魔法少女の相談役始めました   作:チョコーン

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第五話最終回です。次回で第一章最終話!
……第五話だけ長くない?


After 汚染

 「―――何で邪魔したの?」

 

「あのままやってても負けるのは君の方だろ? 寧ろ感謝して欲しいと思うけどね」

 

「……しほちゃんの腕ぶった切っといてよく言うよ」

 

……帰って早々ギスギスしてるんだけど、最悪……。

あ、私だよ〜私、『御園 神子』。今拠点に帰って来たんだけど、ヒメちゃんとミツル先輩が喧嘩しちゃっててね。

今それを見てる私の立場にもなって欲しいよ。

 

「しかもしほちゃんをあの娘の所に置いてくるし……何がしたいの?」

 

「あのおねーさん、私たちの洗脳が効かなそうなんだもん。無理矢理しても反抗してきそうだし、もう良いかなって」

 

「へぇー仙華も姫も口が達者になってきたね。私もそろそろ堪忍袋の緒が切れそうだよ」

 

あー早く終わんないな、私の身にもなって欲しいよ。あ、そうそう私が捕まえた三人はとある場所に連れてったんだ〜それが何かはまたのお楽しみにだけど……皆薄々気づいてるんじゃない?

 

「……さっきからうるさいんですケド、もうちょっと静かにできないワケ?」

 

「キミも少しは反省したよアクター。感情的になると誰にも止められなくなるのはキミの悪い癖だ」

 

「仕方ないシ、アイツが邪魔さえしなければあの爆発で幕引きだったのニ……」

 

不平不満を口にしながら、アクターちゃんはソファに寝そべった。

一緒に連れてった桃園ちゃん達はボロボロだったし、あっちもあっちで大変だったみたいだね。

やっぱり幹部を全員集めてくれば良かったかなぁ? 今回の件だけで下の子達を多く失っちゃったしね。

 

結果的に一番仕事したのは私なのかな?

 

「一先ずこれからの事を考えようか……神子、ゲート生成機を返して」

 

「え? ……あーそれがね?」

 

実はあの時顎蹴られた時に落として壊しちゃった。

 

「……」

 

「ゆっ許して?(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)」

 

「別に……私は構わないけど、鍛冶屋にはちゃんと自分で説明しなよ」

 

えーあの人私苦手なんだよね。何だろう……目付きが何かヤダ。

えっちな目で見てくるんだもん。

 

「これからの事……ね。とりあえず、私はヒメに一発喰らわせたいけど」

 

「ん? やりあうかい?」

 

……また始まったよ。もういいや、こんな話に付き合ってると頭可笑しくなりそう。

 

「……帰るノ?」

 

「うん。だって長くなりそうだし、この間なんか二時間かかってたじゃん。今回はその倍掛かりそうだし、二人共後はお願いね」

 

そう言って私はうるさいうるさい会議室を跡にした。

 


 

 

「……」

 

 

「……ん? どしたの? キミもうるさくて抜け出した?」

 

「いや……少し花摘みに行ってた。そんなにうるさくなってるの?」

 

「うん……しかも相当ね。それよりどうして今回来なかったの? 何か都合の悪い事でもあった?」

 

「まぁ……それより神子は何処に行くの?」

 

「ちょっとね、捕まえた子達の洗脳をそろそろ行おうと思ってるの。キミも来る?」

 

「……いや、いいよ。私はあまりそういうの好きじゃないし、それに……」

 

「それに?」

 

 

「例え『異端』に対抗する為とはいえ、紡さんの友達が苦しむ姿は見たくない」

 

「―――そっか」

 

 

 


 

 

廊下に私の足音が鳴り響く。

今此処には私しかいない、何だか自由になった気がする。

マインドハートの細工は終わった。後は時間を待つのみ。今は部屋でゆっくりしよう。

……こんな時、キミなら何て言うかな? やっぱ無理にでも止める? 

いいや、今はこんな事気にしてる場合じゃない。やれるだけの事はやりきらないと。

 

―――でもやっぱ、寂しいや。

 

「あーあ、病院に写真置いてこなきゃ良かったなぁ」

 

皆変わって、私だけ変わってないんだ。

だから、私だけでやり遂げる。ヒメちゃん達は私を利用してる気でいるかも知れないけど、ホントは逆だったりしてね。

 

 

「……待っててね、三代ちゃん」

 

私の名前は御園神子、変わってないのに変わってる子。

 

誰にも変わってることを『認識』される事はない。




最終話は最終話なのでそんな長くないと思います。
流石に五話みたいにはならない……ならないよね?

一章最終話間近ですがここまでで歩君にどんな印象を感じました?

  • おー……ええやん
  • 影薄過ぎない?
  • ロリコン
  • 今からでも理代ちゃんに主役の座よこせ
  • ヤンデレに×××されろ
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