陰の実力者の師匠になる   作:ディバル

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よぉ……久しぶり。投稿がかなり開きましたね。リアルが忙しく書く気力がありませんでした。そう言えば二期が始まりましたね。リアルタイムで見てます。とりあえず本編どうぞ。


12話 偽る者達

 

 

 

 

 

ガンマ達がようやく泣きやみ話の続きを開始する。

 

「ガンマ。この商会ってもしかして僕が昔話したやつ?」

 

「はい、主人様よりお聞きした神の如き知識のほんの一片を、微力ながら再現させていただきました」

 

「そ、そう」

 

ミツゴシ商会の衣服、食べ物、日用品などはシャドウの前世の知識による物だ。昔こいつが自身のいた世界の知識を格好つけて話していた。俺も聞いていたが、どの話も俺のいた世界には無いもので興味をそそられた事をよく覚えている。

 

あたかも自分が考えましたと言っている感じがしたな。多分、前世の知識をそのまま話しただけだろう。だが、そのおかげでミツゴシ商会はここまで大きく成長できた。

 

知識を与えたのは彼だが、それを再現してのはガンマだ。僅かな情報を読み取り再現までして見せた。彼女の頭脳と行動力には、目を見張るものがある。

 

「この商会のことって、アルファとかみんな知ってるの?」

 

「はい、もちろんでございます」

 

あ……多分これ、自分がハブられていると思っているな。

 

「それで、結構稼いでいる感じ?」

 

「はい、現在国内外の主要都市に店舗を展開しており僻地には通販で影響力を拡大してあります」

 

抜かりないな。主要都市だけではなく僻地にまで手を伸ばしているとは商人の才もあるな。シャドウの知識が無くてもガンマならやっていけそうだ。

 

「活動資金も10億ゼニーなら即座に運用可能です」

 

「10億!!」

 

驚いた。ここまで稼いでいたとは、アルファにある程度の事は知識聞いていたがまさかここまでとは。

 

「あの、相談なんだけどちょっとだけお金貸してくれない?」

 

こいつ……ガンマ達が稼いだ金を借りるつもりみたいだ。

 

「は、直ちに用意させます」

 

甘やかすな……味を占めてまた借りにくるぞ。

 

しばらくすると金貨が載せられらた台車が来た。シドの目が見開いている。王女様の犬に成り下がる程度にはお金に困っているこいつからしたら目の前にある大金に驚くのも無理はない。

 

「ッ!少なかったでしょうか?直ちに追加を用意……」

 

「いや、いい」

 

ガンマ違うそうじゃない。変な勘違いをするガンマ。シドは彼女の話を遮って金貨に手を伸ばす。金貨の山に手を突っ込み中にある金貨をいくつか握って手に取り右ポケットに入れた。

 

皆は気づかなかったがスライムを駆使して金貨を取っていた。ちょろまかしやがった。

 

「それでよろしいのですか?全て差し上げ……」

 

「ガンマ余り甘やかすな。シャドウ……しっかりと返せよ?」

 

「わかってるよ」

 

釘を打たないと絶対に返さないからな。数年間共に過ごして来たから大体こいつの事はわかってるつもりだ。

 

 

 

「主人様が本日来訪された理由は察しております。当然、例の事件についてでしょう」

 

「あぁ……」

 

こうは言っているが当の本人はわかってない。

 

「……もしかして『シャドウガーデン』を名を語る愚か者の事か?」

 

「!!……流石ディバル様その通りでございます。申し訳ありません。現在、調査を続けていますが、犯人はわかりません」

 

「ふむ……」

 

「そう謝るな。だが……俺達の存在を知っている者は限られている。そう考えると……。」

 

「……ディアボロス教団による仕業」

 

「そう考えるのが妥当だろう」

 

シャドウガーンが表舞台に出て来たのはつい最近の話だ。シャドウガーデンの存在を知るのは、ディアボロス教団、アイリス・ミドガル、アレクシア・ミドガル後は、一部の騎士団くらいだろうか?

 

そう考えると可能性は限られる。だが、王族が一般人を犠牲にするとは考えにくい。寧ろバレたら石を投げられるのは王族側だ。リスクの方が多く。メリットは、全くない。そうなると消去法として教団が挙げられる。

 

目的は俺達に罪を被せる事か?真実を知らない者からしたら、シャドウガーデンは一般人を襲うただの殺人集団に見えるだろう。汚名を着せて俺達の動きにくくするためか?あるいは……

 

「なるほど、そういう事か……」

 

さっきまで空気だったシャドウがいきなり口を開いた。

 

「心当たりがある。一度、探ってみよう」

 

何を思ったのかそう言う彼。真剣な顔をしているが、全くの見当違いな事を考えているのだろう。

 

「ニュー、来なさい」

 

近くで控えていたニューがガンマの一歩後ろに立つ。

 

「この子はニュー。13番目のナンバーズです」

 

「ほぅ……」

 

「まだ入って日が浅いですが、その実力はアルファ様も認めています。雑務や連絡員として自由にお使いください」

 

「ニューです。よろしくお願いいたします」

 

彼女の声は緊張の余り少しだけ震えていた。俺以外から見たらこいつは、絶対的な強者でその上頭脳も優秀なトップだ。さっきの発言でさらに勘違いを加速させたている。強者の立ち振る舞いに関しては百点満点だ。

 

「用ができたら呼ぶ」

 

「はっ」

 

頭を垂れてニューは下がった。

 

「さて、そろそろ僕は帰ろうかな」

 

彼はそう言いながら立ち上がる。

 

「あ……チョコ買いたいんだけど。一番安いの三人分」

 

「最高級のチョコを用意します十割引で」

 

「十割引……つまりタダじゃんやった」

 

ガンマからチョコを受け取ったあいつはそのまま去っていった。なんだかどっと疲れたな。

 

「ディバル様はお時間の方は大丈夫ですか」

 

「大丈夫だ。それよりこの後時間あるか?」

 

「少しほどでしたら。」

 

「なら……二人で話さないか?久しぶりにガンマと話したいからな。」

 

アルファとは話たが他の七陰達とは話ができてなかったからな。久しぶりに話したくなった。正直今日ここに来た目的も半分は、ガンマと話す為に来たからな。

 

「……はい。直ぐに準備して来ます」

 

少し頬を赤ながら彼女は走っていく。でもそんなに急いだら………

 

「ぺぎゃッ!」

 

 

 






全然進みませんね。次回こそガンマとオリ主が、しっかりと絡みます。

次回はどっちがいい?

  • 本編 ガンマとディバルが絡む
  • 番外編 アルファと二人で
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