仮面ライダードライブAnother 108の選択   作:人見知り

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強引だけど、オリジナルロイミュード回
またの名を、募集キャラの登場・シフトカー読み込み回

22話の後くらいの想定


SMASH/ それはドコのダレなのか

募集したロイミュード1登場

 


 

夜のとあるキャンプ場にて、ある青年が歩いていた。

初めてのキャンプだろうか。感慨深そうに星空や遠くの山を眺めている。

 

「いやっ!!?」

 

遠くから悲鳴が聞こえた。

少女が男に抵抗することもできず、押さえつけられていた。

『ヒヒッ』

男は少女に跨り、シャツをめくった。

「ヒッ!? やめて! 離して!」

 

その様子を見た青年の顔から表情が抜け落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

そして、血肉が飛び散った。

 

 

 


 

「うっ」

昼時、強面の刑事が顔を顰めていた。

 

「どうしたんだ、現さん?」

「進ノ介か…。大した事じゃねえよ。気にすんな」

 

追田刑事は、明らかな強がりを言って立ち去った。

 

 

***

 

「うっぷ」

 

進ノ介が特状課に向かうと、特状課の仲間である沢上りんなが口を押さえながら出てきた。

 

「りんなさん大丈夫か?顔色悪いぞ」

 

「ごめん、進ノ介君。ちょっと風当たってくる」

そう言うやいなや、早足で去っていく。

 

「僕もちょっと」

「すみません、少し離れます」

続けて西城究と霧子まで出てきて去っていった。

 

 

(現さんだけではなく、みんなまで…。何があったんだ?)

そう思いながら入ると、その疑問は解けた。

 

いつものホワイトボードに貼られていた夥しい数の写真に写っていたのは、頭部が飛び散った遺体だった。

 

 

***

 

 

連続撲殺事件。

そう名付けられた一連の事件の遺体は、吐き気を催すような有様であった。

 

多くは、背後からの一撃で頭部が吹き飛んでいる。

それが30以上だ。警察官であっても一度に見る事は滅多にない。

 

現場は警視庁管内にとどまらず、広く散っている。

 

それらの事件が同一犯によるものであると判断された理由は、遺体の状態だけではない。

被害者は加害者でもあった事だ。

集団暴行や婦女暴行、カツアゲ等、直接的に他者を害している時に殺害されている。

 

現場は犯罪が行われる程に人目も無く、監視カメラもなかったため、長らく犯人の痕跡すら見つけられなかった。

 

被害者の被害者達からは何も得られなかった。

その時の恐怖で話せなかったり、救われたと思い恩義を感じているそうだ。

 

 

 

捜査は当然難航していたが、ようやく1人の容疑者が浮かび上がった。

 

青藍高校2年、岡田聡太。

犯行時刻に近くに居たことは、ほぼ全てで確認されている。

しかし、それだけだ。

 

どの現場でも人の頭を吹き飛ばせる道具は見つかっていない上、岡田も大した荷物は持っていない。

岡田がロイミュードなら話が早いのだが、どの現場でも重加速どんよりが発生していない。

 

だから、これほどの被害が出ても特状課に話がまわってこなかったのだ。

 

 

今回話が来たのは、岡田が青藍高校の生徒だからだ。

 

この話が来る前、俺たちは電車内撲殺事件を追っていた。

被害者は青藍の生徒だ。

このときは、重加速どんよりが発生していたから、ロイミュードの仕業とは分かっている。

 

 

ただ、この件が連続撲殺事件と関連があるとは誰も思っていなかった。

 

何故なら、被害者の傾向が一致しないからだ。

この被害者はただ席に座っていただけで、誰も傷つけていない。

その上、頭も手足も完全に潰されている。まるで身元を隠すかのように。

 

 

 

 

現さんは、ロイミュードが岡田に成り代わって犯行を繰り返していると考えて、特状課に話を持ってきたのだが、

理由はそれだけでは無い。

 

岡田が学校に来ていないのだ。

家には不定期に帰っているようで、自宅を張り込めば良いのだが、

被害者の余罪やその共犯者が多すぎて、人手が不足しているのだ。

 

 

***

 

だから俺たち特状課は交代で岡田の自宅を張っている。

今は俺と究ちゃんの番だ。

 

「ふぁ〜」

 

「にっしても究ちゃん、ちゃんと寝てるのか?

霧子と交代した時からあくびばっかじゃないか」

 

「最近一部の界隈で物凄く有名になった娘がいてね…あれ?進ノ介くん。あそこなんか騒がしくない?」

 

指差した先では、3人の男が1人の少女を路地裏に連れ込もうとしている。

 

「ナンパって感じじゃないな!」

止めに行こうとすると

 

って!あの娘は!

究ちゃんが突然叫んで飛び出して行った。

 

「ちょっ!」

 

 

俺は急いで追いかけた。

 

 

***

 

究は震えながらも男達に声をかけ

きっ君たち!何をして ぶへっ」

 

コケた。

 

「大丈夫〜?」

 

少女は、何してんだコイツ、という視線を向けている男達の間をすり抜け手を差し伸べた。

 

まったく…お前たち!何をしてるんだ!」

 

進ノ介が走り寄ると、少女が手を振ってきた。

「あ〜、お巡りさん〜」

 

「げっ、サツかよ」

それを聞いた男達はさっさと逃げて行った。

 

 

 

 

その少女は、瓜二つな少女に連れられて帰っていった。

 

(ん? なんで警察だって知ってたんだ?)

 

「進ノ介、お疲れさん。交代だ」

「あっはい」

 

 

 

 

 


 

瓜二つの少女たちが歩いている。

 

「なっちゃん、だいじょーぶ?」

「どーしたの?」

「あの程度ならどーにもできるはずなのに、何もしなかったから。

体調悪いのかな〜?って」

「ううん。どうにかした方がめんどーな事になるからね。」

 

(手間が省けたよ。ありがとね、仮面ライダードライブお巡りさん♪)

 

 


 

翌日、岡田が帰宅し自宅で話を聞く事になった。

 

「警察の方が何か御用でしょうか」

ムスッとした表情だ。警戒しているのか?

 

「単刀直入に言わせてもらう。正体を表せ、恋女房!」

「………?」

 

現さんが問い詰めると、

岡田は表情を変えずに首を傾げて、困ったようにこちらを見た。

(あっ、コイツ表情固いだけだ)

 

「ちょとごめんねー。恋女房じゃなくてロイミュード」

「ロ、ロ、ロリショージョ」

「違う!」

 

現さんは究ちゃんに任せて、話を聞くことにした。

「君はどうして学校に行ってないんだ?」

「いろいろ嫌になったので。

今は漫画で見たキャンプ場とか巡ってます」

:

:

 

***

 

「あいつがロイミュードだ。そうに違いねぇ」

 

話を聞いてから、現さんはずっとこの調子だ。

 

「いい加減にしなよ。両親が亡くなったショックで高校に行かなくなったのもおかしくない。

それに部屋の漫画見たでしょ。ほのぼの漫画好きにが悪い事する訳ない!」

 

「けどな!アイツの目はアイツらと同じ、別の生き物を見る目だった。間違いねぇ」

 

「そりゃ、いきなり『恋女房』って言われたらそうなるでしょ」

 

「なんだと!」

「なにさ!」

 

「あらら、みんな疲れてますねぇ。」

 

 

別の生き物を見る目

ほのぼの漫画

 

「もしかして…」

「何かわかったんですか?泊さん」

「動機には見当がついた。今すぐ止めないと被害者がまた出る!」

 

 


 

 

岡田の自宅に着くと、丁度外出するところだったようだ。

「さっきぶりですね、刑事さん。何か御用ですか?」

「ああ。ロイミュード、もう誰も殺させない」

「そうですか。この場では延焼が怖いので移動しましょう」

 

***

 

「どういうことですか、泊さん。ロイミュードが抵抗も否定もしないなんて」

 

霧子はこれまでにない状況に戸惑っているようだ。

 

「コイツは何にも執着していないからだ」

「執着していない?」

「ああ。友達が少なくて、両親を亡くしたんだ。本人が無気力になるのも当然だ。

電車での殺人、本当は自殺幇助なんだろ」

 

「ええ。

細かい修正になりますが、友人はいませんし、両親が亡くなる前からですよ。

小学生の頃、周囲に合わせてたら実はイジメ、と知ってからああなってそうです」

 

「ならば何故外出を?ましてや殺しなんて」

「それは潔癖気味だからだ。

あの家は長い期間留守だった筈なのに、俺たちが上がったとき、埃が大して積もってなかった。

時々、帰宅していたのは掃除のためなんだろ」

 

「はい」

 

「外出していたのは、本人が興味を持ったことに触れて進化するため。

殺しは見ていて不快に感じたから。虫を潰す程度の感覚だったんだろ」

 

「そこまで考えてはいませんでしたが……

そうですね。その通りです。」

 

「そんな簡単に人を殺すなんて…!

貴方は最低です!貴方が殺してきた相手と代りません!」

 

「! あれと同じ…

岡田…ロイミュードは目を見開き驚いた。

すると、鉄パイプの怪物の姿となり、黄金に輝き始めた。

 

「これは…あの時と同じ!ベルトさん!」

「OK! Start your engine!」

「変身!」

『DRIVE! TYPE-SPEED!』

 

変身が完了する頃には光が止み、黄金の姿になって項垂れていた。

 

「? あれ?壊れた?」

 

ドライブが訝しみ近づくと、向こう側から何かが近づいてきた。

 

ヒッサーツ… アナザー… フルスロットル…

「ターッ!」

 

それはロイミュードを爆散させ、ドライブを吹き飛ばした。

 

「お前は確か…アナザードライブ」

「ドライブか。ついでに倒させてもらう」

 

アナザードライブは持っていたタブレットを仕舞うと、ドライブに襲いかかってきた。

 

***

 

 

「なんで戦わなくちゃならないんだ!」

「お前が気に食わないからだ!」

アナザードライブの手にはホルダーに収まっていたはずのワイルドとテクニックがあった。

 

「いつの間に!」

「試させてもらおう」

LOADING…… SHIFT TECHNIC…

 

「ふむ」

 

「返せ!」

取り返そうとするドライブに対して、アナザードライブは速やかにテクニックを抜き、投げつけた。

 

「おっとっと」

 

LOADING…… SHIFT WILD…

取りにくいよう計算されたそれをドライブがお手玉してるうちにワイルドを装填し、殴る。

「ハッ!」

 

「くっ そうだ!来い!フォーミュラ!」

 

「フン!」

ドライブの下へと向かうフォーミュラをアナザードライブは奪い取る。

 

LOADING…… SHIFT FORMULA…

 

「ハッ!」

アナザードライブはドライブに殴りかかるが、紙一重で避けられる。

「動きが大ぶりになってるぜ!ハァッ!」

「グッ!」

 

ドライブのカウンターパンチが決まり、フォーミュラがドライブの手に戻る。

『DRIVE!  TYPE-FORMULA !』

 

「大人しくしろ!」

「舐めるな!」

 

 

***

 

「グッ!」「グッ!」

 

互いの拳が互いを弾き飛ばす。

 

「なんてやつだ。もうフォーミュラに慣れたとは…」

 

ドライブの劣勢にピットクルーが駆けつけるが……

 

LOADING…… FORMULA 03…

LOADING…… FORMULA 01…

 

「グァッ!」

 

アナザードライブに奪われ、練度の差を埋められてしまう。

 

「させるか!」

ヒッサーツ!フルスロットル!マッハ!

LOADING…… FORMULA 02…

止めに乱入したマッハをジャッキ型のエネルギーが弾き飛ばした。

 

「グハッ」

必殺技の反動で変身が解け、所持していたシグナルバイクが散らばる。

「ヤバっ」

 

LOADING…… NEXT04…

 

ドライブに怪物を嗾しかけ、残りのバイクを読み込む。

 

LOADING…… NEXT…

LOADING…… NEXT01…

LOADING…… NEXT02…

 

「なんだか知らねーけど、まだ手はある!」

 

LOADING…… NEXT03…

 

デッドヒートマッハに変身しようとした剛の動きを止め、デッドヒートを奪う。

LOADING…… SHIFT DEAD HEAT…

 

「そこで大人しく見ていろ。ドライブが敗北する姿を!」

 

アナザードライブが勝ち誇った直後異変が起こった。

 

「グッ!」

突然アナザードライブが苦しみ始めた。

 

「負荷がかかり過ぎたか…」

そう言いながらドライブを一瞥すると、悔しそうに去っていく。

 

「俺の事は…眼中にねえってか!」

怒声を受けても、剛には目もくれなかった。

 

 




○ 募集キャラ
・名前:星宮 彼方 (募集からコピペ)
(それ相応の対処をしている時に見られてそれ以降)極一部の界隈で物凄く有名な人物。
心と体が錆びるまで普通(怠惰)に過ごしたい。コチラからは絶対に相手をする事はないが相手から手を出して来るのであればそれ相応の対応をするつもり。
某殺人鬼の様な性格はではなく「平凡(怠惰)な日々を過したい」と思っている。

○オリキャラ
・ロイミュード:070(奈緒、なっちゃん)
星宮 彼方の元に送られたロイミュード。
彼女をコピーし、怠惰・のんびりの特性を学習。
進化体は持たないが、重加速を超える重加速"超重加速"を獲得する。
この機能が先生経由でメディックに提供され、チェイスに搭載される。進化のリソースで獲得した能力からか相応の素質(強度)と空き容量を持つチェイスにしか搭載出来なかった。



・岡田聡太 ( お だ う≒殴打)
スマッシュのコピー元。
そうそうに絶望と失望をし、両親の為だけに生きてきた根性なし。
両親生存中に、生きる理由を探して漫画やロイミュード育成に手を出した。
両親が亡くなり、ロイミュードは学習が早く一人で生きられると思ったため、生きる理由を無くす。

自殺はスマッシュから協力を申し出た。
近しい人達に迷惑がかからないような死に方を選んだつもり。
尚、重加速+走馬灯で死の瞬間がとても長く、拷問レベルで痛く恐ろしかった筈だが、本人以外にはわからない。


・スマッシュロイミュード
全進化体中最弱・低コストの進化体。
人間を一撃で殺せる程度のスペックしか持たない雑魚。
岡田が自分を置いて死ぬ事を選んだ事が進化のきっかけになるくらいには懐いていた。

コピー元の知識を体験する事(好きを知る事)で進化しようと行動。
その先々で不快な行動(各種犯罪)を目撃したときに衝動的に殺害した。殺害する度に何かモヤモヤを感じていた。それらの感情が嫌悪と理解する事で超進化を果たす。

超進化と同時に強烈な自己嫌悪に陥って行動する理由を失ったため、もう2度と動く事は無い。



*アナザードライブの行動に関して
犯罪者相手とはいえ殺人をしたスマッシュは殺害対象だったが、超進化したため捕獲するように指示を受けて行動していた。

タイヤ交換用のシフトカーは、ドライブを誘き寄せる時に読み込んでいたので、
今回で現在の全てのシフトカーを読み込む事が出来た。

急な大幅アップグレードに対応しきれず撤退。
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