ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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今回でオールスターズ回完結!


108 もう一度二人で……

桜空side

 

オルドと再融合し、ノアと共にシュプリームのいるところに辿り着くとシュプリームはプリキュアたちを踏み潰そうとしていた

 

「流石!でも僕の方が強い!」

 

だけどシュプリームの足を押し返そうとする二人がいた。それはブラックとホワイトの二人だ

 

「強いか弱いかじゃないの!」

 

「私たちの明日は自分達で決める!」

 

「じゃあ、そんなのなくしてあげるよ!もう一度!」

 

二人がシュプリームを押し返すとシュプリームは再び破壊の力を放つが、何かによって遮られた。それはプーカだった

 

「プカー!」

 

『シュプリームと同じ破壊の力を宿しているんだ。同じ力がぶつかり合えば当然、相殺することが出来る』

 

「それなら!」

 

僕はその隙を突き、シュプリームに攻撃を喰らわせる。

 

「ちっ!イクスの奴!負けたのか!」

 

シュプリームはプーカを殴ろうとしてきた

 

「お前……やっぱりあの時消しておけば!」

 

すると紫乃、グレース、アンジュ、フェリーチェの四人がシュプリームの拳を防いだ

 

「させないラビ!」

 

「プーカは今生きてるの!」

 

「あまねく命は祝福されるもの!」

 

「輝く未来への可能性だよ!」

 

「その可能性をお前が消す権利はない!」

 

「その小さな存在が何だと言うのさ!」

 

シュプリームは四人を蹴り飛ばすとプーカを握りつぶそうとした。

 

「なんでもできる!なんでもなれる!自分を信じて!」

 

エールの言葉が響く中、プーカの周りに眩い光が照らされた。それはコメコメ、キャンディ、モフルン、ペコリンがプーカの周りに集まり、ライトを輝かせている。

 

「あれって……」

 

「そうだよ。モフルンたちは……」

 

「そうだな……妖精たちにも奇跡は起きる」

 

陽斗とクロトの二人が笑みを浮かべながらそう告げた。その瞬間、プリキュアたちと共に歩んできた妖精たちのライトも輝き、コメコメたち四人がプリキュアに近い存在が現れ、プーカに宿るとプーカはキュアシュプリームに似たプリキュアに変わった

 

「お前!」

 

「キュアプーカ!」

 

プーカは叫びながらシュプリームの胸に合った結晶を殴ると結晶にヒビが入った

 

「この力は嫌いプカ!でもこの力で誰かを助けることもできるって、やっと気付いたプカ!」

 

「消えろ!お前たち全部!」

 

シュプリームは両手でプーカを潰そうとしたが、僕、ノア、スカイ、プリズムでプーカが潰されないように押さえ込んだ

 

「消されたりなんかしないよ!」

 

「この心だけは誰にも壊させはしません!」

 

「お前は知るべきだったのは、命の意味を!」

 

「プリキュアの……みんなの想いがなんなのかを!」

 

「ぬぅ!?」

 

「何度倒れても絶対に諦めない!」

 

「きっとそれが私たち!」

 

プレシャス、サマーの攻撃を喰らい、仰け反るシュプリーム。僕らはその勢いでシュプリームの結晶にパンチを喰らわせる

 

「ウアアアアアーーー!」

 

シュプリームがパンチを繰り出そうとするが、ウィング、アンジュ、フェリーチェ、フローラ、マジェスティ、フウ、ミナト、陽斗でその拳を押し返す

 

「何なんだ!」

 

シュプリームは蹴りを放つが今度はバタフライ、アース、マカロン、ミルキー、クロト、一青で押し返し、追撃にプリズム、フィナーレ、グレース、ラメール、ノア、紫乃、ブラペ、リウムが攻撃を繰り出し、僕、スカイ、プレシャス、サマー、なゆ、グーリで更に攻撃を喰らわせると、プリキュア全員が一気に突撃していく

 

「何なんだ!お前たちはーーー!?」

 

『私たちは!』

 

「プリキュアです!」

 

プリキュア全員の想いを込めた一撃がシュプリームの結晶を砕くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「起きたみたいだな」

 

「えっ?」

 

目覚めたプリム。衣装は黒いままだけど肌が白に変わっている。僕は目を覚ましたプリムの事をみんなに教えた

 

「なんで?」

 

「なんでって……同じ釜のご飯を食べた仲間だもん」

 

「それじゃ……材料探しです!」

 

「やれやれ……最後まで付き合うか」

 

「そうですね」

 

みんなで鍋パーティーをするのはいいとして、オルドとリウムが参加するのは驚きだ

 

「二人は帰らないのか?」

 

「帰るべきだけど、君たちの敵である僕たちは……」

 

「ですがそれでも参加してほしいと……彼女たちに言われましたから」

 

『良いのではないか?桜空』

 

まぁいいか。こういう敵味方関係なしのパーティーも……

 

「これがプリキュアか……」

 

「何故僕がこの姿になったのか?今は分かる気がするプカ」

 

気がつくといつの間にか後ろにいたプーカは語りだした。自分がプリキュアになったのかを

 

「僕を作ったとき、君はもう変わり始めていたんだプカ」

 

「そうか……僕はあの姿に憧れたんだな。でも僕は……一人だ」

 

一人だと言うプリムの手をプーカが握りしめた

 

「もう違うプカ。始めるプカ。ここからもう一度……二人で……」

 

こうしてながかった戦いが終わるのであったが…………

 

「桜空、君が見た僕の過去……誰にも語るなよ」

 

オルドはそう言って鍋の材料探しに向かった。あの時、僕が見たオルドの過去……幼いオルドが泣きじゃくりながら誰かに助けを求めていた。オルドが姉と呼ぶその人物に見覚えがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだだ……まだ終わりではない」

 

宇宙空間にて、黒く輝く何かがいた。それはイクスの身体の一部

 

「あの時……俺の力と身体の一部を切り離すことで……完全に消滅は逃れた……時間をかけ必ず復讐を……」

 

「……いや、お前は終わりだ」

 

不意に声が聞こえた瞬間、イクスの欠片は巨大な蛇に飲まれた。飲み込んだのはウロボロス

 

「破壊の力……お前の力は私の計画の役に立ってもらうぞ」

 

ウロボロスはそう言いながら姿を消すのであった。

 




不穏な終わり方をしつつ、次回から本編に戻ります
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