PERSONA5 THE ROYAL if,fullmoon   作:はるかわいい

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サブタイトル翻訳
テスト前日


The day before the test

7月11日。

早朝。

地下鉄のホームで、ただ、スマホを見るわけでもなく、線路を眺めている。

ふと顔を上げ、電光掲示板を見ると蒼山一丁目行きの電車は・・・

あと5分後。

あと2日でテスト・・・嫌だなぁ

 

 

・

・・

・・・

 

 

中間テストを目前に控え、今日も退屈な授業をなあなあでこなしていた。

今日は曇り。窓から遠くて、空を見るのには向かない席。

エリザベスに少し文句を言ってやろうか・・・

授業は月光館学園で受けた時のものとは難しくはなっていたが・・・

まあ、なんとかなるだろう。

 

 

・

・・

・・・

 

 

「琴音」

「何?理?」

「学年一位は蓮、二位は僕、三位は琴音ね」

「え?私が二位でしょ!」

「や、ホントは同率がいいんだけどね」

「そんなの無理だよ!」

「だから僕が二位」

「私が二位だって!・・・あっ!逃げるなぁー!」

 

 

・

・・

・・・

 

 

7月12日。

一日を終えるためにシャワーを浴びて、髪を乾かしていると

通知。

『なあ、明日に備えて試験勉強やんね?』

竜司の誘いは、こんな時間に?と思えるものだったが、勉強帰りにラーメンでも食べるのもいいかもしれない。

『わかった』

カバンを持って、琴音に声をかける。

「琴音、勉強会行ってくる」

「はーい」

 

 

・

・・

・・・

 

 

「やっぱ英作文はでるよなぁ」

「出るだろうね」

「単語覚えなきゃだよなぁ」

「単語覚えなきゃ書けないもんね」

「じゃ、文法も覚えなきゃだよなぁ」

「文法が出来なきゃ単語も役に立たないからね」

「試験って」

「明日から」

「もう寝ようぜ」

「お前から誘っておいてか?」

ここに来る途中で買っておいたサイダーを流し込んで、一息つく。

試験は明日だと言うのにこのパツキンは一個だって勉強を行っていない。

確かに試験前の休みにやるゲームは楽しいが・・・

ある意味、あるべき高校生の姿とも言える。

「この文は・・・」

「ん?これは・・・」

蓮が懇切丁寧に教えている。

これが明日まで持てばいいんだが。

 

 

・

・・

・・・

 

 

22時を回った頃、電車の関係もあって解散した。

何気なくスマホを開くと、琴音から

『ねる』

と連絡が来ていた。

鍵持ってきたっけな・・・

自販機の前で足を止め、ジュースを、と思ったが小銭が足りなかった。

札を崩せばあるが、そこまででもない。

無糖の缶コーヒーを買って、帰路についた。

 

 

・

・・

・・・

 

 

車窓から空を見上げると、雲一つない綺麗な空だった。

星は一つだって見えないが、淀んでいない、澄んだ空だった。

「今日は半月か・・・」

車内アナウンスを聞き流し、目的の駅で降りる。

すっかり空になってしまった缶コーヒーを構内のゴミ箱に投げ入れて、

億劫な明日のテストのために、今日を終えようとマンションへ足を運んだ。

皆P3Pのヒロインで誰が好き?

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