ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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100 プリキュアとは?

ノアside

 

夜の砂漠を歩いていくとあるものを見つけた。

 

「あれは……」

 

「線路だ!」

 

「列車に乗ることが出来ればあの城の近くまで行けるかもしれないな」

 

確かにそうかもしれないが……いや、そういう世界なのだと思えば気にはならないか……

ふとましろがあるものを見つめていることに気がついた

 

「ましろ、それは?」

 

「あ、これいつの間にかポケットに入ってて……」

 

水色の宝石……仄かにグーリの気配を感じるが……気のせいか?

 

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

プリムと合流し、一旦夕食を食べることになった。それにしても……食材探しをしていくうちに見つけたあの車は明らかに地球のもののような気がするが……似ているだけなのか?

まぁ変な憶測を言うのはやめておこう。ソラたちは鍋を楽しんでるし……

 

「プリム、どうかな?」

 

「まぁ……」

 

プリムは……まぁ出会ったばかりだからまだ馴染めてない感じがする。いや、ソラたちが直ぐに仲良くなったのがおかしいのか?

 

「何か気になることがあるのか?」

 

色々と考えていたからかなゆが声をかけてきた。

 

「いや、まだなんとも言えないから……」

 

「……違和感か?」

 

なゆも何か感じているのか?

 

「あぁ……ただまだ確証がない」

 

「僕もだよ」

 

お互いに違和感を感じているが、それが何を意味するのかは分からないでいる。一体なんなんだろうか?

僕ら二人が話している中、ソラはゆいたちに前にも会ったことがないかと訪ねていた、ゆいたちは特に思い当たらない様子だけど……

その時、プリムはソラたちにあることを聞いてきた

 

「僕も聞いていいかい?」

 

「はい?」

 

「プリキュアって何?」

 

「「「プリキュア?」」」

 

三人がプリムの突然の質問に悩んでいた。

 

「改めて聞かれると……プリキュアって何でしょう?」

 

「って言うかプリムもプリキュアでしょ?」

 

「あっ…つまりその……どうやってプリキュアになったのかなって」

 

あぁそういう意味だったのか……

プリキュアになった経緯についてまなつが先に答えた

 

「私は……いま一番これが大事って思ったからかな」

 

「あたしはブンドル団からレシピッピを助けたくて。ソラちゃんは?」

 

「私はもともとヒーローになりたかったので」

 

「ヒーロー?」

 

「はい、昔からヒーローの心得を書いた手帳を持ち歩いていまして……」

 

ソラは手帳を取り出し、みんなに見せた。改めて見ると本当に毎日書いているんだな

 

「日々書き足しているんです。大切な友達や仲間たちから教わることも多くて……」

 

そう言いながらあるページを開くとソラは俯いた。そのページにはプリズムの……

ましろ……大丈夫だよな?

 

「じゃあ、あたしたちもいいとこ見せられるように頑張るよ」

 

「え?」

 

「だってもう友達でしょ」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

ソラたち三人の絆が深まる中……一瞬殺気を感じた。殺気が感じた方を見るけど……そこにはプリムとコメコメのみだった。気のせい……?

 

「そう言えばさ、桜空たちは一緒に戦うようになったのは?」

 

まなつが突然そんなことを……いや、突然でもないか。

自然にそうなるか

 

「……大切な人を守りたいって思ったからかな」

 

あの時……死の淵でグーリの呼び掛けに応えた。ましろを守りたいって……グーリは僕の答えを気に入り力を貸してくれた。

 

「僕は……いきなり戦闘に巻き込まれたな……そんな中、ゆいたちを助けたいって思って……」

 

僕やなゆも誰かを助け、守るために戦っているのか……

 

 

 

 

 

フウside

 

夜、俺は見張りをしているとさあや、はるかが起きてきて少し話していると

 

「何か他にも忘れているような気がするんだよね」

 

「うん…なんだかとても大きなこと…でもちゃんと覚えていることもあるよ。例えば夢」

 

「私も覚えているよ」

 

「さあやちゃんの夢?」

 

「うん、お医者さんになりたいんだ」

 

「ステキ!」

 

夢か……俺には考えられないことだな。今は守りたいものを守るために…な

 

「プリンセスだってステキだと思う」

 

「どうしたらなれるのかまだよくわからないんだけどね」

 

「何でもできる。何でもなれる。友達の受け売りだけど」

 

「友達のことなら私も覚えてるよ」

 

するとことはがいつの間にか起き出していた。いや、ことはだけじゃなく、ツバサやミナト、陽斗もだ

 

「ごめん。起こしちゃった?」

 

「すみません。聞こえてしまいました」

 

「私!夢はまだ分からないけど、みらいたちのことは絶対に忘れない!みらいたちだって同じはずだよ!」

 

「僕の仲間たちだって絶対そうです」

 

「うん!早く会いたいな。みんなに」

 

「私たちの他にも誰かとはぐれた人がいるかもしれないね」

 

他にもか。確かにその可能性は捨てきれないな

するとことはが突然ペンを取り出し

 

「キュアップ・ラパパ!みんなが早く大切な人と会えますように!」

 

「その魔法。叶うといいな」

 

陽斗は笑顔でそう言う中…ミナトは

 

「……」

 

「何を気にしている?」

 

「いや、ただこういう時間もいいなと改めてな」

 

「当たり前だ。だからこそ」

 

「あぁ」

 

あの城を目指すしかないな。そう思っているとツバサが何かを見つめていた

 

「ツバサ、その宝石は?」

 

「あ、これは……気がついたら持っていたんです。この宝石……何だかアスさんを感じて」

 

アスを感じる?一体この宝石は……

 

 

 

 

 

 

 

ノアside

 

朝になり、俺たちは列車を追いかけていた。油断していたわけではないが……まさかこんな朝早くに来るとは……

 

「まって~」

 

「待ちなさいよ~」

 

俺、紫乃、リアム、拓海、イクス、あまね、ましろ、ローラ、プーカが列車に飛び乗るが、のどかだけが乗り遅れそうになっていた

 

「のどか!掴まって!」

 

のどかの体力では限界が近い。仕方ない!

 

「紫乃!拓海!リアム!イクス!俺がのどかを投げ飛ばすからしっかり受け止めろ!」

 

「いや、投げ飛ばすって……」

 

「マジでやるのかよ!」

 

俺ならなんとか行ける。それに着地してのどかを投げ飛ばしてから列車に追い付くことも……

列車から飛び降りようとした瞬間、列車のドアから何かが飛び出してのどかの手を掴んだ。それはウサギの妖精だった。のどかとローラの尾の間に入り、引っ張りあげて列車の中に入り込むことが出来た

 

「ラビリン!」

 

「のどか!」

 

のどかはラビリンとの再会を喜びあっていた。

 

「良かった」

 

「やっと会えたラビ!ずっと探してたラビ!」

 

「凄い偶然だな」

 

「まるで奇跡か魔法だよ」

 

「ラビリンにも会えたしらちゆちゃんたちにもきっと会えるよね!」

 

「もちろんラビ!きっとラビ!」

 

それにしても聞いてた感じ……ましろとラビリンは声が似ている。まぁ今はその事を言うべきではないと思っていると、プーカが何か慌てていた。首についているリボンと両手が緑に光だした。プーカは慌てて近くにあった座椅子に触れた瞬間、車両に巨大な穴が開き、プーカは更に焦り、色々な所に触れては破壊してしまい、俺たちが乗っていた車両が見事に粉々になるのであった。

 

「プカ……」

 

「すごい……」

 

「あなた一体何したのよ?」

 

「だから手をつなぎたがらなかったのか」

 

「プカッ!?プーカ……」

 

プーカは逃げ出そうとするがのどかが呼び止めた

 

「待って!大丈夫だよ」

 

「プカ?」

 

「そうだよ。ちょっとびっくりしただけだから。ねっ?」

 

誰もプーカのことを責める気はないみたいだな。まぁ見ていて望んでやったことではないことは分かる

 

「どうやら訳ありのようだな」

 

「それを言うなら私たちだって訳ありよ」

 

「それもそうだね」

 

「そこ張り合うのか……さて、また別の列車が見つかればいいが」

 

「今度は気を付けなさいよ」

 

「行こうラビ!」

 

「プーカ……」

 

「プーカ。その力がなんなのか分からないが……気にするな」

 

「プカ?」

 

「俺は竜だ。お前とは違うが破壊する力を持っている。こんな風にな」

 

俺は近くの岩を殴って破壊した。

 

「プカ!?」

 

「それにみんな、怒ってない。それだけを理解してくれればいいよな」

 

紫乃も笑顔でそう言い、俺たちは先へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

桜空side

 

朝になり、僕らは先を目指した。手懸かりであるお城を目指して

 

 

 

 

フウside

 

きっと困難が待ち受けようとしても、必ず仲間たちと会えることを信じて

 

 

 

アスside

 

悲しいお別れもあった。私が作った雪像が……溶けてしまった。あげはやアスミちゃん、ゆかりちゃんが慰めてくれたりもした。

 

 

 

 

桜空side

 

時には驚き……と言うより普通にトロッコと並走するソラとゆいの二人に驚きつつ……僕らはお城の近くにある街へと辿り着いた。




オリキャラ紹介

海斗

海の竜と契約した末裔。海水浴しにきた桜空たちと出会った。祖先が海竜と契約し、制約に縛られているがそれでもかなりの強さを持っている。異世界ではあげはたちと合流するが……

クロト
キラキラ☆プリキュアアラモード 黒の鬼神のオリ主。ミナトとは元同僚。悪を絶対に許さず徹底的に打ち倒したりする。過去の一件で女性に守られるのを嫌う。ひまりと恋人になってからはそれなりに落ち着いている
異世界ではゆかりが不安であり、強がっているのを理解している。またゆかりと同時にあるものを見て、異世界の秘密に気付き始める

成瀬一青
ヒープリのもう一人の主人公
月輪刀と呼ばれる刀を持ち、鬼たちと協力関係であり、一時期は紫乃たちと敵対していた。親からは忌み子と呼ばれ捨てられたところを鬼神に拾われた。扱う呼吸は十二月の呼吸。痣も発現しているが後遺症は紫乃の力でなくなっている。ひなたとは恋人?みたいな関係に
異世界に来てからはアスミと共に来た。足湯を見て、異世界の違和感に気がつく

アスがプニパード姿の雪像を溶かして落ち込んで女性陣が慰めているのを見て、男性陣は苦笑いを浮かべてます

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