雷速少女のヒーローアカデミア   作:K鶏

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第88話 轟家訪問(1)with 轟アップデート

 通学5分のハイツアライアンスも訓練時間の確保と言う点で美味しいが、通勤0分のこのエンデヴァー事務所も同じ意味で快適ではある。

 ヒーローショーの楽屋裏みたいな食堂の食事風景だけは少々、違和感と言うか異質感があるけれど。

 

「おはようございます。バーニンさん」

「おはよう、ブルーアンバー。早いね、感心感心」

「ありがとうございます」

 

 そうは言っても、普段に比べれは少し遅い。正直、昨日は色々あって気疲れした。この後の活動を踏まえて少し緩めで体を動かそうと思ったら、バーニンさんにはまだ話があったらしい。

 

「ちょうど良かった。ちょっとこっちおいで」

「はい、なんでしょう?」

 

 がしっと肩に腕が回り頭を寄せて声を潜めて、いかにも内緒話と言う感じで口を開いた。

 

「まー、アレだ、昨日はお楽しみでしたねぇ~、新年早々、イイモノみたわ~」

「……何のことです?」

 

 う、見られてたか。昼に少しキャパ越えしかけたから、使わず休ませてたのは失敗だった。と言うか、オフの時にまで警戒はしたくない。

 

「あぁ、惚けなくていいよ。物好きとは思うけど。そも、あのクソ煮込みな家庭環境知っててなお、っつーなら本気だろうしさ。んーで、お姉さんからアドバイス」

 

 うん、何というか、バーニンさんの視点から見ても、エンデヴァーの息子と言うのは厄ネタですか。

 あのバー、昨日陣取った場所より人目につかない席があるそうで、そこを教えてもらった。あと、個室ラウンジの利用方法。と言うかそんなのあったのか。

 もちろん普通の飲食にしか使えないと、しっかり釘は刺された。それは焦凍に言ってくださいと思うけど、情報としてはとてもありがたい。

 

「アドバイス、ありがとうございます」

「かったいな~、多分、長い付き合いになるし、もそっと砕けな、ブルーアンバー?」

「はい、バーニンさん」

「バーニンでいいよ。仕事中は特にね」

「はい、バーニン、改めてよろしくお願いします」

 

 うん、本当に長い付き合いになるかはわからないけど、ヒーローとしても女性としても身近な先輩は本当に貴重なので助ります。

 

 その後は軽くマッサージをしてから、エンデヴァー事務所でやっているトレーニングメニューなどを教わりながら一緒に体を動かした。

 暫くすると、デクと爆豪君が訓練場に現れた。

 

「おはよう!デクゴー!」

「おはよう。デク、爆豪君」

「おはようございます。バーニン、ブルーアンバー」

「朝からデケェ声出すな……ってか一緒にすんじゃねぇ!」

 

 意外に寝起きは悪いのか、やや不機嫌そうな爆豪君。デクは良く寝られたようだ。

 

「どうよ?エンデヴァーさんより早く撃退?あぁ、ごめんねー?デリカシーがなかった!わかってるよ、そんな簡単に行きっこないよねー」

 

 煽るなぁ、発破かけようとしてるのかもしれないけど。

 

「おはよう!ショート君」

「おはようございます。昨日、撃退はブルーアンバーが、救助ではデクとブルーアンバーがエンデヴァーより先に解決しました」

 

 救助の方は、私の方はカウントに入れなくてもいい気がするけどね。

 

「……まぢ?」

「はい。爆豪、昨日は惜しかった。昨日の感覚、大事にしていこう」

「惜しかったのは俺だけ!オメェは足遅せぇんだよ!よって俺の方が上!」

 

 何やらよくわからないポイントでマウントを取ろうとするけど、移動速度は確かに高いね。そのための足での爆破だし。

 

「点での放出ってのが慣れねぇ」

「でもちょっとずつ掴めてる気がするよ」

 

「強い出力をそのまま圧縮するのも大事だけど、ライターみたいな小さい火を指先に出すのもやってみたら?そのまま火力と熱量を上げていけば、ヘルスパイダーだっけ?アレに通じるだろうし」

 

「……なるほど。そうだな」

 

 そういう話をしていたら、身支度を整えたエンデヴァーも現れた。

 そのまますぐに出るのか、当初のお題をクリアしたデクと私は別行動とも思ったが、枷を付けて行動を共にしろとのこと。

 

「デクは常時フルフォルムに加えて手足にウェイトを付けてついてこい。手始めに各部位5kgでいい。ブルーアンバーはそのバッテリーをすべておいていけ。装備の蓄電系はそのままでいい。代わりに2人は俺より先に、と言うのはもういいので、遅れずについてこい。貴様らはそれでいい」

「「はい」」

 

 季節柄バッテリーがなくても大体の行動には支障がない。代わりに包帯を多めに持ち歩きたいけど、取りに行く時間はないみたい。

 

「行くぞ!遅れずについてこい!!」

「「「「はい!!」」」」

 

 この日もエンデヴァーは絶好調で、ハンデ付きかつ常時フルフォルムは流石に負担だったか、お昼前にはデクが疲労困憊と言う風になっていた。

 

「むぅ、ウェイトはまだ早かったか……」

「いえ、行けます!あ、でも、ブルーアンバー、マッサージ、お願いします」

 

 うん、これは仕方ないね。合計20kgのウエイトを付けて動くのはかなり厳しい。

 ただ、フルフォルムは当初の想定がそもそも孵卵器。緑谷君自身を育てる”卵”であり身を護る”鎧”として作り上げた技。事情を知ったからこそ、より馴染むように意識したマッサージを心がけたこともあって、より強い体を求める願い、常時発動により体が急速に順応し始めた。

 

 

 出力調整は変わらず苦労しているものの、ここからわずか数日でフルフォルムの展開時間は倍以上に伸びた。腕ごと伸ばす変形黒鞭はもちろん、通常の黒鞭もフルフォルムから問題なく使えるようになっていた。

 オールマイト、デク、イレイザーヘッドに私を加えた秘匿チャットで個性の状況は共有している。

 先日の接触以降、歴代継承者全員が緑谷君に対して協力の立場をとるようになったとかで、常時、戦闘アドバイスをくれるらしい。正直、かなり羨ましい。

 合わせて、元々黒鞭以外の個性も使いこなしに入っていたらしく、志村さんの浮遊はすでに実用レベル。3代目の個性・発勁と4代目の危機感知がそろそろ実用レベルとのこと。いやほんと、成長がすさまじい。

 

「ちっ!デクの野郎!」

「速さが重り無しと変わらなくなってきたな」

「いやほんと、成長速度バグってるね。爆豪君とショートも大概だけど」

 

 1週間足らずで息切れせずにエンデヴァーに追いすがれるようになっているあたり、2人の成長も相当に異常だと思うよ。いっくら、マッサージで疲労を軽減できると言っても、本人の素養と努力なしに伸びることはないんだし。

 ……マッサージの効果、もしかして上がってる?それはそれで私らしいけど。

 今はビルの屋上で小休止を兼ねながらの周辺の観察。

 

「一分一秒を惜しめ!事件が起きる前に防げ!そのために必要なのは観察眼!」

 

 今日で冬休み期間での活動最終日となっているけど、以降はどうなることやら。

 おっと、考え事は後回し。

 

「ちょっと拙いかな。降りてきます」

 

 エンデヴァーに一言だけ断りを入れて、地上に向かって自由落下。包帯と浮遊効果で減速をかけると、下りてきたヒーローに場所を開けてくれる。

 

「はい、お婆さん。荷物、持つんで、慌てずにね」

「おや、これはずいぶんと若いヒーローさんで。新人さんかい?」

「エンデヴァーのところで、インターン活動中の仮免です。まだ半人前ですね」

 

 お婆さんの荷物を持って、横断歩道を誘導しながら視線は荷物を狙ってたヴィラン予備軍の方に。轟君達が下りてきてるから、やましいところがあれば彼らかエンデヴァーが捕まえるだろう。

 あ、捕まった。今回は爆豪君とショートが前後を塞いだところをエンデヴァーが抑えたみたい。捕縛の先取り、成功、でいいのかな?

 

『案内が終わったら合流しろ。コイツはケチなチンピラだが、手配がついてる』

 

 ならよかった。襲われるのを待ってたのかもしれないけど、何も起きないならそのほうが良いでしょう。

 お婆さんとは道を渡ったところで別れて、エンデヴァーと再度合流。

 この後はビルの清掃ゴンドラが落ちるのを救助したり、火災現場に乗り込んだり、エンデヴァーの管轄でやるか?と思う銀行強盗を防いだりと、まさにエンデヴァー無双だった。

 イレイザーヘッド……確かに実戦の機会は多いですよ。機会だけは。全部、エンデヴァーが片付けてたら、意味がない気がするんですけど。

 これがゲームだったらパワーレベリングなんだけど、現実は残酷だなぁ

 

 

 夕方、連日フルに動いたエンデヴァーがぴんぴんしてるのに、私たちは疲労困憊と言った感じだった。いやほんと、鍛え方が違いすぎる。

 オールマイトよりは若いけど、40は越えてるはずなんだけどなぁ、体力負けするのはちょっと、いやかなり悔しい。

 

「今日も、追いつけ、なかった」

「緑谷は仕方ねぇ、だろ。昨日より動きは良くなってるのに……」

「クソがぁ!」

 

 今日の流れだと、次は私もウエイト付きかなぁ?それはともかく、エンデヴァーはまだやる気のようだった。

 

「よし!行くぞぉ!!」

 

 

 ……と思ったら、制服に着替えて、車に分乗して向かった先が轟君のお家。なんでさ。

 

「……なんでだ」

「姉さんが、飯を食べに来いって」

 

 そう言えば、そんなこと言ってたけど。やばい、ちょっと緊張してきた。

 

「何でだぁーー!」

「友達を紹介してほしいって」

「俺とお前がいつダチになった!」

「かっちゃん!」

 

 うーん、そんな照れなくても。といいますか、私の方が正直、焦るんですが。変なこと言わないことを心の底から祈る。

 

「いらっしゃーい♪忙しいなか、お越しいただいてありがとうございます。初めまして、焦凍がお世話になっております。姉の冬美です」

 

 うん、ものすごい輝く笑顔。焦凍とそっくりの顔で満面の笑みと言うのは、微妙に違和感があるけど、嬉しそうだなぁ。

 美人でスタイルもいいし、よいお姉さんなんだなぁ

 先日の暴露会見から想像もつかない笑顔だけど、多分、このお姉さんがいたから、家が持ったんだろうと思う。

 

「はは、はじめ、まして。お招きいただきまして、ありがとうございます。ぼ、僕は轟君のクラスメイトで、緑谷出久と言います!」

「知ってる!体育祭での障害物競走と騎馬戦!凄かったわね!」

「その際には、お、弟さんを足蹴にしてしまい、その」

「試合だからいいだろ、緑谷。で、そっちが爆豪」

 

 一応はホスト役をしてくれるつもりなのか、爆豪君の紹介をしてくれてた。

 

「けっ……爆豪勝己……轟とは別にダチでも何でもねぇ」

「うんうん!ライバルっていいよね!」

「……けっ」

 

 うん、テンション振り切れてて、ガチで嫌がってる顔がスルーされてる。何というか、勢い良く降られる尻尾が見える。そしてライバルと言うのは否定できないだろうしねぇ

 多分、強敵と書いて「とも」と読む漫画とか想像してそう。

 

「で、そっちが上鳴」

「上鳴茉芭(まつは)です。本日はお招きありがとうございます」

 

 いきなりぶっちゃけるかと思ったら、流石にそれはなかった。正直、まだ両手で余る日数でご家族と会うとか、ハードル高すぎる。うん、意識しすぎだとは思うけど。

 

「まぁ!ようこそ、ええと、茉芭ちゃん、でいいかしら?」

「……はい、構いませんけれど」

 

 何というか、勘づいているというか何か知っているというか、焦凍の方に視線を向けても何にも気付いてないみたいだし、はて?

 

 轟家、焦凍の実家は純和風。死穢八斎會の屋敷とは趣が違うけれど、しっかりと手入れが行き届いた邸宅だった。ここで育てば、寮の自室を和風に改装したくなるか。

 

「突然ごめんなさい。今日は私のわがまま聞いてもらって」

「いえ、嬉しいです。友達の家に呼ばれるなんてレアですから」

 

 緑谷君も友達少なかったか。無個性と弱個性は子供時代は割と疎外されがちだから仕方ないね。

 

「夏兄も来てるのか。靴があった」

「家族で焦凍たちの話を聞きたくて。それに……」

 

 何か含み笑いを見せる冬美さん。個性は使ってないけど、なんとなく、何が起きるかわかる。

 

 

「……お母さん」

「焦凍……おかえりなさい」

 

 通されたお座敷で私たちを待っていたのは、年上の男性ともう1人、どことなく儚げな印象を受ける焦凍のお母さんだった。

 

「改めて紹介をするわね。私は焦凍の姉で冬美。小学校で先生をしています」

 

 あぁ、それで話し方とか、なんとなく聞きやすい感じなのか。

 

「焦凍の兄の夏雄、大学生」

「どうも」

 

 お兄さんは顔は父親似なんだけど、個性はお母さん寄り。例の会見では髪の色や個性診断で失敗作と断じたとか言っていたけど、やや気まずそうな顔をしているのは、まだ親子仲が微妙なのかな。

 

「それと、焦凍の母の冷……知ってると思うけど、療養中で、最近はだいぶ良くなって。今日はせっかくなので許可をもらってきたの」

 

「はじめまして。冷です」

 

 うん、おしどり夫婦と言うにはほど遠い距離感と温度だけど……それ以上は野暮だね。

 

「焦凍、お友達、紹介してくれる?」

「あぁ、ヒーロー科のクラスメイトで、爆豪と緑谷。それと、上鳴」

 

 とりあえず無難に終わったかなぁ、後はご飯美味しそうだなぁ、とか思っていたら、冷さんが爆弾を放り投げてくれた。

 

「まぁ!それじゃあ、やっぱりアナタが焦凍の彼女さんね?」

 

 ……え゛?うあ、緑谷君と爆豪君がフリーズしてる。

 

「……え?母さん、なんで……?」

 

「うふふ、夏君がね教えてくれたの。それに、見れば雰囲気で分かるものよ?それに、ね、焦凍。お母さん、焦凍がちゃんと、人を好きになってくれたこと、嬉しいの。だから、お祝いさせて、ね?」

 

「あぁ……その……コイツが、俺の、かの、じょ、茉芭」

「……えっと、はい、まぁ、その、そういう事に、なりました、ええ」

 

 そこまで言うと、やっと緑谷君の頭に情報が回ったのか、かなり派手なリアクションがあった。

 

「ええっ!?いや、かみなり、さんが、え?とどろきくんの?え?えぇぇ?」

「るっせぇ、このクソナード!テメェもだ!キザヤロー!色ボケ自慢のために連れてきたんか!!」

 

 あぁうん、混ぜっ返してくれてありがとう。おかげで冷静になったわ。

 

「安心していいよ爆豪君、私もこうなると思ってなかったし」

「……ケッ!」

「あら?ナイショだったのかしら。焦凍がものすごくわかりやすかったら、つい」

「冷……だからと言ってだな……あぁ、すまんな。別に反対などしないから安心しなさい」

「はい。ありがとうございます」

 

 うん、エンデヴァーと緑谷くんがそれぞれ、気付かなかったって呟いてるのは聞かなかったことにしておこう。冷さんも冬美さんもニコニコ顔で、夏雄さんは苦笑いだから、否定されているわけではないのは幸いか。

 

「さ、さぁ、気を取り直して食事にしましょう。冷めちゃうし。茉芭ちゃんも、召し上がってね」

 

 ええ、いただきますとも。この場合、やけ食いになるのだろうか?

 なんとなく気まずそうに、みんなが箸を取った。いやほんと、何でこうなったかな。

 幸い、料理自体はさほど冷えておらず、しっかり美味しい味だった。

 

「美味しい!この竜田揚げ、めちゃくちゃ美味しいです!」

「よかった」

「味がしっかり染み込んでるのに衣はザクザクで仕込みの丁寧さに舌が歓喜の―――」

「飯まで分析すんな!ただでさえ胸焼けするような話の後なんだ!麻婆の味が落ちるわ!」

 

 あぁ、はい、すいませんねぇ、そしてその麻婆豆腐は爆豪君好みの辛さか。じゃあ、私にはきついからやめておこう。

 

「茉芭……で、もういいよな?バレたし。で、麻婆、喰うか?」

「……好きにして。麻婆は遠慮しておく。爆豪君好みってことはちょっと私にはきついと思うんで」

 

 で、もう遠慮する必要はないと、何度も名前読んで構ってこようとするこのワンコどうしてくれよう。あぁもう、イヌ耳と尻尾が見える。可愛いなコンチクショウ。

 

「……何で爆豪の好みなんて知ってるんだ?」

 

 ついでに意外と嫉妬深い。これ、決して不快でないあたり、私の感性がどっかおかしいんじゃないだろうか?

 

「寮で自炊してる日の料理見ればわかるでしょ?それと、以前に対緑谷君の強化プランを相談受けて、食事をご馳走になったことあるし」

 

「え?対僕?かっちゃんが!?」

「うるせぇ、何嬉しそうにしてんだクソデク!オメェも黙れや、色ボケ!飯食わせたのはババアで俺じゃねぇ!」

「対緑谷ってのは、否定しねぇんだな。どんな内容だ?」

 

 はいはい。何とも混沌としてきたなぁ

 爆破の改質と足からの爆破については、緑谷君がブツブツと考察モードに没入してみんなをドン引きさせたけど、エンデヴァーや焦凍には感心された。

 

「今度、俺の強化プランも考えてくれ」

 

「……原理がまったく理解が及ばないんで、難しいんだけど。思いついたら、と言うかもう言った。小さい炎から始めるアプローチと、エンデヴァーが言った現状からの圧縮。

 あぁ、そういえば、氷で下がった体温の回復に炎出してるけど、あれ何で?他の人を温めるときはわかるけど」

 

 言われて思い返すと、焦凍にしてもエンデヴァーにしても、直接何かを燃やしてなくて、炎って現象だけがそこにあるんだよね。

 だから考えるの放棄してたんだけど、不思議は不思議。

 

「いや、そういうもんだって感じだったんで」

 

「うん。でも炎を使うと熱は体内に籠るよね。氷は冷えて身体能力を下げてる。基本的には体内の熱を外に出してる形でしょ?お風呂で芯まで温まるとか言うけど、同じように中で調整できたらもう少し負荷は減らない?」

 

 うん、こういうことの繰り返しがあれこれ勘違いと言うか、今の個性の現状を生んだんだけど、思ってしまったものは仕方ない。

 

「なるほど……とりあえず、小さい炎からやってみる。後は体内の熱の把握か」

「ふむ。確かにそれは悪くない。焦凍、お前の炎、最小だとどれくらいなのだ?」

「手のひらサイズが一番出しやすい」

「……なるほどな。練習しやすさと言う点では指先サイズを試みるのは有効だ。赫灼の更に先、ヘルスパイダーはそこにあるのは確かだ」

 

 エンデヴァーのお墨付きもあり、赫灼の練習方法が若干だが増えることになった。




エンデヴァーのところでインターンしたら外せないのがお家訪問。
で、そもそも先行公開してるので、母親もある程度回復早まってるだろうと参加させたら、暴走しましたw

そして赫灼熱拳・燐の早期習得フラグが立ちましたw
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