ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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ソラちゃんが可愛すぎたので、書きました。
後ダブル主人公です!


01 ソラとノアの始まり

気が付くと雨が降っていた。冷たい雨が体温を奪っていく。あぁこのまま俺は死ぬのか……まぁ仕方ないか。俺が弱いから…………

 

「…………ですか?」

 

声?何だ?誰の声だ?

 

「大丈夫ですか?直ぐに手当てをします!」

 

青い髪の少女が優しく俺を抱き上げた。これが彼女との出会いであった。

 

「私はソラ・ハレワタールです!あなたは?」

 

「俺は……ノア」

 

 

 

 

 

 

数年後

 

「ちょいちょいちょーい! ちゃんと捕まってないと落ちるで! お嬢ちゃん!」

 

青い鶏のおじさんの上に立ちながら目の前に広がる青空の景色を見て興奮するソラ。

 

「怖くないんか?」

 

「これくらいの事を怖がっていたら、ヒーローは務まりません!」

 

「おじさん、大丈夫だよ。落ちても何とか出来るし」

 

「と言うか兄ちゃんは何とかできるって?」

 

「まぁ色々とな」

 

「それにヒーローって?」

 

「はい! 私……」

 

ソラが答えようとした瞬間、目の前にある国が見え始めた。彼処が…………

 

「あれが……」

 

「せや! スカイランドのお城や!」

 

俺とソラの目的地。空に浮かぶ街と大きな城。

 

「楽しみですね!ノア!」

 

「あんまりはしゃぐなよ」

 

「安心してください!気を付けます!」

 

笑顔で答えるけど、心配だ……

そんなことを思っていると城の方から突然煙が上がった。何だ?事件か?

 

「え、えらいこっちゃ!」

 

「すみません……スピード上げて下さい!」

 

「はあ!? まさか、くちばし突っ込む気かい!?」

 

「見て見ぬふりはできません……」

 

「たくっ……俺は先に行くぞ」

 

「はい!」

 

「ちょちょちょ!?兄ちゃん、先に行くって……」

 

俺は飛び下り……街へと向かった。

 

「な……あの兄ちゃん……何なんだ?」

 

「ヒーローです。そして私も……ヒーローの出番です!」

 

 

 

 

 

 

さて、何とか着地したけど……騒ぎの原因は……あそこで赤ん坊を抱えてるブタみたいな奴みたいだな。街中で止めるとなると被害が出るし……一旦街の外で待ち構えておくか

 

 

 

 

街の外で待ち構えているとソラが合流してきた。

 

「ノアもこっちに!」

 

「俺が変に暴れれば被害が出るからな」

 

「流石です!ノア!ちゃんと考えているんですね!」

 

「お前が教えてくれたことだろう。ほら、来たぞ」

 

こっちに向かってくるブタみたいな奴。ソラは走る体勢になり……

 

「お前もふっ飛ばしてやるのねん!」

 

吹っ飛ばすか……確かに普通に止めようとすれば吹き飛ばされそうだな。

 

「よーい……ドン!」

 

ソラと一緒に駆け出し、悪人とぶつかる寸前に

 

「馬跳び!」

 

ソラは馬跳びをして、悪人を飛び越え、更に頭に蹴りを入れ、俺はぶつかる寸前に身を屈めて足を引っ掻けると、悪人は思いきり転がっていく。

 

「赤ん坊は?」

 

「無事です!」

 

ソラは優しく赤ん坊を抱き抱えていた。うん、大丈夫みたいだな。

 

「いたたっ、お前ら! 誰なのねん!?」

 

何だ。誘拐に失敗して逃げると思っていたらまだいたのか。

 

「私はソラ! ソラ・ハレワタールです!」

 

「俺はノアだ」

 

「ソラ! ノア!お前らの名は憶えたのねん!なぜなら、お前らの墓石に刻む名前が必要だからなのねん!」

 

お尻をこっちに向けて……まさか……

 

「ウェルカムトゥヘブン!」

 

悪人は思いきり屁をこいて、俺たちの視界と嗅覚を奪った。

 

「くっさ! 何食べると、こんなに臭うんですか!」

 

「下品だけどかなり有効な戦術だな……」

 

少しして臭い屁が晴れるとソラの手から赤ん坊が消えていた。

 

「ソラ!」

 

「はっ!?しまった!」

 

「いずれ必ずお返しにいくのねん! 今日のところは、さよオナラ!」

 

悪人は黒い穴へと入っていく。逃げられてしまったけど……

 

「こ、この穴は……」

 

ソラは覚悟を決めた顔をしていた。そうだろうな。ここで諦めるなんて出来ないだろうな。だからこそ俺はあえて……

 

「諦める気は?」

 

「ありません!」

 

「だろうな」

 

ソラと俺は共に穴の中へと飛び込むのであった。

 

 

 

 

大きな岩が浮かぶ空間。その先にさっきの悪人を見つけた。

 

「待ちなさい! ヒーローは、泣いている子供を絶対に見捨てない!」

 

「ま、まさか、ここまで追ってくるとは……さては、お前もこの子の力がほしいのねん?」

 

力?あの赤ん坊に何か秘密の力でもあるのか?

 

「力? あ……前、危ないです!」

 

「あ? 前?」

 

悪人は岩とぶつかり、何処かへと消えていく。解放された赤ん坊に向かってソラは手を差し伸べ……

 

「手を!」

 

赤ん坊を無事キャッチし、ソラは赤ん坊を落ち着かせるために優しく囁いた

 

「もう大丈夫です。パパとママのところに、お家に帰ろう」

 

「帰るにしても先ずはこの空間から抜け出さないとな」

 

「そうですね……あ」

 

目の前に眩い光が広がった。もしかして……出口なのか?俺たちはそのまま光の中へと入っていくと…………

 

 

 

 

 

 

 

「はっ?」

 

気がついたら、空の上にいた。と言うかソラは?いないし、それに落ちて……

 

「まずいな……仕方ない。こんな空の上だから多分大丈夫だろう」

 

誰かに見られると騒ぎになりかねない。それほど俺の力は………………

 




因みにノアは一旦出番終了です
デパプリと頑張って平行して書いていかないと……
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