雷速少女のヒーローアカデミア   作:K鶏

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第73話 ビルボードチャート

 エンデヴァーと言うか轟家の問題がひと段落?ついたころ、雄英高校は新たなメンバーを迎えることになった。

 

「雄英で預かることになった」

「すぐ会えるどころか!」

 

 緑谷君は驚いてるけど、私は事前に聞いてたからなぁ。

 一応、事件に関与したインターン組が集められての顔合わせになった。

 生徒指導室のソファーには壊理ちゃんの姿が。波動先輩の手で可愛らしく髪をセットして、青のワンピースを着ている姿は以前とは別人なくらいに明るく見える。

 

「よう!よろしくな」

「壊理ちゃん!やったぁ!」

「ワタシ、妹を思い出すわ。壊理ちゃん、ヨロシクネ」

「よろしくおねがいします」

 

 受け答えもしっかりしているし、顔色もいい。”見る”限り個性の方も問題ない状態の様だ。みんなそれぞれ、改めて自己紹介をしている。

 

「みんな、壊理ちゃんと仲良くなりたいって思ってるから、よろしくね」

「はい、ブルーお姉さんも、よろしくお願いします」

 

 そういえば、本名で名乗ってなかったか。

 

「本名は上鳴茉芭(まつは)、言いにくかったらブルーのままでもいいから」

「はい!」

 

「どういった経緯で?」

「いつまでも病院って訳にはいかんしな」

 

 緑谷君の質問には答えず、ジェスチャーで外に出るように言われる。その間、壊理ちゃんは波動先輩が見てくれることになった。

 

「あの子は親に捨てられたそうだ。血縁に当たる八斎會組長もずっと寝たきりでな。事実上、身寄りがない」

 

 その上で、問題になったのが壊理ちゃんの個性。

 

「個性破壊薬の原料に使われたことは覚えてるな?対象の時間を撒き戻すような力があり、しかもその制御が覚束ない。そこで特別に養護施設ではなく、雄英が引き取り手になった。教師寮の空き部屋で監督する」

 

「また、悪用されないように……」

 

「まぁ、そういう事だ。様子を見て力との付き合い方も教えていかねばならないし、検証すべきこともある。その辺も、おいおいだ」

 

 その役目、いくらかこっちに振るつもり満々ですよね?やりますけど。

 

「相澤先生が大変そう」

「上鳴にも手伝わせるから、そうでもない」

 

 それなら1-A寮で預かる形でいい気がするけど、みんなデロデロに甘やかしそうだからそれも教育上、拙いか。

 

「え?茉芭ちゃん?」

「書類上はまだ俺のサイドキックだ。精々こき使うさ。それに、仮に暴走しても止められるのは実証済みだしな」

「え?え?マジなん?」

「マジ。とは言っても、まだイレイザーヘッドの下位互換だけど」

「当たり前だ。そう簡単に抜かれてたまるか。精進しろ、ヒヨッコ」

「はい」

 

 半信半疑の様子なので、ちょっと実演をすることに。

 

「お茶子ちゃん、ちょっと浮かんでもらっていい?すぐに着地できる姿勢で」

「う、うん。これでいい?」

「オッケー……強制停止(サスペンド)

 

 無重力が瞬間的に解除されて、お茶子ちゃんの足が地面につく。もっともその直後にまた浮いたけど。

 

「ケロ……本当に相澤先生の抹消みたいね」

「とまぁ、こんな塩梅だ。あまり外部には漏らすなよ」

「「はい!」」

 

 遠隔操作の範囲で言えば、限界を無視できればイレイザーヘッド以上だけど、まだ精度がなぁ

 持続性を持っての命令イメージは概ねできている。この場で試さなかったのは、あくまで個性への干渉のデモンストレーションで、実績のある方法を使っただけ。

 

「君たちも忙しいと思うけど、顔を出してあげてよ!」

「とりあえず、今日は3年が面倒見てやってくれ」

「はい。オセロやろーっと」

 

 むぅ、それはそれで楽しそう。

 

「あの!僕たちも!」

「A組は今日は寮に戻れ。このあと、来賓がある」

 

 はて?来賓?どんなお偉いさんが来るんだろうか。

 

 

 来賓、と言ってもわざわざ制服を着て待つ必要はないとのことで、それぞれ私服姿でロビーでくつろいでいた。そういえば、壊理ちゃんの服ってどうなっているんだろう。後で相澤先生に確認してみようかな。

 

「へっしょい」

「風邪?常闇君大丈夫?」

「いや、息災。我が粘膜が仕事をしたまで」

「何それ?」

 

 うん、常闇君は相変わらずだね。

 

「噂されてるんじゃね?ファンできたんじゃねー?」

「常闇君はいてもおかしくないよね。あのホークスの所にインターン行ってたんだし」

「いいや、ないだろうな。あそこは速すぎるから」

 

 「速すぎる男」と言うのがホークスの異名と言うか、称賛と共に語られることが多いね。その翼で誰よりも早く現場に駆け付けるから、と言うことだろうけど。

 常闇君の言ってることからすると、サイドキックすら置き去りで急行するのかな。一般の人から見れば素晴らしいけど、サポートする側からすると複雑だなぁ

 

 そう思ったところで、センサーライトの反応が来客を知らせてくれた。

 

「見えられましたね。皆さん、お出迎えを」

 

 さて、この時期のお客様っていったい誰なんだろう?と思ったら、意外な方々だった。

 

「煌めく眼で、ロックオン!!」

「猫の手、手助け、やって来る!!」

「どこからともなく、やって来るぅ」

「キュートにキャットに!スティンガー!!」

「「「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!」」」」

 

 私服でも4人揃っていたらやるんですね。

 

「プッシーキャッツの皆さん。林間合宿ではお世話になりました」

「あぁ、中断するような事態になってすまなかった」

「どうぞ、中へ」

「あぁ、いいの。お構いなく」

「B組の方にも行かなあかんし」

 

 障子君が奥のソファーを勧めたけど、マンダレイさんは断った。もう夜だし文字通りの挨拶程度の訪問と言う事らしい。

 ロビーにいたアレキサンダー君は一緒に来ていた洪汰君の周りをぐるぐる回っている。緑谷君と口田君も嬉しそうに話している。どっちかと言うと、それが主目的の訪問かな?

 

「ところで、なぜわざわざ雄英に?」

「年末恒例の挨拶回りね。神野事件のこともあって、ランキングも29位に上がったし」

「プッシーキャッツは去年、32位でした」

「我としては、林間合宿のこともあるので少々複雑だがな」

 

 なるほど。神野事件では虎さんが決戦の場での救助などで活躍したし、それで支持が伸びたと。

 

「そういえば、下期のチャート、まだ発表されてなかったね」

「今年はどうなってるのかなぁ」

「オールマイトのいないビルボードチャートかぁ」

 

 あの告白が最終的な順位にどう影響したのか、実際ちょっと気にかかる。

 ビルボードの発表は視聴率を稼ぎたいマスコミの意向もあって、日曜日。ロビーのテレビで皆で見ることになった。

 

 

 そこまでは良かったのだけど、ちょっと問題なのはそこに壊理ちゃんを緑谷君が寮に招待したこと……は、問題ない。むしろグッジョブ。問題は壊理ちゃんの服装。その格好で連れ出す緑谷君のセンスって……

 

「……ええっと、壊理ちゃん、そのお洋服、は?」

「あの、相澤、せんせいが、買ってきてくれた、の」

 

 あぁ、うん、もっと先にチェックしておくべきだったというべきか、雑務だし外に買いに出させるのも拙いからと、私に振らずに自分で買いに行ったのだろう。要らないところで妙な配慮を。

 別にGANRIKINEKOが悪いわけではないけど、アクが強すぎるから、せめてワンポイントで使うぐらいでいいのに、なんでわざわざジャンパー。

 

「ええっと、コレ、好き?」

「……あんまり」

 

 好きではないけど、自分の立場を考えると我儘も言えない、か。

 とりあえず、A組女子勢全員に緊急呼集をかけよう。正直、相澤先生に任せておいたらファッションセンスが怪しくなりそうだ。

 

「なら、とりあえず脱ごう。帰るまでに代わりは用意するけど……ほかにこういうのある?」

「えっと、うん」

「か、上鳴さん、な、なにを?」

 

「まず、壊理ちゃんを今日連れてきたことは、グッジョブ。危ないところだった、ヒーロー・デクのお手柄だと思う」

 

「え?な、なにが?」

「もちろん壊理ちゃんのファッション感覚のピンチ!なので、これから女子全員でどうにかします。異論はないよね?」

「ありませんっ!」

 

 うむ。ダサT男はとりあえず黙ろうね、緑谷君?君はまず、マネキン買いでいいからもう少しちゃんとした格好をすることから始めるといい。

 

「えっと、マッハ?なんか急いでたけど、どしたの?」

「コレ、壊理ちゃんに似合うと思う?」

「あー、GANRIKINEKOかぁ」

「ええっと、ずいぶんと奇抜なデザインですが……人気、ですの?」

 

 一部では。確かゲームとかはあったと思ったけどね。あちこち汚して回るゲームだった気が。

 

「ケロ、まだ好みが固まってないうちに着せるには良くないわね」

「うん。とりあえず通販するとして、急場しのぎに1枚、百ちゃんに作ってもらっていい?」

「ええ、構いませんわ。薄手の外套でよろしいですか?」

「お願い」

 

 とりあえず、これで一安心。

 

「でも、こんなの誰が買って来たのよ?」

「相澤先生」

「……買ってる光景を想像するとウケるけど、何で止めなかった、サイドキック」

「知らない間に買われたら、止めようがないよ」

 

 ワイワイ言いながら、他の私服はどうなのか知っているかと波動先輩に聞いてみたら、部屋をチェックしたうえで、アウトなものを根こそぎ持ってきてくれた。

 

「すごいね~、イレイザーヘッドの趣味って、ダサ不思議~」

 

 幸い、全身GANRIKINEKOなんてコーデは流石になかったが、ピンポイントで何故それを選んだ?と言うものがちらほらと。

 後は女子勢でお金を出し合って、没分の服は購入してプレゼントすることにした。

 

「後は……捨てるのは忍びないから、小さめのポーチとかクッションに再生しようと思うけど、どう思う?」

「ケロ、それはいいわね。アレだけど、相澤先生のご厚意でもあったわけだし」

「せやね。腕が鳴るわ。アレだけど」

「アレってなに!?」

 

 ダサいってことです。

 

 服にするからキツイけど、キャラクターとしてならそこそこ愛嬌はあるんだ。多少、好みはわかれるけど。それに何だかんだ、割といい生地使ってるから捨てるには惜しいんだよね。寝巻ぐらいはそのまま残しておいてあげよう。他の人見ないし。

 それに、捨てるのは、壊理ちゃんとしては遠慮が勝つのか、申し訳なさそうにしてるしね。

 まだ全面的に我儘を言うほどではないし、今回の件も私が誘導した部分も大きい。流されっぱなしも良くないと思うけど、これくらいの小さい子のお世話は経験ないから、梅雨ちゃんの経験が頼りだ。

 

 裁縫道具を持ち寄ってみたら、透ちゃんがミシンを持っていたので、強度が必要なものも何とか作れる。材料には百ちゃん提供の綿も使って、キャラクター部分を切り取って縫い合わせたぬいぐるみモドキとか、小さめのポーチや手提げ袋、端切れのお手玉や座布団とが出来上がり始めるころ、ちょうどビルボードの発表が始まるところだった。

 

 作業も目途がついたし、出来上がった人形は無事に壊理ちゃんが抱えてる。その壊理ちゃんを波動先輩が抱っこしていて、みんな微妙に羨ましそう。ただこちらも呼んだ手前、奪い取るわけにもいかず。

 ともあれ、リメイクもまぁまぁの仕上がり。

 なので、トップ10の発表位はちゃんと見ようと休憩になった。出来の悪かったものはアレキサンダー君のオモチャになって早速ボロボロになってる。

 

 後は根回しだなぁ、相澤先生に直よりは、ミッドナイト先生を通したほうがいいか。

 

「あ、もしもしミッドナイト先生ですか?お休みのところ申し訳ありません。実は―――」

 

 笑いながら、お説教をしておいてくれると約束してもらえたので一安心。

 

 

「あ、リューキュウさん、10位」

「ワンランクダウンね。残念だわ」

「あの、大きい人……きれい」

「うん、リューキュウは綺麗だよ。壊理ちゃん」

 

 そういえばリューキュウさんの変身した状態も見ていたね。今の言葉はリューキュウさん聞いたら喜ぶだろうなぁ

 そこから9位から6位までは、壊理ちゃんはそれほど興味がないようだ。

 八斎會の事件にはかかわっていないから、知らない人だしね。

 

「ナンバー5!勝気なボディはランクアップ!ラビットヒーロー・ミルコ!」

「うさぎさん……つよそう」

 

 女性ヒーローではナンバーワンだし、実際、強い。ニュースや動画でしか知らないけど。波動先輩とは強さや綺麗さのベクトルが違うけど、女性ヒーローとしては憧れる。

 4位のエッジショット、3位のベストジーニストは未だ復帰ならずか。よほどの重傷だったのか、その後のリハビリに手間取っているのか。

 2位のホークスには壊理ちゃんは目を輝かせていた。どうも飛ぶヒーローが好きらしい。

 

「そして、暫定の1位から今日、正真正銘、ナンバーワンの座へ!長かった!衝撃の告白がありました!これまでの艱難辛苦を胸に、今!頂点へ!フレイムヒーロー・エンデヴァー!!」

 

 最終的にエンデヴァーが1位を取れたか。支持率だけなら厳しいだろうけど、他が飛びぬけてるからね。

 

「ルミリオンさんとか、デクさん、は?」

「僕たちはまだまだ、これからなんだ」

「通形……ルミリオンはすぐ上がってきそう。私も頑張らないと」

 

 意外に波動先輩もビルボードの上に上がるつもりなのか。ヒーローってそういう人達が多いけど、上昇志向がない人がやる仕事じゃないし、当然か。

 

「ブルーお姉さんも?」

「私もまだまだ。それに時間もかかるかなぁ、でも、期待してくれるなら頑張るよ」

「うん、がんばって!」

「ありがと」

 

 応援されちゃったら頑張らないとねぇ

 とは言っても、目指すスタートラインは最低でもあと7年ぐらいはかかるのだけど。

 

「ともあれ、轟君、おめでとう?」

「……あぁ、サンキュ」

 

 轟君的には若干複雑かもしれないけど、あの電話で批判が薄れた部分はあるからね。後はホークスか。

 ヒーロー公安委員長のスピーチはみんな割とスルー。

 その後のコメントについては、なんというか無難。公安のお偉方の前で変なことを言う必要もないから、わからなくはないけど。

 

 ただ、先日のインタビューと言い、ホークスだけは別の思惑があるようだった。

 

「えーと、支持率だけで言えば、活動休止による応援ブーストが乗って、ベストジーニストさんがダントツの1位、2位が俺。3位がエッジショットさん。で、超えられない壁があって4位がギリでエンデヴァーさんの後は以下略。

 正直、この差があってトップって不思議ですけどねー

 まぁ、実績が違いますから、それはいいや。

 ともあれ、支持率って、俺は一番大事な数字だと思ってんすよ。んーーで、終わったことにこだわってる場合ですか?やること変えなくていいんですかー?

 平和の象徴(オールマイト)はもういない。節目のこの日に、俺より成果上がってない人たちが、なぁに安牌切ってるんですか?

 もっとヒーローらしいこと言ってくださいよ、先輩方ぁ

 で、テレビで見てる後輩君たち。先輩方がヘタレてる間に上っておいで」

 

「煽るねぇ、言葉遣いが丁寧になった爆豪君か、嫌味の無い物間君みたい」

「あ゛ぁ!?あんなヘラ鳥と一緒にすんな!」

「おっと、口が滑った」

 

 言われて悔しいならもっと成果を上げろと、世のヒーローに火をくべている。言い方はあまり良くないけど、若いからで許される範囲。どうにも計算高そうだし、似てると思うけどな。

 

「さぁ、次どうぞ―。支持率俺以下、ナンバーワン」

 

「……若輩にこうも煽られた以上、多くは語らん。俺を、見ていてくれ」

 

 息子のセリフをパクってません?

 

 

 

 

―――Side:荼毘

 くそっ、くそっ、くそっ!

 全部ご破算だ!あの野郎!全部暴露しやがって!お前がナンバーワンになった後、一番効果的なタイミングですべてばらして地獄に叩き落してやるつもりだったんだ!

 しかもホークスの野郎!あのクズを貶めているように見せかけながら、援護しやがった!

 ナンバーワンを守っておいて、自由に飛びたい?連合に協力したい?ふざけんな!!

 

「……あぁ、くそ。あのプライドの塊みたいな臆病者が、あんな決断できるわけがない。だれだ、誰が奴に余計なことを吹き込みやがった!!」

 

 そもそも、なんで焦凍があの虚栄心をクソで煮詰めたみたいな野郎をかばうんだよ。おかしいだろ。夏君や冬ちゃんは何であれを認めたんだよ!おかしいだろ!

 何があった。焦凍も、エンデヴァーも、誰がアイツを変えやがった!!

 

「エンデヴァーを変えた……焦凍……ダチ……雄英かぁぁぁ」

 

 体育祭、焦凍が人前で初めて炎を使った戦い。死柄木の野郎の殺害リストにあった小娘、それに拉致目標。

 上鳴茉芭に爆豪勝己、焦凍を変えた3人の内2人。あと1人、雄英じゃないなら士傑?

 だが雄英は全寮化して、容易に襲えない。

 

「くっそっ、いや、違う!相手はエンデヴァー!どうすればアイツが苦しむかを考えろ!」

 

 そもそも誰がエンデヴァーを変えたかは今更だ。

 どう取り繕っても焦凍が奴が作った最高傑作なのは変わらない。焦凍を倒すのは一つの手段だ。だが焦凍は仮免を落ちている。アイツを襲って、ってのは難易度が高い。外に出るのを待つ必要がある。

 仮免補講の移動を襲うか?護衛次第か……しばらく様子を伺うか。

 

 その上で、エンデヴァー、家のことで落とせねぇなら、いっそ、めいっぱい高く押し上げてみるか。

 使い古された手法だが、”位打ち”なんていうくらいだ。ナンバーワンにあれ程焦がれたクソ野郎だ。それが当たり前になれば溺れて腐るに決まってる。人間、そう簡単に変わるかよ。取り繕ってもクソ野郎なのは変わらねぇ

 分不相応なくらい持ち上げてやるよ!そうすりゃぁ、腐った果実みてぇに、ちょっとつつけば汚ねぇ染みになるはずだ。

 

「あぁ、許さねぇ……見てろ?だぁ、俺こそ、見てろよ……テメェに、地獄を見せてやる」

 

 よし、当面はこの両面で動くか。死柄木は暫くは動けないから邪魔もない。

 まずは、ナンバーワンになったんだ、盛大に狼煙をあげてやらねぇとなぁ

 メディアを使ってオメェの所業をばらすのはもうナシだ。俺の名前を出したって、何で帰ってこなかった?で終わりだ。

 ちょっとは揺らぐだろうけど、それだけだ。

 

 その程度じゃ足りねぇ、生ぬるい……もっと、もっと苦しめねぇと燈矢(オレ)が浮かばれねぇ

 だったら、いっそ、もっと高いところに上っていけ。

 ホークス、テメェもだ!!

 いいぜ、ヴィラン連合に協力したいんならさせてやる!どうせ裏があるんだろう?その邪魔クセェ羽根で、ゴミ焼却場(エンデヴァー)に風を送り込め。巻き込んで、諸共、焼き鳥にしてやる!

 

 テメェにガンガン燃料(ヴィラン)をくべてやる。精々派手に燃え上がれ。その上で、そこから叩き落して殺す。ブッ殺してやる。

 

「テメェが見捨てた俺の炎で、焼き尽くしてやるよ……エンデヴァー!」




ビルボードの順位はプッシーキャッツ以外は変更しませんでした。本作時空では活動休止してないので、ほんのりランクアップしています。

緑谷Tシャツは色々ネタが盛り込まれてるみたいですが、普通に見ればせめて部屋着だろ、と。オシャレに見えてアジフライTな爆豪とか、ヒロアカはさりげに普段着にネタが多すぎるw

ついでにシーズン4の後半OPで壊理ちゃんが投げ捨ててるダサジャンパーはイレイザーが買ったっぽいので、その辺を適当に捏造。
まぁ、リメイクされて座布団とか枕、犬のオモチャになるだけ、捨てられるよりマシと思ってくださいw

荼毘に関しては、原作では命は助かるのかな?その辺は39-40巻あたりが発売されないとなんとも。
ただ正直、みんな幸せ、で終わるほど生易しい世界観してないですよね?ってことで、荼毘ファンには不本意な結果になる可能性大です。
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