鬼人になっていた 作:鬼人
クリーク海賊団特攻隊長鬼人のギン
尊敬するクリークの敵ならばどんなやつでも容赦をしない冷徹さがある一方、餓死寸前の自分に無償で料理を提供してくれたサンジに恩を感じクリークの命令に背く義理堅さもあるこのキャラが大好きだった。
ここまで俺の好きなキャラについて話したところで、そろそろ現実に目を向けなくちゃならないわけだが……
鬼人のギンに転生したという現実に
朝顔を洗っているとギンがいた。
鏡に映っている自分だった。
そのあと、いろいろ聞いて回った結果やっぱりワンピースの世界で海賊王ゴール・D・ロジャーの処刑が12年前と言っていたから、原作開始の10年前で15歳だった。
「どうしようかな」
「何するにしても自分を守れる力は必要だし、修行するか」
「まずはやっぱり体づくりだよな」
「体づくり………ワンパンマンかな」
まずは自分でも続けられそうなワンパンマンのトレーニングをすることにした。
それから毎日腹筋、背筋、腕立てを100回ランニング10kmをしていった。
余った時間は、情報収集と原作でギンが愛用していたトンファーの練習をすることにした。
〜2週間後〜
最初はキツかったけど、やっぱりこの世界は空気がプロテインなのか真剣に考えてしまうほどすぐに成長を実感することができた。
それからは、同じメニューを重りをつけてこなしていって、とりあえず2年間は体づくりに専念しようと思う。
〜2年後〜
この2年間で、筋骨隆々になったかと言えばそういうわけじゃなくて、体は大きくなってないけど、力はとても強くなるというご都合主義にちょっと感動したりもした。
この2年間で得た情報としては、ジンベエが七武海に加入してアーロンが解放されたというぐらいだ。
ナミがアーロン海賊団に入れられたと思うから助けにいきたいという気持ちもあるけど、今の自分じゃ勝てるかわからないということと、2年間これからどうしていくかを考えていて、麦わらの一味の活躍を見て原作でも一歩間違えたら死んでいたようなところで手助けしたりして、キッドやローみたいにライバルになれたらと思うようになった。
もちろん負けたくはない。
強くなるための土台がある程度できたから、次は六式を覚えいきたいと思う。
「確か剃は一瞬で地面を10回以上蹴って移動する技だったよな」
剃
タタタッ
「もうちょっとだと思うんだけどな」
「まぁ焦らずにいくか」
「次は鉄塊かな、これは単純に体を鉄のように硬くする技だよな」
鉄塊
これも感覚は大体分かるな
「やっぱりこの2年間体をしっかりつくってきたから思ってたよりも早く出来るようになりそうだな」
「じゃあ引き続き修行していくか」
〜一年後〜
「この1年間である程度形にはなったし、ここからはもっと完成度を高めていって応用技も出来るようになりたいな」
「次は紙絵以外の六式を覚えていくか」
「指銃は剃の踏み込みと指に鉄塊をかけて放つ突き技だったよな」
「指銃」
「やっぱり指に鉄塊をかけることと突きのタイミングと踏み込みのタイミング、鉄塊をかけるタイミングを合わせるのが難しいな」
「次は嵐脚だな、これはとりあえず早く強く蹴ったらいいのかな」
「嵐脚」
「これだとただの蹴りだからもっと鋭くってことか」
「月歩は剃の応用で空中を蹴って飛ぶ技だから」
「月歩」
「2段ジャンプみたいな感じでは出来たからこれは剃の完成度を上げていけば勝手に出来るようになりそうだな」
「後は紙絵なんだけどどうやって修行したらいいのか分からないし、相手がいないと修行もできないと思うからもういいかな」
この1年で起こったことは、シッケアール王国で起きていた生々しい戦争が終結したっていうことぐらいかな。六式もある程度出来ることが分かってきたし、金策の方もしていこうかな。