ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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107 想いと奇跡の戦い

桜空side

 

復活したプリキュアたちと想いの力で再び立ち上がった戦士たちを見て、楽しそうに笑うシュプリーム。

 

「フフ、アハハハ!本当にすごいよ!それでこそ僕が欲した力……君たちを倒して僕はプリキュアになる」

 

「シュプリームよ。悪いがあの戦士たちは俺が破壊する!危険な存在は真っ先に破壊されるべきだ!」

 

「好きにするといいさ」

 

シュプリームが小さな光を円を描くように展開させると、シュプリームに似た白い分身体を大量に生み出した

 

「ええっ?」

 

「少し理解できたよ。仲間が多ければ強いんだろう?」

 

「そう言うことじゃないよ!」

 

「そして俺も出そう!」

 

イクスは黒い穴を展開させ、中から三つ首の小さな竜が大量に現れた。

 

「この数……どうする?桜空」

 

ノアは余裕そうに聞いてきた。確かに普通なら厳しいかもしれない。だけど……聖竜の力を宿した今なら……

 

「聖竜の力よ……地竜、風竜、氷竜、水竜に星の力を!」

 

杖を掲げると紫の光が四人に宿った。アスは黄色の鎧を纏い、手には巨大な斧を、フウは緑のコートを羽織り、手には2本の剣を、グーリには水色の鎧を纏い、巨大な刀を、リウムは青いコートに、青く長い刀を……そしてノアに宿る星竜はそれに反応するかのようにノアの手に炎を纏った大剣が握られた。

 

「そして戦士たちに……力を!」

 

なゆたちを真っ白な光に包まれ、白いオーラが溢れだした。その中にはオルドと海斗もいた

 

「へぇー僕にも与えてくれるとはね」

 

「オルド……今は味方だろ?」

 

「ふっ、そうだったな」

 

「この力は……温かい……」

 

聖竜としての力を使い、みんなを強化した。そしてスカイは……

 

「私たちは一人ではありません。みんながいるから私がいる!その意味をあなたはまだ知らない!」

 

「じゃあ教えてよ!プリキュア!」

 

シュプリームから放たれた光弾。爆発と共に白い煙に包まれるが、僕らは煙から飛び出し……

 

「私たちは絶対に負けません!私たちが私たちであるために!今こそ!プリキュアと!」

 

「共に戦う戦士の!」

 

「「出番です!!」」

 

僕らが駆け出すと同時にプーカがライトを掲げるとプリキュアたちと共に歩んできた妖精たちがライトで照らし始める。それと同時に地球からも光が見えた。あの光は……プリキュアたちを支えてきた人たちの光。それがプリキュアたちの力になっている

 

「勝つのは僕だ!」

 

シュプリームは黒く巨大な姿に変わり、そしてイクスも

 

「貴様ら全員!破壊してやる!」

 

三つ首に両腕両足が竜の首に変わり、尻尾までも竜の首に変わった。更に胸には巨大な竜の頭が出現した。

どんなに姿を変えても……僕らは負けない!

 

 

 

 

 

なゆside

 

「不幸はここまで!幸せハピネス!」

 

「力を合わせてウルトラハッピー!」

 

「みんなで幸せゲットだよ!」

 

ラブリー、ハッピー、ピーチ、ベリー、ソードの5人が分身体を吹き飛ばす中、僕とブラペは数体の三つ首竜を相手にしていた

 

「ハアアアア!!!」

 

ブラペがキックを放ち、上へと浮かぶ三つ首竜に更に光弾を当て、僕は剣を構え……

 

「大罪に切り刻まれろ!」

 

三つ首竜をバラバラに切り裂く

 

「相変わらずやるな。なゆ!」

 

「ブラペも……いつも以上に気合が入ってるけど……終わったら告白か?」

 

「こう言うときに変なことを言うなよ!」

 

「そうだな」

 

まだ三つ首竜がいるが、負ける気はしない

 

 

 

 

ミナトside

 

「ここで決めなきゃ!女がすたる!」

 

メロディ、リズム、アムール、マシェリが分身体を倒していく中、俺は周りを囲んでいる三つ首竜を睨んだ

 

「確かにイクスと同じ強さを持ってるのかもしれないが……」

 

俺は一瞬で三つ首竜を殴り飛ばし、一ヶ所に集まったところをブレスで消し飛ばした

 

「マシェリたちが育んできた愛の前では無駄だ」

 

「も、もうミナトさん///」

 

「本当に仲が良いですね」

 

 

 

 

陽斗side

 

「キュアップ・ラパパ!とびっきりの奇跡をみんなに!」

 

「絶好調なりー!」

 

ミラクル、マジカル、ハニー、フォーチュン、ブルーム、イーグレットによるフォームチェンジを駆使し、分身体を倒していく。僕は迫り来る三つ首竜を……

 

「ハアアアア!!!」

 

ルビーの力。炎の籠手

トパーズの力。黄色の銃

サファイアの力。水の槍

ダイヤモンドの力。白の剣

エメラルド力を宿した剣

アレキサンドライトの浄化の剣を自由に切り換え、倒していった

 

「陽斗!全開だね!」

 

「ミラクルが頑張ってるからな。僕も頑張れる」

 

「そっか」

 

「ほら、そこのカップル、いちゃつかない」

 

マジカルにツッコミを入れられながら、僕らは敵を倒していった

 

 

 

 

紫乃side

 

バリアを張れるプリキュアたちが分身体を囲み、閉じ込められた分身体に一斉に攻撃を放つプリキュア。更にフォンテーヌたちによって凍らされて砕かれる分身体……何かえげつないというか……

 

「まぁ……人のことを言えないよな」

 

襲ってくる三つ首竜を治癒の血で回復阻害と過剰回復でボロボロにした。まだ残っている襲ってくる三つ首竜たちだが……

 

「合わせろ!」

 

「海斗!分かった!『雪の呼吸!参ノ型!雪桜』」

 

水を纏った矛と僕の呼吸による斬撃で三つ首竜を倒していく

 

「強いな。海斗」

 

「君もね。まぁ僕は普段は海が近くにないと本気を出せないけど……」

 

「それでその矛か」

 

「それもあるけど、桜空が僕らを強化しているから……ただ」

 

「そうだな」

 

桜空のあの力は……長時間持つのか心配になる

 

 

 

クロトside

 

ホイップたちによる合わせ技で分身体を包み込んでいく中、俺と一青は三つ首竜の山を築いていた

 

「これだけの数だ。一気に止めを刺すぞ!」

 

「あぁ!」

 

俺は金棒で三つ首竜の山をぶっ潰し、その衝撃で吹き飛ぶ三つ首竜を一青が切り刻む

 

「『弐の月!如切月!』」

 

「数はそれなりに減ったか?」

 

「いや、まだ……」

 

三つ首竜の数は減ってきているが、イクスはまだ……

 

 

 

 

 

グーリside

 

リウムが三つ首竜を水の刃で貫いていき、我は貫く度に凍らせ砕いていく

 

「リウム……」

 

「本当に……久し振りですね。こうして一緒に戦うのは……」

 

「そうだな……」

 

「三つ首竜も減ってきました。後は宇宙皇帝竜を倒すのみ」

 

「行こう!」

 

今はこうして一緒に戦える時間に集中しよう。その後のことは考えない

 

 

 

 

フウside

 

「アゲアゲで行くよ!」

 

「夢見る乙女の底力!受けてみなさい!」

 

バタフライとドリームの合わせ技でシュプリームにダメージを与えつつ、ウィングがマジェスティとフローラとプリンセスであるプリキュアたちと共にシュプリームに攻撃をくわえるが……

 

「むぅ~ウィング……プリンセス好きなんだから~」

 

「アス、そう言うのは後にしろ。今は……」

 

迫り来るイクスの右腕の首。俺たちは避け……

 

「星風の双剣!」

 

風を纏い、巨大化した刃で竜の首を切りつけ、更に……

 

「私の想いを沢山込めた一撃!星地の斧!」

 

巨大化した斧でイクスの首の1つを切り落とした。

 

 

 

 

 

なゆside

 

左腕のイクスの首が僕とブラペに迫る。僕は前に出て暴食の力で防いだ

 

「ブラペ!」

 

「分かってる!ペッパーミルスピンキック!」

 

エネルギーを纏ったキックをイクスの首に放ち、額をへこませると同時に僕は正義の剣を構え……

 

「八番目の大罪!僕の正義の一撃を喰らえ!」

 

青白い光を纏った刃が左腕の首を切り落とした

 

 

 

 

紫乃side

 

一青と共に右足の首から放たれる光線を避け続ける

 

「一気に決める!紫乃!」

 

「あぁ!」

 

『雪の呼吸!奥義!拾ノ型!雪月花!』

 

『十二月の呼吸!終ノ月!』

 

一青との同時攻撃でイクスの首を切りつけるが、少し浅かった

 

「それなら!」

 

僕は自分の腕を切り落とし、日輪刀に血を纏わせた。

 

「血鬼術!血癒ノ刃!」

 

血を纏った斬撃を飛ばし、イクスの首に過剰回復を与え、脆くなり始めた。

 

「一青!もう一度」

 

「あぁ!」

 

二人の呼吸を合わせ、同時に放った

 

『雪の呼吸!月の型!雪花ノ月夜!』

 

合わせ技でイクスの右足の首を切り落とした。

 

 

 

陽斗side

 

迫り来るイクスの左足の首。このまま僕を喰らおうとしているのか?だけど僕はイクスの口の中にアレキサンドライトの剣を突っ込ませ

 

「アレキサンドライト!破壊の竜の首を!」

 

そのまま全力で左足の首を切り裂いた。

 

 

 

 

 

クロトside

 

尻尾の首が迫り来る中、俺は首を掴み

 

「砕けてろ!」

 

握り潰した後、高く飛び上がり……金棒を大きく振り上げた

 

「そしてぶっ潰れろ!」

 

そのまま尻尾の首を叩き潰した。残るは頭の3本と胸の頭だけ!

 

 

 

 

 

ミナトside

 

右側の頭が鋭い棘を放ってきた。俺は避けずにそのまま鎧で弾いた

 

「悪いな。育んできた愛がその程度の攻撃で貫かれると思うな!」

 

高く飛び上がり、左腕を斧に変え、そのまま一直線に右側の頭を切り裂いた。

 

 

 

 

 

 

海斗side

 

雷を放つ左側の頭。僕は矛を回転させ雷を弾いていく

 

「この矛は時間制限付きだからね。一気に終わらせる!」

 

矛が水を纏い、巨大化すると僕はその矛を左側の頭に目掛けて投げ、そのまま左側の頭を貫くと同時に矛は消滅した

 

「後は任せたよ」

 

 

 

 

 

グーリside

 

真ん中の首が我とリウムを絞め潰そうとするが、リウムの水の塊によって防がれた

 

「これで決める」

 

「そうだな」

 

我が作り上げた巨大な氷の槍にリウムが水を纏わせ、そのまま真ん中の首に向かって放ち、真ん中の首は抉られ、そのまま消滅した。

だがその瞬間、胸の頭が延び始め、そのまま身体を捨てて逃げていった。

 

「追いかける?」

 

「いや、後はあいつらに任せよう」

 

 

 

 

 

 

 

桜空side

 

「馬鹿な馬鹿な馬鹿な!!俺がこのまま負けるなんて……だがこのまま逃げれば!回復した後、再び奴等を!」

 

「このまま逃がすと思うか?」

 

逃げ出した最後のイクスの頭。東洋の竜みたいな姿だけど……

 

「まさか、邪竜の読みが当たるとはな」

 

「ふっ、何となく感じたのさ。宇宙皇帝の名の割にはどうにも逃げ腰な感じがさてね」

 

黒い鎧を纏うオルドは呆れながらそう告げた。

 

「逃げ腰だと!?俺は……」

 

「お前は最初から破壊の力を使っている。シュプリームはここぞと言うときに使うと言っていたのを聞いてね。思ったんだ。本当に強いなら奥の手は……最後まで使うって」

 

「それに……お前の言う反逆の意思を持つものを消そうとするのは……自分を倒せる可能性がある奴を真っ先に消せば、死ぬことはないからだろ。お前は臆病なだけだ」

 

オルドとノアは剣を構えながら、そう告げた。イクスは悔しそうにしながら……

 

「俺は……臆病ではない!!」

 

イクスは口を大きく開け、ブレスを放とうとするが僕は杖を巨大な剣に変えた

 

「イクス……このまま決める!!!」

 

僕、ノア、オルドの三人が同時にイクスに向かっていく。イクスはブレスを放つが、僕らはそのブレスを切り裂きながら突っ込んでいき、イクスの身体を切り裂くのであった

 

「俺が……俺が負けるなんて…………オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

イクスはそのまま爆発し、消えるのであった。後は……

 

「うっ……」

 

突然聖竜の力が消え、元に戻ってしまった。

 

「桜空、後は俺が行く。お前は……」

 

「休んでられないよ……オルド……再融合だ」

 

「やれやれ……負担が大きいことを忘れるなよ」

 

オルドと再融合をし、僕らはプリズムたちの所に向かうのであった

 

 

 

 




桜空(聖竜)

四元の器が想いの力により聖杯へと変わり、桜空に一時的に与えた姿。白い騎士甲冑にピンクを交えた杖を持ち、竜たちには星竜の力を与え、なゆたちには協力なバフを与える。杖は遠距離、中距離、近距離に対応でき、万能。但し聖竜の姿は一時的のため長くは使用できず、いつでも使えるわけではない


次回でオールスターズ回完結!
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