仮面ライダードライブAnother 108の選択 作:人見知り
30秒スキップ連打とかぐらい強引に進めてます
注意:実在する組織・団体とは関係ありません
「そうか、私を待ち伏せしていたと言うわけか。」
「蛮野、お前は私が超進化するための生贄ヨ。
ハートに勝るとも劣らない私の進化体を…グワーッ!!」
「メディックの体を奪うつもりだったが…予定変更だ。変身。グッ!体が動かん」
バンノが変身しようとすると、画面が激しく明滅を始めた。
***
それを遠方から監視している者たちがいた。
「対象の停止を確認!総員、タンクギアを装着!」
「「「了解」」」
迷彩柄のドライブtypeWild?達はブレスに戦車型のミニチュアのような物を装填した。
[[[ギアシステム! タンクギア!]]]
音声と共に背部のタイヤが回転、戦車のような装甲と砲身を生成した。
「タンク砲用意!」
3体のドライブ達は照準をバンノに合わせる。
「撃てー!」
ドッガン
号令と共に無数の砲撃が放たれる。
光の雨は、鋼の怪物を破壊し、悪魔の宿るベルトを砕き、大地を穿つ。
それが止む頃には、大地は酷く抉れ、無数の破片が散らばっていた。
「これで世界は私の物だ!」
その日、特状課に珍しい来客があった。
「貴方が仮面ライダードライブこと、泊進ノ介ですね。お会いできて光栄です。」
「あっはい。課長、こちらの方は?」
「こちらは深沢一等陸尉。自衛隊の方なんですよ。なんでも蛮野を倒した事を報告に来られたとか。」
「蛮野を?! 一体どうやって?」
彼女は不敵な笑みを見せながら答えた。
「貴方と同じです。
クリム・スタインベルト氏の協力のおかげですよ。」
「クリムの?」
「何を言ってるんだ!私はそんな覚えはないぞ!」
クリムは否定の声を上げるが、気にする様子はない。
「貴方ではない貴方ですから当然です。
生前の貴方はもう一つの予備を用意し、我々自衛隊に共闘を呼びかけられました。
そして我々は答えたと言うことです。
我々のドライブ部隊も本格的に動けるようになったので、そのご挨拶に参りました。」
***
その後、俺たちは自衛隊のドライブ…アーミードライブの部隊と共にロイミュードと戦っていた。
多少の衝突はあったが、良き仲間になれた。そう思っていた……
「さらばだ、仮面ライダードライブ。そして、クリム」
『Dominate System awaking. ArmyDrive Control』
《とある豪邸》
ドッガン
どうやら耐爆シャッターが壊されたみたいだ。
使用人達を避難させて正解だったな。
『貴方も早く避難をして下さい。』
「そう言われても、みんなのデータはハッキング対策でこっちからも操作しないといけないし。
みんなのデータを消しとかないと、みんなが危ないからね。」
「消されては困る。全て抹殺するのだから。」
部屋にロイミュードが侵入していた。
「不味い!ゴッデス早く逃げて!」
少年はロイミュードを体を張って止めようとする。
『マスター!』
「みんなの為、君を止める!命を懸けても!」
「ならば死ね」
怪物は少年を摘み上げ、頭を握り潰した。
ある日突然、ドライブピットが襲撃を受けた。
「いや〜、危なかったですねぇ。匿名の通報のおかげで助かりましたよ。」
俺たちはギリギリのタイミングで脱出していた。
「しかし、誰だったんでしょう?やはり陸自の方でしょうか?」
「いや、ブレンだ。」
霧子が疑問を口にすると、ハートが現れた。
メディック共々ボロボロで、アナザードライブの肩を借りている。
「ハート!お前たちがなんで!それにその姿は…」
「俺たちも襲撃を受けた。そして、スマッシュを持って行かれた…。
どうやら奴らはスマッシュを使ってグローバルフリーズを起こすつもりらしい。」
「ブレンは私を庇って…」
「そうか…」
***
そうして、俺たちは共に戦うことになった。
先生の置き土産とやらで、スマッシュの居場所だけはわかった。
「この場所は、アーミードライブを生産している自衛隊の施設だよ。
侵入するのは無茶なんじゃ…」
「助っ人を呼んである。陽動ぐらいならできる筈だ。」
助っ人?
***
「隊長。ドライブが侵入して来ました…?」
「なんだその反応は?」
「金色な上、動きが鈍臭いような気がするのですが…」
「(陽動か? 配備された数と生産数が合っていないから、何かあるとは思っていたが…
指揮系統にも違和感がある。彼らに託すか)
相手はあのドライブだ。侵入阻止に全て投入する!」
***
「誰なんだアイツ?」
「コスプレ野郎だ。今のうちに行くぞ」
***
侵入した先にいたのは、無数のアーミードライブだった。
「ここはオレ達に任せろ」
「進兄さん達は先に行って!」
「ここは頼んだ!」
***
深沢一等陸尉はロイミュード004だった。
「蛮野は馬鹿な奴だったよ。
私を複製して手駒にしようとしたせいで、洗脳プログラムにエラーが生じたのだから。」
「004!なんでロイミュードを攻撃するんだ!仲間だろう!」
「仲間?ハッ」
理由を問いかけるハートを004は鼻で嗤う。
「世界を支配するのはこの私だ。
私以外のロイミュードは不要だ。私の道具になるのなら助けてやる。
どうせ残りはお前達だけなのだからな」
「貴様!」
「スマッシュの複製が完了すれば、シグマサーキュラーは完成する。
その時が人類滅亡の始まりだ!」
ドライブ達が004とその配下と戦っている頃、マッハ達の前に108が現れた。
「久しぶりだな、仮面ライダー」
「お前は!何故ここにいる!」
「004の実験台にされた甲斐があったってもんだ。
あの時の借りを返させてもらう!」
そう言うと、背後から数十のアーミードライブが現れた。
それらはこれまでと異なり、胸に108というプレートがあった。
「これら全てが俺だ。お前達に勝ち目など無い!」
***
108が宿った軍勢は、無人機よりあまりにも強かった。
猛攻を受け変身が解けてしまったマッハを、チェイスが庇った。
「おい…!嘘だろ…?何やってんだよ!?」
「これでいいんだ…剛。霧子が愛する者たちを守れるなら…本望だ。
人間が俺にくれた…宝物だ…。
俺とお前はダチではないが…持っていてくれ。
燃えてしまうと…もったいない…。」
***
「バカ野郎は俺だ。意地ばっか張って失うまで気づかねぇで。 行くぜ、チェイス! 一緒に戦ってくれ!」
***
「こんなことになるなら… あの時、はっきり言ってやればよかった… お前はもう、俺のダチだって」
激戦の末、ドライブ達は004を追い詰めた。
「今のシグマサーキュラーを破壊すれば、辺り一帯が吹き飛ぶ。お前達の負けだ!」
「そうか…なら!」
WRECKER…TECHNIC… SPANNE…
アナザードライブは自身と004をシグマサーキュラーを接続した。
「何をするつもりだ!」
「お前も使ってエネルギーを制御・拡散する」
「『地獄の底まで付き合って貰うぞ!』」
***
「メディックも死んだ。 残るロイミュードは俺一人。 さあ約束通り決着だ! 泊進ノ助。」
それから数日後、ロイミュードの撲滅完了が発表された。
時は遡り、004らが撃破された頃
《市街地》
『あ〜、疲れた。』
070の周囲には、無人機の残骸が山となっていた。
《生産施設周辺》
「誰か助けて〜!」
金色のドライブは爆発に巻き込まれ、瓦礫に埋もれていた。
《生産施設地下》
「何故だ。何故あの戦力差を覆せたのだ ぐわっ!」
火花を散らしながら彷徨っていた108は、側にあった画面に吸い込まれた。
現在
《地下サーバー》
「マスター…貴方の意志・理想は私が引き継ぎます」
ソレの周りには、---のロイミュードのコアが漂っていた。