陰の実力者の師匠になる   作:ディバル

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アニメや小説を見てなんか書きたくなりました。プロローグでは、転生前の世界での話です。


プロローグ 世界の終わり

 

 

 

「………この世界は終わりを迎えたか……」

 

我は、更地になったこの世界を空から見下ろしそう呟く。辺りには何もなくただただ平地が広がっている。そこにいるのは、知性なき獣、魔獣。お互いが争いあっている。

 

辺りには他の種族はいない。人間、エルフ、獣人、ドワーフ、精霊、そして、魔族。この世界にはこれらの種族がいたが、その全てが滅んでしまった。

 

生き残ったのは我ただ1人。何故、この世界が終わりを迎えたか。一から話せば長くなるが我はこの世界で魔王と呼ばれそして、我は魔族を束ね魔王軍という組織のトップだった。

 

魔族と人間は古くから敵対しておりその歴史を辿ると数千年もの月日と歴史がある。人間側としては、我ら魔族を滅ぼし世界を平和にしたかったらしい。

 

我は、99代魔王として魔族の為の国を作り平和に暮らしていた。我も最初は人間達を滅ぼそうと考えていたが、ある者によってその考えが変わり人間達と共存できる道を探しながら国を運営していた。

 

魔族達を納得させるのには苦労したが最終的に皆は我の考えに賛同してくれた。

 

だが、人間達は違って魔族が魔獣を使って人間を襲っていると勘違いした。

 

魔族と魔獣は別の存在。魔族は知性ありし者を指し。魔獣は知性なき獣の名だ。人間達は、我らを滅ぼそうと勇者なる者に魔王討伐を命じた。

 

勇者達の侵攻は続き遂に我らの城まで辿り着いた。我は、 勇者達を出迎えた。話し合いをしようと思ったが、彼らは話には応じてはくれなかった。我は仕方なく戦った。

 

結果として勇者達は我に負けた。我は彼らを回復させて転移魔法で国に送り返した。

 

今思えばそれが間違った選択だった。そして、ここから世界の終焉のカウントダウンが始まった。

 

人間の王は、負けて帰ってきた勇者達を罵った。勇者達は宿で休みまた我に再戦を申し込む気だった。しかし、人々は彼らを批判した。英雄と扱われ人々を守ってきた彼らに帰ってきたのは、人々からの罵倒。 

 

挙げ句の果てには石を投げられる始末。勇者達の迫害が続いていく。どの村や街、国へ行っても彼らは虐げられ続けた。

 

そして、ある日、事件が起こった。人々の迫害はエスカレートしていき勇者の仲間の僧侶が殺された。……人間によって。

 

勇者達は悲しみに暮れた。悲しみ、悲しみ、悲しみ続けて………そして、憎しみが湧いた。 

 

自分達が守ってきた人間に彼らの仲間は殺された。勇者達は限界だった。それから、勇者達の反逆が始まった。

 

先ずは、僧侶を殺した人間を片っ端から殺した。それも、出来るだけ痛みや苦しみを与えながら……勇者達は人類の敵になった。その胸に深い怒りと憎しみをかかえながら。

 

そこから、勇者と人類の戦争が始まった。

 

我はこの戦争を止めようと思ったが、部下に止められた。今、我が止めたらそれこそ憎しみが我ら魔族に向いてしまう。

 

我や魔王軍に属している者なら戦えるが、力がない魔族や子供達はそうはいかない。我は見てるしか出来なかった。

 

やがて勇者パーティーは王の首を取った。人類は勇者達の支配下に置かれるようになった。だが、本当の戦いはこれからだった。

 

勇者達は我ら魔族に目を向けた。僧侶が死んだのは我のせいだと思い我らを本格的に滅ぼす計画を立てた。そして、勇者達は我ら魔族の殲滅作戦を実行しに我らの国に足を運ぶ沢山の人間を連れて。

 

支配下に置かれた人類は勇者パーティーの魔法使いによって洗脳され傀儡になった。洗脳した人間達を特攻させてそして、爆発させる。傀儡となった。人間達は爆弾と変えられ利用される。

 

もう我らは戦うしかなかった。戦い、血を流しお互いに殺し合った。そして、最終的に我が残った。

 

 

 

「こんな世界はもういらない。」

 

我は自身の魔力を全て使う辺りに我を中心とし巨大な魔法陣が浮かぶ。数十秒後に術式が完成。

 

「ワールドエンド……」

 

そう言った瞬間世界は眩い光へと包まれる。大地が砕け天地が逆となり世界は滅びていく我と共に。

 

「……来世に期待しよう……」

 

そうして、世界は終わりを迎えた。

 

 






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