蒼銀の蛮族、筋肉にて運命を破る   作:飴玉鉛

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数件ほど要望があったため書いてみた。
バワーバランスを無視した酷すぎるものなので、こんなブッ壊れ見たくもねぇ!って方は注意されたし。


蛇足のマテリアル

 

 

 

クラス適正:狂戦士のみ

クラス:バーサーカー(冠位資格有)

 真名:ヘルモーズ

ATK:16300

 HP:11530

カード構成:Q・A・B・B・B → B・B・B・B・B

 特性:人属性・男性・混沌悪・人型・猛獣・竜・神性・魔性・死霊・悪魔

    魔獣・巨人・妖精・精霊・愛する者・人類の脅威・領域外の生命

 

スキル:ニヴルヘイムの風(B)

 冬の化身に由来するスキル。フェンリルが喰った霜と氷の世界から流れ込む絶対零度の吹雪。炎に類するものの中で地球最強は間違いなくスルトであり、本スキルで熱の余波を相殺しなければ、スルトと対峙することすら不可能だった。高ランクの対魔力、魔力放出(炎)に類するスキルまたは宝具がない相手の全能力を2ランクダウンさせるか凍結させる。

【敵全体の弱体無効を無効&敵全体の無敵解除&敵全体の防御力低下(10%〜40%)&スタン付与(1T)&バスター耐性をダウン(30%】※強敵エネミーの固定されたスキルの効果貫通。

 

 戦死者の獣(A+)

 ヘルモーズが喰らい手に入れた獲物達の力。中でも最強だった魔狼の性質が強く出ている。真祖の再生力、邪竜の無尽蔵の魔力、叡智、巨人の怪力、妖精の瞳、精霊の環境改変力、失墜した神霊の権能、その他多数の数々のスキルを自在に操れる。本人の好みにより打ち消されている力が殆ど。本スキルの本質は「喰った相手の力を手に入れる」ことにある。

【NPチャージ(50%〜100%)&自身の攻撃力アップ(3T・30%〜60%)&スター獲得(15個)&自身のバスター性能アップ(3T・40%)&バスターカードのクリティカル威力アップ(3T・100%〜200%)&被ダメージ(3T)倍加(デメリット・強化扱い)】

 

 白紙の獣道(EX)

 決まったもの、定められたもの、そうした自身に押し付けられる概念を白紙にする特異な筋肉。あらゆるモノのルールに従わないし、従うことも選択できる。本スキルによりヘルモーズは概念・神秘の干渉を受け付けず、如何なる特別な瞳でも肉眼の機能としてしか視認できない。打倒するには極めて物理的な直接攻撃をする他にないのだ。魔術であろうと呪術であろうと、効くか効かないかはヘルモーズが決めることである。

【キャスター・ローマ・王・獣・神性特攻付与(3T)&クラス相性弱点無効(3T)&対粛清防御(3T・3回)&強化解除無効(永続)&弱体化無効(永続)】

 

 

 

第一宝具:蛮神五体(ヘルモーズ)(A+)(対自己)

 北欧神話「ヴォルスンガ・サガ」「ウルヴール・サガ」に於いて、無敵と称された強靭な五体。無双の肉体が有する純粋な筋肉密度は最高位の防御宝具に匹敵する。数多の幻想種を貪り、邪竜や失墜した神霊、魔狼を喰らった末に物理・概念問わず、あらゆる敵対干渉を削減する無敵の体と化した。Bランク以下のあらゆるダメージ数値が無効化され、上回ったダメージ数値すらも十分の一まで軽減してしまう。また霊核さえ無事ならどのような傷も即座に回復する出鱈目な自己治癒能力も有し、不死身と形容するに相応しい堅牢さを誇る。全盛期のヘルモーズは高ランクの叡智と魔力炉心を併せ持つ為、魔力切れを期待することすらできない理不尽の権化だった。

 

第二宝具:貪食大斧・鈍磨竜血(リサナウト・クータモ)(B)(対生命)

 本来はドワーフが造った異常に頑丈な習作。偶然若き日のヘルモーズが手に入れ、生涯に亘って愛用した戦斧となる。ヘルモーズが生前に犯し、殺し、踏みつけた多くの怨嗟を宿し、担い手を常に呪殺しようと怨念を注いでいたのだが、ヘルモーズには全く効いておらず、ヘルモーズの力を注ぎ込まれると怨嗟が活性化し、悪を滅ぼす光を放って彼の敵を薙ぎ払った。当初は刻まれていたルーンにより、ヘルモーズが念じると飛来してその手に収まっていたが、邪竜の血を啜った後はヘルモーズを殺そうと襲撃していたようだ。当人には全く気づかれていなかったが。真名解放をすると悪・竜属性を持つモノや、生命力の強大なモノへ特に高い威力を発揮する。

 なおヘルモーズは無手の方が強い。

 

第三宝具:極冬にて覇せ我が力(ヘルモーズ・タルヴィー)(A++)(対自己)

 ヘルモーズが信仰した自らの力。生前に限りなく近い力を発揮し、オーディンに世界樹最強とまで称された怪力を以て只管に突撃する。極限の先にある断崖、その向こう側へと飛翔する筋肉の中の筋肉。ただ生前の力を再現するだけの宝具だが、それは出鱈目に強力だ。

【自身に「通常攻撃後、敵全体にバスター耐性ダウンを付与(3T)」を付与&自身に「バスターカードが敵全体攻撃になる状態(3T)」を付与&自身に対生命・対神特攻を付与(3T)&自身に3T後、NP100%チャージ、宝具を更新する「蛮神純化状態」を付与】

 

最終宝具:語られざる終幕の物語(ウルヴール・サガ・フィナーレ)(EX)

 詳細不明。上記宝具・スキルを全て破棄することで、英霊ヘルモーズ本人ですら認識していない最強宝具が解放される。真名解放すると新たなスキル・ステータスに更新され、霊核が破壊された状態でも無傷の状態で再誕する。またこの宝具が解放されることで、彼に縁深い三人の戦乙女と一人の半神が連鎖召喚され、独立したサーヴァントとして敵対者に刃を向けるだろう。

【「蛮神純化状態」を発動後、自身が2Tで消滅する状態を付与(解除不可)&毎ターン、スター大量獲得する状態を付与(2T・50個)&全てのコマンドカードを自身のバスターカードに変化させる(2T)&自身に防御力無視・クラス相性有利状態・無敵貫通を付与(2T)&クリティカル威力アップ(2T・600%)&自身のバスター性能をアップ(2T600%)&通常攻撃が敵全体攻撃に変更(2T)&自身に対粛清防御を付与(1T)】

 

 

 

ステータス(※公式設定の概要説明※)

「筋力(一撃における威力。筋肉の強さではない)」

「耐久(打たれ強さを示してるわけではない。中には持久力でEX判定される英霊もいる)」

「敏捷(移動速度を表しているわけではない。反応速度や攻撃速度で高ランクになる英霊もいる)」

「魔力(保有する魔力量ではない。一度に発揮できる魔力放出量)」

「幸運(そのまま)」

「宝具(ステータスに表示されるランクと、保有する宝具のランクが合致しない英霊もいる)」

 

ヘルモーズのステータス

「筋力:A++」「耐久:A++」「敏捷:B」「魔力:D」

「幸運:A+」「宝具:EX」

 

 

 

キャラクター詳細

 クラス・バーサーカー。北欧神話のベルセルクとは、軍神オーディンの祝福を受けた戦士である。ヘルモーズはオーディンの祝福を受けていないが、北欧最高の狂戦士と目されている故に、狂戦士のクラスしか適正を有していない。比類なきその豪腕は無双を謳われ、ラグナロクを生還した後、ユグドラシル最強の戦士と号されるまでに至った。

 

 

絆レベル1で開放

 身長:254cm・体重:230kg

 出典:北欧神話

 地域:欧州

 ヘルモーズは語らない。人語を解さず、しかし関心を寄せたモノの心を解する。

 

 

絆レベル2で開放

 大英雄にして反英雄という、相反した属性を矛盾なく両立させた存在。余りに人間離れしている為、実はオーディンの息子ではないかとする説もある。

 ヘルモーズとは古ノルド語で「勇気・戦い」を意味する名であり、俊敏のヘルモーズとしてアース神族に名を連ねていると考えるのが妥当だと。

 無論ヘルモーズは神ではなく人間だ。たとえ同名の神がいたとしても、彼は歯牙にも掛けない。

 そう、恐るべきことに彼は特別な出生ではなかった。純粋な人間でありながら神々ですら認めざるを得ない怪力を発揮し、大神オーディンにヘルモーズをラグナロクへ参戦させようと企ませた。

 桁外れの頑強さと怪力は、第二特異点で縁を結んだ彼の大英雄シグルドをして「……ヘルモーズと決着を付けたいか……か。正直に告白しよう、当方も負けるつもりはないが……カルデア内で鉢合わせたが最後、周りに被害を出さずに戦う自信はない」と言わしめる。北欧版ヘラクレスと称すれば通りは良いものの、一部の英霊は強烈な不快感を示す為、北欧版「悪役」ヘラクレスと称するのが正解だ。

 

 

絆レベル3で開放

 一つの神話体系で頂点に立つ最強の戦士でありながら、残虐非道、悪逆無道の野蛮さを体現する。英霊となった後もその在り方は歪まない為、扱いには細心の注意が必要とされる。また女性は英霊も人も関係なく接触は避けること。口にするのも憚られる所業に晒されたくなければ、とにかく視界に入らないことが肝要である。そのような存在であるため、正道の英霊からは白眼視され、相性は明らかに最悪だが、力だけは認めざるを得ないらしい。女のいない、弱者のいない、戦士だけの場なら戦士としての一面しか見せない為、なんとか致命的な対立は避けられなくもないだろう。

 また彼と接する上で絶対的なルールがある。どんな事情があっても嘘を吐かないこと、裏切り行為を働かないことだ。隠し事は黙認してくれるが、もしも彼が裏切り行為を目の当たりにした場合、対象とは間違いなく敵対し、敵対とイコールして殺害されてしまう。今のところそうした例は見られていないが、逸話から見て間違いないと断じられる。

 ヘルモーズは裏切らないし、裏切りを赦さない。裏切ったなら実の子であっても殺害している。狂戦士である為、人理の危機の最中でも容赦なく殺害に踏み切る可能性は濃厚だ。だが反面、味方にはケンカを売られない限り暴力を振るわないのは救いだろう。

 纏めると、女性はマスター以外近づかず、些細なことでも裏切らないこと。これさえ守れば、悔しいが非常に頼もしい味方戦力である。

 

 追記。利用しようとしたりマスターを良からぬ企みに巻き込もうとするな、というのもルールとして追加する。彼は亜種特異点で敵の黒幕だった教授を出会って一秒、初手で殺害しているのだ。これが意味することを賢明なる人達は分かってくれるだろう。

 

 

絆レベル4で開放

 ・狂化(E−)

 取り扱いルールを守っているうちは、基本的に彼は寡黙な英雄だ。そこに狂気は見られない。北欧神話のベルセルクの筆頭、代名詞的に扱われることも多いはずなのに、だ。

 調べてみると確かに、彼は神話上で一度も狂っていない。言葉を話さず、人心なく暴虐に振る舞っていただけだ。もしかすると彼は正気の上で、あれだけの悪行を積み重ねたのだろうか。

 

 ・天性の肉体(EX)

 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、一時的に筋力のパラメーターをランクアップさせることが出来る。さらに鍛えなくても筋骨隆々の体躯を保つ上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。環境変化による肉体の影響を受けず常に最高の状態が保たれる。ヘルモーズはこの上で更に、評価規格外の頑健さも併せ持ち、あらゆる状態異常(疫病など)を寄せ付けないようだ。

 

 ・竜種改造(EX)

 竜の心臓を呑み込んだことによる、究極の自己改造。竜種としての魔力炉心が形成され、サーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能。本当に勘弁して欲しい。

 

 ・野生の叡智(A)

 竜の心臓を口にして得た叡智は理性ではなく本能に作用する。莫大な情報量を昇華し、他者の思惑や悪意、策謀を論理抜きに見破り直接的に打破する行動へ移る。秘された敵拠点でも一直線に突き破る為、どうかカルデアのサーヴァント達はよからぬ企みをしないこと。一度裏切ったサーヴァントは、どんな事情があれ退去させざるを得ない。再召喚してもすぐにヘルモーズが襲いかかり二次被害が甚大になるからだ。改心しても関係ないので本当にお願いします。

 

 

絆レベル5で開放

 神話上の人物であるはずのヘルモーズだが、史実にもヘルモーズと思われる人物が登場する。フン族の大王にして文明の破壊者、アッティラが北欧のとある地域に向かった際、ヘルモーズらしき人物を連れ帰還したのだ。それはウルヴール・サガにてヘルモーズが一時国許を離れた時期と符合し、ヘルモーズらしい活躍を史に刻んでいる。主な被害者は東西のローマ帝国であり、とある地域の戦場伝説では東ローマ帝国の皇帝はヘルモーズに討たれ大混乱に陥ったとされ、後の皇帝もヘルモーズの影に怯え続けていたようだ。

 このように史上に姿を見せたヘルモーズは、後世に様々な影響を及ぼしている。中でも一般に広く知られているものは、ヘルモーズが極めて高度な筋トレ技術を開発し、ヴァイキングを通じて後世に遺したというもの。真偽は定かでないものの、カルデア職員が筋トレをしているのを目撃したヘルモーズは、該当職員が怯えるのも構わず、彼に合った最適の筋トレ方法を指導したという報告が挙げられている。筋トレをしている者には微妙に優しいとも。

 

 遺憾ながら最もヘルモーズからの被害に遭っているマスターの報告では、目を見て話して、嘘を言わずに、裏切らずに、包み隠さず素の自分で根気強く接したら、この人ほど隣にいて安心感のある人はいない、らしい。マスターの精神状態が危ぶまれる、早急に心療セラピストの手配を求める。

 

 

絆レベル5&終局特異点クリア後に開放

 

 

 

 

 

 

シグルド召喚済みの場合

「な――! ……すまない、当方は急用を思い出したので失礼する。アレは当方を見つけたら周囲の被害も考えず暴れ出す故、カルデア内で鉢合わせる訳にはいかん。決着をつけたいというのには同意するが、流石に二次被害の拡大は見過ごせまい。……叶うなら我が愛と共に、あの暴虐を討ち果たすのを望む。特に我が愛の結晶(娘)のことで言いたいことがあるのでな」

 

ブリュンヒルデ召喚済みの場合

「ああ……彼も、いるのですね。ふふ……ふふふふ……どうして、どうして……? どうして――どうして! 彼に私の宝具が反応するのですか……? ……赦せない……赦せない、赦しておけない。シグルド……シグルド! 私、殺します。アレと同じ場所にいることに耐えられる自信がありません」

 

ネロ召喚済みの場合

「あれがヘルモーズか。うぅむ、彼のヘラクレスにも通ずる肉体美よ……だが余の琴線には触れんな。あと相対すると危ない気がするので関わりたくない」

 

アルトリア(セイバー)召喚済みの場合

「あれがあの……マナガルムの父ヘルモーズ。……え? これを、私に? ……マスター、彼はなぜ私にプロテインを……?」

 

ワルキューレ召喚済みの場合

 スルーズ

「相変わらずですね、あの方は。ええ、分かっています。あの方の被害を抑えればよいのでしょう? お任せください。最も猛き勇士を慰めるのも役目の内、完璧に遂行してみせます」

 ヒルド

「うわぁ……やっぱり危険人物扱いされてる。正解なんだけど。でもあれでいいところもあるんだし、マスターだけでも分かってあげてほしいかな。何を? そりゃあ……何だろ?」

 オルトリンデ

「ヘルモーズ様。それは駄目です。……駄目です。それも。それも。……聞いてください、ヘルモーズ様。シグルドがあっちにいました」

 

アスラウグ召喚済みの場合

「……むぅ。聖杯で受肉を検討しているところだが、お前もどうだヘルモーズ。今生でこそ子を成してみたいと思わないか? 私は思う。……何処に行く? ヘルモーズ、ヘルモーズ! 逃さないぞヘルモーズ! 私と共に受肉しよう!」

 

アルテラ召喚済みの場合

「久しいな。約束……守ってくれたことを感謝する。ふふふ……いずれマナガルムもカルデアに来るのかな。もし来たのなら一緒に話そう。積もる話があるだろう、私にもある。――ところでヘルモーズ、姪が自慢してきたのだが……お前、最期の時に言ったことがあるらしいな。私にも言うべきだと思う。ヘルモーズ? 何処に行くヘルモーズ。……ヘルモーズ? 私を置いていくな、ヘルモーズ……。あ……ふふ。分かればいい。さあこっちに来い、流石の私も他の目があるところだと恥ずかしい」

 

 

 

 

 

 




ヘルモーズがfgoに登場する場合の条件
 そのいち、マシュが生身で無事なこと。デミ化しない。
 そのに、カルデアの資源が原作以上にカツカツになっていること。
 そのさん、マスターがコミュ強でヘルモーズを知っていて原作以上の初期精神力と忍耐力を持っていること。
 そのよん、カルデアにファースト・サーヴァント未召喚であること。

 完全に詰んでる状況じゃないとヘルモーズ召喚不能。理由? 人理くんも死体蹴りは御免なので、極限状況下で博打に出ないといけない限りお鉢が回らないのです(テキトー)
 完全に詰んでる時の方が、覆してくれる確率が高いというのもある。

 ここまでじゃ。

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