桜空side
変貌したカイゼリンと戦うスカイたち。カイゼリンを押さえている間、プリズムがプリズムシャインの準備を進めていき、
「きらめけ!プリズムシャイン!」
プリズムシャインでカイゼリンの心を照らそうとするが、カイゼリンは笑みを浮かべるとアンダーグエナジーでプリズムシャインをかき消した
「そんな……」
「ふはははは!無駄だ!私にはそんな弱い力は届かない!」
どうする?今のプリズムシャインではダメなら……僕が協力して……いや、それも駄目だ
「プリキュアに気をとられている場合か!桜空!」
オルドから放たれる拳を防ぐ僕。オルドの一撃……かなり重い……
「確かに……向こうを気にしてる場合じゃないな……」
それに何とかしてくれるって信じないと……
フウside
「がはっ!?」
ドルトの放った攻撃が両肩を撃ち抜く……今何を飛ばしたんだ?こいつは……
「どうした?進化した瞬間、手も足も出ないみたいだな」
ドルトは黒い塊を出した瞬間、今度は右腕を撃ち抜く。
「お前は……なんなんだ?」
「言ったろ。魔竜だって……あぁ分からないか。教えてやるよ。俺は進化したことにより新たな力を得た。それがこの魔力だ」
「魔力……」
だとすれば……魔法でも使っていると言うことか?
「この魔力を完全に扱えればお前ら属性を宿した竜と同じ力を使えるようになる。こんな風にな!」
ドルトが黒い炎を放ち、俺の身体を焼いた。俺は風の力で炎をかき消すが……奴の炎はほんの少しの時間でも直ぐ様火傷を負わせた
「魔力を宿した力……お前はどこまで耐えきれる?」
どうする?奴の攻撃を全て躱すにはダメージを負いすぎた。傷の回復を待つにしてもドルトはそれを許さないだろう……考えろ……考えるんだ……
「どうやら能力が上がっていても進化した俺の敵ではなかったな。風竜」
ドルトの放つ魔法になすすべなく倒れる俺……ここまでか……悪いな……みんな……俺は…………
『フウさんは私との時間を大切にしたいのかなって?』
薄れ行く意識の中、あげはとの会話を思い出していた。
『話しただろ。俺の一族は俺しか残っていない』
『うん……』
『家族も友も無くした俺からしたら、あげはとの……愛する者との時間はかけがえのないものだからな……』
『そっか……フウさんらしいね。それだったらフウさん!アゲアゲな時間をたくさん作らないとね!』
『そうだな……お前なら出来るだろ』
『私がじゃなく、二人でだよ』
笑顔のあげは……そうだな……そうだったな。俺はこの時、好きになったのがあげはで良かったと思えた。だからこそ…………
「まだ……立ち上がるか」
「あぁ……死ぬわけにはいかないからな……俺には大切な奴と一緒にかけがえのない時間を過ごす。そのためには死ねない!」
「そうか…………なら!お前の宿す風の力と同じ魔力で作った風でお前を切り裂こう!」
黒い風がドルトを包み込んだ。俺は目を閉じ……力を解放する
「星風竜!解放!」
星の煌めきを宿した風……少しだけ傷の痛みを押さえる。
「死ね!黒風刃!」
黒い風の刃が迫る中、俺は星の風を使い、ドルトの風を包み込んだ
「何!?」
「同じ風なら俺の方が扱いに関しては上だ…………そして」
風の力でドルトを拘束する
「この程度……すぐに抜け出して……」
それくらい予想済みだ。俺は風の塊をドルトの頭上に出現させた。ドルトは俺が何をしようとしているのか理解し、魔法の炎、水、岩を使い、風の塊をかき消そうとするが、風の塊はそれら全て取り込んでいく
「お前の魔風を取り込み、理解した。それによりお前の攻撃はもう……俺の風には通じない」
「なっ!?」
「良かったよ……お前が進化したてで…………もっと前に進化を果たしていたら…………俺と同じようにこの力を理解され、打ち消されたかもな……」
俺は風の塊の上まで移動し、風の塊の形を変えた。お前の技を……借りるぞ……あげは
「終わりだ。風よ!広がれ!バタフライプレス!!!」
風の蝶がドルトを一気に押し潰す。
「こんな……ことがぁぁぁぁ!!!!」
風を消すとドルトは黒い消し炭となり消えた。
「邪の配下は……死ぬときは灰となり消えるか…………」
俺はそのまま倒れ込む。少しだけ休んで……みんなのところに……あげはの所に…………
「ランボーグ!」「ランボーグ!」「ランボーグ!」
気がつくと数体のランボーグが現れていた。今の状態だと…………
「こんなところで寝てるんじゃない!」
不意に聞こえた声と共にランボーグたちは吹き飛ばされる。そうか…………お前が来たのか………………
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