リコリコの世界にモブキャラとして転生したら、全てのモビルスーツシリーズが造れる件   作:フェルトファン

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「ジャズが聴こえたら、俺が来た合図だ」

イオ・フレミング (機動戦士ガンダム サンダーボルト)


Episode 12 Jazz music in the Ocean

 

 

 

 

〜とある漁船〜

 

 

 

「いや〜山田さん!今日はいい天気ですな!」

 

「おうよ!もしかしたら、今日は大量かもしれんな!」

 

 

 

 朝一番から漁船に乗る男達は笑っていた。今日の天気は晴れであり、もしかしたら釣れる魚も大漁ではないかと考える者もいた。

 

 

「さ〜って!今日も頑張りまs……」

 

 

 

 

 

 

 

 ズガガガァァン!!!!

 

 

 

 

 

 互いに雑談していると、漁船が激しい波の揺れに襲われた。

 

 

「おぉ!?な、なんだぁ!?」

 

「わ、分からねぇ!?さっきまでそんなに揺れてなかったぞ!」

 

「まさか鯨じゃねーだろうな!?」

 

「バカ言うな!こんな街近くに鯨は来るわけねーだろ!おい西田!レーダーに反応は!?」

 

「そ、それがありません!!」

 

 突如激しい揺れが起きた事で船上で混乱する男達だが、少しすればすぐに収まった…

 

「ゆ、揺れが収まったぞ!!」

 

「なんだったんだ今のは……?」

 

 激しい揺れが無くなったが、それでもまだ疑問を抱く漁船に乗る男達。だが、彼らは知らない……

 

「や、やっぱり……鯨なんじゃ…」

 

 それは、鯨でも他の生き物ではなく………

 

 

 

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ………

 

 

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()を………

 

 

 

 

 

 

 

 

〜東京湾にほど近い、廃工場〜

 

 

 

 

「先程、クルミの情報通りなら、ここの地下室ですね千束。」

 

「うん、そうだね。」

 

 

 

 DAにより依頼され、リコリコに課された任務。その内容は、この廃工場を拠点とする麻薬密売組織の制圧及び、組織グループの捕縛である。

 

 今回も、千束とたきなのコンビで任務へ向かっていた。クルミのハッキング能力により工場内の全ての送電と回線を遮断し、1階を警備していたグループ制圧。そして、残っているグループが潜伏していると思しき地下に向かう途中、千束はこの場所の雰囲気とは全く似合っていない、女子高生らしい会話を始めた。

 

「そういえばたきな〜蒼夜君の事をどう思う〜?」

 

「……蒼夜さん…ですか?」

 

「そうそう!蒼夜君がリコリコに入ってから一週間なんだけどさ〜たきなから見てどうかな〜と思って。」

 

「……正直に言って……彼は、普通のどこにでもいる一般人ですね……まぁ、口数は少ないですが…」

 

「あー、まぁ言われてみれば、そうだよね〜」

 

 暁月蒼夜の事について会話している二人はまだ敵は残っていないか、慎重に確認しながら話す。物音も聞こえず、今のところは安全のようである。

 

「………ですが……」

 

「ん?」

 

 工場の地下に続く階段室を前にして、物陰に隠れながら、様子を窺う。

 

「いい人です、蒼夜さんは……本当に……」

 

 恥ずかしそうに、少し頬を赤くするたきな。

 

「……え〜なになに〜たきなさ〜ん?もしかして、蒼夜君に興味あるの〜」

 

「ち、違います…そういう千束はどうなんですか?」

 

「え、私?……う〜んなんて言うんだろうな〜〜」

 

 なんて言葉にすればいいのかを考えながら、千束はたきなと共に少しづつ階段の入り口へと近づく。なるべく音は立てず、鞄から閃光弾を取り出す。

 

「……まぁ〜たきなと同じかな〜蒼夜君、本当にいい人だし。」

 

「………一応分っていると思いますけど、蒼夜さんは私達の本来(リコリス)の存在はまだ知っていませんよ。」

 

「え?……あ、あぁ〜そうだね〜」

 

「それに……バレるのは時間の問題だと思いますけど……」

 

「そ、そうなんだけど〜」

 

 ついさっきまでハキハキと喋っていたはずの千束が、歯切れが悪そうに言葉を切っていく。

 

「う〜ん……なんと言うか……放っておけなかったんだよね〜それに……居てくれた方が、私にとって嬉しいというか……なんというか………」

 

 ────嬉しいだと?

 

 聞き慣れない単語を耳にしたたきな。よく見ると、千束も少し頬を赤くしたり、何故か楽しそうに語る表情。

 

「………それだけなのですか……てっきりもっと別のかと………」

 

「え……な、何が?」

 

「その……蒼夜さんの事が…あ、()()……とか……」

 

 自分が言った言葉なのに、なぜか恥ずかしそうになり、更に頬を赤くするたきな。

 

「あれ?ーーーハッ!ち、違う違う!そんなんじゃなくってぇ……あ〜もう!」

 

 

 何かを察した千束は、閃光弾のピンを抜き、思いっきりドアを開けて投げ込む。

 

 

 

 

キーン!!!

 

 

 

 直後、閃光が散る

 

 

 

「うぁ、な、なんだ!?」

 

「クソ!前が見えねー!?」

 

 

 すると、下の方から悲鳴と転げ落ちる音が聞こえ、階段を駆け下りる千束と遅れないようについて行くたきな。

 

「そ、そう言うたきなはどうなの!?蒼夜君の……あ、()()なんじゃないの!?」

 

「……は、はぁ!?どうしてそうなるのですか!?」

 

「クソ…目がm…ぐへ!?」

 

「なんだk……ぐほ!?」

 

 閃光弾で一時的に視界を曇らせたグループの一、二人を千束の非殺傷弾で撃ち込み、気絶させるレベルで無効化する。

 

「だって!一緒に働いていた時、なんかたきな嬉しそうだったじゃん!」

 

「おい!いたz……BAN!……ヒッ!?」

 

 二人の前から現れたもう一人のグループ仲間がアサルトライフルで反撃しようとした直後、たきながライフルのグリップ部分を狙い撃ち、敵対組織達の手から強制に離れさせる。その隙、ワイヤーで拘束する。

 

「ち、違います!!そう言う千束も同じでは!蒼夜さんと働いていた時、千束も嬉しそうな表情出てましたよ!!」

 

「し、してないよ〜!」

 

 

 BAN! BAN!

 

 

 敵を無効化し、ワイヤーで拘束する。そんな繰り返しをしながら、何故か女子高生らしい言い争いをする二人。

 

 やがて、最後の敵一人を拘束し、廊下を抜け地下の最奥部の前へとたどり着く。

 

「大体!千束こそーーー」

 

「なんだと〜このやろ〜〜ーーー」

 

 しかし、未だに言い争っているリコリスの二人……そんな時……

 

 

 

 

『ゴラアァァァァ!いい加減にせんかぁ〜〜〜任務中に女子高生らしい恋愛会話してんじゃねーぞ!この馬鹿女子どもがぁ!!!』

 

 

 

 彼女達の耳に装着してあるインカムからミズキの怒鳴り声が入る。実は、彼女達の会話は通信越しにミズキとミカ、そしてクルミにも聞こえていた。ちなみにミズキは、車に乗り彼女達の脱出経路の為、別の場所で待機している。

 

 

『いや、ただ羨ましがっているだろお前?』

 

『黙らっしゃいこのクソガキが!』

 

 

 珍しくミズキに対してツッコミを入れるクルミであった。

 

 

 

 

 

★★★

 

 

 

 その後、一旦女子会話を止めた彼女達は、任務に集中した。結果としては、全ての敵を無力化することに成功。だが結局、予測していた敵の数が多すぎた為、千束とたきなの二人は弾切れ寸前で重傷を負わせ、何とか制圧。

 

 更に地下には大量の商品が保管されていた。しかし、肝心の組織リーダーはどこにもおらず。恐らく逃げられたようだ。

 

「千束、この通気口……恐らくここから逃げたのでは?」

 

「え〜うっそ〜〜ハリウッド映画の名シーンかい!あぁ〜映画を観る時間が~〜」

 

「……はぁ……」

 

 悔しそうに言う千束に呆れるたきなは軽くため息を吐く。“こんな時まで映画ですか……”といわんばかりの顔である。

 

『残念ながら、残業確定だなお前達。とりあえず、上の階に戻って……いや待った』

 

 

 ドローンを使い、現場のオペレートしていたクルミから突然静止の指示を送る。

 

 

『………まずいな…』

 

「クルミ?」

 

『この工場、すぐそば海だろ?武装船が乗り付けてきたぞ』

 

「え!?」

 

「まさか、増援!?」

 

 こちらに向かってくる武装船……恐らく、増援を呼んだのは逃げたリーダーの仕業なのかも知れない。だが、彼女達が持つ弾丸はもう残りわずか。

 

 

 

 

 ドーーーーン!!!

 

 ドドドドドドドド!!!!

 

 

 

 

 そして突如、上の階から破裂音や機関銃音などが鳴り響く。

 

 

『おいおい、あいつらまじか……めちゃくちゃお前達に向かって撃ってくるぞ!無人航空機に無人車両……武装船まであるぞ!しかもコイツら全部、()()()()だ!』

 

「うっわ、超最悪じゃん……てかちょっと待って!ここにいる人達も!?」

 

「…っ!恐らく……ここを跡形も無く破壊するでしょう……例えここにまだ仲間がいたとしても……」

 

「えぇ〜何それ超ひどいじゃん!たきな!」

 

「はい!急ぎましょう!」

 

 

 急いで地上へ戻り、現場からすぐに撤退しよう走り出す二人。相手が軍事兵器、しかも無人機を大量に使用しているのなら、いくらファーストである千束でも苦戦すると思うし、相手にはならないだろう。

 

 急いで地上へ向かったその直後、階段方面から轟音と土煙が上がっている。二人は、ちらっと隙間から外の様子を確認する。そこには小型ミサイルを武装している無人航空機が上空に飛び回ったり、地上には降りた無人軍事車両があっちこっちと動き回っている。しかも海には武装船が見え、その数は3隻もある事が確認できた。どれも全て、軍隊物である。

 

 

「……どぉーする…これ?」

 

「……ど、どぉーしましょ?」

 

 

 顔を見合わせる二人。こうなっては外へ出る事も難しいだろう。かといって、このままここにいては、いずれこの廃工場の下敷きになってしまう可能性が高い。そう思ったその時、インカムにミカからの通信が入る。

 

『二人とも!無事か!?』

 

「おお、先生ナイスタイミング!て、これが無事なわけないでしょ〜!」

 

「クルミ!他に出口は!?」

 

『待ってろ!今見つk……お、おい!なんだあれh………ザーーーーーーーー』

 

 ーーとその時、クルミが何かを驚いたかのような声を上げると同時に突如通信が途絶えてしまった。

 

「あれ?……もしもしクルミ!」

 

「店長……ミズキさん!?……ダメです千束!通信が…」

 

 インカムからの通信が途絶えてしまい、ミカ達の声が聞こえなくなってしまったその時……

 

 

 

《bgm:サンダーボルト、メイン・テーマソング》

 

 

 

 

 

「「………え?」」

 

 

 突然、インカムから音楽…ジャズ曲が流れ始めた。

 

 

「え……な、なんですかこれ?」

 

「わっかんないけど〜でも〜なんか先生が好きそうな音楽だね〜」

 

「あぁ〜確かに……て!!そんな事言っている場合ですか!」

 

 突然インカムから流れ出し始めた音楽に戸惑いを隠せない彼女達。

 

 

 

 

 

BooooooooooM!!!!!

 

 

 

 

 

「「…っ!?」」

 

 

 

 その直後、少し遠くから何かが爆発したかのような音が響く。それもさっきより音が大きく。やがて先ほどまで鳴り響いていた銃声がいつの間にか徐々に減っており、途端に静まり返る工場内に更に戸惑う千束とたきな。

 

「い、いったい何が…!」

 

「……落ち着いてたきな。たぶんだけど、向こうで何か起きているかも……」

 

 身構える彼女をなだめる千束……すると突如、天井が崩れる音が聞こえた。

 

 

「!?こ、今度は一体……」

 

「分からない……だけど何かが……て!た、たたたきな!」

 

「ど、どうしたのですか千束!?」

 

「あ、あれ!!」

 

 

 そう言って何かを見つけたのか、慌てて天井に向けて指をさす千束。それを聞いたたきなが振り向くと、そこには()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「え、え、えぇ〜〜〜!?」

 

 

 それを見たたきなも驚きを隠せなかった。突如天井から、赤い瞳……()()()()を左右上下へと動かし、個性を持った形の身体をしている二体の巨大ロボットが彼女達を覗いていた。

 

 

 

 

 

 

 

★★★

 

 

「な……なんなんだ……あれは一体何なんだ!!」

 

 場所は変わって、そこは東京湾に浮いている3隻の内、1隻だけ全長が大きい武装船。

 

 そしてその操縦室にて、聞き慣れない中年の男の罵声が響き渡る。後れて、この船にも乗っている他のグループの肩がわずかに竦む。

 

 この男こそ、麻薬密売組織のリーダーであるのだった。

 

「わ……わからねぇ……」

 

 リーダーの罵声を向けられている仲間の一人は、険しい顔で答えた。

 

「だ、だけど……レーダーに反応は無かったぞ!」

 

「なに!?そんな馬鹿な!!」

 

 突然拠点だった廃工場に何者かが侵入してきてきたと報告が耳に入り、急いで廃工場から脱出した。そしてやむおえまいと武装兵器を使い、工場丸ごと侵入者の下敷きにしようと考えた。

 

 だがその直後、突如海面から現れた異形の身体を持つ謎の巨大ロボット集団が海面から浮上し、多数の無人機を破壊し始めた。近くにいたはずなのに、なぜかレーダー探知機には反応が無かった。上空から飛んでいる無人航空機の映像を確認すると、巨大ロボ……水陸両用MS達は、無人機が放つ弾丸を受けてはいるが、傷どころか、穴一つも見当たらなかった。

 

 

 

MSM-03 ゴッグ

 

MSM-03C ハイゴッグ

 

MSM-04 アッガイ

 

MSM-04G ジュアッグ

 

MSM-07 ズゴック

 

MSM-08 ゾゴック

 

MSM-10 ゾック

 

AMX-109 カプール

 

 

 

 

 向かってくる無人車両機を、素早く爪で攻撃するゴッグとズゴック。

 

 その他、アッガイ、ジュアッグ、ゾック、そしてカプールの五機も、105mmバルカン砲やランチャー、メガ粒子砲などを放ち、敵対する無人機を次々へと撃墜する様子も確認できた。

 

 一方、廃工場内に取り残されてしまった兵達は、ハイゴッグとゾゴックによって工場の外へ運ばれている。

 

 

「クソ!なんなんだアイツらは!?……というか……このクソ音楽はなんなんだ!?一体どこから流れているんだ!?」

 

 

《〜♩〜♪〜》

 

 

「わ、分かんねぇ!?さっきから消そうとしても全然消えません!」

 

「向こうからの通信もできねぇ!ボス!どうすれば!?」

 

 突然、他の船に乗っている仲間との連絡が途絶え、代わりにジャズ曲が突然流れ始めた。しかも、通信の電源を切っても、ずっと流れ続けている。

 

「もういい!残っている無人航空機を出し手動操縦に変えろ!それと、武装を対戦車ミサイルに切り替えろ!」

 

「い、イエッサ!!」

 

 急いで仲間に指示を出し、残っている無人航空機を全て出動させると同時に対戦車ミサイルを発射するよう命じた。本来なら使う必要はないと思っていたが、相手があれでば最早使わざるを得ないと感じたのだろう。

 

「おい!こっちは準備完了だ!」

 

「見てろデカブツ!目に物を見せてやるぞ!」

 

 自動操縦から手動操縦に変え、発射位置の配置に着いた複数の航空無人機。

 

「た、ターゲット!ロックオン!」

 

「よっし!今だ!うt……」

 

 

 

 

 

 

 

ババババババババ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

「「「「………へぇ?」」」」

 

 

 

 

 ーーー今、なにが起きたのだ……

 

 

 

 

 

 突然の事で組織グループは戸惑う。突如海水から何かが放たれ、あれだけあった筈の無人航空機に命中されてしまい、破壊されてしまった。

 

 

ーーーその時…

 

 

「ぼ、ボス!また海から何かが……て!な、なんだありゃ!?」

 

「…っ!?今度はなんd……は?」

 

 

 先程のMS達と同じく、水中から飛び出し、地上に着陸する新たな機体。しかも、これまでと違く、今度はちゃんとした人型であり、白、黄色、そして黒の3色が重ねたカラーリングのMS。

 

 腰部に装着してある特徴的なユニットや、左腕に装備してある大型シールド。右手には大型アサルトライフルも装備してある。

 

 そして、額には『V』の文字が……

 

 

 

 

 

 

RX-78AL アトラスガンダム

 

 

 

 

 

「ーーーーな、何をしている!アイツも敵だ!早く撃て!!!」

 

「…っ!?い、イエッサー!」

 

 つい見惚れてしまった仲間の一人をボスの怒鳴り声で覚まし、残っている無人機のミサイルで一斉発射する。

 

 

 

 

ーーーだがその直後……

 

 

 

 

 突然やってきた謎のMS……アトラスガンダムは、右手に武装してあるアサルトライフルから3本柱の長型銃・()()()()()を装備し、多数の無人機に向け……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッキューーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 雷撃音と共に発射され、全ての無人機が吹き飛ばされてしまい、()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

「「「「………は?」」」」

 

 

 

 

 

 そんなあり得ない光景を見た組織グループは思考停止になり、思わず間抜けな声を漏れてしまった……

 

 

 

 

レールガン

 

 

 アトラスガンダム専用の武装レールガンであり、機体の全高に匹敵するサイズの大型火器だが、本機のパワーであれば片手で軽々と扱うことが可能。火薬を用いる一般的な実体弾火器よりも遥かに高速度の初速を得られる点が特徴で、3本の給電レールによる電磁誘導で実体弾を加速・発射する。そしてその威力は、長距離からなら現代の戦車どころか、重装甲のMSをたったの一撃で撃破できる事も可能である。

 

 

 

 

 

「な……なんなんだ………なんなんだアイツは!?」

 

 

 

 そんな時、ボスは思わず声を荒げ、アトラスガンダムに向かって叫ぶ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「暁月蒼夜()()、アトラスガンダム、着任しました」

 

 

 

 

 

 

 

「……あ〜〜これ、マジで言いたかったやつ〜〜」

 

 

 ーーーと、アトラスガンダムのコックピット内で、どこかの()()()()()()()()()()のモノマネをした蒼夜。そして、一応彼は少尉では無い。

 

 

 

 

★★★

 

 

 

 時が遡る事、数分前……

 

 

 

 

『水中訓練、終了!水中訓練、終了!』

 

「フゥゥ……だいぶ水中にも慣れてきたな僕……」

 

 

 東京湾や相模湾より少し遠い海中で、アトラスガンダムを操縦する蒼夜。そして彼の目の周りには、ズゴックやアッガイなど、ジオン系の水陸両用MS達が近づいてくる。

 

 実は彼、先日の上空訓練で世界中に注目されてしまったため、しばらく外では訓練しないことにした。だが、海の中ならバレてしまう心配はないだろうと考え、つい最近まで完成したアトラスガンダムの水中訓練を行なっていた。

 

東京湾にほど近い、廃工場 ただ水中で動き回るだけでなく、以前の訓練と同じよう、戦闘訓練も行なっていた。それが目の前にいるジオン系の水陸両用のMS達であり、もちろん操縦しているのはハロ達である。

 

 それにここは海の中。流石に前回のように他の人々に目撃される心配はないだろうと思った蒼夜………その時…… 

 

 

「さて……そろそろ基地にもd…『報告!報告!』…うぉい!?どうしたのハロ!?」

 

『東京湾二近イ廃工場ニテ、武装船ヲ確認!場所ハ、1時ノ方向!』

 

「ぶ、武装船……マジか……」

 

『マジ!マジ!』

 

 何か嫌な予感をした蒼夜は、コックピットのモニターで1時の方向に向き変わり、映像を拡大する。そこには、多数の陸上や飛行用などの無人機を使って廃工場に向け、攻撃し続ける様子が見える。

 

 更に、他のハロ達が追加で現場を解析すると、武装船に乗っているグループの正体は麻薬を密売する犯罪組織であることも報告する。

 

「麻薬、犯罪組織……なんか映画みたいだな………でもなんで工場に向かって撃っているんだ?……ハロ、工場の中に人がいないのかを調べてくれ。」

 

『了解!了解!』

 

 通信越してハロ達に新たな指示を出し、廃工場の中に人がいないのかを解析させる。そして直後、すぐに解析は終了したのであった。

 

『解析完了!解析完了!』

 

「お、ありがとうハロ…………て!?錦木さんと井ノ上さん!?」

 

 解析を終えたハロは、蒼夜のモニター画面に載せる。廃工場内には、倒れている人々と、この場からどう抜け出そうと険しい表情を出している千束とたきな。そんな彼女達がなぜあんな所、と大きく驚く蒼夜。しかも、武装船の攻撃を受けられている状況。

 

「(な、なんであんな所にいるの!?……もしかしてリコリスと………いや、今は!)…ハロ!あっちの状況はどうなっているの!?」

 

『工場内二イル人ハ、現在無事デアル!』

 

『デモ!コノママデハ、アト5分クライデ、廃工場ハ崩壊。』

 

『中二イル人達ガ、潰レル可能性アリ!』

 

「……っ!」

 

 

 廃工場の下敷きに潰される可能性があると、ハロ達から聞いた蒼夜は、驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

『うん………私も、一緒に働けて楽しかった!』

 

『私も……楽しかったです…』

 

 

 

「……っ!」

 

 

 その時、昨日彼女達から聞いた言葉を思い出した蒼夜は、脳内に響いた…

 

 

 

『ソウヤ?ドウスルノ?』

 

「……………ふぅ……」

 

 一旦小さな息を吐き、蒼夜は指示を出す。

 

 

 

 

 

「水中訓練中止!これより、敵対組織の無効化と工場に残っている人達を外へ脱出!もちろん君達……()()()()()()の力を見せつけてやれ!」

 

 

『『『了解!了解!』』』

 

 

 ハロ達に再び新たな指示を出した蒼夜は、2基のサブレッグのブースター (もしくはスラスター)を全速力で目的地の方へ向かう。そんな彼をジオン水泳部も、後を追う……

 

 

 

 

 

 

「ジャズが聞こえたら、僕が来た合図だ…」

 

 

 

 

 ーーーと、蒼夜は向かっている最中にジャズ曲を流す……()()()()()()()()()()()()……

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★

 

 

 これまでになかった相手に苦戦する組織グループ。こっちからの反撃を繰り返しても、全く効いていないようにも見える。

 

「ええぃ!あいつら!いきなり水中から好き勝手に!」

 

「ぼ、ボス!大変だぁ!船のアイツら捕まってしまった!」

 

 音信不通だった兵達の武装船が捕まってしまったと部下である一人の声が響き渡ったことで、組織のだれもが耳を疑い、動きを止めてしまう。

 

「(な、なにぃぃぃぃぃぃ?!)」

 

 ボスは内心で叫び、急いで外の状況を確認する。

 

 そこには、いつの間にか海面に頭を出していたジオン水泳部は、2隻の武装船をワイヤーなどを放ち、見事に捕獲。それからその2隻を強制的に地上の元へ連れてかれ、船の中にいた仲間達は全員外へ追い出された。

 

「お、おいどうするんだ!?」

 

「助けに行くか……」

 

「バカ、よく見ろ!もうこっちの武器は残り僅かだぞ!」

 

「だが────」

 

 操縦室にいた仲間達が困惑する間、ボスである男の髪の毛は、数本パラパラと抜け落ちて宙を舞う。

 

「(な、なぜだ……なぜこうなったのだ!?)」

 

 さっきまでの戦力の状態はこちらが有利だった。しかし、今となっては形勢逆転。もはや、勝敗は見えていた。

 

「ボスどうすればいいんだ!?」

 

「「「「ボス────!」」」」

 

「────む、むぅ……」

 

 操縦室にいた兵達や部下のほとんどがボスの指示を請う。

 

「そ、そうだ!無人機は「もう全部使っちまったよ!」……クソ!」」

 

「な、なぁ…俺達が降参すれば、命だけでも助けてくれるんじゃ…」

 

「バカが!そんなわけねーだろ!!」

 

「ひ、ヒィッ!す、すんません!」

 

「えええいもういい!ここから撤退だ!脱出用の潜水艦を用意しろ!」

 

「て、撤退ってどこ────?」

 

「────場所は中国か台湾!アイツらと連絡が取れん以上、もう既に捕まっていると見ていい!」

 

 

 

 

 

 

「ハロ!船にいた人達は?」

 

『死亡者ゼロ!死亡者ゼロ!』

 

「そうか……後は、あそこに残っている船だけだな…」

 

 組織のボスが乗っていた武装船以外、全てに無人機を破壊し、組織仲間だと思われる者達を次々へと拘束する。後は、1隻の船を捕獲するだけだったその時…

 

『報告!報告!現在、武装船二乗ッテイル人ハ、潜水艦デ脱出ヲ確認!』

 

「あれ?じゃ〜あの船は…」

 

『遠隔操作二変更サレタ!』

 

「あ〜〜やっぱりな……じゃ、もう壊していいってことだよね?」

 

『正解!正解!』

 

「よっし……ならちょっと行ってくる!」

 

 そう言い、一旦レールガンとブレードシールドを捨て、腰部に可動アームを介して接続されてある2基のサブレッグをスキー板のように脚部に装着し、最大出力で武装船に向かって飛びかかる。

 

 向かってくるアトラスガンダムに武装船は、載せている武装の全てを使い攻撃してくるが、そんな攻撃を軽く避けながら、止まらず向かってくるアトラスガンダム。その隙に、両肩部に収納されてあるビームサーベルと取り出し、サーベルを展開。そして、徐々に船の先端に近づき……

 

 

 

 

 

 

 

ビィィィィィィ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 武装船を一刀両断に真っ二つに破り、炎を上げながらゆっくりと沈んでいってしまった。そして、船を撃墜した事を確認した蒼夜は、もう一つに指示を送る。

 

 

 

「ふぅ………後は、脱出した潜水艦だけか……ハロ、()()()()()()。」

 

『了解!了解!』

 

 

 

★★★

 

 

 

 一方、なんとか潜水艦で脱出した組織グループは、先程の戦いでアッサリと撃墜されてしまった武装船を見て愕然とする。

 

「ば……バカな……たった1分で撃墜だと……」

 

「ボス…俺達、これからどうすれば……」

 

「……今は、中国か台湾へ向かうぞ…(クソ、なぜだ!? なぜこうも簡単に……まさか、あれが()()が言っていたリコリスなのか? いや、あり得ん……そもそもあのような兵器も持っているなんて一つも聞いてないぞ!?……ならば────)」

 

 

 

 

 

 

ドン!!!

 

 

 

 

 

「────ヒィ?!」

 

 ーー突然、前方に何かにぶつけたかのような揺れが起き、ボスは思わず素っ頓狂な声を出してしまう。そしてその直後、潜水艦の機体が揺れ始めた。

 

「お、おい!何が起きている!?」

 

「わかりません!レーダーに反応もありません!」

 

「ぼ、ボス!大変だ!!」

 

「ーーこ、今度はなんだ!?」

 

「この潜水艦……ぜ、全然前へ進まねぇ!ーーというか、全然動かねぇ!」

 

「……はぁ!?」

 

 

 ゴゴゴゴゴゴ………

 

 

 

「(ーーな、なんだこれ!?動きが早くなってーーー)」

 

 

 激しい揺れが収まらず、それは、まるで何かに捕まってしまい、潜水艦ごと押し連れて行かれているような感じであった。艦内の浮遊感が体を襲ったと思えば、徐々にジェットコースターのように速度が段々と上がっていくことに実感が追いつく。

 

 

 

「「「「ほぎゃあああああぁぁぁ!!!???」」」」

 

 

 

 目の前が真っ白になって気を失いそうになる部下達の叫び声と共に、ボス自身も気が遠くなるくらい叫んでいた。

 

 

 

 

★★★

 

 

「お〜、派手にやったなー…」

 

「………そうですね……」

 

 千束の言葉を聞き、たきなは改めて周りを見渡す。さっきまでいた工場はその姿を大きく変え、もはや原形をとどめていない。武装船や無人機によっていたるところが穴だらけになり、強度の足らなくなった柱が折れ、そこから天井が崩れ落ちている。

 

 だが、先程の二体の巨大ロボ、ハイゴッグとゾゴックによって助けられ、制圧した麻薬組織の雇われ兵達も救助した。

 

 そして、先程地上へ無理やり連れ出された武装船に乗っていた兵達も無事であり、中にはジオン水泳部達の力に恐れていたのか、素直に降伏した。その隙に、千束とたきなは一応念の為にワイヤーで拘束したのであった。

 

「ですが……あともう一つの武装船を完全に破壊しましたよね…」

 

「う〜ん多分だけど……潜水艦で逃げちゃったかも。」

 

「え!?どうして…」

 

「あんだけ爆発したのにさ、全然血とか出なかったじゃん。ほら!映画の緊急脱出シーンとかで……」

 

「(………ここでも映画なんですか……)」

 

 なぜ潜水艦で逃げたのかと解説する千束だが、ほとんど映画ネタである。そんな彼女に呆れ、軽くため息を吐くたきな。

 

 

 

 

 

ーーーーその時……

 

 

 

 

 

 

ザッパァーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

「「ーーーーーえ?」」

 

 

 

 

 

 海中から何かが飛び出たのような音が聞こえ、恐る恐る視線を向ける千束とたきな.......そこには……

 

 

 

「「ーーーーー」」

 

 

 あまりにも驚きすぐて言葉も出ない二人。二人の前に姿を現した。それは他の巨大ロボと違って、全長を超えている赤い驚異的な機体。そして、両腕には先程千束が言ってた通り、麻薬密売組織のメンバーが乗っているだろう潜水艦を軽々と持ち上げている。

 

「ち……千束!な、ななななんなんですかあれ!?」

 

「わ、わかんないよ!何あれ!?モ◯ハンの新しいモンスターですかぁ!?」

 

 千束とたきなから見れば、巨大な生き物に見間違えても仕方がないだろう。だが、生き物でもなく、局地専用兵器モビルアーマー(通称:MA)である。

 

 

 

 

AMA-X7 シャンブロ

 

 

 

 

 

 

 ードン!

 

 

 

 

「「…っ!?」」

 

 持ち上げた潜水艦を自分達の前に置くシャンブロの行動に対し、少し驚く千束とたきな。そしてその隣に近づいてきたズゴックは、爪を使って潜水艦の装甲を簡単に剥ぎ取る。作業を終えたズゴックは離れ、二人は恐る恐る潜水艦の中を覗くと……

 

 

 

 

「「「「ーーーー」」」」チーーーン

 

 

 

 

「………気絶してますね……」

 

「あちゃ〜〜本当だね……」

 

 潜水艦の中にいた組織のボスとその他の部下達は、白目を剥いて倒れ込んでいる。そんな彼女達は視線を変えると、目的を果たしたのか、ジオン水泳部は次々と海中に入り遠くへ泳ぎ去っていった…

 

 

 そして、地上に残ったアトラスガンダムも海中に入ろうとした時……

 

 

 

「待って!」

 

 

 ーーと突然、千束に呼び止められる。そんな彼女の声が届いたのは、少し後ろを振り向くアトラスガンダム。

 

 

「もしかして……乗っているのはカボチャ君だよね!?……あの時!まだ言ってなかったけど…街の人達を助けてくれて、ありがとーーーーーー!!」

 

 

 あの時とは、恐らく先日で起きた大事件……東京の街の事だろう。それを思い出した千束はアトラスガンダムに向けて感謝の言葉を言うが、結局アトラスガンダムは何も答えないまま、すぐに振り返り泳ぎ去って行った……

 

 

「ーーーーあっ……行っちゃったね……」

 

「……でも良かったじゃないですか千束……ちゃんとお礼が言えて…」

 

「ーーーうん!……でも、あんなでっかいのも出てくるなんて、正直びっくりしちゃったよー」

 

 “さ、私たちも仕事仕事!”そう言ってインカムを付け直す千束。確かに、自分達は任務の途中だった。気絶している組織グループの拘束と、ミカ達に連絡しなければならない。それに、また新たな巨大人型兵器が現れたことも報告しなければならない。

 

「………まだ、色々とやらなきゃいけない仕事が増えちゃいましたね。」

 

「そうだね〜〜…でもさ!気持ちを切り替えて!残りの仕事も片付けましょう!」

 

 そう言って肩をたたく千束。そしてたきなも、頬をぱちんと両手で挟み込む。その時、クラクション音が聞こえ、振り返ると車で迎えに来たミズキが見えた。

 

「………はい!!」

 

 そんな二人は、車の方へ向かって行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがと………か……な、なんか恥ずいな………」

 

 

 

 

 

 

★★★

 

 

 

「クルミ、あの後他に残った組織の仲間は?」

 

「ドローンで確認したが、今のところ残っている仲間はいないな。」

 

 休暇日、喫茶リコリコの店内の押し入れの前で、仄暗い空間で青白く展開されたモニターに映っているのは、先程の廃工場の出来事であった。

 

 廃工事現場に至るまでの一連の流れを、クルミが送ったそのドローンは鮮明に映っていた。そこに映るアトラスガンダムとジオン水泳部の戦闘や、大型MA…シャンブロを確認する。それを見て、クルミは感嘆の息を漏らした。

 

「………すごいな……まさか水中機能までもあるのか……それにあの赤いやつはなんなんだ!?……あの大きさでまでも造られるとは……想像できなかったな………」

 

「……あぁ……これは、楠木に山ほど報告する必要あるな……」

 

「それにあの巨大人型が持つ武器……まさかレールガンなのか!?……SF世界で最も惚れそうな武器だぜ!」

 

 面白い、更に興味が湧いてきた。その光景を目の当たりにしてなくても、この映像を見てれば驚きを隠せない。それに、陸、空の次は水中までも戦闘できるという恐ろしい技術力の差だ。そんなクルミは、思わず声を漏らした。

 

「コイツはまさに────いわゆる“才能”て奴かもな……」

 

「……っ」

 

 その一言に、ミカがピクリと反応する。そんな彼の様子をクルミはチラッと彼の様子を見上げながら、ミカはふと思った事を口にしてみた。

 

「クルミ…この巨大兵器は()()()()()()()()()()()()は?」

 

「……残念ながらまだ分からん。だがもしこれがアランではなかったとしたら、案外コイツらを造った開発者の才能を認めれるんじゃないか?まぁ、こんだけの技術力なら、支援する必要があるかだがな。」

 

「……さぁ、どうだろうな……」

 

「……?」

 

 冗談半分で告げたクルミ。それなのにミカはまるで、何か心当たりがあるかのような反応を見せてた。

 

 

 

 

 

 

「(……()()()、この存在をお前が知ったらどうする……)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜おまけ〜

 

 

 

「そう言えばたきな、あの人型ロボット以外にもまだ他にいろんな種類がいるんだね。しかも目は一つだけだったし!もうあれじゃん、ほら!モンス◯ーズ・イ◯クのマ◯クみたいだったな!」

 

「……いや、なんでディ◯ニーなんですか……それにあの茶色のロボット……」

 

「ん?」

 

「………か…可愛い……です……」

 

「……………え?」

 

 

 ※ 速報:この時、たきなはアッガイの事を気に入ったそうである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜本編登場MSオリジナル部隊(その2)〜

 

 

 

 〜ジオン水泳部〜

 

 

 「機動戦士ガンダム」およびその派生作品に登場した、ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツの総称。水中という特異な環境での戦闘を想定し、海洋生物を思わせるデザインを持つMS(MAのシャンブロ)。

 

 本来なら、“ジオン水陸部隊”と名づけるはずだったが、これに関して蒼夜は“名前がややこしいから、水泳部に決定!“と部隊名を変更したのであった。そしてこのような決定となったMS水陸部隊…通称、現代の世界にジオン水泳部が誕生したのであった。

 

 

 

 

 

 







ジオン『俺たち、ジオン水泳部!!!』

アトラス「一応俺、ジオンの技術も造られてんだけど……連邦側なんだよな……」


 大変お待たせしました!! 今回、ジオン水泳部とアトラスガンダムの登場回でございます!正直に言って水中戦を書くのに、マジで難しいかった……


それでは次回、投稿先は少し延びますが、よろしくお願いします!

アッガイが可愛いと思う人〜

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