魔法少女の相談役始めました   作:チョコーン

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何で短くなってるんです?


ウィッチ ザ ネバーランド1

―――篠目奏について何か一つも語りたくない。

あそこまで無愛想な妹を、誰が見たことあるか。

僕だけだよ。アイツは僕以外には愛想よくしてるんだから。

 

ここまで言う程では無いのだが、折角なので言いたい事をここでぶち撒けよう。

 

「何ボーっとつっ立ってんの?キモ」

 

「お昼いらないって言ったでしょ!私今から出掛けるんだから」

 

「また変なの買ってきたの?今月もう何度目よ……」

 

「はぁ!?入院!?何馬鹿な事してんのこのドグサレ白髪男!!」

 

……うるせー!いちいち突っかかってくんな!!つっ立ってて何が悪い!!昼いらないなら事前に言え!白髪を罵倒に使うなぁ!!

 

 

……ふぅ、すまない。取り乱してしまったよ。

さて、今回はそんな彼女の話だ。

お前今度は妹に手を出す気か?と、言われるかも知れないが、そんな事ないよ。僕は一途なんだ。

 

 

もしこの話で妹がデレたら、木の下に埋めてもらっても構わないぜ!

 

 

 

 


 

「さっさささ最悪!何でお兄ちゃんが『相談役』なの!?ありえない!」

 

「お前こそ何でここに来てんだよ!?今日は友達と遊ぶって言ってただろ!」

 

「それは建前!本当は此処に相談しに来たの!なのにまさかお兄ちゃんがその『相談役』だった何て……!私のこの気持ち返してよ!」

 

「どんな気持ちだよ!……ははーん、お前まさか()()()()妄想してたな?」

 

「はぁ!?そそそそんな訳ないでしょ!」

 

「じゃあどんな妄想してたんだよ!」

 

「可愛いお人形みたいな男の人だと思ってたの!文句あんの!?」

 

「予想の斜めだわクソが!!」

 

 

 

 

なーにが可愛いお人形みたいな男の人だ!そんなのいる訳ねーだろ!……いないよね?

 

そんな事いってる場合じゃねぇんだよ。話を早く進めろ。

 

「あっ歩君どうしたの……?急に大きい声出して……?」

 

「……はぁ、奏、久し振りね。元気にしてた?」

 

「あっ七星さんお久しぶりです。……七星さん?」

 

奏が『相談所』の辺りを見回す。

 

理代、しほ先輩、明日奈、遊、三玖。

ここにはその全員が揃っている。

 

一通り見回したからか、奏は一呼吸した。

そして、大きく息を吸い

 

 

 

 

「お兄ちゃん私の友達に変な事したでしょ!」

 

「してねぇよ!!」

 

勝手に決めつけんな!そんな事僕がする筈無いだろう!

 

「三玖をおんぶしたって言うのは変な事に含まれるかしら?」

 

「あれは合意の元だからなー」

 

「ほらしてんじゃん!」

 

……うーん、合意とは言えど、うーん。いやでもアウトかも……セーフだろ!うん!

 

「てか何?お兄ちゃんいつの間に皆に会ってたの?お兄ちゃんそんなに人脈広く無いでしょ」

 

「人の人脈を馬鹿にするな、これでもこの一ヶ月でかなり広がっだぞ」

 

枯羅統達に出会い、理代が魔法少女だと知り、しほ先輩を受け止め、明日奈を開放し、三玖と遊の心を開いた。

 

因みにこの内四つで僕は死にかけたりして。

 

「ふーん、理代先輩、理代先輩、ウチの兄変な事してませんか?」

 

「え?えっえっと……してないと思うよ?」

 

「そうですか?……この兄、事あるごとに奇行に走るから、理代先輩のような人が狙われたらと思うと夜しか寝れなくて……」

 

「健全だよ。てか、僕と理代はこれでも中一からの付き合いだぞ」

 

「……へ?」

 

あれ?……あ、そうかこの様子じゃコイツあの日にいなかったから、僕の事を聞いていないのか。必然的に僕と理代が中一からの付き合いだって事も知らないのも無理ないか。

 

 

「う、ウソ…この兄が理代さんと中一からの付き合い……?そんなの有り得ない……!」

 

「事実だ事実、現実を受けとめろ」

 

「その現実を幻想にしてや」

 

 

 

閑話休題(いい加減に話進めろ)

 

 

 

 


 

「まさか奏が歩君の妹だったとはね。思いつきもしなかったわ」

 

「髪色とか全然違いますしねー」

 

「そういやアタシら奏の名字聞いたことなかったな」

 

「似ても似つかないです……!」 

 

冷静に会話を進める魔法少女御一行。僕と奏は半ば強制的に喧嘩を止められてしまった。

 

「兎に角落ち着きなさい。……それより奏、相談って?」

 

「……はぁ、もう良いです。他の人ならまだしもお兄ちゃんがだなんて思いもしませんでしたし」

 

それに何だか嫌な気分になりましたし、私もう帰りますねと、奏は分かりやすく気を悪くしながらそのまま相談所を出ていった。

 

「あっ奏ちゃん!……歩君、どうするの?奏ちゃん怒ってるよ?」

 

「別に構わねーよ、僕には関係ない」

 

「こりゃ駄目そうだな……」

 

……何だか僕まで気分が悪くなってきたな……って、いかんいかん、最近はこういう主人公はあまり好かれないんだぞ、余裕を持て余裕を。

 

「……私、奏ちゃんの様子、見に行ってきます」

 

「あっちょ理代ちゃん!?……あーゆーむーん?」

 

明日奈が僕を鋭く睨む。

 

「兄妹喧嘩はまだしも、理代ちゃんまで困らせるのは流石に見過ごせないよ!ちゃんと後で謝りなよ?」

 

「分かった分かった、にしてもあそこまで“嫌悪”する必要は無いだろ、少なくとももう少しオブラートに包んでもゴっ!?」

 

「あ や ま り な よ ?」

 

「……はい」

 

今日の教訓、明日奈を怒らせてはいけない。

 

 


 

 

 

「はぁ……はぁ……!」

 

奏ちゃん、どこいったんだろう?そんなに時間は経っていないし、遠くには行ってないよね?

 

歩君と奏ちゃん。あそこまで仲が悪かっただなんて……、歩君も度々奏ちゃんについての愚痴を言ってたし、奏ちゃんも歩君の愚痴を言ってた(今日までは二人が兄妹だってしらなかったけどね)

 

……そう言えば、歩君さっき何を言おうとしたんだろ?皆が来たから言うのを止めちゃったみたいだけど。

 

 

 

何で邪魔するの

 

 

 

……え?今誰か喋った?空耳かな?

 

そう言えば最近何だか落ち着かないなぁ、どうしてだろう?歩君が皆と仲直り出来たし、『異端』退治も順調に進んでいる。

 

――なのに何で、こうもいい気分になれないんだろう?

 

「――さん」

 

 

一ヶ月前まではこんな事無かったのに、どうしてだろう。

 

歩君が『相談役』だって分かった時?しほ先輩を止めるために歩君がボロボロになった時?明日奈ちゃんの気持ちを知った時?三玖ちゃんと遊ちゃんの一連の事件を止めた時?

 

……ううん、どれでもない。全部気の所為何だ。

 

「―――ねーさん」

 

私は私、何も可笑しくなんか無いよ。今は目の前事に集中しなきゃ

 

 

「おねーさん」

 

「ひょえ?」

 

「ひさしぶり〜、元気してた?」

 

――突然声を掛けられ変な声が出てしまった。

振り向くとそこにはあの時の……えっと、『御園 神子』ちゃんだっけ?

 

「ピンポーン正解正解〜どうしたの?ぼ〜っとして、困り事?」

 

「あっいやそうじゃなくて……、友達を追い掛けてた見失っちゃって、今探してる所なの」

 

「ふーん、それって何か急いでいた様子の紺色の娘?それならあっちの路地にいったよ〜」

 

「……ホントに?」

 

「信じてよ〜私は嘘つかないもん」

 

「……分かった。ありがとね」

 

彼女についてはまだ疑心暗鬼のままだ。私達が知らない事を知っている。それだけでも警戒対象になる。

 

……何であの時、私にあんな事を言ってくれたんだろう。

分からない。

 

ありがとう神子ちゃん

 

 

「ッ!?」

 

……え?

 

「? どうしたの?」

 

また聞こえてきた。しかもさっきよりもハッキリと。

 

誰?誰の声なの?

 

「ねーねーどうしたの?」

 

「……ごめん、なんでもない。ありがとね!」

 

 

私は神子ちゃんが教えてくれた方向へ直ぐ様向かった。

 

 

……何が起こってるんだろう。

 

 

 


 

 

「……」

 

「あれがアンタの言ってた紡理代ってやツ?」

 

「うん、そうだよ」

 

「そ、じゃあそろそろ始めル?」

 

「いや、もう少し待とうよ」

 

 

 

 

 

 

「もっといい方法を思いついたしね☆」




皆も歩君が奏ちゃんをデレさせたら『流石は歩さんや!小指骨折しろ!』って思っておいてね!

一章最終話間近ですがここまでで歩君にどんな印象を感じました?

  • おー……ええやん
  • 影薄過ぎない?
  • ロリコン
  • 今からでも理代ちゃんに主役の座よこせ
  • ヤンデレに×××されろ
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