ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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今回から本編に戻ります!


109 ソラ、コーチ就任

桜空side

 

ある日の昼休み、ソラの前に人集りが出来ていた。その人集りが出来ている理由と言うと……

 

『ソラ・ハレワタールさん!』

 

「今日こそ、うちのサッカー部に入ってくれ!」

 

「いいえ! バスケ部よ!」

 

「バレー部にぜひ入って下さい!」

 

「テニス!」

 

「空手!」

 

「セパタクロー!」

 

「タ、ターイム!」

   

「ソラさんは今からお昼ご飯です!」

 

「ご飯を食べないと、ソラちゃんは全然元気が出ません!」

 

「お誘いは、ご飯の後に、して下さーい!」

 

なんと言うか……みんな諦めないな……

とりあえず勧誘も去り、昼食を食べることになった。

 

「今日も大人気だね、ソラちゃん!」

 

「ソラちゃんは運動神経すご過ぎるもん!」

 

「でも、本当にどの部活にも入るつもりないの?」

    

「スポーツは好きですが、私が目指しているのは、ヒーローなので!」

 

「まぁソラらしいな」

 

「そういう真倉くんだって、結構勧誘受けてない?」

 

「あー確かに何か2年生になってからだよね」

 

「僕の場合は……まぁそれとなく断ってる」

 

勧誘されるようになったのも、進級してから竜の力を上手く扱えてなかったのが原因だったし……

そんな話をしているとまた来客がきた

 

「失礼します!」

 

「女子野球部のたまかなコンビだ!」

 

「たまかな?」

 

「ああ、ソラさん、知らない?」

   

「ピッチャーの四宮たまきさんと、キャッチャーの扇かなめ先輩! ソラシド学園の女子野球部を連戦連勝に導く最強バッテリーだよ!」

 

「バッテリー……」

 

「ソラ・ハレワタールさん!」

 

「は、はい!」

 

「女子野球部の特別コーチになって下さい!」

 

「お願いします!」

 

『お願いします!』

 

「と……特別コーチ!?」

 

勧誘じゃなくまさかのコーチ!?

 

 

 

 

ノアside

 

仕事を終らせ、グランドに来た俺。ソラが女子野球部に頼まれ事をしたらしく、俺もそれに付き合った方が良いと桜空に頼まれた。まぁ俺も少し気になることがあったからいいが……

女子野球部がソラに頼んだことはコーチ。理由としてはピッチャーのたまきと言う少女が肘を故障し、次の大会には間に合わないらしい。その間ソラを相手に練習したいらしい

 

「頑張る人の背中を支える……それがヒーロー! 私でよければ、特別コーチ、やらせて下さい!」

 

『ありがとうございます!』

 

まぁソラからしたら断る理由はないよな

 

「ところで……野球って、どんなスポーツですか?」

 

まぁそうなるわな。とりあえずソラは説明を受けると……

 

「あぁアスさんとやった奴ですね!」

 

アスとやったか……何か不安になるな……うん、色々と……

 

早速コーチをすることに……

ソラは投げれば豪速球、打てばホームラン、捕ればスーパージャンプでキャッチ。これ……人選合ってるのか?

 

「ねえ、何とか女子野球部に入ってもらえないかな?」

 

「確かにソラさんはすごいよ。でも私達、連続優勝目指して、ここまで頑張ってきたじゃん!ソラさんの手を借りて、もっともっと強くなって、このメンバーで優勝しようよ!」

 

「だね! ごめん、たまき!」

 

「ちゃんと休んで、早く戻ってきてね!」

 

「たまきさんも、皆さんも、カッコ良いです!」

 

 

 

 

その日の夜、みんなにソラがコーチをすることを話していた。

 

「あー、あれが野球なんだ」

 

「皆さんの見ていましたが、アスさんとやったのはちょっと違う感じでしたね」

 

「そうなんだ……」

 

「アス……どんなことをしたんだ?」

 

「えっと……私が投げたボールをソラちゃんが打つってだけだけど?」

 

「凄かったです……近くにあった木は折れ。私が投げたボールもバットで突いただけで粉々に……」

 

「楽しかったな……今度また」

 

「はい!」

 

楽しそうなソラとアス。俺たちは言うと止めるべきか悩むのであった。

 

 

 

 

 

それから練習が続き、俺も時間があるときは付き合うことにしているが……やはりと言うべきか……いや、今はソラの事を見守るか

 

「お疲れ様!」

 

ましろが差し入れにくもぱんを持ってきて、俺たちも食べていた。にしても……

 

「桜空も参加か」

 

「ソラに頼まれたからな……まぁそこそこ加減をしながらだけど」

 

「そうか」

 

「ましろさん、差入れありがとう!」

 

「いえいえ!」

 

「ソラさんもありがとう! おかげで良い練習ができてるよ!」

 

「たまきさんが、色々と教えてくれたからです!」

 

「休んでるんだし、それくらいはね!」

 

「実は、ソラさんに特別コーチをお願いしたいって言い出したの、たまきなんだ!」

 

「そうなんですか?」

 

「うん……肘を痛めて、練習を休まないといけなくなって……」

 

「たまきが練習もできないんじゃ、優勝は難しいかもって、みんな落ち込んでたんだ……でも……」

 

たまきは部員のみんなに休むことについて謝り、自分も出来るだけ部員が強くなれるように頑張ると言ったらしい

 

「自分だって辛いだろうに……チームのために動いてくれたんだ……」

 

「たまきさん……」

 

「連続優勝するって決めたからには、絶対に諦めたくなかったの……だって、勝つために努力するのがエースだから!と言っても、今は、ソラさんに頼るしかないんだけど……」

 

「たまきさんの気持ち、分かります……」

 

「優勝目指して、一緒に頑張りましょうね!」

 

「うん!」

 

ソラとたまきの二人は握手を交わすのであった。

 

 

 

 

 

 

その日の夜……俺の部屋に……

 

「大丈夫だ。俺一人だ」

 

「……ノアさん」

 

訪ねてきたのはましろだった。ましろは思い詰めた顔をしていた。

 

「学校での様子は大丈夫なんだろう」

 

「うん……家でも普通だった。だけど……」

 

「四元の器かもしくは桜空自身が強くなった。そう思おう」

 

「はい……」

 

少し前にましろから頼まれた事……それは桜空が邪竜と融合した時の後遺症が出てないのが心配らしい

 

「邪の力は想いの力で何とか出来るらしいからな。心配なら抱き締めるなりキスするなりしてやれ」

 

「……はい」

 

ましろはそのまま部屋を後にするのであった。




ましろと桜空はその後滅茶苦茶イチャイチャした

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