魔法少女の相談役始めました   作:チョコーン

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今回の話に何一つも関係無いけど百合夫婦の息子って面白い概念だと思わない?


ウィッチ ザ ゴースト7

強くてデカい敵を倒すと、後から小さくて強い敵が現れる。

 

 まぁまぁよくある展開だけど、かなり絶望的な展開だろう。

 

前者との戦闘で体力を消耗させられている中、次の敵との連戦。同じくまぁまぁキツい事だ。

 

――何でこんな事を語るのかって?まぁ…今の状況がそれに似ていると思ったからだ。

 一つ違う点として、僕以外は殆ど体力を消耗していないという点だ。

 

まぁ―――つまり。

 

「理代、貴女は後ろから援護射撃を、私はアイツをぶった斬る。歩は…語ってなさい」

 

…こういう事です。

 

「はっはい!」

 

「…それと、できる限り歩から離れないでほしいわ、ソイツほっとくと何しでかすか分からないから」

 

「あっ…はい」

 

余計な事言うなこの悪霊…!まぁでも、この状況的に枯羅統がアイツを倒すのは打倒だ。

 

「援護射撃ってのは…周りの『異端』の事だな」

 

あのデカいのがこうなったせいなのか、他の小さい方も目覚めだした。

 

つまりはこうだ。理代が周りの『異端』を倒して少しでも近くまで寄らせない事。そして枯羅統は、奴の近くにいる『異端』を辿りながら奴を打つ。

 

「歩君、離れないでね」

 

「あぁ」

 

「じゃあ逝ってくるわ二人共」

 

「意味が違う」

 

僕は――相談役だ。魔法少女じゃないし、ゴーストでもない。

 

だから、僕の役目は少しでも理代の様な魔法少女の相談に乗って手伝う。それが僕だ。

 

――助けられて、上を見上げるのが美しい。

 

…まぁ、こんな臭いセリフは置いといて、早速作戦が開始されたのであった。

 

早速枯羅統が周りに倒れている『異端』飛び乗りながら、襲い来る『異端』を刀で跳ね除けていく。

 

それと同時に、僕等の近くにいる『異端』を理代がハンドガンを使い倒していく。こうする事で、少しでも枯羅統の負担を減らしていく。

 

そして気付けば枯羅統は本体の近くにいた。

 

「…何とも酷い見た目ね」

 

本体は枯羅統の方に目線を向けると、直ぐ様手足の車輪を地面に置き、颯爽と向かっていった。

 

「―――特攻ね」

 

ただまぁ、こっから苦戦するだとか、そんな展開はあんまり期待しない方が良いかもしれない。少なくともこれからも。

 

「そんなのただカモがこっちに向かって走るのと同じよ」

 

だってほら、こんなふうに。

 

こうもあっさりと真っ二つにするのが、コイツだから。

 

 「......やっぱすげーよ、アイツ」

 

 「うん......!一人であっさり......私も見習わないと...!」

 

――いや、まぁそう思うのは良いけれど。

 

――理代も、あの数を一人で倒してるんだぞ?

――――この状況で、一番見習うべきは僕かもしれない。

 

 「お疲れ二人――いや、彼女もいるようだね。まぁ兎に角、本体が殺られたからここも直に消えるはずだ。急ごう!」

 

「お前今まで何処にいたんだよ」

 

「どこか」

 

…ホント、コイツは行動が読めないなぁ…話によると他にもマスコットはいるとの事だが、他もこんな風に自由奔放なのかな。

 とはいえ、何とか僕等はこの『異端』騒ぎを収めることに成功したのであった。…正直、白とはあまり戦いたくなくなったと心の底から思ったよ。(僕戦ってないけど)

 

 「――で、後はゲートから出れば良いんだったよな」

 

 「うん。あ、発生源である『カケラ』は回収しておいたよ。これでここの『異端』も発生する事は無くなったね」

 

 「随分あっさりだなぁ…まぁその方が苦労せずに済むしな」

 

 「一番何もしてないキミが言うんだね」

 

やめろ。触れるな駄目人形。

 

○■●○■□

 

――これにて、今回の騒動は終了。

 

その後、僕等は挨拶を済まし、帰路へと向かったのであった。

 

「…なぁ、枯羅統。何でお前まだ刀に戻ってないんだよ」

 

「…少し貴方に聞きたくてね」 

 

 

「――貴方、彼女とどんな形で会ったの?」

 

「…は?」

 

いきなり何でそんな話しだすんだコイツ…?そんなに僕と理代が出会った時の事を聞きたがるんだ?

  

「んっと…確か中1か…中2の時にさ、アイツ何時も誰かに頼りにされてたから…」

 

「気になって話しかけたのね」

 

「あぁ、お前はそれで良いのかー的な…今考えればキザ過ぎて正直思い出したくない…」

 

「…そう、それで良いわ。話はこれで終わりよ私は寝る」

 

「えっちょっ…!?…何なんだよ…」

 

ホントに何がしたいんだコイツは…まぁ、いっかこれでこの騒ぎは終わったんだ。相談役としての初の依頼、…まぁ成功だろう。

 僕は相談役何だから、下手に活躍とかは期待しなくても別に良いか、何はともあれ僕は帰路へと向かう電車へと向かうのであった。

 

 

 

 

―――その電車は、三十分近く遅れた。理由は原因不明との事だ。

 

…関係してないよね?

 




…もうちっとだけ続くんじゃ

一章最終話間近ですがここまでで歩君にどんな印象を感じました?

  • おー……ええやん
  • 影薄過ぎない?
  • ロリコン
  • 今からでも理代ちゃんに主役の座よこせ
  • ヤンデレに×××されろ
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