ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

101 / 165
101 再会!離れ離れ!合流!

ノアside

 

無事にお城近くの街に着いた俺達。早速情報収集を行うが……

 

「一体何なのよ!ここの人間たちは!」

 

「落ち着いて……」

 

「だが確かに変だ」

 

ここの住人たちから話を聞くが誰に聞いても、この世界に現れた謎の怪物のボス。魔王アークについてしか語らない

 

「誰にどう聞いても似たようなことしか言わないし……」

 

「お店はどこも開いてない」

 

「……何だかここの住人……」

 

「紫乃くん?」

 

「あぁ、いや、なんと言うか……ごめん。ちょっと違和感を感じてるだけだから……」

 

紫乃はそう謝るが、俺と拓海は紫乃から詳しく聞いた方がいいと思い、ましろたちに聞こえないように聞いた

 

「何か気になるんだな」

 

「話してくれ。もしかしたら重要なことかもしれない」

 

「……ここの住人はまるでゲームのNPCみたいだなって」

 

NPC……確か桜空から聞いたが決められた台詞しか話さないゲームのキャラ……モブみたいなものか

 

「確かにそんな感じは……」

 

「決められた台詞しか話さない……」

 

引っ掛かる。ここの住人から作られたような気配を感じない。ましてやこの世界が実はゲームの世界……と言う感じでもない。だとすれば……

 

「やっぱりアークって言う人が原因なのかな?」

 

のどかがそう言うが……まずはアークって奴に会わないとな。

するとプーカがお城を見つめて怯えていた

 

「何よ?言いたいことがあるならはっきり言いなさい」

 

「プーカしか言えないよ~」

 

色々と気になることが増えてきたと思っていると、何処からか声が聞こえた。

 

『はらペコった~』

 

あまねと拓海の二人がその声に反応した

 

 

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

「やっと着いた~」

 

「お城まであと一息です!ここでしっかり休んで元気を充電です!」

 

「本当に……ずっと歩いてばっかりだったからな」

 

本当に疲れた。途中からグーリに身体を操作してもらうか頼んだら……

 

『結局疲れるのはお前だぞ』

 

って言われたからな。なゆもマリスも疲れてるし……

 

「ゆい!」

 

「ゆい!なゆ!」

 

不意にゆいとなゆの事を呼ぶ声が聞こえると少し離れた場所に……

 

「あまねちゃん!拓海!」

 

「ソラちゃん!桜空くん!」

 

「まなつ!」

 

そこにはましろやノアたちがいた。僕とソラは顔を見合わせ……

 

「ましろさん!ノア!」

 

「ましろ!」

 

僕らは駆け出そうとした瞬間……僕は二つの視線を感じた。一つは殺気を感じるもの。ましろたちと一緒にいる青年から感じる。誰を睨んでいる?視線の先にはマリスがいた。マリスも似たように睨んでいた。

そしてもう一つは……何だ?まるで使えないものを見るような視線……ノアも感じ取り、足を止めた瞬間……まばゆい光と共に大きな穴が開き、ましろたちが落ちていった。僕は慌てて穴に飛び込もうとするが

 

「大丈夫だ!ましろは守る!お前はソラを守ってくれ!」

 

「お城で!お城で会おう!必ず行くから!」

 

「まなつもよ!」

 

「約束だ!」

 

「なゆ!ゆいを頼む!」

 

ましろたちの姿は見えなくなった。本当に何で……突然……それよりも……

 

「マリス……あの一緒にいた男と知り合いか?」

 

「……いや、知らない。知っているのはあの女の子の方だ」

 

「女の子?」

 

そう言えば幼い少女がいたな。気に止めなかったのは……僕がましろと再会できたことに集中してたからか

 

「どうしてこんなことに……」

 

「分かりません。でも……」

 

お城を目指すべきと言うことは分かったな。

 

「う~わっ!」

 

不意に聞き覚えのある声が聞こえ、振り向くと少し離れた場所にあげは姉とアスたちがいた

 

「あげはさん!」

 

「アス!」

 

 

 

 

僕らはあげは姉たちと合流した。

 

「ここまでよく頑張ったね。ソラちゃん」

 

「痛いです……あげはさん」

 

「あ、ごめん。桜空もお疲れ様。でもこれで私たちの仲間はこの世界にいるって分かった!」

 

「ルン!必ず見つけるルン!」

 

「「うん!」」

 

「それにしても紫乃とのどかもいたのか」

 

「他にもこの世界にいて、誰かしらといるかもな」

 

クロトとは前に会ったけど、一青は紫乃と友達らしい。とりあえず合流できたことを喜ぶことにしよう。だけど……

 

「どうして他人のことでそこまで盛り上がれるんだ?」

 

プリムが何か呟いていたが聞き取れなかった。

 

 

 

 

 

アスside

 

プリムって子を睨むゆかりちゃん。そしてラテとアスミちゃんと一青は……

 

「わん……」

 

「わかっています。恐らくこの世界は……」

 

「だとしたら……」

 

「この世界のこと……私も気がついたよ……」

 

アスミちゃん、一青は驚いていたけど……私からしたら本能的に理解できた。地竜としてなのかな?

 

「皆さん!行きましょう!」

 

今はお城を目指すことに専念しないと……

 

 

 

 

 

 

 

ノアside

 

穴に落ちた俺達。俺と紫乃で何とか落下のダメージはなかった。

 

「流石に不死身の身体でも痛いな」

 

「いや、額が少し割れるだけで済むって……」

 

「人間離れしてますね」

 

リアムが淡々と言うとプーカが目を覚ました。

 

「プカッ!?」

 

「あなた。本当ハチャメチャな力ね」

 

「どうやら紫乃とノアのお陰で助かったが……」

 

「プ……プカ……」

 

プーカは光続ける自分の手を見て落ち込んでいた。

 

「なんて顔してんのよ」

 

「プカプカプカプカ!プカ!?」

 

自分の力に対して嫌がるプーカ。だけどのどかはそんなプーカの手を握った

 

「大丈夫」

 

「プカッ!」

 

のどかが自分の手を握っていることに気がつき、慌てるプーカ。もしかしたら自分の力でプーカを傷つけるかもしれないと思っているのかもしれない

 

「大丈夫って言ったでしょ?」

 

「大丈夫ラビ!」

 

プーカは落ち着いたのか光が治まった。のどかはそんなプーカを抱き締めた

 

「事情は分からないけど怖かったんだよね」

 

「それにそういう力は怖いのは分かるさ。僕も似たようなことで悩んでたしな」

 

紫乃もプーカの頭を撫でながら告げた。紫乃も自分の力で悩んでいたらしいな

とりあえず城まで続いているみたいだから先を進むことに……

その前に……イクスの警戒を強めるべきだ

 

 

 

 

 

桜空side

 

城の門まで辿り着いた僕ら。

 

「うーん、本調子なら城を壊したんだけどな~」

 

「え?」

 

「あー、竜なら先ずそうするけど……誰かいるかもしれないだろ」

 

「桜空。わかってないな~こういう悪の根城に住んでるのは敵だけ!だったら尚更だよ!」

 

「え?え?」

 

「とりあえず扉を開けて……」

 

ソラが扉を開けようとすると、クロトが止めた

 

「普通に扉を開けて……直ぐに戦闘開始になるな。なら、俺が開けたあとに速攻だ」

 

「任せて!」

 

「よし!オラッ!!」

 

クロトが扉を蹴破ると中には大量の化け物が……だが化け物が襲いかかる前にアスがブレスを放った

 

「さて!行こう!」

 

「…………常識的な奴って俺だけ?」

 

「私のことを忘れないでほしいルン!」

 

一青とララがそう呟くのであった。




常識的な人は現段階だとあげは、一青、ララくらいですが、アスとクロトのやり方に賛同的なのは一青、ララだけです。他のメンバーは手っ取り早いからいいかと納得してます
感想待ってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。