俺のやりたいのは曇り顔を見るという事ただ一つ。
なのでその為であれば心すら変えてみせよう。
「あ、アイムフレンドリー!!フレンドリー!!ほら!!なんも武器持ってないって!!だから縄外して……」
「怪しい」
「怪しいな」
「怪しい以外の何者でもありませんわ」
「(´;ω;`)ソンナー」
とは意気込んだは良いものの、3人の魔法少女と出会ったのが戦闘後だったので印象は最悪だろう。
「マジでたまたまなんだって!!信じてよ〜。ただの一般市民を攻撃する気?」
「一般市民なら攻撃避けずに倒れるわ」
「あ」
………やっちゃったZE☆
オワタ\(^o^)/オワタ\(^o^)/オワタ
もう助かりませんね。潔く正体を明かしましょうか……
「はぁ〜……降参〜」
「そもそも戦闘していた気がしませんが」
「避けたら敵。避けない奴はもっと訓練された敵だ」
「まあ、良いですわ。貴方の正体は?」
「え?使徒だよ使徒。ほら。こんまえ隕石落下したでしょ?あの使徒だよ」
「………?」
「なんでわかんねぇんだよ!?」
もしかして:情報伝えられてない下級戦士扱い?
魔法少女が!?善の組織やで!?あのアトラスがそんな悪どい事を!?
するか。そもそもネメシスと同じなんだし。
「あ〜……使徒ってのは魔法少女の監視役みたいなもんだ。13体の使徒の内13番目の使徒ルシファーだ。ガイア、コズミック、ミストの使徒である」
「「「………?」」」
「あ〜……つまりアイムふれんどりー!!」
「怪しい」
「怪しいな」
「怪しいですわ」
「戻った!?」
ヤッベコイツラバカダ
「なんか失礼な事考えなかった?」
「してないしてない!!」
なんでわかんだよ!?こえぇ……怖いよぉ……
「まあ、別に隠し事してるわけじゃ無いみたいなので縄は解きます。ですが支部で一応尋問を受けて貰いますわ」
「まあ、痛いことはないと思うから安心してね!!」
「良かったなアトラスで」
良くねぇよ(迫真)
思ったよりダークじゃねぇか。これじゃあアトラスも本当の目的隠してるんじゃ……隠してるな絶対。
まあ、そっちのほうが都合がいいか。ちょっとハードにはなるけど。
「じゃあ、ついて来いよ。こっちだ」
ってことでアトラス支部に着いた。アトラス本部は東京で、支部は各都道府県と全世界の軍事基地にあってその一つらしい。
にしては……
「なんかちっちゃいな」
「それは思った」
「他の支部より小さいもんね」
「てゆうか支部で1番小さいですわ」
そんなんなのか……なんか意味ありげだな。
「お、お帰りピンク!イエロー!!ホワイト!!」
「ブルーとグリーンは?」
「買い物」
建物の中には男性が一人書類整理していた。
そして、俺を見るなり眉を顰めた。
「もしかして……ナンパしてきたの?」
「「「してない(わ)!!」」」
あれ?天然枠コイツ?グリーンかと思ったが。
「天然が二人居るとツッコミが疲れますわ」
「だよね〜」
「そうだな」
「あれ?じゃあそのお兄さんは誰?」
「使徒っていう人らしいよ」
「使徒……」
顔が変わった。ほんの少しだが、目の色が変わったかのように見えたが……気の所為だと良いな。
「お名前は?」
「ルシファー」
「ルシファー……光を掲げる者……」
見極めるように目を細める。沈黙が時計の針の音を耳に響かせる。
「先生?」
「ん?ああ、すまない。まあ、とりあえずルシファーさんだね。よろしく」
「ああ、よろしく」
握手をする。少し強めに握られた意味は警戒だろう。
「それで、ここにはなんの用で?」
「いや〜、最近ネメシスとの戦闘が激化してるみたいじゃないか!!街の一部も崩壊する程みたいだし、市民にも被害出てるんじゃないの?」
「ええ。ネメシスが最近酷くなってまして「そうか?」………どういう事でしょうか?」
「そもそも都市部で戦闘を起こすのがおかしい。それに、日本のみ戦闘が起きやすい。何が起きている?」
「すみませんが言っている意味がわかりません」
「………ペンは剣よりも強し。情報という刃は実行に移す剣よりも簡単に鋭利な刃として多数の民衆を動かす。もしかして国のアイドルを作るつもりか?それとも「すみませんが何を言いたいのか
「じゃあ本題に入ろう。手助けをしたい。彼女達。限定的だがこの支部の魔法少女のみを条件的に」
「……どんな支援です?」
「ガイア、コズミック、ミスト。隕石落下は流石に知ってるよね?」
「そういう事か……条件は?」
「上手い飯。温かい布団。雨を凌げる部屋。そして、本部に私の事を伝えない事。以上」
疑いの目が強まる。怖じけず俺も視線を逸らさずジッと見る。
条件としては好条件だ。相手にとって金銭的問題は上手い飯を用意する事と宿のみ。情報についてはバレなければ良い。
「こちらも条件を提示していいか?」
「フェアじゃないからね……一つだけだ」
「では、彼女達の安全を約束してほしい」
「それは約束できない」
「……どういう意味だ?」
忘れているかもしれないがそもそも提示したのは手助けだ。本人が生き残るかは保証できないし安全もそもそも戦うので保証できないのだ。
「そもそも彼女達に安全な時はあったか?」
「………無いな」
「保証出来るのは強くなる事だけだ。本人が自殺するなら死ぬし、戦闘中の安全は神ですら保証しない。他の条件を模索するんだ」
「……………」
考え込むように顎に手を付ける。
深く思考し、出した結論は……
「………裏切らないでくれ」
「………わかった」
とにかく裏切るような事はするなという事だった。
幅広いが重く、安全確保の簡単な言葉だ。
もちろん裏切るような真似はしませんとも。
「本当に〜?」
「モチロンサ〜!」(Mピエロ風)
って事で野宿せずに住むよやったね大ちゃん*1!!
って事でやっと寝れる。明日からは早速特訓だな……
あとは戦闘の為の小道具を揃えないとだな。