バレンタイン当日、峰田が朝からおかしかった。
「ふっ、今日はオイラの飛躍の日。さぁ、準備は万端!奉げよ愛を、オイラにチョコを!」
どれだけ期待しているのか、大きめの鞄に何やら大量に印刷したビラ。
朝食の席で、異様なテンションの高さで雄たけびを上げていた。
「何あれ?」
「なんかオイラの活躍記事まとめ、とか言ってたが。見るか?」
ラーカーズでインターン活動していれば、メディアに映る機会は増える。エッジショット、シンリンカムイ、
「峰田」
「お、おぅ、轟、なんだよ」
「どんな活躍したのか気になった。1枚くれ」
「お、おぅ……しゃ、しゃーねーな!」
鍋パの日にちょっと揉めたと聞いたが、まだ少し尾を引いてる感じかな。1枚貰ってきてくれたのを見るけど……うん、無駄に良くまとまってる。
しっかり実戦を経験していて、ネット記事の切り抜きや自撮りで構成されている。
成果報告会の時よりも生成量やペースが上がっているのは写真だけでもうかがえる。
「個性や技は順当に伸びてるみたいだし、自信持つのもわかるね」
「あぁ……やっぱり、侮れねぇな」
「……え?なんか意外に高評価?」
個人の好き好きと実績への評価は別だと思う。意識しないと難しいけどね。
「活躍してるのは間違いなさそうだけど、その辺はどうなの?電気?」
「んー、まぁ、頑張ってたぜ。峰田も。俺には負けるけど」
ドヤ顔で言うが、微妙にチャラい。これはもしかしたら、峰田の方が活躍してるかも。
「それはともかく、モテたいなら、ちょっとはヒーロー名でエゴサしてみたら?」
「な、何だよ急に……そんなん、オイラへの称賛の……はうっ!」
ダメージを受けて崩れ落ちた。そうだろうねぇ
「峰田君!?……へんじがない。ただのしかばねのようだ」
「どうした!朝食の席だというのに何が!
わかっててやってないかな?緑谷君と飯田君。飯田君がこういう悪ノリに付き合うようになったのはちょっと意外だけど。
「ケロ……峰田チャン、相変わらずみたいね。最低だわ」
いや、活動自体はまともなんだけど。そこまでの部分なら概ね、「雄英のインターン生、すげえ」で終わっている。ただ、事後に関係者に女性が居たりすると、胸や腰をガン見してたり血走ってたりで、「助かったけど、微妙に感謝したくない」とか書かれてる。
他にも「ラーカーズよりジーニストのところで人格矯正してこい」とか「技がなんか微妙にアレ」とか、うん、どうしようもない部分はあるけど、何とも救い難い。
結局、何か一気に老け込んだ様子で、荷物は置いて授業に向かっていた。
「そっちはどうよ。最近はあまり目立った話は聞かないけど」
「全体的にはデク無双にショートと爆豪君が対抗して暴れまわってるね。私はボチボチ」
「ふぅん、やっぱあの3人相手じゃキツイか」
それは仕方ない。運用の枷やウェイトが日替わりかつ制限も重めに課せられるので、ついていくだけでも必死なんだから。
最近だと
さて、峰田は望み通り、チョコをもらえるのかな?
「おはよう諸君。世間ではバレンタインとかもあるが、一応気を引き締めるように。今後、そうした贈り物などが来ることもあるので、簡単に注意をしておく」
要点としては、よく知る相手以外の手作りの飲食物は基本処分。これらは悪意だけとは限らないが異物混入に対する用心。経口摂取で相手を操作する個性などが居たら厄介だから、当然だろう。
換金可能な物については記録を残す。一定の範囲を超えると課税される場合があるから。私たちインターン生の場合は、インターン先か学校に報告すればいいらしい。
「あぁ、先生方からはお礼の言葉があったぞ。AB纏めてにしたのはいい判断だ。お礼は訓練課題になるがな」
「ぶー!」
「当たり前だ。ただでさえ、インターンで授業のコマが少ないんだ。気を抜く暇なんてないぞ」
「「「「はい!」」」」
そして始まる小テスト。流石にここからはみんな真面目に授業を受ける。
文化祭の前後まではヒーロー科への風当たりが強かったが、最近は悪くても不干渉ぐらいの距離感で落ち着いている。そして好意的な反応にシフトした人たちも当然ながら一定数いる。
そんなわけで、休憩時間やお昼休みなど一部男子……もとい、2人を除く男子はだいぶ忙しいことになった。峰田はまだわかる。爆豪君がチョコ貰ったことがないって言うのが意外過ぎた。まぁ、確かに言動がキツイけど。
「すいませーん、轟君いますかー?」
「常闇君も呼んでくださーい」
「
「ドンマイ、じゃなかったセロファーン!」
「えっと、尻尾の人ー!」
ちょっと声を出せば届く距離なので、いちいち誰も取り次がないが。仕方ないと呼ばれていく焦凍は微妙に不機嫌そう。ところで瀬呂君と尾白君……そこまで印象が微妙なのにチョコは渡すのか。
「マッハ、いいの?なんか、時間を追うごとに轟が不機嫌になってて怖いんだけど」
「あれもファンサービスの練習、ってことで、断れないでしょ」
実際、普通科の子はヒーロー科から見たら一般人代表だ。守るべき対象であり無下には出来ない。だからこそ文化祭で彼らの反応を気にしていたわけだし。
「本気です!」とか「本命です!」と言いながら渡しているのには、ちょっとドキリとはしたけど、片手を超えたあたりで麻痺してきた。
そしてまた玉砕覚悟の子が1人。
「その、轟君!好きです!付き合ってください!」
「……ワリィ、俺、もう彼女、
「うん、知ってる。でも、言いたかったの。振ってくれてありがとう」
「あ、あぁ」
衆人環視の中で本気の告白って訳でもないだろうから、半分ぐらいは冗談もあるのかもしれないけど、半分は本気なんだよねぇ
で、断り方がさぁ……何というか、外堀を埋めた挙句に城壁で囲い込まれている気分なんだけど。
「士傑のケミィがやったマボロキ君みたいに愛想よくやれれば、まだよかったんだろうけどねぇ」
「何それ詳しく」
詳しい経緯は知らないが、仮免補講で反抗的な子供を相手にしたときに、おませな女の子たちを翻弄するのに幻影でチャラいというか、王子様みたいな焦凍を作り出したのだとか。
何気に夜嵐君はもちろん、仮免試験で落ちた士傑の人に大うけで、定番の宴会芸と化してるらしい。出会った日に貰ったもの以外にもバリエーションで動画をもらったことがある。
「うぷぷぷぷ……ナニコレ、ウケル」
「なぁ、茉芭。何がそんなに面白れぇんだ、それ?」
「ギャップ、かな。実際にやると後が大変だから、無理はしないで」
「……あぁ」
バーニンは腹痛になるくらいにウケてたけど。知らない子にやったらどれだけ魅了することやら。
「ってか、士傑とも連絡とってるんだ」
「うん、夜嵐君とは仮免の時に、ケミィは最終日の護衛に行った時に連絡先交換した。あっちも今、インターン中らしいね」
仮免なのでHNはまだ使えないし、先々考えても知り合いは多いほうが良い。
「あぁ、アイツ……そいえば、その夜嵐は知ってるの?その、轟とのこと」
「あぁ、うん。知ってる。「そうなると思ってました。今の轟なら納得っス」だって。そんなにわかりやすかったかなぁ、あの頃の私」
仮免試験以降は講習最終日まで会ってない夜嵐君に見抜かれてるって、どんだけだよって、しばらく落ち込んだよ。
「あー……うん、そうだね、まぁ、キニスンナ」
「うぐぐ」
「寮になってからは面白かったよ。轟の視界に入るとスンッって真顔に変わるし。苦手なのかと思ったら割と視線が追ってるから、ウチらもつい煽ったんだけど」
「うぅ、響香がイヂワルだ」
「で、見えない時に緩むよねー、今もだけど」
「……とほほほ、やっぱオープンにしておいてよかったわ」
「梅雨ちゃん並に表情以外でバレバレだから、マッハって」
梅雨ちゃん、感情が雰囲気に出るからねー。女子でカードやると大体負ける。
夜嵐君に関しては、好意を持ってくれているのはわかってたけど、どっちかと言うと男女のそれより推しのヒーローに対するものだった。おかげで今も良い友人としてやり取りが続いてる。焦凍とも気が合うようだし。
放課後。明日からまたインターンと言うことで、自主トレはみんな控えめか体を休めるのを優先して寮に戻ろうとするが、ここからが本番と、他科の生徒たちが結構来ていた。
「さぁさぁさぁ!僕たちだってインターン先で活躍しているんだよ!どっちがより多くの女子生徒の人気を集めるか、今度こそ白黒つけようじゃないかAぐへっ!」
「悪いね、A組。相変わらずで」
この定番のコントを見ると、雄英に戻ってきたなぁという気もするけど。
「物間だしな。むしろこれがないと精神状態まともになったのかと心配するぜ」
「切島、君、失礼……だな、ガクッ」
病名のある精神状態とまで言われるアレが平常運転と思われたらそれはねぇ
「ふへへへ、これだけいれば、オイラにも……」
「み、峰田君、表情が怖いから!ちょっと、落ち着こう、ね?」
「あ、君、緑谷だよね。ヒーロー名デクの!」
「ひゃい!」
「変態ブドウはごめんねー、ちょっと邪魔―」
おや、緑谷君の様子が。インターン生の中ではかなり活躍してるしね。そして峰田……哀れ、ではないな、うん。
お茶子ちゃん、角ばるぐらいなら素直になろう?
「ニュース見たよ!頑張ってね!ってことで、応援チョコ!」
「は、はい!あ、あ、ありが、とう、ごごごご、ござ、います!」
「お返しはいらないからねー、頑張ってー」
「は、はいっ!ありがとうございます!!」
八斎會の件から始まって、エンデヴァーの所でも割と目立つ事件事故にかかわってるからね。
「ケッ、くっだらねぇ!」
「あー、バクゴーもニュース見たよー、ってことで、食べてー」
「……おう、サンキュ……って、おい!」
「きゃー、こわーい。ヒーロー助けてー」
「目の前にいるだろうが、ゴルァ!」
「かっちゃんが弄られてる!さすが雄英!!普通科も強い!」
「うるせぇ!解説すんな!!」
やっぱり直接貰えるのは嬉しいのか、チョコを……うん、四角くお安いアレか。そして弄られてる。普通科の子達がキャーキャー楽しそうに逃げていくけど、あれは度胸試し的に使われてるね。
黙ってればそれなりに整ってるのに、本当に才能以外は残念マンだ。
気絶した物間君を壁際に放置して、一佳がこっちに来た。廊下も混んでるからしばらく様子見かな。
「一佳、B組は義理は寮?」
「そっちもでしょ?で、
「まぁ、モテるのはわかってたから、この程度で気にしてたら持たないかなー」
「その割に呼ばれるたびに気にしてるくせに。無理すんなよー」
「うぐぐ、だって美人ばかりだし。そりゃ気になるよ」
「はいはい。そーやって素直になんなさい。ねー、轟ぃ?」
「あぁ」
「~~~~っ」
ポンと頭を一撫で。くそー、振り回されてるなぁ
たまにはこんな風にワイワイやるの楽しいからいいけど。
緑谷君達の方に注目してたら、焦凍のチョコが段ボールサイズになってるね。なんか、学外からも送られてきてるらしいし。
万が一にも手作りはないはずだけど、それ以外はエンデヴァー事務所で消費するか、学校経由でどこかの福祉施設に贈れないだろうか。
そう思っていたら、見知らぬ普通科の人から声をかけられた。
「あ、あの、上鳴、さん」
「はい?」
「その、えっと……体育祭で、その……ふみ、あ、いや、うん、ファンです!が、頑張ってください!」
んー?ふみ?……もしかして、障害物競走で踏み台にした人かな?すいません憶えてないです。ともあれ、無下にするのも悪いよね。
「はい。どうもありがとうございます」
「す、すいません。で、出来れば、握手……」
「はい。応援、よろしくおねがいしますね」
「は、はい!」
うん、確かに女性から、ってイメージ強いけど、本来は逆もあったね。
一人踏み出したら、一気に釣られたのか、「八百万さ―――ん」とか、「ピンキー!」と女子の方にも男女問わずでチョコが。
何というか、ちょっと予想してなくて疲れた。
焦凍の困り顔見てファンサの練習とか高をくくってたから、不意打ちで驚いた。
そして、焦凍。輪をかけて不機嫌にならないように。いやホント、事務所に戻ってからが怖いわ。
夕方までひっきりなしに来るお客さんに翻弄された結果、校内分は数量だけなら尾白君がトップ。あちこちで細かく人助けをしていたらしい。普通にいい人だ。ヒーローは本来奉仕活動ってことを考えたら、見習わないといけないね。
数で言えば次いで焦凍、飯田君、切島君。後は団子状態。切島君のチョコの半分以上は男子と言うのは、あの硬派路線は意外に人気があるらしい。
学外分と本命チョコの数だと焦凍がトップになる。
うん、美人揃いだったから、私なら組みやすしと思ったのだろう。みんな百ちゃんと張り合えるぐらいにスタイル良かったし。焦凍がおっぱい星人だったら、振られてたね。
女子はやはり百ちゃん、と思ったけど、メディア露出の差もあって、トップは梅雨ちゃん。次いでお茶子ちゃんが多め。
校内人気だと文化祭のライブでファンを獲得した響香がトップ。次いで三奈ちゃん、百ちゃん、透ちゃんの後に越えられない壁があって、私が最下位になった。
とは言っても私を除いて僅差。
私は何だかんだ、売約済みが周知されてまして。積極的に言って回ったわけではないけど、一緒にいることが増えたから、察したようだ。今日の件で完全に知れ渡っただろう。
彼氏持ちには無駄なことしたくないよね、うん。その分、貰ったチョコの本気度が少しヤバい気がして、食べるべきかと言うレベルで悩む。
くれた人には悪いけど、パッケージに細工がなければ焦凍の分と一緒に事務所で消費してもらおう。
寮に戻ったら、本命の義理チョコタイム。イベントの本命、と言う意味でそれ以上の深い意味はない。
B組女子を含め、それ以上の感情があるなら、イベントの邪魔をしない範囲で動くか、ここであらかじめ言っておけ、と言う取り決めになっている。
ただし、暗黙の了解としてお茶子ちゃんと緑谷君にはアンタッチャブル。
「そんなわけで野郎諸君!AB女子共同制作の義理チョコだぁ!!」
「おぉ!サンキューな!みんな!!」
「うむ、ありがたく頂こう!」
「おー、やっぱ、クラスメイトからこういうのあると嬉しいな」
「義理ってはっきり言われるから、期待も何もないけどね」
何なら何もなしでもよかったんですが。なお、峰田分については誰が渡しても下手に期待させてしまう恐れがあると言うことで、不本意ながら
「はい。義理」
「ないよりはありがてぇ!……学校の連中は見る目がなかったんだ、きっとそうだ。明日、事務所に行けば1個ぐらい……いや、きっと山のように!」
ある意味、体育祭ごとのスカウト数のようなチョコの数だったね。スカウトゼロだった人たちも貰えてたんだけど……峰田以外は。
知る限り、四角チョコ1個の爆豪君はカウントに入れていい、かなぁ?
電気も応援チョコの子を口説こうなんてするから、直前で引かれて数人逃げられていたけど、それでもゼロではない。響香は白けた目で見てたから、コレは望み薄かな。
大体インターンで休日もないのにいつ遊びに行くのかと。
そして峰田ぁ……折角の本命チョコというか、お友達からと言う名の割とガチ目な先輩が現れたのに、抑え込んでいた欲望が溢れかえったセクハラ発言で即逃げられたとか……アホすぎる。逃した魚は大きい、ってことになりそう。
「はい、轟君。これ、みんなで作ったんだよ!義理チョコね!」
「あぁ、サンキュ、葉隠。あと茉芭も」
「あーもー!ラブラブなのはわかるけど、み・ん・なで作ったの!」
「ワリィ、みんな、ありがとうな。大事に食う」
電気と話している間に透ちゃんが焦凍にクッキーの包みを渡してた。誰に渡すかは決めてなかったから、仕方ない。ちょっと負けた感。
で、なにやら、ワンコが1匹。まったく、もう。
明日、事務所の方でと思ってたんだけど、当日の方がいいか。
「はい、友チョコの余りだけど。お餅チョコ。よければ食べて」
「サンキュ、大事に食う……なんで先に貰ったのが市販品で、友達用が手作りなんだ?」
「事務所分と一緒に用意したから。どっちも欲しいでしょ?」
事務所用にご自由にお食べください、と言うレベルの義理チョコだって自分用を欲しがるくせに。
「まぁ……そうだな。サンキュ、茉芭」
「どういたしまして」
「ふぉぉぉぉ、動画とっておくんだった―」
勘弁して。
「それはあっちにどーぞ」
「ん?……ぉぉ!」
緑谷君には誰も何も言わなくてもお茶子ちゃんが渡す流れになってるからね。ついでにお茶子ちゃんが配った分は、地味に中身も全部お茶子ちゃん製だ。味わって食べなさい。
「えっと、クラスみんな、からの、ギリ、義理やから!」
「ははははは、ひゃい、ぎ、ぎり、ですね、あ、ありがとう、ご、ござい、ます」
うん、相変わらず女子慣れしてない。というか、他の子とはそこそこ普通に話せるわけで、お茶子ちゃん相手にああなるのは実際わかりやすい。
とは言え、1年近くたってもこれって、初々しくてココロが洗われる気分だけど、先が思いやられる二人だなぁ
「あと受け取ってないのは……おーい、爆豪君、女子みんなからの義理アルよ」
「要らねぇ、すっこんでろ色ボケ」
「あー、そっか。この前、事務所までお礼に来たファ――――――」
「余計なことを言うんじゃねぇ!食やいんだろうが!」
一気に流し込んでクッキーをほおばってるけど、よく咽ないね。
「なになに?青い春の匂いがする!」
三奈ちゃん、なんか、ミッドナイト先生が乗り移ってない?
「普通に女性にイチャモンつけてたヴィランを倒しただけだよ、うん」
「だから言うんじゃねぇ!」
「人気出たんだからいいじゃない。貴重な女性ファンだよ?」
「だ・か・ら!余計なことを言うな!チビ!」
「はいはい」
後でお風呂場でゆっくり話してあげよう。
ただ、峰田とは別ベクトルで色恋には発展しないと思うけど。お礼には来てくれたけど、照れ隠し半分での暴言にちょっと怯えてたし。
「チクショー!やっぱり顔か!オイラもエンデヴァー事務所に入れてくれぇぇぇぇ!!」
峰田が血涙まで流して悔しがっているけど、事務所でモテるわけじゃないでしょうに。むしろエンデヴァー事務所はモテない連中の巣窟だと思う。
バーニンと焦凍は例外枠に入るけど。
妄想を垂れ流す峰田は放置しておこう。
「そういえば、外部からのチョコってどれくらい来るのかな?」
「さぁ?でも件数だけで見れば、間違いなくオールマイト先生がトップじゃない?」
実際に来るチョコはほぼゼロだけどね。食べきれないチョコをもらうより、その好意を贈ったつもりで寄付に、と言う趣旨の発言を現役時代にしていたから。だからプロヒーローの事務所に直接プレゼントって、実はハードル高いんだよねぇ
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……そうだった、なんでだよ!オールマイトぉォ」
そのせいで、ごく一部の非モテヒーローズにオールマイトがものすごく恨まれているのは、峰田を見てるとよくわかる。そして、事務所の方にもチョコはなく見事に撃沈したらしい。
友チョコ交換会に作った分のお餅チョコは、お茶子ちゃんのところに行って、そこそこ高評価だった。私のところには、柳さんのホラーチョコが。地味に食べたら呪われそうなんだけど、味はとてもよかった。
と言うことで捏造バレンタイン回でした。
雄英白書だと義理チョコすらなかったらしいB組も義理は貰えたので、きっと、満足w
念のため補足しておくと、爆豪の女性ファンはもちろん捏造で、一切登場することはないと思います。
思いのほか、女オリ主なのにRが峰田な方向の反応があったけど、正直、需要ないと思ってました。