桜空side
突如300年前に飛ばされた僕ら。そこで出会った300年前のスカイランドのプリンセス。エルレインにお城まで案内され、ソラはプリキュアに関して話した
「闇の世界の魔物がスカイランドに攻め込んできた。空は、黒い雲に覆われ、絶望的な戦いが始まった。スカイランドの姫は祈った。ヒーローが現れて、青い空とみんなの笑顔を取り戻してくれますように、と。姫の祈りに応えるように、勇敢な戦士が現れた。その名はプリキュア。プリキュアは、闇の世界の魔物を打ち払い、スカイランドを救った……」
「不思議な物語ね」
「物語ではなくこれから起こることで……」
何となく予想はしていた。これから起こる話を信じてくれる人はいないだろうし……
「確かに少し前に見たことのない魔物が現れましたが、それらは兵士が倒しました。それに人間がヒーローに姿を変えるなんて……」
「証拠を見せます!」
ソラは立ち上り、証拠ということで変身しようとした
「ひろがるチェンジ!」
だけど何も起こらなかった。何でだ?僕やノアは問題なく能力は使えるのに……
「あれ?」
「私、やります!」
今度はましろが試すが変身できなかった。
「エルちゃん!」
「お願い!」
「うん!」
「ひろがるちぇんじ! とうっ! やっ! とあーっ!」
エルちゃんもやってみるが、変化なかった。プリキュアの力だけこの過去の世界では対応出来ない?それとも…………過去を改変させないための処置なのか?
「その……部屋の準備が出来たみたいなので案内しますね」
気を遣われてしまった……エルレインは立ち上がろうとするとノアがあることを聞いた
「エルレイン、聞きたいことがある」
「はい?」
「お前は俺や桜空、星竜を見て竜族と言ったが……何故俺たちを警戒しない?」
「ノア?どういうことですか?」
「一緒にいる時間が長すぎたからか忘れているみたいだが、竜族はこの時代では畏怖の対象だ。なのにお前は……」
「……簡単な話です。私は竜族の少女と友人です」
竜族と友人?そんな話は……聞いたことない。ソラやノアを見るが知らない様子だった。
「その竜族の名前は?」
「…………後日彼女が訪ねてきます。その時に紹介しますね」
エルレインはそう微笑んで言うのであった
エルレインに部屋まで案内された僕ら。何だか色々と気になることがあるけど……今日中に全部聞けそうにないな
「ありがとうございます! プリンセス・エルレイン!」
「える?」
「エルちゃんの事じゃないよ? あっちのプリンセスの事だよ!」
ベッドに転がるエルちゃんが反応したけど、確かに間際らしいよな
「ちがうよ? えるが、ぷりんせすだよ? ぷりんせすは、えるだよ?」
「えっと……どっちもプリンセスだし、どっちもエルちゃんだし……こっちまで、なんか分からなくなってきたよ!」
「じゃあ、おやすみなさい。小さなプリンセス」
「あい! おやちゅみ!」
エルレインが部屋を後にしようとするが、立ち止まりあることを聞いてきた
「未来のこの国は、どんな所ですか?」
「え?」
「良い所ですよ! 活気があって!」
「みんな優しくて、勇敢で、それにそれに!」
「みんな仲良しだよね?」
『はい!』
「人も鳥も竜も、手を取り合って一緒に暮らしています!」
「だから守りたいんです。そんな素敵な世界を……そのために私達は戦っています!」
「プリキュアは、大切なものを守るための力なんです!」
「あなた達が生きる未来のスカイランドの事、プリキュアの事、信じてみたくなりました。明日改めて、ゆっくり聞かせて下さい」
とりあえず信頼は得られたみたいだな…………
その日の深夜……不意に物凄い音が鳴り響き、僕らは目を覚ますと街の方に火が上がっていた。そして街で暴れる何かを見るとそれは大量のランボーグだった。
「ランボーグ!」
「どうしよう……プリキュアにならなきゃ戦えないよ……」
「早く避難を!」
エルレインがそう言う中、ソラはましろにエルちゃんを任せ、外へと飛び出していった
「ソラちゃん!」
「放っておけないのだろうな。桜空、俺たちも行くぞ」
「分かった。ましろは行ってくる」
「うん……」
心配そうにするましろ。大丈夫だ。なるべく被害を押さえるだけだ……
僕は外へと出るとランボーグが街の人たちを襲っていた。
「グーリ!」
『おう!』
迫り来るランボーグを凍らせて、街の人たちを助けていく。倒せることはできても、完全に浄化することは出来ない。前みたいに大地に宿ったアンダーグエナジーによって復活する可能性もある。それなら……こうしえ凍らせれば…………
「わああああ!?」
悲鳴が聞こえ、透かさず駆けつけると男の子がランボーグに襲われそうになっていた。僕は直ぐ様ランボーグを凍らせると……
「早く逃げ……ろ?」
「あ、ありがとう」
助けた男の子はそのまま逃げ出していったけど……今のは……
「何で……あいつが?」
『分からぬ……だが奴はこの時代には既にいたということだ』
だとしたら…………いや、考えるのは後だ。今は……ランボーグを押さえる!
ノアside
ソラと合流し、ランボーグを倒していく。消滅させたかったが、そうすれば……後々面倒事になりかねないな
「避難は?」
「ここら辺は済んだみたいです。私はあっちに行きます」
「分かった!」
ソラと別れ、ランボーグを倒していくが…………不意に辺りが炎に包まれた。いや、炎に包まれたのは俺か……
『何者だ?』
「それはこっちの台詞だ……」
炎の化身の問いかけにそう答えると俺を包んでいた炎が形を変え、竜へと変わった
『我が名は神炎竜。何故貴様から我と同じ力を感じる』
「神炎竜?俺の先祖的な奴か……」
『先祖?訳の分からないことを……まぁいい。お前からは悪しき力を感じぬ……』
神炎竜はそう言って姿を消した。なんだったんだ?あいつは…………
桜空side
ある態度避難が終わり、僕はみんなが待つ崖のところに来ていた
「終わりだ……あの怪物達には歯が立たない……もう、どこにも逃げ場は……」
人々が絶望する中……エルレインは……
「大切なものを守る力……」
エルレインは涙を流しながら、ゆっくりと歩き出し、祈った。これって……
「スカイランドの姫は祈った……ヒーローが現れて、青い空と、みんなの笑顔を取り戻してくれますようにと……」
「姫の祈りに応えるように、勇敢な戦士が現れた……その名は……」
エルレインの祈りに答えるかのようにエルレインがまばゆい光に包まれ、夜明けと共にその姿を見せた
「伝説のプリキュアは、プリンセスが呼び出したんじゃない……プリンセスが、伝説のプリキュアだったんですね……」
「ぷりんせす……」
「いいえ……今日から私はプリキュア。降り立つ気高き神秘、キュアノーブルです」
キュアノーブル……エルレインが……それに気になるのは…………僕が助けた男の子……あいつは……オルドだった。一体この時代で何が起きようとしているんだ?
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