ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

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132 答え合わせ

桜空side

 

目を覚ましてから何があったのか聞かされた。エルレインとカイザーの二人が和解したのに、何故かカイゼリンがあんなことになった理由はまだ分からず、オルドの話ではあることが切っ掛けらしいけど……

 

「今度会ったときに分かるよな……」

 

『とはいえ、今回は無茶をしたな。桜空』

 

グーリが心配していた。確かにあの時かなり無茶というか出来るかどうか分からなかった。何せ神炎竜たちのブレスを吸収しつつ、オルドから溢れだした邪の力も吸収、分解したからな……

 

「神炎竜の力のお陰で、オルドの邪の力も何とか出来たけど……」

 

今の四元の器は神炎竜たちの力もあって、常時半分の力を扱えるようになってる。だとしたらこれまで通りにノアたちの力を半分貰うことで完全に…………

 

「完全な状態の四元の器か……」

 

どうなるか分からないな……

そんなことを考えていると、ノックが聞こえ扉が開くとましろが部屋に入ってきた

 

「桜空くん、出掛けるけど……」

 

「僕も行くよ……」

 

スカイランドに行く前にましろは買い物を済ませたいらしい……仕方ないよな。アンダーグ帝国との戦いも最後に近づいている。その警戒も含めてスカイランドに僕らは滞在することになった

 

 

 

ましろと買い物を済ませるとましろはプリティホリックに寄りたいと言うことで一緒に入ることに……

 

「あった」

 

「そのメモ帳……」

 

「ソラちゃんのそろそろ無くなりそうだったから、クリスマスプレゼントにって……ちゃんと桜空くんの分も用意してあるよ」

 

「そっか……ありがとう……でも僕はまだ用意できてないんだけど……」

 

「そうなの?」

 

「ましろ……何がいい?」

 

「うーん、どうしよう……」

 

「出来れば何でもいいはなしで……」

 

「ふふ、じゃあ……これ」

 

ましろはそう言ってネックレスを取った。確かにましろが好きそうなものだな

 

「それじゃクリスマスに送るよ」

 

「うん」

 

今年はクリスマス、こっちの世界では過ごせないな……

 

 

 

 

 

 

 

スカイランドに着き、ツバサが研究していたミラーパットバリアをスカイランドの城下町に張る。これで守りは何とか…………

 

「それでノア、ツゥドさんとの話って?」

 

「あぁ……過去での出来事で色々と気になることがあったからな」

 

スカイランドの城の一室に入るとアス、フウだけではなく、ツゥドさん、光竜のニングさん、闇竜のネスさん、鏡竜のミラーさんが集まっていた。更に僕の中からグーリ、ノワール、ブロンも出てきた

 

「これで全員かの?それでノアよ。聞きたいこととは?」

 

「先ずは……ツゥドのじいさん。あんたは……神炎竜たちが生み出した竜……そうだろ?」

 

「……そうじゃよ。聞きたいこと……答え合わせということか」

 

ツゥドさんは笑みを浮かべた。今回集まったのは……言うなれば答え合わせ……そして全てを知るために……

 

「あんたが生み出されたのは……」

 

「いずれ封印が解かれ復活する邪竜への対策……そのために必要だったのは神炎竜たちと同様の属性を持つものたちの、四元の力の覚醒じゃよ」

 

「……300年前の桜空の行為が……結果的には今に繋がったということか?」

 

フウさんはそう言うとツゥドさんは頷いた。僕がやったことは過去改編ではなく確定した結果なのか?

 

「だが本当に上手く行くかは分からなかった……確定した過去に対して、本当に未来は確定するか……ワシは念のため、四元の器を守る二人、白竜、黒竜に近い存在を作った」

 

作った?それって……

 

「神炎竜たちがワシを生み出した際に、三人の竜を生み出す力を与えたのじゃよ。それでニングたちを生み出し、更に念のため邪竜たちを倒せるであろう存在……鏡竜ミラーを生み出した」

 

全ては……オルドを倒すために……

 

「…………じいさん、あんたは敵ではないってことでいいんだな?」

 

「あぁ……そうじゃ」

 

「だとしても……どうするんだ?」

 

「フウよ。我々がスカイランドに来た理由は、近づく最終決戦……その際必ず現れるであろう邪竜たちに対抗するためじゃ……倒せるまではいかなくても、少しは弱らせられる」

 

「…………倒すか」

 

ノアは僕のことを見つめ、そして問いかけてきた

 

「桜空、改めて聞かせろ……お前は邪竜をどうしたい?」

 

「僕は……オルドを助ける。あいつの過去……断片的だけど……」

 

あの時見たオルドの過去、そして300年前の出来事を知り……オルドは助けられたがっている。それなら……

 

「ヒーローとしてオルドを助ける!どんな事をしても……」

 

「だそうだ。倒すのは無理そうだ」

 

「そうだな。それが助けたことにはならない」

 

「それに桜空なら出来そうだしね」

 

「桜空、そのためなら我々は力を貸す」

 

ノアたちが僕の隣に並び立ち、ツゥドさんたちにそう告げた。ツゥドさんは少し嬉しそうにしていた

 

「お前たちなら出来そうじゃな…………」

 

オルドを助けるために、みんなが力を合わせることを改めて確認し終え、話し合いは終わるのだが……

 

「じいさん、ウロボロス、そして死獄の器の所在は分かったのか?」

 

「分からぬ……神炎竜たちは邪竜を封印する際、邪竜から邪の力の源を切り離し、別々に封印したが……器は見つからなかったらしい。ウロボロスは……奴の正体が分からない……もしかすると……いや、あり得ないか?」

 

ツゥドさんは何か呟くが分からないままだった。

 

 

 

 

 

 

それからツゥドさんたちはバリアの外に出て、四方に別れて警備をするらしい。本当に……戦いが近いな

 

僕らはましろたちと合流しようとすると、ましろたちがこっちに駆け寄ってきた

 

「ノア!」

 

「桜空くん」

 

「スリクマスパーティー」

 

「クリスマスパーティー」

 

「「やろう!」」

 

うん、ごめん、ソラは何て言った?

 

 




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