4でした。
「頼む枯羅統!この『異端』の先頭車両にいる理代を助けてやってくれ!」
「無理、疲れるわ」
速攻の否定、それじゃあこの話終わっちゃうよ…。
時は数分前、何とか理代のいる先頭車両に着くために、僕はこの刀に封じられていた『枯羅統』を出し、助けを求めた。(因みに『枯羅統』は僕が名付けた)
…何でそんな刀を持っているのかって?それはおいおいで…。それより、ホントコイツめんどくさいなぁ…。
「私にも限界があるのよ?貴方のその刀から近過ぎず離れ過ぎずを保たないとまた刀に戻るわ」
「言うてお前離れ過ぎずの場合はそんなに問題ないだろ」
(5km)
「それはそうね、…でも貴方はどうするの?貴方はあっちにいけないのよ?」
「あぁだからこそだよ」
「――僕が囮になる」
正しいか、正しくないか、そんな事は分からない。
でも、やってみるしかないんだ。それで毎回上手くいっているんだから。
「――そ、分かったわ、でも一つ覚えておきなさい」
「何だ?」
「貴方が死んでも私が死んでも、その時は道連れにしてあげるわ、喜びなさい」
「重いわ…!!」
てかお前もう死んでるだろ!!
「不謹慎ね歩、モテないわよ?そんな事言ってると」
「僕の脳内に返事をするな!まぁでも…」
「頼んだぞ、枯羅統」
「えぇ、歩」
僕等は互いに背を向き、漫画とかでよくある拳の打ち合いをした。(正式名称なんだろ)
そして、僕等は別々の方向へ向かったのであった。
■□●○■□
そして、今に至る。現在僕はあの『異端』の誘導として動いているが…これは、囮になる事で少しでもコイツが自分の車内にいる二人に気づかれにくくする為だ。
コイツ等は基本、自身の視界に映ったものを狙う。
つまり、その映った物を仕留めるまで、そいつの事しか考えない…と、僕は考えたからだ。
理由としては、僕がアイツの中に入った時、アイツはその間立ち止まっていた。
僕を探し、別の獲物を探していた。
つまり――――。
「目の前の事ばかりに集中しすぎて、近い所に気付いていない…!」
とはいえ、流石にそろそろ僕の体力も限界だ。だんだん疲れてきた。
「…でも!少しでも…!」
すると、ヤツの無数の足の中から鋭い何かが飛び出してきた。
「…アレまさかあの針で突き刺す気か…!?」
流石にキレだしたか…!?不味い…!ここはよりによって電車の数が多すぎて避けきれない…!
「盾にするか…!?いや、あのデカさだ…貫通するかもしれない」
何とか…!必ず…!
――すると、針を振り降ろそうとした『異端』の内部の車両が突然爆破したのだった。
何が起きたか目を凝らすと、空に枯羅統と理代の姿を見た。
「歩君!!」
「理代!枯羅統」
僕は落ちてくる理代の手を掴み、そのまま地面にゆっくり降ろした。
「理代…!やったんだな…!」
「うん!やったね!」
「あら、空から降ってきた子を抱いたりしないのね」
「黙ってろ」
「歩君…枯羅統さんと知り合いなの?」
「あぁ、まぁ…な」
それより、アイツがどうなったのかを見てみよう。そう僕が提案し、僕等はあの『異端』の近くまで向かった。
「…おぉ、見事にバラバラに」
「あんな物を電車内で撃ったらそうなるわ、私も昔ゲームで同じ事したし」
「…倒せたんだよね?」
「多分な」
「無視しないで」
…とまぁ、あっさり、僕等はコイツを倒した…。
「…!二人共、下がりなさい」
「え?」
「え…?」
「…まぁそうよね、本体が元々いたなら、爆破位じゃ死なないわよね」
――アイツの本体
「…まさか」
「そうね」
「あの車掌?のような奴がまだ生きてるわ。今まさに目の前に分かりやすく」
僕等の目の前には頭が電車で手足が車輪になっている『異端』が目の前にいた。
たっ多分あと2話で終わります…。来週で終わる筈です…。
感想待ってます!!
一章最終話間近ですがここまでで歩君にどんな印象を感じました?
-
おー……ええやん
-
影薄過ぎない?
-
ロリコン
-
今からでも理代ちゃんに主役の座よこせ
-
ヤンデレに×××されろ