ノアside
カイゼリンから語られた真実……それはエルレインの裏切り……
「信じられないと言う顔だな。だがこれは真実だ」
「そんなことありません!あの人がそんなことを……」
「いいや、真実さ」
不意に声が聞こえた瞬間、俺たちの所に何かが落ちてきた。それはボロボロの木竜のじいさん。そしてカイゼリンの隣には邪竜がいた
「オルド……」
「中々の強さだったけど……僕を押さえ込むことは出来ない」
オルドから溢れる邪の力……すると俺たちの所にティアとステラの二人が駆けつけた
「オルド……カイゼリン……エルレインが裏切るようなことは……」
「ならば教えてやろう。それはスカイランドの民の噂話から始まった……」
エルレインとカイザーの和睦。だが民たちはある不安を語っていた。それはエルレインが寿命を向かえ、いなくなった後、長命であるアンダーグ帝国が再び攻め込んでくるのではないかと……そんな噂話が流れる中、エルレインの誕生日に招かれたカイザーとカイゼリン。だがエルレインは二人を罠に羽目、カイザーを切った
「キュアノーブルは、私の命も奪おうとした……だがスキアヘッドが私を助け、帝国に連れ帰ってくれたのだ……そして、私は復讐を誓った……手始めとして、我らの前に現れたお前を……キュアノーブルが送り出したお前を、この私自らの手で始末すると!」
「その光景を僕も見ていた……人々の噂話によって負の感情が僕に流れてきたからね……その事をエルレインに話そうとしていたのだけど……まさかだったよ」
何だ?この違和感は?カイゼリンや邪竜は嘘をついていない。だが……何かおかしい…………
「私は、この温かいプレゼントを信じる! キュアノーブルがそんな事する訳ないよ!」
「お、落ち着いて下さい……」
カイゼリンは傷を押えて苦しそうにしていた。
「傷を何とかしないと……」
「傷が痛むのではない……心が血を流しているのだ……私には、もう何もない……信じるものも……お父様も、愛する人も……この痛みを癒すものは、もはや……海よ!」
カイゼリンの叫びと同時に地面からアンダーグエナジーが溢れだした。
「アンダーグエナジーの海よ! お前に私のすべてを捧げる!」
アンダーグエナジーを取り込み、カイゼリンは悪魔のような姿に変わった
「なんて事を!」
「スカイランドを……貴様達プリキュアを消し去る事ができるなら、この身がなくなろうと構わぬ!」
「カイゼリン……」
「カイゼリン・アンダーグは、もういない……力! それが我が名なり!」
「カイゼリン……君の負の感情が……邪の力になり……僕に力を与える……さぁ、桜空!やろうか!」
「……オルド。お前を救う……ノア!アス!フウ!僕に力を!」
「分かった」
「いいのかい?彼らから力を奪えば……各方面に散った僕の配下を倒せなくなるよ」
「甘いな。邪竜……それは対策済みだ」
俺たち三人は桜空に力を送り込んだ。桜空が完全な四元竜になるためとは言え、俺たちの力は半分に落ちるが……ステラは3つの光を俺たちに送り込んだ
「私の星の力は……彼らに力を与える。今なら全力以上の力を出せるようになってます」
「桜空……死ぬなよ」
「分かってる!ノアたちも」
俺たちは各方面に散り、そこにいる邪竜の配下と戦いに向かうのであった
桜空side
ノアたちがそれぞれの戦いに向かった。そしてましろたちは……
「みんな、しっかり! アンダーグエナジーとカイゼリンを切り離すよ!」
プリズムシャイン!」
「うん! 私達どんなピンチだって乗り越えてきたじゃん!やろうよ!」
「うん!」
「やりましょう!」
みんながプリキュアに変身した。そして僕も……
「ティアさん、ツゥドさんをお願いします」
「分かりました……貴方も弟を……」
「あぁ……」
「桜空くん……」
プリズムに声をかけられ、振り向いた瞬間、キスをされた
「プリズム……」
「死なないで……」
「あぁ!」
僕は受け取った力を全て混ぜ合わせ……オルドを救う力を解放する
「四元竜解放!」
まばゆい光と共に四色に光コートを羽織り、鎧を纏った姿へと変わった
「桜空……始めようか!君との戦いを!」
「行くぞ!」
フウside
東の方に行くとボロボロになったネスの姿があった。そしてその前には……
「ドルト……闇竜を倒したのか?」
「あぁ……闇を操り、全てを蝕む力……面白いものだったが……俺を殺すほどではなかった」
「……それだけお前の身体は自慢らしいが…………攻略法は見つけてある」
「ほう、ならば試してみろ!」
ドルトが接近し、俺を殴り飛ばす。俺は受け身を取った
「どうした?その攻略法を見せてみろよ!」
「既に……見せているが?」
「はぁ?ッ……!?」
ドルトは自分の身体に刻まれたものに気がついた。いつの間にか身体にヒビが入っていることに……
「お前の身体は……確かに硬いが……砕く方法はあった」
俺は右手に纏った風を見せた。風をドリルのように纏わせ、削り砕く。
「ウィンド・スパイラル……ドルト、お前を削り砕き、貫く」
「そんなそよ風!俺の鎧は砕けない!」
再度突撃してくるドルト。俺はドルトの拳を避け、再度鎧を削り砕く
「無駄だ。ステラの星の力もあり、お前の動きは見切っている!」
「ふざ……」
「ウィンド・スパイラル!!!!」
何発か入れ、ドルトの鎧がボロボロになったところで、四元の力を解放し……
「風四元竜咆!」
風を圧縮した砲撃を喰らわせるのであった。
「終わりだな。他の所に応援に行くか?」
「何だ?もう終わりにするのか?なら……」
不意に声が聞こえた瞬間、黒い棘が俺の腹を貫いた
「ぐふっ!?」
「いいのが入ったが……まだ続けるか?」
土煙の中からボロボロのドルトが姿を現す。
「今のを……喰らって……」
「普通なら終わっていたが、俺は臥竜。新たな竜へと進化する前の姿……そして……今、俺は新たな竜へと進化した」
ドルトの鎧が剥がれていくと、紫色の姿に変わった。
「改めて……魔竜ドルトだ。さぁ、ここからもっと楽しもう!」
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