ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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今回はオリストです


11話 竜達の警戒

ノアside

 

ソラの悩みが解決し、今は悪夢を見ることなく眠っている。

穏やかな寝顔を見つつ、俺は部屋を訪ねてきたグーリと話していた。

 

「桜空の所にいなくていいのか?」

 

「ある程度自由に動けるからな。まぁ今は事情が事情でな」

 

例の件か……まぁそれはあの二人の問題だから俺が関わることではない。

グーリが訪ねてきた理由……それはあいつらの事だな

 

「アスにフウの件だな」

 

「あぁ、お前はソラと一緒にこっちに来た。我は魂がこちらの世界に来て、桜空の身体に宿っているが……あいつらは」

 

「こっちに普通にやって来た……と言うことだな」

 

ヨヨがこっちの世界にいることを考えれば、どうにかして来たと言うことを考えられる。それにしても……

 

「フウはともかくアスか……」

 

フウは基本的に向こうから仕掛けてくることはない。必要な時にしか戦わないから基本的に対処はしなくて済むが、問題はアス。奴は戦闘狂で戦いを好む。罠を張ったりせずに、ただただ戦いを好むだけの竜。

 

「我はまだ良いが、お前とは相性が悪いだろ?」

 

「あぁ」

 

アスは地竜。炎竜の俺と相性が悪い。地には炎が効かないしな。逆にグーリとは相性が良いが……

 

「面倒な相手がいるのは本当に厄介だな」

 

「ふむ……」

 

グーリは少し考え込んでいた。なんだ?まだ何かあるのか?

 

「地竜のアス、風竜のフウ……他にも来る可能性がありそうでな」

 

「他……か」

 

俺が知る限りは、水竜、木竜、光竜と闇竜の兄妹。鏡竜くらいだな。そいつらも来たら来たで本気で面倒なことになる。

 

「とりあえず今は桜空を鍛える事だな。グーリ、あいつには氷の力を先に覚えさせるしかないな」

 

「あぁ……」

 

竜同士の戦いは俺たちがやるしかない。ソラは巻き込みたくないな。俺はそう思いながらソラの髪を撫でるのであった。

 

 

 

 

 

桜空side

 

「あの……ましろ……さん」

 

「桜空くん、私怒ってるんだよ」

 

ましろの部屋でましろの前で正座をさせられている僕。何故かと言う……今日の戦いで無茶をしたことが原因だった。

 

「無茶するのは仕方なかったと思うけど、私が心配してること忘れてないよね?」

 

「はい、忘れてないです」

 

ましろは怒っているがその表情は辛そうなものだった。ましろ自身、僕が無茶をすることが心配で心配で仕方なかったのは分かる。

 

「桜空くん、お願いだから……ね」

 

「分かった」

 

僕が無茶をすることを心配してくれているましろの事を忘れないと改めて誓う僕であった。

 

 

 

 

 

 

3日後、あれからカバトンが現れることなく、平和な時間が流れていた。この3日間はノアとグーリから氷の力を使い方を教わっていた。ブレスはまだ使えないが、氷を作り出したりすることは出来るようにはなった。グーリ曰く前よりは少し強くなったらしいとのこと。まぁ成長できたことは嬉しく思える。

 

「始業式だし、荷物も軽くてすむな」

 

「桜空くん、準備できた?」

 

「あぁ」

 

僕とましろはお互いに学校の制服に着替えている。そう、今日から新学期の始まり、学校では竜の力がバレないように気を付けないと……

 

「そういえばグーリさんは大丈夫なの?」

 

「あー、大丈夫だよな?」

 

「我をなんだと思っている。学校とやらでは姿を消しておくさ」

 

それなら安心だな。僕とましろはヨヨさんに挨拶をし、ソラに今日から学校が始まることを伝えるが…………あれ?ソラの奴、着いてきてないか?

 

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