魔法少女の相談役始めました   作:チョコーン

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今月の目標、一章目は終わらせる。
今回は急ぎまくったから文が変かも。


ウィッチ ザ ゴースト5

突然の事で脳が追いつかない。

 

確か、僕は運転室のドアを開けた途端吹き飛ばされた…だと思う。

 

正直もう少し注意しておけば良かった。

 

こういうので運転室だとかは敵のボスだとかの部屋だってのが大体のお約束のはずなのだから。

 

とりあえず、どうやら僕はこの列車の最後尾まで吹き飛ばされたようだ。僕が吹き飛ばされた際に先程まであった他の車両のドアまでもを突き抜けてしまったようだ。

 

…いや、ホント僕無事で良かったな…。所々痛いけど動けないって程ではないから、なんとか理代と合流できないなんて事はないだろう。

 

―――でなきゃ、理代が危険だ。

 

「急がないと…!理代が…!」

 

僕はゆっくりと身体を立たせ、近くに落ちていた自分の刀を掴み、吹き飛ばされた方向に向かおうと―――した時だった。

 

「――ッ!?うおっ!?」 

 

突然、辺り一面が揺れだした。辺りを見渡すと、あの列車が立ち上がっていたのだった。

 

―――まるでムカデ、先程までその列車の車輪が埋まっていたようで、その中から足のような物が無数に夥しくうねうねと波を打つように動いていた。

 

見るだけで少しばかり目移りしたくないと思う程であった。

 

「――不味いッ!理代がまだ中に…!」

 

と、僕が急いで足を急かし走ると、その『異端』は僕に気付いたのか、身体?をこちらに向け、突進してきた。

 

「クソ…!よっと!」

 

僕は急いで倒れているか寝ているのか分からない他の『異端』の上に飛び乗り、『異端』の突進を避けた。身体能力が上がっていなかったら僕は今ので死んでいただろう。それ程までにこの異端退治は危険なのだ。

 

――アイツの話では、何人もの魔法少女が奴らに殺害されているのだから。

 

「ここだけ地面に付いている…よし」

 

僕はまた『異端』の中に入る。が、先程までとは違い、縦になっている為運転室まで辿り着けるのは困難、ましては理代が生きているかどうかも分からない。

 

「座席を足場にするか…?いや、やめておこう…リスクが大き過ぎる」

 

落ちたら終わり、それにいくら身体能力が上がったからってそれが長く続くわけでは―――

 

「―――ぁ」

 

ある。コイツだ、僕の―――いや、アイツの刀だ。

 

■□●○■□

 

「…ん、ここは…?」

 

意識を目覚めさせる。確か私はさっきまで歩君と一緒に運転室のドアを開けて…それで、歩君が吹き飛ばされて…。

 

「その後…そうだ、この『異端』が目覚めて…え」

 

私は『異端』の中にある窓に目線を向けると、意識のなくなる前とは違い、その景色には何もない白い空間が映っていた。

 

「何これ…まさか!」

 

私は直ぐ様窓を開け、視線を下に向ける。

 

「…やっぱりそうだ」

 

この『異端』が立ち上がっている。下の方には縦になっている車両が幾つもあった。さっきまで私達が通っていた車両だった。

 

「――ここは頭の方だから大丈夫…なのかな、でも早く運転室の本体を――」

 

――安全、そんな言葉は。

 

「――え」

 

『異端』には通じない。突然視界が揺れだし、私は運転室のドアに強く当たる。魔法少女の姿になっているおかげか、痛みは少なかった。少なかったけど―――。

 

「こんなの何回も続いたら――!」

 

私は運転室のドアを開ける。すると。

 

「――え?」

 

さっきまでいた本体がいなくなっていた。

 

「どっどこに――まさか!?」

 

――目覚めた影響でこの電車と融合した?元々はこの電車自体が『異端』だったからそれもあり得るかも…なんて考えていると。

 

「――ッ!?キャアッ!?」

 

突然、何処かから攻撃された。一体何処から――?もしかしてさっきの本体?だとしたら!

 

私は自身の能力である武器を生み出す。ライフルとマシンガン…何とかこれで―――。

 

「…でも、何処に…ッ!?」

 

一瞬、視界に映った。小さく素早い何かが宙を待っていた。しかも何体も。

 

「こっこれじゃあキリが…」

 

 

 

 

 

――ならさ。

 

―――え?

 

―――お前が誰かを助けるんならさ、誰がお前を助けんだよ。

 

――わっ私は良いよ…自分で何とかしたいし…それに。

 

――それに?

 

―――それで誰かを傷付けたくないから…。

 

――なら、一つ約束させてくれ。お前が何かあったら僕は必ずお前を助けてやる。『それだけ』の単純なセリフさ。

 

―――私は。

 

「――歩…君」

 

――彼の名前を口にする。すると。

 

鋭い音と共に辺りの本体達が吹き飛んだ。

 

「…え?」

 

「え?じゃないわよアンポンタン」

 

突然誰がに声を掛けられた。後ろを見ると、黒い髪のドレスを着た女性がいた。

 

「あっ貴女がコレを…?」

 

「…まぁそうね、わたしは『枯羅統(からす)』枯れるに羅生門の羅を統べるで枯羅統よ。まぁ当て字だけど」

 

「あっ貴女は一体――」

 

「ゴースト」

 

「え?」

 

「ただのしがない、相談役のゴーストよ。ほら、行くわよアイツの誘導も長くは続かないわ」

 

「締めはアンタよ魔法少女、正義の元に悪を潰しなさい」




…多分一話的なのはあと少しです…。

一章最終話間近ですがここまでで歩君にどんな印象を感じました?

  • おー……ええやん
  • 影薄過ぎない?
  • ロリコン
  • 今からでも理代ちゃんに主役の座よこせ
  • ヤンデレに×××されろ
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