桜空side
化け物たちをアスのブレスでそれなりに減らしたが、流石は根城だけあってまだまだ数が多い
ソラたちはプリキュアに変身し、僕らも戦いに参加した
『十二月の呼吸!壱の月!睦我月‼』
一青が放つ攻撃で切り裂かれる化け物たち。一青の攻撃を避けた化け物は上から襲いかかるがクロトが鬼のような鎧を身に纏い、化け物たちをアスと共に凪ぎ払っていく
「やるな!」
「貴方もね!」
僕に向かってくる化け物たち。僕は拳を氷で覆わせ……
「氷竜爆撃!連打!」
化け物たちを吹き飛ばす。更に追撃としてなゆが両拳に炎を纏わせ
「憤怒の炎!」
赤黒い炎で化け物を焼き付くしていった。
「桜空さん!上を目指しましょう!」
スカイがそう叫んだ。確かにこういう城だと首謀者は上に陣とっている。それなら……
「…………海斗。そろそろ」
「分かってる」
ノアside
「しまった……加減を間違えたか」
フィナーレが下から城へと侵入するために技を放ったが、加減を間違え敵に気づかれてしまった
ましろたちはプリキュアに変身し、俺達も敵を凪ぎ払う
『雪の呼吸!肆の型‼深雪‼』
回転しながら化け物を切り裂いていく紫乃。改めてみると紫乃も中々の強さだ。そして拓海……いや、今はブラックペッパーか。ブラックペッパーは光弾を放ち、化け物を吹き飛ばしていく。
後は…………
「リアムがいない?いや、リアムは後回しだ」
今はイクスを見張るだけだ。
俺達は上へと上っていき、頂上の部屋の扉をプリズムが開くとそこには巨大な化け物……こいつがアークか
「あなたがアーク?」
プリズムがそう問いかけるがアークは何も言わない
「返事くらいしなさいよ!」
ラメールがそう言うとアークは突然倒れ、辺りが煙に包まれた。
「え?」
「あ、あれ?」
声が聞こえると別の場所に見知らぬプリキュア……いや、ウィングとフウ、エル、星竜、ミナト、陽斗の姿があった
「倒しちゃった?」
「そ……そのようです」
「やけにあっさりだったな」
「なんと言うか……本当にこの世界を支配してる奴なのか?」
「分かりませんが……」
「ただ言えるのは……はぐれた仲間がそこにいるな」
フウは俺達の方を見た。
「ウィング?」
「あっ!プリズム!ノアさん!」
「ウィング!」
プリズムがウィングの名前を呼んだ瞬間、また別の扉から……
「あれ?どういう状況?」
「何あのでっかいの?」
「はっ!プリズム!ノア!」
「バタフライ!アスさん!」
「ウィング!エルちゃん!星竜!フウさん!」
「グレース!」
「ブラペ!フィナーレ!」
「ラメール!」
「サマー!」
「プレシャス!なゆ!」
「アース!」
全員が一斉に駆け出していく。これで全員合流か
桜空side
「プリズム……大丈夫か?」
「うん!桜空くんも……やっと会えた」
プリズムが笑顔でそう答えると僕は少し照れ臭くなった。
「ノア!合流出来ましたね!」
「そうだな。無事みたいだな」
「はい!」
ノアもスカイと会えて嬉しそうだった
「バタフライも無事だな」
「まぁね。心配してくれたんだ」
「好きなやつを心配しないやつがどこにいる」
「え、あ……あはは///」
あの二人も……相変わらずだな。
「アスさん、何だかお久しぶ……」
「ふぇ……」
「え?アスさん?」
ウィングを見て泣き出すアス。それだけ待ち焦がれてたのか?
「ウィング~良かった……良かったよ~」
「わっ!?ちょっと……アスさん……僕は無事ですよ」
泣きじゃくるアスをウィングが抱き締め、頭を撫でて落ち着かせていた。
なゆside
「ブラペ!ブラペも……この世界に……」
「あぁ……大丈夫だったか?」
「うん……ブラペも」
「……ブラペ、プレシャスを抱き締めなくていいのか?」
「「なっ!?」」
フィナーレ……二人をあまりからかうなよ……
「なゆは私のことを抱き締めないのか?」
「抱き締めた方がいいか?」
「それは……ふふ、後に取っておこう。ここねに叱られる」
フィナーレのその言い方は後でいちゃつくってことだよな?
まぁ今はこの再会を喜び合うしかないな
サマーside
「私たちもあれくらいやっておく?」
「あれは特定の相手がいないと成立しないんじゃないの?」
「そうだね」
私はラメールと笑いあった
紫乃side
「ちゆとひなたとは会えてないのか」
「あぁ……とは言えお前たちと合流できたのは良かったがな」
「そうだね。もしかしたらまだここに来てないかもしれないし」
「……そうだと良いのですが……」
ミナトside
一部のメンバーが再会を喜び合う中……俺達は目の前に倒れるアークを見つめていた
「まぁあっちは良かったとして……まだ何も解決してないわ」
「でもこれじゃ何も聞けないルン」
「話そうとしたんだけど、ただ襲ってくるだけで……」
「どうしましょう……」
襲ってくるだけか……
「まるでそう設定されているみたいだったな」
「ミナト?」
「お前と陽斗はこの世界について……気がついたか?」
「あぁ違和感だらけだった」
「うん……もしかしたら……」
突然倒れたアークが爆発音と共に消え去った。
桜空side
アークが消え、部屋の奥に立つのは……シュプリームだった
「勝手に終わらせないでよ」
「シュプリーム?」
シュプリームは退屈そうな顔をしていた。まさか……
「何をしたの?」
「壊したんだ。こいつは本当は僕が倒すために作った悪者。この世界もそう……僕が作った実験場。でも無駄になっちゃった」
「きみ、何を言って……」
バタフライがそう言いながら近寄ろうとした瞬間、マカロンが遮った
「近づかないで!」
マカロンがそう遮った瞬間、シュプリームから閃光が放たれ、マカロンを壁に吹き飛ばした
「ああっ……はあ?」
「シュプリーム!?」
「何してんの!」
「ちっ!」
マカロンが吹き飛ばされ、みんなが驚く中、ミナトとフウが飛び出し、シュプリームに向かっていこうとするが……その二人の前に一人の人物が立ち塞がり、二人を蹴り飛ばす
「お前の実験も中々だったが、終わりか」
シュプリームの隣に並び立ったのは……ノアたちと一緒にいた青年……
「イクス……やはりか!」
「あぁそうだ。そして気がついてる奴等がいるな」
イクスは吹き飛んだマカロンを見ると……
「そういう……ことだったのね……」
「マカロン!」
「いちご山……私たちの町の名残を見つけたわ」
「すこやか市の痕跡もありました」
「えぇっ!?」
吹き飛ばされたフウは立ち上り、イクスを睨み付けた
「決め手なのは……ミナトと陽斗だ」
「あぁ……俺達はここに来る前から……友人同士だった。それなら……アンジュとフェリーチェの二人も……会っている筈なのに……初対面だった」
「なによりこの世界から感じられる気が地球と全く同じなのです。やはりここは……」
「そうだよ。ここは君たちの世界だ」
この世界が……僕らがいた世界…………信じられない。みんなも信じられない様子だった
「どういうこと?」
「本当に覚えていないんだね」
シュプリームから放たれた光が僕らを包み込み……そして僕らは思い出した……あの日、あの時……僕らは……
書いてて思った。イチャイチャしてる面々に対してイラついたシュプリームがアークを消し去る感じになってしまったことを……シュプリームの行動は原作通りです
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