まさか3年も掛かるとは……
目覚まし時計の音が鳴る。耳元に嫌になるほど伝わる金属の音。
今時デジタルじゃない目覚まし時計を使ってる人は少ないんじゃないだろうか、今はスマホで簡単に出来るようになったのだから。
凄いよねあれ、細かく設定できんだぜ? 何度も鳴らせば寝坊なんてしないだろ?
……いや今それはどうでも良いんだって。早く起きろよ何について誰に語ってんだよ。
「ふぁ……」
……特に理由は無いが、顔を触った。あれは夢だったのだろうか。
夢にしては明確な夢だったな。途中からの記憶が無いけど。
夢だったとしたら明日奈達を助ける方法を探らないとな、同じなんて事はあり得ないんだから。
まぁ深く考えないでおこう。今日から登校再開だもんな、忘れ物しないようしっかり準備してあるし、今のうちに他の事を……
「……待てよ」
本当に夢か? 本当に夢と判断して良いのか?
実は全部本当の出来事で、もう次の日になっているとか無いよな?
寧ろ夢であってくれ、あれが本当だとしたら、僕は……
「―――試してみるか」
僕は洗面所へと向い、ある実験をしてみる事にした。
……そうだ、
洗面所の鏡には僕がポツンと立っていた。
寝ぐせも立ってるし服もヨレてる。
THE寝起きみたいな格好だ。
……よし、やってやる。ただし大事にならない程度だ。
ここでもし指を切り落とすなんて事したら出血多量で死ぬかもしれないし、そうならかったとしても、僕は好奇心から指を切り落とした大馬鹿者だ。
皆は真似すんなよ、いやマジで、これが原因で何かあったら責任取らんぞ僕は。
……縦線を入れるだけだ。念のため絆創膏は用意してある。うだうだ言ってても仕方ない。
覚悟を決めろ……!
「ッ……! いったあ……!」
思った以上に痛みが来た。血が少しずつ流れ落ちて行く。目を開けるのもやっとだ。
はっきりと確認しないと、僕は人間だ、人間の篠目歩だ。人間なんだ、人間―――
「―――え」
傷口を見た、ハッキリと見た。
けど傷口って言うには不自然だ、言うとしたら指だ、ただの指。
傷一つない、綺麗な指。
「―――はっははは……」
この時僕はあることに気が付いた。
そうだ、これまでの日々は始まりでさえも無かったんだ。寧ろ今日からがスタートなんだ。
篠目歩という人間の人生が今始まったんだ。
next episode
ウイッチ ザ ラブ
ここは私達X-mascの本拠地、おにいさんは人質ってこと
世界はこのアクター様の舞台でしかないの
説明が遅れたわ。ウチはマスコットの―――
Coming Soon...
ここまでで50話超えするとは……
次は長くも短くもない丁度いいくらいの話数になるといいなあ……
一章最終話間近ですがここまでで歩君にどんな印象を感じました?
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おー……ええやん
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影薄過ぎない?
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ロリコン
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今からでも理代ちゃんに主役の座よこせ
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ヤンデレに×××されろ