【目指せ】ORTの倒し方とついでに聖杯を探すスレ【極限の単独種】 作:暴走樹海奇行ワイモ・オルトヤー
今回は長めです。前回と併せて平均くらいの長さになったと思います
2023/05/04 >>44の会話を一部修正しました
海岸の砂で城を作っていたら、感知範囲に藤丸たちがやってきたのを感じ取った。
城はそのままに、そちらの方向へ歩いて合流する。
「あ、オルト」
「気付いたら消えていた男か。ガリア遠征軍が世話になったようだな、礼を言う」
「どうせ暇潰しだからな、礼を言われるほどじゃねェ」
『オルト、貴方今まで何してたの!? 通信は拒否するし、観測出来ないし! 心配したわよ!!』
「俺がどうにかなるような事が起きたら、特異点の修復なんて出来やしねェよ」
実際はカエサルに一度肉体を殺されているが⋯⋯まあ、それは伝えない方が良いだろう。どうせ伝えたところで大した意味は無いのだから。
スレ民達は修羅場を見て笑っている。なんならマーリンも笑っている。⋯⋯ハピエン厨のくせに人の不幸を笑いやがって。
「で、なんで海に来たンだ? バカンスか?」
「いや、そんな暇無いでしょ⋯⋯。え、まさかバカンスしてたの!?」
「先輩、あのオルトさんがバカンスをするとは思えません! むしろ遊びとは無縁な印象ですし、被害の出にくい海辺で実験か何かをしていたのでは無いでしょうか」
「確かに!」
「いや、バカンスしてたが? 実験するにしても、今やりたい実験をするには資源が足りてねェしな⋯⋯」
「あのオルトが!?」
「バカンスを!?」
『オルト』
「なんだ?」
『帰ったら正座』
「はい」
今までにない怒気を感じ、思わず素直に返事をしてしまった。もしかしたら肉体を通して魂にすらダメージを与えてくるのではないか、そう思わせるほどの気迫を感じた。
ホログラム越しなのに。
カエサルとか黒王よりも迫力があった。
ORTの時⋯⋯程では無い。あの時はアドレナリンが大量分泌されていて、恐怖とかそういった感情は抱かなかった。
⋯⋯思い返してみると、生まれ変わってから恐怖したことないかもしれない。覚えてないだけかもしれないけど。
「ある島に古き神が現れたそうでな、それを今から確かめに行くのだが⋯⋯そなたも来るか?」
「当然」
ステンノ⋯⋯強き女を意味する名の女神。俺が礼装にしたメドゥーサの姉。
これはただの勘だが⋯⋯この特異点で最大の敵となる気がする。
『身勝手ね⋯⋯』
「魔術師なんてそんなモンだろ。そうでもなきゃ根源なんて目指しゃしねェよ」
『それは⋯⋯そうだけど』
「それより、船旅は危険が付き物だ。気ぃ引き締めろよ? たとえどんなに短い距離だろうと、油断すれば簡単に命を落とす」
「えっと、何か嫌な思い出でもあるの?」
「⋯⋯カルデアに来る前、旅行の途中で船が沈没してな? 2014年のアメリカで起きた客船事故⋯⋯知ってるか?」
「えっ⋯⋯。あれ誰も助からなかったってニュースで見たけど、オルトも乗ってたの?」
「俺は自力で近くの陸地まで移動したからな」
ORTを目指して南米に移動する途中の事。機関室で火事が発生し、防火シャッターは上手く作動せず、延焼の結果燃料に引火して大爆発。当然航行は不能になり、電波障害で救助も呼べず、脱出ボートは爆発の衝撃で飛び散った金属片が刺さり使用不可、自分以外の乗客船員全てが水底へ沈んで行った。
いやあ、恐ろしい事件だった⋯⋯。
「行くぞ。余の鮮やかな操船を披露してやろう」
藤丸には悪いが、俺は自力で水上を渡るとしよう。
俺の脚力をもってすれば、作用反作用の法則によって水上だろうと地上だろうと大差はない。
「あれ、オルト乗らないの?」
「そりゃあ、徒歩で行くつもりだからな」
「「⋯⋯徒歩?」」
『海上を⋯⋯? 浅い川を歩いて渡るのとは訳が違うのよ?』
「問題はねェ。15時間までならな」
34:名無しの転生者さん
烈海王もびっくりだよ
35:名無しの転生者さん
水上移動手段があまりにも脳筋すぎる
36:オルト
本当は船とか欲しいんだけどねぇ⋯⋯走った方が早いからさ
『へぇ⋯⋯距離としては?』
「地上より少し遅くなるから⋯⋯37,000kmくらいか?」
『『『⋯⋯なんて?』』』
37:名無しの転生者さん
なんて?
38:名無しの転生者さん
37,000て⋯⋯
39:名無しの転生者さん
15時間やからおよそマッハ2*1か⋯⋯海上でマッハ2?
徒歩で!?
40:名無しの転生者さん
マッハ2なら、まあ⋯⋯
41:ORT
馴れ初めの時がマッハ2.8*2でしたか?
海上で波がある事を考慮すれば妥当では?
42:名無しの転生者さん
普通の人間は音速で走れねえんよ
43:名無しの転生者さん
マッハ2か⋯⋯まあイッチだしな⋯⋯
44:オルト
ワイの転生特典がそういうもんやし⋯⋯魔力バカ食いするけど
「とりあえず、4万kmも離れた場所じゃねえだろ? じゃあ問題ねェなァ」
『私、オルトのこと無茶苦茶な人間だなって思ってた⋯⋯。想像力が足りてなかったみたい』
『所長、まさか海の上を走れる人が現代にいるなんて誰も思いませんよ』
『むしろ人間であることが疑わしいかと』
『ざっと計算してみたけど、速度的にはマッハ2くらいだね』
『『『マッハ2!』』』
45:名無しの転生者さん
【速報】やはりイッチは人ではなかった
46:名無しの転生者さん
【朗報】型月でもマッハ2で水上を走る人間は異常
47:名無しの転生者さん
【悲報】アキレウスやアタランテ、コレと比べられる
48:名無しの転生者さん
コレで草
49:名無しの転生者さん
コレ⋯⋯コレイ!?
50:名無しの転生者さん
クレー⋯⋯?
51:名無しの転生者さん
>>49 >>50 テイワットにけぇれ!
52:マーリン
音速の2倍って⋯⋯君は戦闘機か何かかな?
53:名無しの転生者さん
戦闘機は15時間も最高速度で飛び続けられないから、総合的に見てイッチの方が遥かに速いぞ
54:名無しの転生者さん
イッチは速いφ(..)メモメモ
55:オルト
>>54 その略し方は悪意があるだろ!
『全員乗り込んだな? では出航だ!』
56:名無しの転生者さん
描写からして聞いてるだけで酔いそうな地獄のクルーズの始まりやな
57:ジャン・ミヤマ
皆さんこんにちは、ジャン・ミヤマです!
グランドオーダー、サードオーダー*3第八節の模様をお伝えいたします
本日の解説は南沢ヨワシさんをお招きしております
今日も、よろしくお願いいたします
58:南沢ヨワシ
どうも、こんにちは。よろしくお願いします
59:名無しの転生者さん
ジャン・ミヤマ!?
60:名無しの転生者さん
ジャン・ミヤマ⋯⋯転生掲示板に突如現れる実況者か
61:名無しの転生者さん
知っているのか>>60!?
62:ジャン・ミヤマ
今や最高峰の知名度を誇るゲームとなったこのゲーム。他の世界と比較しても、かなり厳しい環境と言えるのではないでしょうか?
本日はネロ帝の操船という事で、エキサイティングな一時が過ごせることになるでしょう!
いよいよスタートですね
63:南沢ヨワシ
そうですね
この世界のネロ帝は激しいドライビングが魅力ということもあって、熱狂的なサポーターも多いですからね
今回もかなり盛り上がると思いますよ。楽しみですねぇ
94:ジャン・ミヤマ
いわゆる死の操舵として知られていますからね
95:南沢ヨワシ
はい。楽な船旅ではないのは確かですね
一緒にはっちゃけるくらいの気力が無いと、目的地にたどり着く頃にはグロッキーになっていると思います
藤丸達カルデア組には、何とか乗り越えて欲しいと思いますね
96:ジャン・ミヤマ
その辺も今日の見所となります
配信では挑戦する二人が掴める場所を探しています
スレ主でもあるオルトは乗船を回避したようですね
97:南沢ヨワシ
賢明な選択と言えるでしょうね
自力で移動できるならば、ネロ帝の操作する乗り物には乗らないのが長生きのコツです
98:ジャン・ミヤマ
空はきれいに晴れ上がりましたね!
本日はどんな船旅になるでしょうか?
⋯⋯さあ出航! 大一番が始まりました!
今日は帆船に乗り込んで大海原と戦う訳ですが、唯一対処できるであろうオルトは併走してますからね
99:南沢ヨワシ
そうですね。彼は自力で水上を走るそうですからね
たとえ放り出されても拾ってくれるという、安心感を持って挑んでくれると思いますけどね
100:ジャン・ミヤマ
なるほど⋯⋯
雰囲気として既に気疲れしているようにも見えるんですが、如何ですか?
101:南沢ヨワシ
出航前にオルトが人間離れしたところを見せましたからね
きっとそのせいでしょう
102:ジャン・ミヤマ
なるほど
あっと、別段海が荒れている訳でもないのに船が跳ねる!
103:南沢ヨワシ
船が跳ねる程の波はありませんでした
原理を聞いてみたいですね
104:ジャン・ミヤマ
さあ、出航してから船の向きが変わっています
105:南沢ヨワシ
ややねぇ、ベクトルが仕事をしてない気がしますね
何とかこの動きを変えてね、ベクトルが正常に仕事をするようにしてもらいたいですね
106:ジャン・ミヤマ
はい。この後も益々、気の抜けない状況になると思います
とても気の毒な船旅となって来ました!
さあ、ここで⋯⋯ドリフトターン!
107:南沢ヨワシ
うわぁ!
ちょっと、こう⋯⋯風の向きとか潮の流れに逆らわない操舵をして欲しいですねぇ。なんで船が壊れてないんでしょうか
108:ジャン・ミヤマ
そうですねえ
109:南沢ヨワシ
船にとってはねぇ、辛い状況ですよ
110:ジャン・ミヤマ
そうですねぇ。こういう場合、少しは風に乗って頂いた方が、見ている方も乗っている方もありがたいんでしょうけどねぇ⋯⋯
111:南沢ヨワシ
そうですよねぇ
112:ジャン・ミヤマ
ああっと船が空を舞った!
113:南沢ヨワシ
このままねぇ、船が逝くかもしれませんよねえ
耐えたー!
114:ジャン・ミヤマ
船内に独特の緊張感が漂います
おっと、吐いてる船員も居るぞお!
115:南沢ヨワシ
おっと、着水の衝撃で堤防が決壊したようですね
116:ジャン・ミヤマ
変に衝撃を受けてしまったようです
117:南沢ヨワシ
一回崩れると、止めるのは難しいですからね
118:ジャン・ミヤマ
ちょっと為す術無いようですね
119:南沢ヨワシ
気の緩みもあったのかもしれませんね
120:ジャン・ミヤマ
いやしかし、なんとも言えない船旅になってしまいました
もしかしたら、消えないトラウマになってしまいます
121:南沢ヨワシ
ええ、僕もねー。このまま船も終わるんじゃないかなと思ってましたからねー⋯⋯
いや、驚きましたよ。感動というかねぇ⋯⋯、思った以上の船の頑丈さには痺れますよねぇ!
122:ジャン・ミヤマ
(船も船員も)苦しい表情を見せますが、ここで目的地到着〜!
帆船とは思えない動きの中で、何とか動ける程度の体力を残しました!
さあ、船旅は終わりました。今日の操舵を振り返って如何でしたか?
123:南沢ヨワシ
そうですねぇ。船へのダメージから目を逸らしたくなる操舵でしたから、見ている人も(色々な意味で)熱くなったと思いますよ
そしてまたねえ、非常に緊迫した怖い船旅になりましたよねぇ
124:ジャン・ミヤマ
本当にそうですねえ!
125:南沢ヨワシ
我々も最後まで見ていた訳ですけども、全く経験したくない船旅でしたよね
126:ジャン・ミヤマ
ご覧頂いてますでしょうか?
可哀想な船員達です
127:南沢ヨワシ
とても辛そうですねぇー⋯⋯
船員達もね、もう言葉を発する気力も無いみたいですね
128:ジャン・ミヤマ
そろそろ次の展開が近づいてまいりました
解説は南沢ヨワシさんでお送りいたしました
南沢さん、色々お話ありがとうございました
129:南沢ヨワシ
はい、どうもありがとうございました
130:ジャン・ミヤマ
実況は
また、他のシーンでも、皆様とお会い出来ることを楽しみにしております
それで皆様ごきげんよう、さようなら
131:南沢ヨワシ
さようなら
132:マーリン
⋯⋯随分と愉快な人達がいるね、転生掲示板には
133:名無しの転生者さん
転生スレ民の中でも有名な部類やからな⋯⋯
荒らす訳じゃなく、実況解説だから文句も言えん
134:オルト
ベクトルが仕事をしてなくてギャグ時空を感じた
娘がやってきた時と同レベルだった
『探すまでもなく、向こうからやって来たみたいね。サーヴァント反応よ。警戒しなさい』
『何だ。またも敵襲か? 既にこの島も連合の手に落ちていたとはな』
『いいえ、違うわ。これは⋯⋯サーヴァントだけれど、少し反応がおかしいわね⋯⋯』
『ええ、そうよ。
「格落ちした神霊⋯⋯って訳でもねえな。元々その程度の霊基しか持ってねえのか」
『ご機嫌よう、勇者の皆様とお邪魔の方。当代における私のささやかな仮住まい、
135:名無しの転生者さん
お邪魔の方
136:名無しの転生者さん
お邪魔の方⋯⋯イッチやろなぁ
137:名無しの転生者さん
まあ、来て欲しくは無いやろうしな
138:ORT
⋯⋯?
何かおかしいような⋯⋯
139:名無しの転生者さん
イッチ邪魔に思われてて草
例の島こと形ある島に辿り着きました!
次回は⋯⋯うん。多分独自解釈の面が強くなるんじゃないですかね⋯⋯?
ジャン・ミヤマ:転生掲示板に現れる謎の実況者。本名は海山慈庵。
南沢ヨワシ:ジャンと共に現れる事の多い解説者。様々な場所で解説をするだけあって、かなり博識。様々なスポーツ作品を渡り歩く歴戦のスポーツマン。
章ごとにキャラクターマテリアル要る?
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要る
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要らない
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大きな変化があった時だけで良い