ひろがるスカイ!プリキュア 炎と氷の竜   作:水甲

145 / 165
今回割と短めです


145 換える力

桜空side

 

竜の力と邪の力を解放したダークヘッドが尻尾に変化させた右腕を大きく振るがスカイ・フレイムは軽々と尻尾を掴んだ

 

「なっ!?」

 

「ハアアアアアアア!!!」

 

スカイはそのままダークヘッドを投げ飛ばした。

 

「あれがスカイとノアさんが合体した姿……凄い……」

 

能力がこれまで以上に上がってる。あれがスカイとノアの合体……

 

『桜空、我らも負けてられないぞ!』

 

『あぁ!既に気がついているんだろ?四元の器のもう一つの力を!』

 

「あぁ!」

 

ダークヘッドは立ち上がると両腕を広げると……

 

「力を増した所で!アンダーグエナジーの毒には対応できまい!」

 

ダークヘッドが力を解放するとさっきみたいに身体が重くなった

 

「これは……」

 

「この空間では!私の方が有利になる!」

 

「それはどうかな!」

 

僕は装備した爪を大きく振った瞬間、ダークヘッドが発動させたアンダーグエナジーが霧散した

 

「なっ!?」

 

「桜空くん、これは……」

 

「四元の器のもう一つの力……それは竜の全てを換える力」

 

「換える?」

 

「正直、気が付かなかったけど、ずっと前からその力を発現してたんだ」

 

『それが我だ』

 

「グーリさん?」

 

そうだ。グーリは僕と融合した時は魂のみだったが、四元の器の事を知ったとき、グーリに肉体が戻った。この時は四元の器がグーリがサポートしやすくするためにだと思ってたけど……違った。僕が無意識にグーリに肉体を与えるようにと願ったからだ。

 

「そして換える力でオルドの竜としての性質を換えた。今のオルドは邪の力を支配する竜ではなく、邪悪な力を打ち消す竜になった」

 

『この力……ダークヘッド、もうアンダーグエナジーも邪の力も僕らには通じない』

 

「ありえない……あり得ない!!」

 

ダークヘッドが左手の竜の頭が大きく口を開き、黒い光線を放つが……

 

「プリズム!」

 

「うん!プリズムシャイン!」

 

プリズムがプリズムシャインを発動させた瞬間、僕は氷のクリスタルを出現させ、プリズムシャインの光を一点に集中させ、光線を打ち消した。

 

「なっ!?」

 

「一気に決めます!」

 

驚くダークヘッドの隙をつき、スカイは炎を纏った低空のキックを喰らわし……

 

「広がる!」

 

そのままスカイは炎を纏ったアッパーでダークヘッドを空へと上げ……

 

「スカイフレイム!パンチ!!!!」

 

炎の巨大な拳がダークヘッドを吹き飛ばした。

 

「バカなァァァァァァーーーーー!!!!!!?」

 

ダークヘッドはそのまま消え、スカイとノアも融合が解除された。スカイは少しふらついていたが、ノアが支えた

 

「大丈夫か?スカイ」

 

「はい……少し疲れましたが……大丈夫です!」

 

「負担が大きいのかな?」

 

「そうかもしれないけど……もしかしたら相性が良い分、負担は割と減ってるのかもな」

 

普通に融合したら、それこそ負担が大きいかもしれないけど、スカイの様子を見る限りではそこまでみたいだった。

 

「本当に……凄いな……お前たちは」

 

「カイゼリン……はい!」

 

スカイは再度カイゼリンと握手を交わした。力を求めるのではなく、絆を……想いに応えようとすることで誰にも負けない力が手に入ったのかもしれない。

 

「仲良し! だね!」

 

気がつくとマジェスティ、バタフライ、ウィング、アス、フウ、ステラがいた。ボロボロだけどみんな無事みたいだな

   

「みんな!」

 

「これまでいっぱい絵本を読んでもらったけど私、やっぱりハッピーエンドのお話が好き!」

 

「そうだね!」

 

これでようやく戦いも終わりかと思った瞬間、アンダーグエナジーの海から竜の翼を生やした巨大な蛇が現れた

 

『ダイジャリューグ!!』

 

全くしつこい奴だな……まぁそれはみんなも思っていた

 

「あのさ、アンタの出番、とっくに終わってるよ?」

 

「大きくて強いだけの相手なんかに、負ける気なんてしません!」

 

「5人の力、見せつけちゃおう!」

 

「いくよ!」

 

これが本当に最後の戦い。そして相応しい者の出番……

 

「ヒーローの出番です!」




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