、桃色髪の少女についてだ。

他の四人がどんな人物だったのかと言うと、何故かボケていた為分からなかったのだ。

 

頭ではハッキリ理解している筈なのに、名前や顔が浮かんでこない。

 

―――でも、一人だけ、彼女だけは分かる。

 

でも会ってはいないんだ。一度も面識なんてない。

 

だって、目の前にいるのは、僕が理代に会うよりも前に会うはずなんてない少女。

 

 

 

 

―――紡 三代がいたのだから。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

何て、変な夢から今回は始まる。

六月も終わりに近づいているからか、段々暑くなってきた。

 

いつも通り一階に降りると、既に我が妹は支度を済ませていた。

……今日は日曜じゃなかった?

 

そうそう、良い忘れていたが、あれから既に一週間位は経っているのである。(テスト?駄目みたいっスね……)

 

 

あぁ、不味い。変なとこで足を止めていたから、妹から邪魔そうな顔をされた。

 

……たく、何時も良くわからない妹だ。

どうやら友達との待ち合わせがあるらしく、早めに出発するとの事。

 

朝食は作ってくれたらしい。

 

「何時まで寝てたんだ僕は……」

 

既に時刻は、10時を過ぎていたのである。

 

 

 

 

 

 


 

 

「―――って感じなんだよ、僕の妹は」

 

「そうなんだ、……でも、私は何だか微笑ましい気もするなぁ」

 

「微笑ましいか?」

 

「うん」

 

時は進んで、やることがない僕は一先ず相談所に行くことにした。

 

 

そしたら、運良く理代と出会い、今のように相談所内で今朝の事を話してみたりした。

 

 

……あ、そうだ。あの事も話そう。

 

「――理代、そう言えば言いたい事が「あら、二人共いたのね」」

 

 

唐突に、僕達二人以外の声が相談所内に響いた。

入口の方へ顔を向けてみると、案の定、しほ先輩であった。

 

「暇だから立ち寄って見たのだけれど、何?休日出勤かしら?」

 

「どこの企業ですか、ただ暇だから来ているだけです」

 

「あら、二人もそうなの?ならここで寝る必要はないわね」

 

寝ようとしてたんかアンタは、もしかしてここに置いてた菓子が三つ無くなってたのって……。

 

「そんな事より、ここ最近は『異端』が現れないから暇ね。まぁ、私としてはこのまま現れないでほしいって言うのが本音だけれど」

 

と、しほ先輩はゆっくりと溜め息をつきながらそう言った。

 

「……あっ歩君。そう言えばさっき何を言おうとしたの?」

 

あっそうだった。しほ先輩がいきなり来たからか言うタイミングを逃しかけてしまった。

改めて、三依ちゃんの事を話そう。

 

「えっとな、実は今日の「およ?三人共ご無沙汰〜!」」

 

「あら明日奈、久しぶり」

 

今度は明日奈が来たのであった。

 

「皆も暇だから来たの?そうだよねー、ここ最近平和も平和だしねー」

 

「私達としてはそれがずっと続いて欲しいのだけれどね」

 

余談だが、明日奈の療養期間は昨日終了したのであった。

それまで僕達は一度も明日奈に出会っていない。

あの一件以降初の邂逅である。

 

「あ、そうだそうだ。ここに来る前にこの間助けた『桃園』って、娘にあったよ。あゆむんに会うならこの間の事感謝してるって伝えてって言われたんだ。いや〜あゆむんはもう英雄だね〜」

 

でも何だか急いでるみたいだったけどねと、明日奈は指を口に当てながら首を傾げた。

 

「あとその胸は豊満だっ」

 

『桃園 月華』。僕がこの間の一件で助けた少女の一人だ。

あれ以来彼女達に出会っていないが、大丈夫だろうか?

一応あそこには遊と三玖という大先輩がいるから。

『異端』についてはそこそこ教えてもらっているだろう。

 

ってそんな事はどうでもいいんだよ。三代ちゃんの事話さなきゃなんだよ。

……ん?このパターンまさか。

 

「おーっす歩ー!」

 

「みっ皆さんご無沙汰で……」

 

 

やっぱり来た。今度は遊と三玖が来たのであった。

 

 

……今思えば、この一ヶ月彼女達に引っ張りだこだったな。

 しほ先輩に殺されかけ、明日奈に殺されかけ、遊に殺されかけ、三玖の可愛さを知った。

 

「何か変なのが混じってるわよ歩君」

 

「まぁ三玖の一番の魅力はこのボディだからな。それを知れるのは選ばれた者だけだぜ」

 

ええい地の文に反応するな。この調子じゃ今はあの事について話せそうにないな、一先ず別の事を考えよう。

 

五人の魔法少女達についてでも良い、ようやく僕は皆と和解出来たんだ。

 

 

 

……ん?五人?あれ、確か前に聞いた時は理代合わせて六人って。

 

 

「あのーここが『相談所』で間違いないですよ……ね?」

 

その時、見慣れない声が聞こえてきた。

 

……ん?この声、いやまて、見慣れてないなんて事は無いぞ。

寧ろこの声を朝から僕は聞いている。

 

いやまてまて、もしや次のエピソードのメインがお前って事はないよな?そんな事はあってはならない。

 

だって目の前にいるのは

 

 

 

 

「かっ奏……!?」

 

「へ?………おっお兄ちゃん!?」

 

 

 

僕の妹―――『篠目 奏』本人なのだから。




ロリの次は近親かぁ。

一章最終話間近ですがここまでで歩君にどんな印象を感じました?

  • おー……ええやん
  • 影薄過ぎない?
  • ロリコン
  • 今からでも理代ちゃんに主役の座よこせ
  • ヤンデレに×××されろ
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