原作とあまり変わらない連中(緑谷含む)はスルーしましたw
――Side:葉隠透
「えー、これ着るんですかぁ」
思い切り不満ですと、顔に書いてある。もっとも見えないが。
少なくとも不満は声にも出ている葉隠透を相手に、パワーローダーは仕方ないだろうと切って捨てる。
「職場体験用の間に合わせだ。まったく入学時にブーツとグローブだけだから体は何か家系の秘伝の物でもあるのかと思えば……」
「なかったですねー、ウチ、ただの一般家庭ですしー」
「なら、職場体験に行きたかったら我慢しろ」
「はぁい!」
手にしているスーツはやや厚みがある素材となっている。
カラーは可愛さのかけらもない薄いグレー。胸や腰のあたりには保護パーツがついるが、透明で見えないより性的に見えているのではないかと思う。
「とりあえず試着して……って、試着室を使え!」
試着室から出てきた葉隠はあちこちサイズが合っていないし、コスチュームはダサいしと不満げだった。
「一応最新の熱光学迷彩スーツだ。腕のボタンを押すと着てる人間の体にフィットする。フィットしたな?そのままベルトのボタンを押してみろ」
「おぉー」
ボタンを押すと、周辺の風景に溶け込むように姿が消える。
「本来なら呼吸を阻害せずに頭部を隠すのが難しいんだが、葉隠の場合は必要ないからな」
「コレ、凄いです!服着てるのに見えてない!」
そうはしゃいでいたが、直後、再び姿が現れる。
「バッテリーの都合で持続時間が短い。フル充電で10分だから、使いどころを間違えるなよ。お前個人の個性を使って服ごと消すのは、
「ぶー」
「そう言うな。カメレオン系の異形型とかなら、脱皮した皮を素材に全身を仕立てられるが、皮を剥がれたいか?」
そこまで言われてはこれ以上の文句は言えない。差し当たって、時間がかかるならめいっぱい好みのデザインを考えておこうと思う葉隠透だった。
最終的には本人の希望デザインも踏まえ布面積は規制限度まで減らした専用コスチュームが作成されるが、それは期末試験まで待つことになる。
――Side:八百万百&拳藤一佳
上鳴
「雄英高校1年A組、八百万百です。ヒーロー名クリエティ、お世話になります」
「同じく1年B組所属、拳藤一佳です。ヒーロー名バトルフィスト。1週間お世話になります」
「よろしく。カードックだ。百お嬢様とは何度かお目にかかったことがありますね」
「はい。父がよろしく伝えてくれと申しておりました」
「まぁ、職場体験では、そういった事情の忖度はしないので、覚悟するように」
「「はい」」
カードックは主に要人護衛を主に行うヒーローだ。そのほかにも現金輸送など超常前は警備会社が行っていた業務を行っている。業務の一環として八百万家やその運営企業の護衛を受けたこともあり、その縁で八百万百との面識はあった。
一通りの業務説明を受け、この後の職場体験について話が移る。
「明日は終日訓練に参加してもらう。基礎をレクチャーしたら現場に参加してもらう」
「はい」
「じゃあ、話はこれくらい。着替えて食事に行こうか」
てっきりヒーローコスチュームに着替えるのかと思ったら、更衣室に用意されていたのはまさかのセミフォーマルのドレス。普段から高級品に囲まれているクリエティから見ても十分な品に見えた。メイクは女性のサイドキックがプロ顔負けの腕前で仕上げてくれた。
「あの……着替えましたが、これは?」
「おぉ、クリエティは流石だな。バトルフィストもよく似合ってるよ。まずは守られる立場を実感してもらおうと思ってね」
そしてリムジンに乗せられ、ついた先は高級ホテルのレストラン。
カードックがホストとして2人をエスコートし、サイドキックたちが周辺に目立たないように周りを固める。
「折角だし、食べながらもう少し細かいことを話そうか。まず2人に指名を出した訳だが、正直、当初は戦闘能力重視で優勝2人に指名を出すつもりだった」
そう言われてしまうと、2人としても正直失望してしまう。要は選ばれない可能性が高いから他を選んだと言われたようなものだからだ。
「ただ、事務方やサイドキックの皆からストップがかかってね。彼らは向いてないと。そこで、上位陣から護られる立場をよく知る百お嬢様をまず選んだ。あぁ、しつこいようだがその能力を見込んだのも事実だからね。
バトルフィストに関しては借り物競争だね。人をすっぽり包んでしまえる拳を高く評価してのことだ。アレは実にいい個性の使い方だったね。ちなみにアレは、何を借りてくることになってたんだい?」
「ひねくれ者です」
これでカードックがこらえきれずに笑いだした。高級レストランでなくそこらの居酒屋やファミレスなら腹を抱えて大声で笑っていただろう。
こうして話しながらもカードックの視線はゲスト2人に悟らせない、いや、本人たちがそのつもりで注意すれば気付く程度に周辺を警戒している。
薄々は気づいている様子のバトルフィスト。ほぼ無警戒のクリエティ。
育ちを考えれば仕方ないと、カードックは明日以降の訓練メニューを若干、下方修正することに決めた。
2日目は午前中は基礎訓練。練度維持のためのメニューで、カードックやサイドキック達には軽い運動だが、クリエティは途中でダウン。辛うじてバトルフィストは最後まで食らいついた。午後は護衛や襲撃役の立場を想定しての戦闘訓練がヘトヘトになるまで繰り返された。
3日目からには基礎訓練の後に実際の護衛任務、と言っても流石に要人警護に職場体験生を加える訳にはいかないので、警備会社やサイドキック達と共にスーパーなどから売上金を運ぶ任務に就くことになった。
あっという間の1週間が終わり、2人はカードックから1週間の評価を受けることとなった。
「まずはお疲れ様。護衛って言うのは簡単に見えて難しいだろう?」
「はい。視線の配り方、立ち位置、勉強になることばかりでした」
「大分鍛えてるつもりでしたが、プロとの差を実感しました」
「得るものがあったようで何よりだ。最後に老婆心からのアドバイスだ。クリエティはやはりもう少しフィジカルのレベルを上げた方がいいね。それと創造に脂質が必要で皮膚から創造物を出すと言っても、コスチューム含めて運用面はもう少し工夫が欲しい。真面目なのはいいのだけどね。
バトルフィストは学生、それも1年としてはかなり鍛えてるよ。ただ目先の事象に振り回されすぎだ。格闘ではかなりの先読みができるんだ。それを行動選択にも活かすことだね」
そんな評価と共に2人の職場体験は幕を閉じた。
――Side:口田甲司
口田甲司、ヒーロー名アニマは、その職場体験先としてプッシーキャッツの元を訪れていた。
山岳救助が専門のヒーロー事務所で、周囲が自身に足らないものを補おうという選択をとるものが多い中で、地力を上げることを優先して、自分の個性を活かせる自然環境での活動を選んでいた。
だが、正直選択を誤ったかと、職場体験初日から後悔している。
「羽をもつ友よ、暗き夜を飛ぶ友よ僕の声にこたえて」
最寄り駅、と言っても車で1時間以上かかる場所に到着した瞬間、車内で着替えるように言われ、ついでそのまま
「あー、相棒のワンコは大丈夫。ウチの洪汰と仲良くようにするように言い含めておいてくれる?この子、名前は?」
「わ、ワン太、です」
「うわダッセ。兄ちゃん、それじゃこいつが可哀想だぜ」
何やら勝手に名づけを始めそうなぐらいに、プッシーキャッツと一緒にいた洪汰という少年にダメだしされたが、文句を言うより先に森に放り出された。
「自然が好きって聞いたけどさー、綺麗なもんばかりじゃないのよ。とりあえず、頑張って拠点までおいで」
思い切りスパルタだった。
プッシーキャッツの持つ私有地は広大。その大半が長年、人の手が入っていない荒れた森林地帯だ。
辛うじて蝙蝠の協力を取り付け、事務所がある私有地の中心部を目指して歩を進める。正直、自然が嫌いになりそうなほどに厳しい道のりだった。行く手を阻み、一応は防御力に優れているスーツすら破る藪や木の枝。耳元で五月蠅い虫の羽音。
動物は好きだが虫は嫌いな彼にとって、まさに地獄の空間だった。
目的地にたどり着いたのは、翌日の昼頃だった。
「あ、コラ待て!アレキサンダー!」
「ワウッ!」
既に勝手な名前まで付けられていたが、それに喜んで返事をしている相棒にちょっと悲しい気分になる。やっぱりワン太は平凡すぎたのだろうか。
ワン太改めアレキサンダーの声色には喜びの色があった。もう仕方ないかとがっくり肩を落とす。
「お、ついたかお疲れさん。とりあえず、食事にして少し休んだら、業務説明をするから」
「は、はいぃぃ」
「聞いてはいたけど、声小っさいね。そんなんじゃ、ヴィランに舐められるぞ」
山岳救助が主業務と言っても、密猟者のヴィランと戦うことはある。要救助者に声掛けをするのも大事なことだ。
「今日は山岳救助のための走破訓練……の予定だったが、緊急の仕事だ。アレキサンダーもつれてついてきなさい」
時期はちょうど登山やアウトドアキャンプにちょうど向く時期。
事故等で居場所がわかるならともかく、登山届の予定日数を超過しても戻っていない場合の捜索はかなり手間がかかる。プッシーキャッツに飛び込んできた依頼はそういった類の捜索依頼だった。
人海戦術で当たるため、地元山岳会のほか、チーム総出での出動となる。
登山用の装備一式を渡され、もう元の名前では反応しなくなった
自然は好きだが登山経験はちょっとした日帰り程度。やはりここでも経験不足は隠せなかった。
そんな練度では本番の救助には当然ついていけず、結局は地元山岳会のメンバーが要救助者を発見しプッシーキャッツのリーダー、虎が要救助者のうち動けないものを背負って下山して任務を終えた。
その後は基本的な筋トレや自然ありのままの環境での走破訓練で職場体験を終えることとなる。
「にーちゃんダメだなぁ、アレキサンダーはまだこんな元気だぞ」
「ワウッ」
「そ、そうかな、うん、ごめんね」
「……ヒーローは嫌いだけど、兄ちゃんのアレキサンダーは好きだ。いじめたら許さないからな」
何やら複雑な事情があるようだが、そこに踏み込む勇気はなかった。
ともあれ、心身ともにたっぷり扱かれたアニマは疲労困憊のまま雄英に帰還することとなった。
――Side:耳郎響香
スカウトを受けた中ではほぼ唯一の荒事に強いヴィラン……もとい、シャチヒーロー・ギャングオルカ。正直言って、失敗した、と初対面では思ったものだ。
「貴様がイヤホン=ジャックか。うむ、まぁ、励め」
「はっ、はい!」
「声が小さい!」
「はいっ!申し訳ありません!」
しょっぱなからこれである。流石に「ヴィランっぽい見た目のヒーローランキング」3位なだけある。
「社長、アレで子供好きなんで照れてるんだよ」
「そうそう。これまでスカウト出しても、応じてくれた子って、あまりいないし。来ても厳つい野郎ばっかりでね」
確かにギャングオルカのサイドキック達は皆揃って、一歩間違ったらヴィランじゃないのか、ってくらいに雰囲気が厳つい。思わず来た事を後悔してしまいそうだった。
「あの、それなら、何でウチに……トーナメントでもいいところなかったですし」
「君、音を武器にするタイプでしょ?だから」
「まぁ、後は社長の後ろをしっかりついて歩けばわかるよ」
翌日からは朝から戦闘訓練、市中のパトロール、そして報告書作成と、目まぐるしい日々が続く。
何度かヴィランとの戦闘になったが、その際に、自身はもちろん前線には立てず、避難誘導や警備にあたるのだが、それでもギャングオルカの戦闘が見える位置に配置されていた。
「すごい……アレが、プロヒーロー」
「はは、社長ぉ、若い子が見てるからって張り切りすぎですよ、そいつ、もう落ちてます」
「む……そうか。後始末をしておけ」
万事この調子で、きつい目つきでギロリと睨まれる。思わず身をすくめてしまうたびに、ギャングオルカは心なしか寂しそうに背を背けていることになんとなく気付いてきた。
そうなってくると、カワイイとすら思ってしまうのが耳郎としても不思議ではあった。
「なんて言うか、社長って、アレですね」
「……あぁ、うん、アレだな」
なお、戦闘訓練は極めて実践的で役に立ったのだが、ついでのように行われる野球の練習が何の役に立つのか、心の底から疑問に思いながら職場体験の日々を終えた。ちなみに言っている方も、言われたほうもアレが何なのかはよくわかっていないのだが、世の中、そんなものである。
――Side:グラントリノ
「全く、俊典め。いつまでたっても世話が焼ける」
それが老ヒーロー・グラントリノが盟友に託された弟子、オールマイトに抱く印象だった。
後継者をやっと決めたかと思えば、体育祭ではなすすべもなく1回戦負け。
どんな教育をしているのかと聞けばあまりに感覚的で、これまで訓練で勝利を収めた結果にしても自傷前提とあまりに破滅的に過ぎた。
不甲斐ないと半ば無理やりに呼びつけ、訓練を施し、もとからある程度のひな型は出来ていたとしても形は整えることはできた、と思っている。少なくとも今後、わが身を顧みない破滅的な戦いは減ると踏んでいた。
電話で長い説教を終え、今夜の宿でも探しに行くかと思ったところ、見知った顔と会った。
「グラントリノさん、まだいらしたんですね」
「おぉ、確か昼前に小僧の病室で会ったの。名は何といったかな……ええと」
「ブルーアンバーと申します。グラントリノさん」
「おぉ、そうじゃった。年を取ると物忘れがひどくての」
ヒーロー名で名乗るあたりは、小僧よりよっぽど上等だとグラントリノは少し感心した。どことなく懐かしい髪形をした少女相手にもう少し話をしたくなり、わざわざ自らが言う必要のないことを言葉にしてしまっていた。
「昨日の大騒ぎは聞いているかの?」
「報道されている程度なら。デク達からは何も聞いてませんよ」
「そうか。まぁ、色々あっての。詮索しないでくれると助かる」
「はい」
この少女と緑谷との対決についてはテレビでも見たし、緑谷自身からも聞いていた。
その後の轟戦は緑谷の敗北後は興味をなくし、ただ眺めていただけだったが。相応の戦闘能力があるのは認識していた。アレだけの戦闘ができるのに、職場体験で医療系ヒーローの下にいるというのは少々意外だった。
「お前さん、確か小僧をコテンパンにしてたろ?こっちの道に進むとは思わなんだ」
「こちらを薦めてくれる人もいたので、それに私の弱い個性でも、役に立てる道が沢山あると判りましたし」
どうも基準が狂っているのではないかとグラントリノは少々呆れ気味に口を開いた。
「多少、自己評価がおかしい気もするが。最近の若いモンはすぐ派手なヴィラン退治に行きたがるから、それに比べれば立派な心掛けじゃな」
「ありがとうございます」
全面的に褒められたわけではないと判っているからだろう。ブルーアンバーの顔には苦笑が浮かんでいる。グラントリノはもう少しその心底を伺いたいと続けて質問を投げかける。
「お前さん、どんなヒーローが目標だ。やっぱり俊……オールマイトか?」
「オールマイトに憧れない人はいないと思いますが、昔、憧れたヒーローが居まして。彼女のように笑顔で真っ直ぐに人を救えるヒーロー、私自身の個性では同じには成れませんが、困難にあっても笑顔で挑める姿勢は見習いたいなと」
「……その、ヒーローの名は?」
「いえ、それがさっぱりわからなくて」
「髪型やコスチュームは、そのヒーローに似せたのかな?あぁ、いや、似合ってはおるぞ」
「ありがとうございます。コスチュームはその人は黒の袖なしスーツにマントだったので、別ですね。私も現場では白衣ではなくジャケットを着ますし。髪型は……あまり気にしてなかったですが確かに近いですね。気付かせていただいてありがとうございます」
聞けば、幼いころに動画サイトで見たが、その日の夜にはもう見る事が出来なくなっていた。そして確かな羨望と共に語られるその姿はかつての盟友その人に違いなく、その動画が消えた原因が己であるとわかってしまった。
「かなり古いヒーローみたいでして。お心当たりがあればうれしいですが」
「生憎とわからんな。昔は
「残念です」
己の盟友のことだ。語れることなどいくらでもある。だがそれは彼女との盟約のためにできる事ではない。少々気まずさを憶え、惜しいと思いながらも会話を終えることにした。
「それがお嬢ちゃん、ブルーアンバーの理想か」
「はい。少なくとも、笑顔で困難に挑む姿勢だけは見習いたいと思ってます」
「……そうか。お前さんはいいヒーローになれるよ。頑張るといい」
「ありがとうございます。グラントリノさんもお元気で」
軽く握手を交わし、本来の業務に戻るため去っていくブルーアンバーを見送るグラントリノ。
その後ろ姿にグラントリノは己の盟友の姿を幻視した。
「そうか……お主が知らずに蒔いていた種は、こんなところで芽吹いておったぞ、我が友よ」
ワン・フォー・オールの七代目継承者。その足跡として残っているものは極めて少ない。
グラントリノ自身が、その意を受けたオールマイトが長年、徹底的に痕跡を消して回った。すべては彼女の血縁者をオール・フォー・ワンから守るため。
己とオールマイトがこの世を去れば、彼女の存在の痕跡はすべて消えてなくなる。寂しくはあってもそれでよいと思っていた。
それが今日、覆った。
盟友の姿を心に刻み、本人は知らねど想いを継ぐ者がいたと知れたのは、望外の喜びだった。
グラントリノはこの喜びをおすそ分けしようと、再びオールマイトに電話をかけた。
「おう、俊典か。なに、ちょっと聞きたいことがあってな。お前さんの所のブルーアンバーちゅう娘っ子がいるじゃろ、アレは、あん
何で知っているかって?バッカもん!己の生徒の所在ぐらい把握しておけい!保須の病院での。あぁ、違う違う職場体験先じゃ。オヌシの受け持ちの生徒じゃろ!まったく情けない。
あぁ?。別に問題など起ことらんわ。単にちょいと気になっての。そういえば、あのブルーアンバーはどんな個性なんじゃ?」
オールマイトの口から聞くブルーアンバーの個性は確かに、本人が言うように弱いものだった。ただ、それはあくまで「今は弱い」だけだと、グラントリノには断言できた。
「よいか、ブルーアンバーもよく見ておいてやれ。アレは良い子じゃし強くなるぞ。そういう本名と個性が一致していないものと言うんは、ヒーロー名を付けたあたりから急に伸びることがよくあるんじゃ。なんでわかるかって?儂をいくつだと思ってる。そんなのいくらでも見とるわい。
名が体を表す、と言うのはお前が一番よく知っちょるだろうが。己に合う願いをこめた者と言うのは、強く良く伸びるんじゃ。折れぬよう、精々気を使ってやってくれ」
本当なら、ブルーアンバーに何を感じたかを告げるべきかとも思ったが、放っておいてもいずれ気が付くだろう。その時、不詳の弟子が何を思うかを想像してほくそ笑むグラントリノだった。
「いや、いい気分じゃ。さあて、祝杯に特上のたい焼き屋でも探すかの」
全員分をまとめて書いたからちょっと描写がわかりづらいかもしれません。
5日分それぞれについて書いても冗長すぎると思い、こんな風にまとめてみました。
個性と名前の傾向はもちろん捏造です。
ヒロアカの登場人物って、個性と氏名が少なからずリンクしてて、それは判りやすさのためなのは理解してますが、現実だと痛いを超えてありえない名前が多いので「親がこんな個性が発現しろ的に命名した」と無理やりに理由をこじつけた感じですね。
その意味で、ヒーロー名がレディオノイズになった場合は、弱体化して物語が早期終了してたかもw